00:01
こんにちは、おあです。産児子育て中で小学生の娘2人は、ホームエデュケーションを選択しています。
子どもたちが毎日を楽しく、自分らしく過ごせる社会にしていくために、これからの学びの在り方について考えるチャンネルです。
第56回目のきょうは、教育は宗教スオルタナティブ教育と国際バカロレアというテーマでお話ししていきます。
以前、第43回目の放送で、日本の学校教育が150年たっても変わらない本当の理由というところでもお話ししているんですけれども、
世界には様々な教育があるわけなんですね。
日本は歴史的に朱子学に基づいた教育、大人主導の知識伝達型の教育というのをずっと、令和のこの時代にまでも貫いてきてしまっているということだったんです。
第35回の子ども主体の教育ってという放送でお話ししているんですけれども、
教育思想というところでは、全く異なる2つの思想、大人主導なのか、子ども主体なのかというところが、その立ち位置によってですね、あらゆる視点、あらゆる捉え方が真逆なんですよね。
要はですね、その時代の大人たちが子どもをどのような存在として捉えるのか考えるのか、何をもって教育をしているのかという信仰のようなものだと。
どんな神様、どんな宗教を信じるのかという違いに近いんだなと。
なのでもうどちらが正しいとか言い始めるともうキリがない世界なんですよね。
少なくともですね、私自身は子ども主体の教育が大事だと思っていて、そんな教育を必要としているというだけの話なんですけれども、それが今の日本の教育システムでは認められていなくて困っているということなんですよね。
オルタナティブな教育っていろいろあるわけですよね、世界には。
そういうのを一つ一つ見ていくと、結局は教育って宗教なんだなって思うようになったわけなんですよ。
なので今日はですね、そういういろんな考え方、いろんな価値観に基づいた教育、オルタナティブな教育というものと、あとですね、最近国際バカロリアというのが結構ね日本国内でも増えてきているので、そこの比較を通してですね、それぞれがどういった教育観、子ども観を持っているのかという違いを通して、私たちはどう考えるのかというお話をしていきたいと思います。
まずオルタナティブ教育といったときに一番有名なのがモンテス・ソーリ教育ですよね。
03:04
最近では藤井聡太さんがこの教育を受けて育ったということで一躍有名になったかと思います。
モンテス・ソーリ教育はイタリアで女性で初めて医学博士号を取得したとして知られるマリア・モンテス・ソーリさんという方が考案しました。
この方は1870年から1952年まで生きていらっしゃった方で、知的障害、精神障害、貧困家庭の子どもたちに関わる中から科学的な観察を通して独自の幼児教育法を確立したんですね。
モンテス・ソーリ教育では子どもを教えなければいけない存在としては捉えていません。
子どもは自分の内側に自分を成長させていく力をもともと持っている存在だと考えています。
これをモンテス・ソーリは自己教育力と呼んでいるそうですけれども、子どもは自分が今何を発達させたいかということを本能的に知っているとして、
そんな発達課題に対して自己教育力を注いで発揮できる環境を整えてあげることが大人の役割だと考えました。
子どもはある特定の時期に必要な発達課題に取り組むわけなんですけれども、それを敏感期と呼んでいるんですね。
敏感期にいる子どもは、ある特定の対象の言葉に対してものすごい吸収力を示すんだと。
言語の敏感期だったり運動の敏感期などがあるそうなんですけれども、それぞれに見合った環境を用意するために独自の教具を用意しているんですね。
このモンテス・ソーリーの教具というのは、おもちゃというのは子どもを楽しませる目的を持っているのに対して、モンテス・ソーリーの教具は子どもの成長を援助するために作られているものだそうです。
次にスタイナー教育ですね。
こちらはドイツの哲学者・教育学者のルドルフ・スタイナーさん、1861年から1925年に生きていらっしゃった方が提唱した教育です。
スタイナー教育はですね、かなりスピリチュアルなんですよね。
魂と精神、冷静への教育を謳っているそうで、造形ですとか絵画、詩、演劇、演奏などユニークな幅広い芸術教育をしているそうです。
想像力とか感性といったものを一番重視しているそうです。
スタイナーは、人間は7歳の時に体が、14歳の時に心が、21歳の時に頭が自立するというふうに考えて、7年ごとの周期で子どもの成長過程を捉えて、それに合わせたカリキュラムを考えているんですね。
06:13
スタイナー教育といえば、エポック、オイルトミー、フォルメンといったね、すごく独特な授業が有名なんだそうなんですけれども、
エポックというのは基本科目を3週間かけてじっくり、徹底的に同じ科目を3週間ずっと学び続けるんだそうです。
オイルトミーというのは音や言語を体の動きで表す授業なんだそうですね。すごく独特ですよね。
スタイナー学校はもう世界各国に現在1000校を超えているそうですね。
日本では神奈川県の藤野にあるスタイナー学園というのが一番有名で、こちらは初等部、中等部、高等部が国に認可された私立学校です。
次にサドベリースクールを紹介したいと思います。
これはアメリカのコロンビア大学のダニエル・グリーンバーグさんという方ですね。
1934年から2021年まで生きていらっしゃった方たちが設立したサドベリーバレースクールというところをモデルにした学校のことを示しているそうです。
サドベリースクールは自由と民主的な統治の2つの原則に基づく教育なので、デモクラティックスクールとも言われているそうです。
サドベリースクールでは子どもは生まれながら好奇心を備えていて、生きていく上で必要のあることは自分で学んでいくことができるという考え方に貫かれていて、
全ての生徒は自分が望むように時間を使うことができるべきであり、特定のどの教科も強制されるべきではないとしています。
この価値観はですね、子どもたちが大人になるためには学んでおかなければいけないカリキュラムが存在するという従来の教育観とは真逆なものなんですよね。
とにかく世界で最も自由な教育と言われています。決められていることはほとんどないそうです。学年もクラスも授業も時間割もプロジェクトもテストもなくて、
学校でその日何をするか全部子ども自身が決めて、卒業さえ自分で決めるそうです。
あと面白いのがですね、学校の運営、学費の額ですとか予算配分ですとかルールとか入学希望者を受け入れるか否かなんていうことも全部生徒たちが決めていると書いてありましたね。面白いですよね。
お昼ご飯の時間というのも決まっていないそうで、自分の予定とかお腹の好き具合に合わせて自由に勝手に食べていると。
09:03
お弁当持ってくる人もいればキッチンで自分でその場で学校で料理をする子もいれば近くに外に食べに行くという子もいるそうです。
他にもですねフレネ教育ですとかドルトンプランですとかサマーヒルですとかフォルケホイスケフォーレとかいろいろあるそうなんですけれども、
今日はですねこういうオルタナティブな教育、第29回目のオルタナティブ教育って何というところでちょっとオルタナティブ教育とは何かということについてはもう話していますので、
今日はちょっと飛ばしてですねこれと国際バカロリアというまた独特なプログラムがありましてこれとの比較を通してですねちょっと子ども感とか教育感ということをちょっと考えたいと思っているんですね。
国際バカロリアという言葉皆さん聞いたことありますでしょうか。
結構最近ですね国内に国際バカロリアの認定校というのが続々と出てきているんですけど、これどういう教育かご存知の方あんまりいないんじゃないかなと思ってちょっと私なりに今日ちょっとご説明してみたいと思います。
なぜですね今日私がこの国際バカロリアについてお話ししようかと思ったかというと、このオルタナティブスクールとの比較をするとすごく教育感というのがはっきり明確に違うのですごく面白いと思ったんですね。
でこの国際バカロリアがまた日本でですねすごく文部科学省がめっちゃ押してるんですよ今。
それがなぜなのかっていうのもちょっとわかってきたので、はいお話ししていきますね。
まずこの国際バカロリアというのは結構古くてですね1968年にも始まっているということなんですね。
本部がジュネーブにあるそうで国際的な教育プログラムと言われています。
2023年時点で国内に国際バカロリアの認定校は159校もできてきているそうなんですね。
この国際バカロリアというのはIBとも言われているんですけれども、このIBというのはですね多様な文化の理解と尊重の精神を通じてより良いより平和な世界を築くことに貢献する探求心、知識、思いやりに富んだ若者の育成を目的としているそうなんですよ。
一言で言えば全人教育ですね。より良い平和な世界を築くために貢献する人材育成を目的としているということで、超グローバルなスーパーエリート養成学校なんですよ。
このIBがですね価値を置く人間性というのはですね、10の人物像として示されているんですね。
12:01
もう要はこれからのグローバル社会で活躍できる、世界に通用する、目指すべき人間像というのが明確に示された教育なんですよ。
これがすごいんです。10個いますね、人物像、目指している人物像。
1つ、探求する人。2つ、知識のある人。3つ、考える人。4つ、コミュニケーションができる人。5つ、信念を持つ人。6つ、心を開く人。7つ、思いやりのある人。8つ、挑戦する人。9つ、バランスの取れた人。10、振り返りができる人。
これどうですか、皆さん。私これ読んだ時、要は神ですねと思いましたね。国際バカロレア学校は神を作ろうとしているのではないかと思いましたね。
完璧な人間ですよね、こんなの。知識があって、考える人でコミュニケーションできて、心を開いて、思いやりがあって、挑戦ができて、バランスが取れていて、もうすごくないですか。
いや、そりゃあですよ。こんな人間になったらすごいですよね。完璧な人間だと思います。神だと思います。もう疑いようがないですよ。こういう人間になれたらいいねって言われて、そりゃそうだと思いますよ、全員が。
なんですけど、私やっぱりこれを読んだ時にですね、これどこまで言っても大人主導の教育の典型というか究極の形なんじゃないかなと思っちゃったんですね。
100歩譲ってですよ、子供がですよ。僕は探求する人で、知識のある人で、考える人で、コミュニケーションができる人で、信念を持つ人で、心を開く人になりたいみたいな、言ってたらいいと思います。
でも、そんな自分からこの自由の人物像を目指すと言ってですよ、大谷翔平ぐらいしかいないんじゃないでしょうか。そういう人もいるかもしれません。そういう子にはこの超グローバルエリート教育は最適だと思いますね。
ぜひそういう学校に行って、素晴らしい完璧な人間を目指してほしいと思うんですけれども、これはあくまでですね、今の私たち大人たちがですよ、しかもかなりの偉い方の人たちがこういう人間があるべき姿とゴールを設定してですね、そこに向けて子供たちを目指させるというような教育館ではないかなというのが私やっぱり、
思っちゃってしまいましてですね、やっぱりですね、教育って宗教だなという結論になったわけなんですね。どんな子供をどんな存在だと捉えるのかというのも人それぞれね、やっぱり価値観違いますし、どういう考え方が合うか合わないか、好きか嫌いかと、そういうところに結局行き着いてきてしまうので、
15:03
国際バカロレ屋というのを見たときに、やっぱりオルターナティブ教育とはやっぱり対極にあるんじゃないかなと思いましたね。で、日本の文部科学省がですね、この国際バカロレをめっちゃ推してるっていうのも、なるほどと思ったわけなんですね。
ただね、ちょっと私一つ思ったのが、まあこれはこれでも突き抜けてますから、中途半端にね、日本の中学受験だとか高校受験だとか必死に子供を勉強させてですね、奈良とか海西だとかそういうところ、いわゆる新学校に行かせて東大みたいな、そんなことにですね、エネルギーやお金を費やすんであれば、私はもう全振りしてですね、もう思いっきりこの国際バカロレに振っちゃったほうがまだ潔いと。
私は個人的にこの国際バカロレはすごく面白いし、なるほどって、もう全振りしてるなって思ってすごくユニークでいいと思ったんですけれども、でもやっぱりですね、私自身はやっぱり子供主体の教育が好きだし、そっちのほうが合ってるなと我が家には思ったので、こういういろんな教育が世界にあるということを知った上で、じゃあ自分はどういう教育を受けたらいいのかっていうのが、やっぱりすごく面白いと思いました。
自分はどういう教育がいいと思うのか、好きなのか、合うのかっていうのを考えていく材料にしていただけたらいいなと思いました。
皆さんもぜひ世界にある様々な教育をちょっと知っていただいて、じゃあ我が子にはどんな環境がいいのかなっていうことを考えていただけるきっかけにしていただければ幸いです。
お聞きくださりありがとうございました。また次回お会いしましょう。いいね、フォローお待ちしています。