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こんにちは、ninjinkunです。
昨日また、ドキュメンタリー映画を見てきたんで、その話をします。
小学校それは小さな社会というドキュメンタリーを見てきまして、
これは、公立の小学校を取材して、その中で生徒とね、小学1年生と6年生、あとは先生にフォーカスして、
今の小学校ってこういう感じだよってことを取材したドキュメンタリーになります。
で、先にですね、私の感想のまとめを言うとですね、
すごくよくできてるけど、私が求めてるものじゃないなっていう、
not for me ということですね。
これは、端的に言うと、私が求めているのは、社会派ドキュメンタリーなので、
こんな問題が実はありますとか、
実は見えてないけど実態はこうですとか。
このドキュメンタリーの中では、基本的には全部ポジティブなことしか書かれてなくて、
問題があってもそれは基本克服されるし、教員の方々はとても頑張っているし、
生徒たちも生き生きしてますという、あまりネガティブなポイントがなく描かれているので、
それはそれで一つの側面だと思うので別にいいんですが、
私はそれよりはもう少し、例えば、
先生のなり手がどんどん減っているけど、それって何でなのとか、
そういうことの方が知りたいなっていう感じですかね。
で、いいポイントはですね、とても子供たちの表情が生き生きしていて、
全然ね、カメラを向けてるはずなんですけど、カメラを向けられてないように見える。
これはね、多分そんなに簡単にできることじゃないと思うんですよね。
実際に、やっぱり人はカメラを向けられると不自然になるっていうのが普通だと思うので、
かなりの手腕というか、簡単ではないことをやってるなっていう感じがしますね。
そのおかげで、その映画を通して、自分もね、自分の小学生だった時を思い出したり、
先生にはなってないんですけど、先生って大人から見るとこういう感じなんだなっていうふうに見えたりとか、
そういう当事者たちの視点になれるというのは、このドキュメンタリーの一つの大きな成果かなと思います。
なので、自分がね、小学生の時はこうだったけど、今はこうなんだっていうふうに認識できるというのはね、
とても意味があることだなと思いますね。
この映画の中では、1学期から3学期までが描かれてて、
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さっき言った通り、小学1年生と6年生にフォーカスされてて、
なので最初に1年生が入学してきて、最初は6年生に手を引かれて、
手を凸したりとか、ありましたね、集団凸、ああいうことが取り上げられてて、
その途中で先生がちょっと苦悩してるシーンとか、それでも描かれててですね。
あとですね、これはちょうど2021年に撮影されたっぽいので、コロナ禍真っ最中でみんなマスクしていて、
ちょうどオリンピックの前に緊急事態宣言が出て、そのせいで林間学校が中止になったりとかね、
そういうシーンも入ったりして、コロナ禍の学校ってこんなふうだったんだっていう、
そこをみんなリモートをうまく使ったりして乗り切っていくみたいなところが描かれております。
なんではこんなふうだったんだなっていうのがわかるのはいいですね。
で、ここから会わなかったパートで、
言っとくとこの映画にすごい興味持った人とか、見てよかったって人はここから先聞かなくていいんじゃないかなと思いますので、
私は意地が悪い人間だと自分で思いますんで、
意地が悪い人間がうがった見方で見てるという前提で聞いてほしいんですけど、
まずですね、この学校はですね、東京の世田谷にある小学校なんですよね。
世田谷というのは元関東の在住の方はご存知かと思いますけど、
それなりに裕福な人たちが住んでいるエリアですよね。
この小学校はちょうど清浄学園前の北の方にあって、
ちょうど慶応と小田急に挟まれたエリアにあって駅からは結構遠いっぽいので、
それなりに大きな家もそこそこまであるようなエリアですね。
子供たちの見なりがみんなとてもいいですね。
みんなすごい綺麗な靴、かっこいい靴履いてるし、
あとは卒業式のシーンがあるんですけど、
女の子はね、結構みんな袴とかを多分レンタルだと思うんですけど着ていたり、
男の子もジャケットを着ていたりして、
もしかして今全国そういうカルチャーになっているのかもしれないですけど、
自分が小さい頃はそういうのなかったんで、
端的に見てて、自分はお金あるなというふうに思いました。
自分自身もそんなに貧しい家庭の出身ではないんですけど、
それでも自分が小さい頃はもうちょっといろんな貧富の差には
もう少し自分の育ったエリアは多様性はあったかなと思うんで、
もしかしていろんなところが裕福になって、
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どこもこういうふうになってるのかもしれないですけど、
にしてもですね、ちょっとね、出てくる人たちがちょっとおしなべて、
お金持ちの家庭っぽいなっていう雰囲気があったんで、
これだけ見て日本の小学校の典型化っていうと、
自分はそうは思わないなっていう感じですね。
なので、例えばタブレットにしても1人1枚のタブレットあるけど、
これって日本全国そうなのかな?
もしかしたらそうかもしれないですけど、
もしかしたら世田谷区がとても税収がいいから実現されてることなのかなとかね、
そういうふうにうがってみてしまってましたね。
なんでこれだけ見て、
日本の小学校を知った気になるのは違うんじゃないかなって自分はちょっと思ってしまいましたね。
あとこれはどうも日本とフランスとフィンランドとアメリカの合作らしくて、
しかももう海外では公開されていて、
結構フィンランドで絶賛とか書かれてて帯には。
なのでこれもうがった見方で見ると、
じゃあなんか日本の教育を海外にアピールする目的で作られたのかなっていうふうに
自分は見てしまいましたね。
もしかしたら違うのかもしれないですけど。
で、なんか見てたら、
最初はすごい子供の視点が面白くて、面白いと思って見てたんですけど、
なんかツルツルしたって言って伝わるかな?
何だろうな?
引っ掛けられない話しかないなと思って、
最後の方は結構みたいな、NHKドキュメンタリー見てるみたいだなと思って、
NHKドキュメンタリーいいものもいっぱいあるのは知ってますけど、
と思って最後までエンドロールまで見たら、
制作に国際共同制作NHKって書いてあったり、
NHKドキュメンタリーかいっていう、
そういう感じで見終わりまして、
私が見たいタイプの社会派ドキュメンタリーでは全くないなという感じでしたかね。
でもよくできてる作品だとは思うので、
これが評価されているというのは分かりますという感じですね。
では今日は公開中のドキュメンタリー映画、
小学校それは小さな社会についてお話ししました。
ありがとうございました。
続きですけど、映画を通して卒業式のシーンを見せたら、
自分が小学校を卒業して中学生になるのが本当に嫌だったっていう記憶が蘇ってきて、
それは面白かったですね。
勉強する時間も評価もめっちゃ増えるらしい、
英語をやらなければいけないらしい、
今は小学生も英語をやってると思うんですけど、
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あれ本当に嫌だったなっていうのを卒業式のシーンを見ながら、
まざまざと思い出したので、それはとても面白かったです。
あとやっぱ先生たちはすごいですね。
先生やってる人は尊敬します。
正直自分には全くできるとは思えないですが、
それでもやっぱすごいですね。
ツイキでした。ありがとうございました。