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こんにちは、おあです。3児子育て中で、小学生の娘2人は、ホームエデュケーションを選択しています。
今の学校教育に疑問を持っている方や、今の学校には合わないけれど、代わりとなる教育がなくて困っている方と一緒に、これからの学びの在り方について考えるチャンネルです。
第65回目のきょうは、ドキュメンタリー映画【夢みる校長先生】を長女と一緒に観てきた感想をぶっちゃけるというテーマでお話ししていきます。
先日、ようやっとですね、今更ながら【夢みる校立校長先生】という、太田敏監督のドキュメンタリー映画を見てくることができました。
もともとは【夢みる小学校】という、2021年に公開された、同じ太田敏監督のドキュメンタリー映画があるんですけれども、
これのスピンオフ映画として、昨年ですね、2023年に【夢みる校長先生】ということで上映がされていました。
その後ですね、全国各地で話題で、自主上映会が開催されていたんですけれども、私も散々いいよ、いいよと、絶対見た方がいいと言われていて、
【夢みる小学校】は見てたんですけど、【夢みる校長先生】も見たいと思いながら、なかなか日程が合わなかったりして、やっと見ることができまして、
【夢みる小学校】の方は、うちの長女も次女も見てるんですね。すごく面白かった、よかったと言ってて、
今回の【夢みる校長先生】も、長女があの映画の続きっていうかね、だったら見たいということで、
今回は長女だけなんですけど、次女は私はいいと言って、長女と2人で見てきました。
まずですね、この太田敏監督についてちょっとご紹介したいんですけれども、愛知県出身の東京在住で、日本人のおじさんとプロフィールで紹介していますね。
このドキュメンタリー映画のプロデューサーから監督から撮影、編集、デザイン、映像制作なんか全て一人でされているということで、
【夢みる小学校】については、第32回日本映画批評家大賞、ドキュメンタリー部門の大賞受賞されているということと、
なんと文部科学省選定映画でもあるということなんですよね。
ちょっと見たことない方もいらっしゃるかもしれないので、ちょっと先に夢みる小学校がどういう映画なのかということを簡単にご説明したいなと思う。
この映画の一番のメッセージっていうのは、楽しくなければ学校じゃないっていうことなんですね。
3つの学校がドキュメンタリーに出てくるんですけれども、
1つが30年以上前から体験学習を子ども主体の教育というのを実践してきた、きの国子どもの村学園の小中学校になります。
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2つ目が、公立学校にもかかわらず60年以上も昔から成績表や時間割りもなく、
体験型の学習に基づいた教科書を使わない教育を行ってきた長野県稲市立稲小学校です。
3つ目の学校が東京都世田谷区立桜川中学校なんですけれども、
こちらの元校長先生でいらっしゃる西郷隆彦先生は、
校則をゼロにして定期テストも宿題も全部やめたという学校改革を行った先生です。
こちらの映画に監督からのメッセージが寄せられているので、それをちょっと一部ご紹介したいんですけれども、読みますね。
小学校の僕は多動字でした。図工にしか興味がないからつまらない他の教科の授業に座ってらんない。教科書も机も床まで落書きだらけでした。
この映画は多動字で劣等生の僕が作った映画です。というか劣等生だからできた映画かもしれない。
映画の試写会では泣いている方が何人かいました。
生き生きした子どもたちを見てなんだか涙があふれてしまうというのです。
自分のままでいいんだよ。人と違っていてもいいんだよ。頑張らなくていいんだよ。
もっと子どもを自由にしてみませんか。子どもがやりたいことを応援しませんか。
それなら家庭の中でも今すぐできますよね。だって子どもは未来だから。
そしてエンディングにザ・ブルーハーツが流れるわけです。
めちゃくちゃかっこいい映画でしたよね。
その夢見る小学校の2年後に夢見る校長先生というのが昨年公開されたわけなんですけれども
おそらくこちらの夢見る小学校を公開したときに大田斌監督は
木の国学園は私立学校だからできたんでしょっていろいろ言われたんだと思うんですよ。
だから今回の夢見る公立校長先生の一番のメッセージは
公立学校もこんなに自由にできるっていうことなんですよね。
夢見る公立校長先生という昨年の公開された映画の方では
公立の小中学校の6校の校長先生が出てくるんですけれども
一つが夢見る小学校で出てきた長野県稲市立稲草学校ですね。
2つ目が同じく夢見る小学校で出てきた東京都世田谷区立桜ヶ丘中学校です。
その他に今回は4校が出てくるんですけど、すべて公立の小中学校になります。
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一つが神奈川県茅ヶ崎市立香川小学校。
2つ目が東京都新宿区立西新宿小学校。
3つ目が栃木県日光市立足代中学校。
4つ目が東京都武蔵野市立京南小学校。
もう1個ありますね。神奈川県横浜市立比叡小学校ということで、全部で7校ですね。
この映画についても太田敏監督からメッセージが寄せられていますので、一部ご紹介したいと思います。
夢見る校長先生、夢見る小学校の自主上映会が全国で爆発的に開催されています。
いつまでも変わらない公教育に対する多くの市民からの意義申し立てだと感じます。
でもね、子どもファーストを夢見る校長たちがいることをこの映画で知ってほしいのです。
子どもの権利条約、日本で制定された子ども基本法、小中学生の人権について考え直しませんか。
先生くらい素敵な職業はないって僕は思います。
教育の試験者は子どもたちと私たち市民です。
全国の校長先生、市民の皆さん、もっと夢を見よう。
と言って、最後エンディング曲がこれまたかっこいい。
RCサクセションの今原清代の曲がかかるわけなんですね。
めちゃめちゃかっこいいですね。
もう本当にね、この校長先生6人、7人、もうみんなかっこいいんですよ。
めちゃめちゃかっこよくて涙出るんですけど。
なんでかなっていうと、やっぱりそれぞれの場所でそれぞれにできる形で、
それぞれのやり方でもう内側にいながら変革を起こそうとしていると。
もう教育改革にチャレンジしている。
子ども主体の教育に変えていこうと、本当に全力を尽くされているという。
その姿にものすごい勇気づけられたんですよね。
娘にもですね、どうだったって聞いたら、
すごいねって、いいなって、あんな学校行きたいなって言うんですよ。
一番どの学校が良かったって言ったら、
東京都瀬田川休立桜川中学校だったんですよね。
校則をゼロにした校長先生、元校長先生ですけど、西郷隆彦先生だったんですよね。
私もね、泣いたのはね、やっぱり西郷先生のシーンだったんですよ。
西郷先生はね、反骨精神を持てって言ってるんですよね。
いい子ちゃんのね、なんか生徒会長さんが出てきて、
結構優等生的な感じで生徒会をしているところでも、
なんかね、ぶつくしゃ文句を言っているような先生なんですよね。
映画を見た方、他の方々もですね、いや本当素晴らしいと、
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勇気をもらったって、羨ましいって、
こういう校長先生がいる学校を、
全国の校長先生たちに見て欲しいと、皆さんすごくおっしゃってるんですよ。
私も本当にその通りだと思いました。
もう先生たちみんなに見て欲しいって思いました。
でもね、この映画は、現場の校長先生はみんな見たくないんだという話だったんですよね。
やっぱり辛いっていうか、眩しいわけじゃないですか。
光なわけじゃないですか。
そういう組織の中にいながらも、自分の力で何とかしていこうという、
実際それを叶えている人たち、ヒーローですよね。
それと、やっぱり現実っていうんでしょうか。
自分の今の状況っていうのを、やっぱりギャップを見せつけられるのは、
やっぱりどの先生も辛いと。
あの校長先生にできたのに、なんであなたにできないんですかって、
責められているような感覚を持つそうなんですよね。
そうなんだろうなって、これをいくら見て欲しいって思っても、
実際にほとんどの校長先生は、こんな改革はできないっていうのは私はよくわかりますし、
それを象徴する言葉がですね、最後高彦先生が、現場の若い先生方が、
先生のような学校みたいにうちの学校もしたいんだけど、どうしたらいいでしょうと相談された時に、
なんて答えたかっていうと、校長になれと。
校長になったら自由にできるから、それまで頑張れっていうようなことだったんですよね。
この言葉の意味わかりますか、皆さん。
実際ことごとく、学校改革を成し遂げてきた先生方、校長先生は、
すべて成し遂げて、定年退職を迎えているんです。全員。
これが何を意味しているかわかりますよね。
要は、もう最後の学校、自分が勤める最後の学校だからできるし、
最後の学校じゃなきゃできないってことなんですよ。
最後の最後だから好き勝手やって、もう何を嘘だと言われても構わないからやれる。
逆に言うと、そこまでいかないとできないってことじゃないですか。
例えば現場の先生、30歳の先生がいて、校長になるまで待てって。
校長先生になるのって多分55歳ぐらいですよね。
あと25年、待てと言うのかと、耐えろと言うのかと。
それまでに先生方、心も体も潰されちゃいますよ。
もう待ったなしですよね。待てませんよね。そんなに25年もあと。
私はこの映画本当に素晴らしいし、かっこいいし、リスペクトしかありませんよ。
だけどたった一つ、やっぱり99%素晴らしかったけど、1%やっぱり私が疑問というかね。
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それはどうかなっていうのは、やっぱりこの現実ですよ。校長ガチャっていう現実。
学校は結局校長頼みってことじゃないですか。
しかもね、夢見る小学校しかり、夢見る校長先生しかり、
全ての出演者全員が中高年の男性なんですね。
女性が一人も出てきません。
つまり、それだけトップダウン、年功序列、過不調性、男尊女卑、
そういうもう典型的な昭和型の組織そのものだっていう象徴じゃないですか。
そんなガッチガチの昭和型の価値観っていうんですか、文化の根強い学校文化の中でですよ。
子供主体の教育を少しでもやっていこうっていう熱い思いをずっと持ち続けて、
ずっと持ち続けて校長にまで登り詰めて、しかもそれを実現していくっていう校長先生。
そんな熱い先生自体がですよ。ものすごくレアっていうこともあると思いますし。
じゃあせっかくそういう先生がやっと最後の年に退職する、丁寧に退職する年に改革しましたって言って、やったーっつって。
でもですよ、公務員ですので校長先生も移動して退職したらまた次の先生が来るわけですよ。
そしたらまた戻ってしまう可能性っていうのは十分あるわけなんですよね。
だからこの映画を見てもう本当私もそうですけど、いいなと校長先生頑張ってって思いますけれども、
結局それでいる限り、自分にはどうにもできなさそうだから校長先生に何とかしてもらいたい。
校長先生頑張って、校長先生いたらいいな、見てくださいねっていうのって結局、
おかみまかせ、他人まかせっていう意気から脱しませんよね。
だから私この映画を見て改めてですね、やっぱり校長先生に何とかしてもらうとかね、
自分の子供が通う学校の先生がたまたまそういう先生である可能性なんて限りなく少ないわけじゃないですか。
なおかつその校長先生に変わってもらおうなんて一生懸命働きかけてんですよ。
何とか変わってくれたとしたってまた移動で変わっていくわけで、そんなギャンブルに近いようなことに期待をかけて、
学校を変えようとか校長先生に変わってほしいとかっていうことに期待を寄せて、
そっちにエネルギーを割くくらいであれば、やっぱり私はもうこの巨大な学校システムから抜けてですよ。
自分たちで自分たちが望む教育の形っていうのを模索して実現していった方がやっぱり私は早いし、
やっぱりそれが民主主義の基本だってやっぱり思うんですよ。
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つまり、おかみまかせにしない、他人まかせにしないってことですよね。
だからやっぱり改めて、私はやっぱり素晴らしい先生方いる。
もうすごく勇気はもらった。けれども私は私でこの学校を何とかするとか、校長先生に何とかしてもらおうっていうことではなくて、
自分でできることをやっていくしかないってやっぱり思いましたね。
というわけでちょっと長くなってしまったんですが、いずれにせよ素晴らしい映画だと思います。
ぜひまだ見たことのない方には見ていただきたいですね。
夢見る小学校も夢見る校長先生も両方ともですね、全国各地でいろんな形で実習上映というのがされています。
ホームページで夢見る小学校、見るっていうのはひらがな、夢が漢字で見るがひらがなで、小学校が漢字。
夢見る校長先生もそうですね、見るがひらがなで、あとは漢字ですね。
というので検索していただいて、一度ぜひお近くの実習上映会に足を運んでいただいて、
子ども主体の教育ですとか、自由な学校っていうことについて実際に映像で見ていただけたら嬉しいです。
私も私なりのやり方でですね、こういう6人7人の校長先生たちのようにですね、
熱い心でできることをやっていきたいなと思わされる映画でした。
お聞きくださりありがとうございました。また次回お会いしましょう。
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