不登校の導入
こんにちは、おあです。小学生の子供たちは、ホームエデュケーションを選択しています。
今の学校教育に疑問を持っている方や、今の学校には合わないけれど、代わりとなる教育がなくて困っている方と一緒に、これからの学びの在り方について考えるチャンネルです。
第159回目の今日は、あなたの知らない不登校の世界というテーマでお話ししていきます。
はい、今日は満を持して不登校というど真ん中のテーマについて語りたいと思います。
ずっとですね、不登校というど直球のテーマを切り込みたいと思っていたんですけれども、あまりにもどでかいテーマというか社会問題ですので、
話すとしたら全部ちゃんと話したいですし、全部ちゃんと伝えたいですし、
まあ難しいなと、どこからどう話せばねうまく伝わるのかなって、ちょっと自分でもちょっと扱いきれないテーマというか、
まあ自分でもねハードルを上げちゃってるんですよね。 まあでも一旦
この辺でいい加減そろそろ1回話しておこうかなと思ったんです。
1回全部ちょっと言ってみてですね、まあシャウトさせていただいて、でもそれでも全然言い尽くせないと思うんですよ。
で、後でああいう言い方じゃなくてもっとこういう言い方ができたはずとかね、まあ後悔することは目に見えてるんですけど、
ただまあ今の私の限界と分かりつつ、現段階で私に言える範囲でいいからやってみようと思ったんですね。
過去の経験と反省
本題に入る前に、もう一度ですね、私がなぜこんなねホームエデュケーションなんて言葉をわざとらしく掲げて、
ノートだとかスタイル風だとかね、こんな発信しているのか。 私がなんでこうも学校教育に批判的でオラオラ煽りまくっているのか。
こんな発信の仕方では学校の先生方はもちろん、不登校当事者の方々までもね、敵に回してしまうわけですよ。
なんでこんな過激なやり方をしなきゃいけないのか。
まあね、ちょっとそのあたりはこのチャンネルをずっと聞いてくださっている方であれば伝わっているはずだとは思うんですけれども、
最近聞き始めてくださった方とか、この放送だけをたまたま聞いてくださった方には全く伝わらないと思うんですよね。
まあなんですけど、やっぱりね、私自身ものすごい自分自身への後悔とか、
食材の気持ちとか怒りとかいろんなものがありましてですね、そのあたりについてちょっと今日合わせてお話ししたいと思ってるんですが、
あともう一つね、そもそも私はこの世界には知らなくていいことなんてないと思っているんですよ。
本当に全く自分には関係のない出来事なんてないはずだと思っているんです。
とはいえ、この社会で起きていることすべてを自分ごととして考えるなんていうのは不可能ですし、
そんなことをしていたら心身持ちませんよね。身も心もね。
あと知ってしまったところで、だから何っていうか、じゃあどうしたらいいのって感じだと思いますし。
なんですけれども、それでもこの不登校問題については、私は一人でも多くの方にやっぱり知っていただきたい。
この放送を聞いてくださっている方はね、ほとんど当事者ではないと思うんです。
それでも、例えばお子さんをお持ちの方でしたら、お子さん自身が不登校じゃなかったとしても、お子さんのお友達が不登校かもしれませんし、
あとはお隣に住んでいるお宅のお子さんが不登校かもしれませんし、
もしくはね、お子さんをお持ちの方でなかったとしても、職場の同僚のお子さんが不登校かもしれませんし、職場の部下のお子さんが不登校かもしれませんし、
もしくはね、学生時代のお友達のお子さんが不登校ってこともあると思いますしね。
あとは親戚のお子さんが不登校かもしれません。あなたが通っているヨガ教室の先生のお子さんが不登校かもしれませんし、知らないだけだと思うんです。
今のこの日本においてはね、不登校問題と全く無関係という方の方が少ないと私は思っているんですね。関係ないと思い込んでいるだけだと思うんですよ。
と言いますのも、私自身がですね、この不登校問題が何たるかということを何一つ知らなかった無知からですね、
過去、人を無意識に傷つけてきたんだなっていうことを知って、ずっと自責の念というか、食材の気持ちがあるんですね。
私自身は、学校に過剰適応してきたような人間だったと思うんです。
なので、自分の子供がですね、学校に行きたくないというまでは、ほとんど不登校ということに関しては、興味がなかったというか、関心の外にあったと思いますね。何も知ろうとしていませんでした。
ただ、今になってですね、後悔と言いますか、あるんですよ。
一つは、もう20年も前になりますが、私自身が臨床心理師として働いていたことがありまして、
不登園、不登校ということで悩んで相談に来られた親子さんもいたんですよね。
ちょうどその頃は、発達障害ブームだったんです。 私が求められていた仕事は、
学校や保護者さんや病院の先生から、そのお子さんにですね、発達検査なり知能検査を行って、発達障害の有無を判別してほしいというようなお仕事だったんですよね。
当時の私は、当然不登校問題の何たるかということを何一つ理解しておりませんでしたので、
今思えば、その親子さんたちを逆に傷つけるような対応をしていたんだなと、
今私はね、そのことを後悔しているんですよ。 この頃の話はね、実は私自身まだ
自分の中で消化しきれておりませんし、癒せてないんです。 ちゃんと語れる自信がないんですね。
なんだけど、食材の意味も込めて、いつかお話はしたいと思っています。
ただね、言い訳がましいかもしれませんが、そういう仕事をしながら私もやっぱりどこかおかしいと感じてはいたんですよ。
これ一体何なんだと。発達障害、発達障害ってこんなに次から次に知能検査なり発達検査をしては排除していく。
私はある意味それに加担してしまっていたんですけれども、最後はとうとうわけわからんと納得できないと言って、
その世界からはもう完全に身を引きまして、もう今もあの世界、あの業界に戻るつもりは全くありません。
でもあの頃私が加担していたこと、あの業界のことは消せないわけですよ。
今もずっと私の中で引きずっています。
ただね、あまりにもちょっとセンシティブな領域に関わる話題なので、今日はちょっとこれ以上は勘弁していただきたいと思うんですけれども、
もう一つ私が後悔していることとして、もうそれから20年ぐらい経って、今度は自分の子供が小学校に通い始めてからのことですね。
当時はまだ長女も小学校に通っておりまして、長女のクラスに毎日お母さんが突き沿い登校をしているお子さんがいたんですね。
毎朝我が家の前をお母さんが自転車を押しながら険しい表情で歩いていくわけです。
そこから少し離れたところをね、とぼとぼと暗い顔をしてついていくお子さんを毎朝見かけていました。
私は当時PTAのお仕事をしていましたので、その親子さんに校内でお会いすることもよくありました。
そのお母さんは授業中もずっと教室もしくは廊下でお子さんのそばに突き沿っていらっしゃいまして、
給食の時間もね、お子さんが廊下で机を出して食べてるんですけど、その横でお母さんも自宅から持参したと思われるおにぎりを廊下でお子さんと一緒にいつも食べていらっしゃったんですよね。
そんな親子さんを見てね、私は大変そうだなって、そんなに無理して学校行かせなくてもいいんじゃないかなって、それくらいのことしか思わなかったんですよ。
道端でね、お会いすることもありましたけど、挨拶程度でそれ以上私も何と声をかけたらいいか分かりませんでしたからね。
結局そのお母さんにもお子さんにも何一つ、心をほぐせたり少しでも心が軽くなるような言葉っていうのはかけてあげることができませんでした。
無知は罪ですよね。
そういう不登校問題を理解する必要に当時迫られていなかったっていうのもありますけれども、はっきり言っちゃえばやっぱり興味とか関心を寄せてなかったわけですから。
でもね、今になってもう少し何かできた。
今だったらその親子さんにもっと寄り添ってあげられるのになって後悔があるんですね。
何にも分かってなかった自分への怒りっていうのを私は持っているわけなんですよ。
その親子さんはね、ある日突然私たちが住んでいるこの地域からどこかへ引っ越されていかれました。
コミュニティの重要性
まだ新築で二世帯住宅で購入されたばかりだったんですよ。
なんですがある日その親子さんは消えて、新しい築2、3年のその二世帯住宅が売りに出されて、今は別のご家族が住まわれてるんですよね。
私はその家の近くを通るたびにですね、あの子は今どこでどうしてるかなって、もしかすると一家離散している可能性もあるんじゃないかと。
私がこうして発信いろいろしているのはですね、こういう過去自分自身が無意識に、もしくは無知から傷つけてきた保護者さんや見捨ててきたお子さんや無視してきた存在への
せめてもの罪滅ぼしのつもりなんですよね。というわけで今日この不投稿問題に全く興味関心がない皆さんにもどうかこれは読んでいただきたいという記事がございまして
ちょっとリンクを貼っておきますのでぜひ後で読んでいただきたいんですけれども 先日公開されたアエラキッズプラスという特集なんですね
タイトルが嫌がる息子を小学校へ連れて行くことしか頭になかった不投稿の息子と向き合った母が考えを変えたきっかけというような体験記です
ちょっとこれ長いんですけども前編後編ってなってまして別れてまして後編は命に変えても守りたいのは息子
不投稿時の母親が振り返る夫への罪悪感と決意という体験記になっております 全部通してぜひ読んでいただきたいんです
このご家庭は 共働き夫婦でしてお母さんご自身が大手企業でバリバリ働いていらっしゃった方なんですよね
上のお子さんが小学校1年生の時から投稿しぶりがあって中学校は完全不投稿 妹さんも小学校高学年から不投稿ということで
かなり生々しい不投稿家庭のリアルが描かれている記事なんです まあこれ私もねかなり心えぐられましたね
これだけの親子をね追い詰めて苦しめる学校って一体何なのかと思いますよね 今もあまりに多くの家庭がただただ子供が学校に行けないというだけで死の淵まで行ってしまうような国なんですよ
しかもこの記事のご家庭は不投稿あるあるです 共働き夫婦の家庭で不投稿の子が出ると何が起きるかということがよくわかる
典型的なパターンなんですね 真ん中でもねわかるなーっていうエピソードがこの共働きのご家庭はね
お父さんがやっぱり実際には息子さんを学校に連れて行くということが勤務時間の関係で多かった そうなんですよ
でお母さんはその頃にはもう無理して連れて行く必要ないと思うようになっていたと そこに温度差が生まれていた時に無理やり連れて行っているお父さんの方が頑張ってるねって
いいお父さんだよねって先生たちから見られて評価されていて 対してね何もしないお母さんって思われている
それが辛かったっていうところ 本当に我が家もそうでしたよ
3人目の息子までがね行かないとなった時ねもうさすがに学校の先生からもね じいちゃんばあちゃんからもね
いやー普通はもうちょっと頑張って連れて行こうとするものでしょって 母親が平らだからもうしょうがないよねっていうような目で見られてね
吊るし上げにされるような圧がね本当辛かったのを思い出したんですよ そういう私も体験があるんで
まあ普通の保護者さんはやっぱりこういうのが辛くてね やっぱり頑張ってるいい親って思われたいじゃないですか
変な親って思われるの嫌じゃないですか だからまあなんとかね
つき添い投稿ズルズル頑張っちゃうんだろうなってその気持ちは痛いほどよくわかります って思ってるんですよ
こちらのアエラキーズプラスの記事ちょっと長いんですけれども とてもね不投稿の過程何が起きているかっていうことがわかりやすく描かれている記事
親と教育者の反応
ですのでぜひね興味のない方にも関係がないという方にも読んで まずやっぱり知っていただきたいんですね
次回はですねこのテーマ引き続き不投稿の世界パート2ということでもう少しディープな ところ
突っ込んだ話をしていきたいと思っております 子供が学校に行きたくないとなった時に
まず親がどういう反応をするか先生方はどういう反応をするか 近所の人はどういう反応をするかもうねいろんな問題がこれ
このそこから始まるのでこれがすごい ちょっと皆さんにもね覗き怖いもの見たさで覗き見ていただきたいければと思っております
お聞き下さりありがとうございましたまた次回お会いしましょう いいねコメントフォローお待ちしています