地域活動ポッドキャストの紹介
高見知英
LISTEN NEWS IN PODCAST WEEKEND
すぎべ
次はですね、高見さんに来ていただきました。よろしくお願いいたします。
高見知英
はい、どうも、まちづくりエージェントサイドビーチシティというNPO事務のリージョンをやっております。高見です。どうもよろしくお願いします。
すぎべ
よろしくお願いいたします。改めまして、番組とご自身の自己紹介をしていただきたいんですが、よろしいですか?
高見知英
はい、NPOのほうでSBCASTという地域活動、コミュニティ活動を紹介しているポッドキャストのほか、
あとはSBCASTチャンネル2というメンバーを紹介する番組や、もっとSBCASTの活動を深掘りするSBCオープンマイクなどの配信をやっております。
その個人ではチェイラーズチャットと、あとはゲームの話しかしないポッドキャストという2番組、計5番組などを配信しております。
すぎべ
すごい。
高見知英
この間数えたらだいたい月に6、7時間ぐらいは配信しているかな、ぐらいですよね。
近藤淳也
月に?6、7時間?
高見知英
SBCASTが両方で1時間半、チャンネル2が40分、オープンマイクが1時間前後、あとはチェイラーズチャットが毎日で3分から4分ずつ、
ゲームの話しかしないポッドキャストが10分前後毎週という感じです。
近藤淳也
そしてね、だいたいリストに登録していただいてますよね。
そんな感じでやってます。
全番組、そしてディスコードの方でもたくさんご質問やご意見を、たまに僕の気づいていない不具合なんか教えていただいて、ありがとうございます、高見さん。
高見知英
やっぱり地域関係でいろいろやっていると、ポッドキャスト、何それっていう方もまだまだ多いので、
YouTubeだったらギリ知ってるけど、YouTubeも見方がよくわかってないとかいう方もいらっしゃったりしますし、
そういうところで話をしていると、もうちょっと発信って増えるといいなと思って。
特に地域の活動されている方ってすごくいろんな活動をされてていろんなお悩みを持っていらっしゃって、
だからそれを集積していけば多分見えてくるものってあるだろうなっていうところもあって、
特にSBCASTは最近は全国各地、たまに海外の方もお招きしてお話をしているので、
そういうようなところも含めていろんな課題を集めていきたいなというところであります。
近藤淳也
SBCASTはどこかの町でやられてるんじゃなかったでしょうか。
高見知英
一応元々横浜で地域活動されている方っていうような括りで話をしてたんですが、
コロナ禍でフルリモートのような収録になったのもあって、
これもしかしてフルリモートの方が楽なんじゃないっていうことも気づいて、
以来結構全国各地、たまに海外、一番遠くでニューヨークの方もお話を伺いました。
近藤淳也
なるほど。テーマはあるんですか、逆に。
高見知英
地域の活動とか地域の人たちが集まる何かを行っている方っていうのが、
一応毎回のゲストのテーマで、たまに4回に1回グース付きの最初の回だけITコミュニティを紹介しようということで、
例えばLISTENの近藤さんにもお越しいただきましたし、
あとはRubyの開発者の松本さんにもお越しいただきましたし、
いろんな感じでお話を伺っていければなということでお招きしております。
なるほど。反響とかはどうですか。
地域活動されている方ってあんまりSNSに情報を発信する文化がないので、基本ないんですよ。
話をすると、スピキャスト聞いてますよって何か言ってよねって気がするんですけれども、
そういうような話がほとんどなんですよね。
だからたまにコメントを書き込んでいただけると、
マスタンドFMとLISTENとYouTubeのコメント欄で受け付けはしているんですけれども、
そういうふうに書き込んでいただけると非常に嬉しいなと思ってはいます。
収録環境とインタビューのスキル
近藤淳也
なるほどね。あと高見さん、たまにインタビューのやり方がもっと知りたいみたいなお話とかをよくされてる気がするんですけど、
そこは何か課題とかあるんですか。
高見知英
自分の方針としてというか、ポッドキャストって収録環境ばかりは結構フォーカスされますけれども、
意外と収録環境より喋り方の方がメインじゃないかという気がしていて、
やっぱり基本的に編集って品質を落とすぐらいしかなかったりするので、
カンナで木削るみたいなので、適正を下回るともうダメになっていくしかないという感じになるので、
そういうようなところを見ると、あとどう生かすんだったら本当にインタビューの能力を上げることかなというのもあるし、
自分も本当にいろんなカテゴリーの方、例えば本当に地域の福祉もそうだし、
水衛生状況、海外なんかの水衛生とかもあるし、あとは本当に地域の高齢者の方々とかそういう話を聞くことも多いし、
そういうのも含めると結構いろんな話題は来るんだけども、適切にうまく投げ返す必要があるってなると、
本当に他の人の能力の2倍はないときついっていう感じがすごくあるので。
近藤淳也
なんか現状で、いろんな分野の方をインタビュー実施されていると思うんですけど、されながら感じられている課題とかはあるんですか。
高見知英
結構でもどこの地域に行っても割と同じ課題を持っているところって多くて、同じやり方で解決するところも多いなというところがありますね。
子育て支援拠点なんかだとうちの一大テーマでもあるんですけれども、やっぱり子育ては街でやっていくっていうキーワードはほとんどみんなが言ってて、
言葉は全然ちょっと違うんですけど大体同じ。ただその割には子育て支援団体に行くと、あんまり子育てしてない人入れないよねっていうところがあるっていうのもあったりするし、
あとはオンラインの配信とか発信とかについても、やってるところはやっぱりインスタグラムとかLINEとかLINE公式アカウントとかそういうのを結構やってたり、
でもやってないところは全然もう何が何だかわからなくて、オフラインでしかやってませんっていうところもあったりっていうのは本当に両極端になってるなという感覚はすごくあって、
そこは本当にどこ行っても変わらないなっていう感じがあります。本当に横浜とか東京とかでも同じだし、本当に結構自分のところだと大阪とかそっちの方面も多いんですけども、
大阪とか神戸とかの方も大体結構同じような課題を持ってたり同じような対策をしてたりっていうのが結構あるし、
じゃあここ結べば多分もっと面白いことできるのになーって思うことが結構あります。だから本当に聞いてほしいんですよね、全部という感じ。
まあ一回40分とかあって結構大変っちゃ大変なのかもしれないですけども。
近藤淳也
インタビューってでもどうやったらいいんでしょうね。こうやってインタビューさせてもらいながらも言うのもあれですけど。
2倍上手くないとってどういう意味ですか。
高見知英
やっぱりいわゆる話してる人とか、例えば結構よくあるのがエンジニアの方がエンジニアの方と対談するとか、ゲーム開発者の方がゲーム開発者の方と対談するっていう番組が結構いっぱいあるんですけども、
それぞれお互いの話題がわりと共通なので、多分この人こう話してくんだろうなとか、大部隊こう加えればいいんだろうなっていうのが大体わかるんですけども、
基本地域だと、例えば本当に福岡にしかない事情の話とかされるとこっちも対応困っちゃうので、でもそれでもまあまあな答えは返さなきゃいけないってなると、余裕が心の中にないといけない。
すぎべ
だから本当にほかのだいたい同じ分野のインタビューをしてるのも2倍ぐらい自分が常に余裕を持ってる状態でないといけないという感じがあります。
それって知識とかっていうよりも心の余裕の問題の方がやっぱり大きいんですかね。
高見知英
心の余裕の問題とその相手の方についてどれだけ知ってるかというところと、あとはやっぱり緊張しないとか、緊張しても喋れるだけの喋りのスキルを身につけるぐらいなところかなと思います。
AIを活用したインタビュー準備
近藤淳也
そういうスキルをどうやって身につけられてるんですか。
高見知英
ここ最近はパワープレキシティっていうAIで事前に相手のビジョンとかミッションとか、何を軸に活動してどういう課題があって、今どういうような人たちがいてとかいう話は全部調べておいてるので、
多分この人こういう話するだろうなとか、やっぱりこの話したなとか、多分この絵は聞いてほしいことだろうなっていうのはあらかじめちょっと調べておいてます。
え、AIで?
余裕は少しあるって感じ。
近藤淳也
AIで?どうやってやるんですかそれ。
高見知英
パワープレキシティって基本的にシラ文を中心に教えてくれるAIなので、あんまりいわゆるハルシネーションとか起こんないタイプのAIということで、
基本的に事前にプロンポットで、例えば名前を入れた団体のミッション、ビジョン、課題とか、どこでやってるのかとか、そういうことを全部挙げてくださいってプロンポット入れておいて、
で、例えば今回配信したとかで、岩手若者カフェって入れると大体バーッと出てくる。
で、そこに付属して、じゃあこの団体のお悩みとか、実際の活動事例って何ですかとかそういうのを聞いてみると、ある程度はわかるっていう感じですかね。
近藤淳也
へー、それをじゃあチャットGPTとかに聞いて事前にまとめておくみたいなことですか?
高見知英
多分今だとチャットGPTサーチとかだったらいけるのかもしれない。
でも他だと結構インターネットで調べたこと以外のことを言ってきたりするので、割とぶれちゃうんですよね。
それもあって、今はパワープレキシティ中心にやってるっていう感じ。
近藤淳也
パワープレキシティっていうのがサービスの名前なんですか?
高見知英
サービスの名前です。
あーそうなんですね。
で、本当に検索したことを最優先に答えて、他以外のことはわかりませんって言うので、だから割と嘘がつかれにくいっていうところですかね。
近藤淳也
なるほど。じゃあそれで事前に調べて、いつもお話を聞かれてっていう。
ポッドキャストの特徴
高見知英
ただそれでもやっぱり全然違う内容の話されたりとか、実は先出しちゃいますけど、12月後半、もう年の線を押し迫ったクリスマスの後なんですけども、配信が朝日新聞ポッドキャストの神田さんなんですけども、
やっぱり普段の話聞いてる分、それだけで緊張しちゃって、やっぱり喋る方が大変だったりしたりもあるし、いきなり高見さん、私のこと紹介してくださいよとか言われて、もう全部テンポ崩れちゃって大変でしたね。
それはそれで面白かったですけどね。
そういうようなところもあったりとか、いろんなパターンのインタビューっていうのをやり慣れないとやっぱ慣れないなっていう感じがあります。
近藤淳也
なるほど。そういう中でもこの声で話すっていう形式のポッドキャストにこだわられてる理由って何かあるんですか。
高見知英
なんかやっぱり多分、今まで本当にいろんな地域の方お話してきましたけども、多分この人YouTube出てって言って出てくれるかって微妙な方が多かったんですね。
多分それはやっぱりあんまり子育てとかやってるから顔出したくないっていう人もいるし、やっぱり環境の都合上、特に海外なんかだとインターネットの回線が非常に不安定な場所もあるので、音声がギリっていう場所も結構ありますし、
やっぱりそういうところを考えると結構この人は多分喋ってくれなかっただろうなっていうところも多いので、そういうところは本当に音声にしてよかったなっていうふうに思いました。
さらに今回LISTENの文字起こしもあるので、ある程度はこの人の活動のまとめとかやれますし、
自分ここ最近喋った内容、LISTENの文字起こしをAIに投げて、この人のマインドアップ書いてくださいっていう。
そうすると結構やっぱり例えばマインドアップ出すだけっていうのをここから拾えるっていう人もいますから。
すぎべ
面白い。
AIの活用法
高見知英
自分はマインドアップ書いて、あと起承転結でまとめてとかいうのをやって、そこからダイジェストの動画を作ったりとか結構はしてます。
近藤淳也
すごい活用法ですね。
すぎべ
本当ですね。
近藤淳也
もっと出てきそうなんですけど、なんか他にあります?
ポッドキャストをうまく技術を使って上手にこう。
高見知英
Googleノートブックはちょっと今のところ残念ながら英語しか対応してないんですけども、
対話の内容をまとめ直してさらに対談形式のポッドキャストを生成するっていう機能があって、
自分英語分かんないから全然分かんないけど、なんか多分合ってるなっていうようなことを出してくれたことがあるので、
そういうのが増えるとまた面白いことになるかもしれない。
多分うちの配信も本当にもう130回ぐらい配信はしてて、
そろそろ最初から見てみようなっていう人がいなくなってきたので、
じゃあそういう人にお届けできるものって言ったら本当にすごいダイジェスト中のダイジェスト。
じゃあそのためには何があるんだろうというと、マインドマップだったり別の番組まとめだったり、
そういうものはなってくるんだろうなっていうのは思いますね。
すぎべ
マインドマップを書いてそれを番組にするっていう方法はやったことあるんですけど、
まさか番組になったものをもう一回マインドマップに細分化するみたいなことって、
思いもつかなかったですし、できるとも思っていなかったので。
高見知英
正直もうそれ、前やったときはポッドキャストの音声を全部一から聞き直して、
多分この人のキーワードここだっていうのをだいたい全部まとめ直してまた動画作るっていうので、
それだけでも2,3時間かかってたんですけど。
それを短縮する一つの施策でやったのがAIだったんですね。
それをこれで短縮でできるんだったらもっとこんなこともできたら、
ひょっとしたら今までポッドキャスト40分長いとか言ってた人が聞いてくれるかもしれない、見てくれるかもしれない。
少しでもその活動からエッセンスを見て、
あ、うちの地域でもやってみようって思ってくれる人が増えればいいなって思うので、
本当に特に地域の課題とかになると、
行政は特に人口が減っている地域こそ頑張ってるって感じがするので。
すぎべ
そうですよね。
高見知英
消滅可能性都市に入っている自治体なんかは行政主導でやってることがすごく多いので、
そういうようなところの事例を真似て、
じゃあうち横浜でもやってみようかとか、
なんで横浜にこれないんだろう、じゃあ作ろうかみたいな人が出てくれるといいなっていうふうに思います。
近藤淳也
なるほどね。
高見さんはその新しい技術とか、かなり新しいものをうまく取り入れて、
いつも新しいことされてる印象ですけど、
もともとそういう技術とかはお得意なんですかね。
高見知英
専門職でやったことはないんですけど、
一応プログラマーで、フリーランスでもそういう仕事を受けてやってたりしてるので、
っていうのもあるんですけども、
自分もプログラミングの授業を受け持ってやってたりしてるのもあるんですけど、
基本的に面倒くさがらないとダメだよっていう話はよく言ってて、
やっぱり面倒くさがるって日本人にひょっとしたら相性悪いことかもしれないですけども、
そういうことを中心にやってみると、じゃあAI使えるんじゃないとか思ったりすることはありまして、
実際に使ってみたら、これ意外といけるんじゃないっていうところがあって、
じゃあ実際に使ってみる。
ただそのままスルーに使うとうまくいかないから、
じゃあこれを加工すれば使えるのかなという工夫をしながら使うっていうことを結構やってたりはしてます。
なるほど。
すぎべ
面倒くさがる。積極的に面倒くさがっていくってことですね。
高見知英
というか、やっぱり自分はよく言うのが、未来をさぼるために今全力を尽くす。
よくプログラマーの三大美徳で、怠惰・傲慢とか言われたりしますけど、あと一個忘れちゃった。
まあいいやなんですけども、やっぱりそういうような気持ち、
怠惰になる気持ちっていうのはすごく大切。
ただ今のプログラマーってひょっとしたらその怠惰の意味を吐き違えている可能性があるのではないかとか思ったりするので、
本当の意味の怠惰とは何だっていうのを突き詰めていきたいかなっていうところですかね。
近藤淳也
先ほどね、Googleのドブックの自動でポッドキャストの対話を作るやつの話ありましたけど、
地域活動の深化
近藤淳也
他に何か最近これ面白いよみたいなのあったりします?
高見知英
ですかね、なんかAI周りが結構多いっていうのはあるんですけど、
結構やっぱり動画でちょこっとまとめてみるっていうのも面白いかなっていうふうに思ってて、
これはもうAIで使う、もうちょっと前あたりから、もう1年ぐらい前から始めてはいるんですけども、
やっぱり40分の音声を聞くって結構ハードル高いし、
10分でもまあまあハードルに感じる人はやっぱりいるんで、
でも40秒ならどうだっていうところは結構でもまとめてみると自分自身、
ああやっぱりこの人の言ってることってこれが軸だねっていうのも分かったりするし、
やっぱりなんか動画としてまとめるだけでも映えるところはあるので、
なんかちょっともう少し楽になったらやれる人増えるかもしれないなっていうふうに思ったりしますね。
今だとそれでもやっぱり1時間はかかるので、ちゃんと動画作るのは。
近藤淳也
動画っていうのは話したら動画ができるってことですか?映像もついて。
高見知英
少しはどういうふうに出そうかとか考えなきゃいけないと思うんですけども、
例えば今ちょっと色々とAIにコード頼んで作ってやってるところもあるんですけども、
例えばこの文言とこの文言とこの文言を入れて、
こういうタイミングでこの音声を流してこんな動画を作ってって言ったら、
ある程度もうかなり完成形に近い動画が出てくるみたいなツールを作れれば、
多分今1時間かけてるダイジェスト作成が30分になったり10分になったり、
まあそのぐらいはする可能性もあるし、
それだったら多分やってみようかなって人も増えたりするのかなっていうようなところがあるんで。
例えばもう本当チェラーチャットの毎日4分やってる配信を1ヶ月分全部まとめてみるとか、
そういうようなことをやってみたら多分聞く人も増えたりするし、やってみる人も増えたりするし、
そうするとなんとなくこの配信聞いてみたいんだけど1時間じゃなちょっとなっていうような人も聞いてみるんじゃないかなっていうような気はちょっとしています。
近藤淳也
それは今できるっていうよりはそういうのができたらいいなっていうところですかね。
高見知英
多分意外とできるってのも多いんですよね。
結構やっぱり動画周りのプログラムって作ってる人意外といなくて、
編集ツールもあるけど汎用性が高すぎるので、
ゲーム配信とかの切り張りには使えるんだけど、
ポッドキャストのダイジェスト作りには使えないっていうツールがすごくまだ多いので、
多分これってプロじゃないほどのプログラマが入ることによって変わることってすごくあるなっていう感じはします。
なのでどちらかと言うとプログラマ大募集ですって感じで、
お金は出せませんがっていう感じですね。
近藤淳也
一緒にやりましょうっていうのですか。
なるほどね。
高見知英
他なんか今後に向けて今やろうとしていることとかありますか。
自分のところだとSBCオープンマイクっていう地域活動をもっと深掘りする配信とかもやって、
その中ではゲームを図書館でやっていこうっていうような取り組みをされる格闘技記者さんという方を割とよく呼んでて、
困った時の格闘技記者さんって、
ゲームの公共施設での利用
高見知英
格闘技記者さんが出てきた時はゲスト捕まらなかったんだなって思ってくださいっていうレベルではあるんですけども、
その人の話にすごく個人的にも賛同してて、
ゲームから学び取れるものってすごくたくさんあると思うので、
だからもっといろんなゲームについて考えている人、話している人の話を聞いていったり、
自分としては何かゲームをそういう公共施設に置くような取り組み、
自分自身もちょっとやってはいるので、
それを広げていくようなことをやっていきたいなっていうふうに思ったりします。
やっぱりうちの団体としてもミッションとしてあるのがITの利活用支援もあるし、
すべてのデジタルコンテンツに関わる人やものが適切な評価を得ること、
得られる世界にすることっていうのはあると思っているので、
その一つの形としてゲームを公共施設で気軽にできるようにするとか、
そこから学び取れる何かっていうのを語れるようにするっていうのはやっていきたいなって思います。
すぎべ
ゲームを図書館で。
高見知英
海外だと結構当たり前なんですよね、ゲームが図書館にあるって。
自分もアメリカのコロラド州かなんかの写真を見せてもらったんですけども、
普通にスイッチもプレイステーション5も、あとはスチームの環境とか、
そういうのはXBOXもそうだな、XBOXとかそういう最新ゲーム機が
普通に遊べる環境って普通にあるらしくて。
逆に最新のゲームしかなかったんですけどね、あそこは。
ただ他の国だと、例えばゲームとかを所蔵する面であればやっぱり互換性の問題ってあるんですよね。
やっぱり古いゲームどう遊べるのっていうのはあるんですけど、
図書館についてはちょっと特例で、例えばリッピングツール使っちゃってもいいですよとか、
そういうところもやってる国もあったり、
やっぱりゲームをアーカイブする目的でコピーする分にはOKですよっていう特例を設けてる国とかもあったりするので、
やっぱりそういうのはちょっとなんか、日本ってそういうのまだまだ遅れてはいるっていうところはあるなっていう話は聞いてます。
イベントと地域活動の重要性
高見知英
アーカイブは一応してるんですけどね。
してるんですがまだまだ足りてないっていう感じはあるのかなっていう感じですかね。
すぎべ
知らないことがいっぱい。
高見知英
その辺について、配信後で聞く人はもう遅い話になるかもしれないけど、
来週11月の第2週のカースイモク、図書館総合展っていうイベントをやっているので、
パーシフィック横浜で図書館についてどういうことをやってますとか、どういう設備がありますというのを話すイベントがあるので、
その終わった後にだいたい今月の中旬あたり、第2週3週4週あたりにもオンラインでセミナーとかもいっぱいやるんですけど、
そういうイベントがあるのでぜひ見ていただければいいなというふうに思います。
すぎべ
オフラインでもオンラインでも開催されるってことですかね。
高見知英
4・6・7がオフライン、それ以降1週間間を空けてそれからがオンラインという感じです。
すぎべ
知らない世界のことがいっぱいでした。ちょっと勉強させていただきます。
高見知英
ぜひお越しください。
やっぱりそういう地域の活動をしていると、こういうところにポッドキャストウィークエンドみたいな場所に入りつつあると当たり前な感覚とか、
やっぱりここの場見ても結構例えばスイッチを持っている人って言ったら多分7割6割ぐらいは手挙がるんじゃないかなと思うんですけども、
地域のコミュニティスペースだと自分1人で手挙がればいいほうかなぐらいな感じになっちゃうんで、
やっぱりそういうところは少しでも混ざり合って変わっていけば自分も過ごしやすくはなるなと思うように思っているので。
だからよく言われるのが立体的な気持ちでやっているところは一切ないんです。
自分の環境を良くするためにやっているのでっていう。
でもそういうのだからこそ続くんじゃないかな。
自分勝手を突き進めると結局他人のために何とかしなきゃいけなくなるんでっていうところを中心にやっていきたいなというふうに思いますね。
近藤淳也
そろそろですかね。
すぎべ
ちょっとお時間が来てしまいましたのでおしまいになりますが、たくさん勉強させていただきましたし、
ちょっと1回では理解できないお話がたくさんあったのでお勉強させていただこうと思いました。
高見知英
ぜひぜひ聞き直して何度も聞いていただければと思います。
すぎべ
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
どうもよろしくお願いします。
ということで高見さんに来ていただきました。ありがとうございました。
高見知英
ありがとうございました。