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声と体のチューニングルーム、魂とOSを整えるラジオへようこそ。声はあなたの存在そのものが現れる。
声を整えることで心と体を調律し、人生を整える。本質ボイストレーナーのしおんです。
このラジオはあなたの魂の声と毎日を動かしている心のOSをそっと整えていく静かなアップデートの時間です。
今回は、前回3話のAとしてお話をした続きのお話をして参りたいと思います。
このラジオでは心と体、考え方の仕組みをコンピューターシステム、一つのコンピューターシステムを例えてお話ししていくその世界観なんですけれども、
今日のテーマはインナーチャイルドの最定義、ということでね、やっていきたいと思います。
私たちの未処理の感情は感情のキャッシュとしてデータフォルダに溜まっているかもしれませんね。
今日はそれをデバッグする方法、感情キャッシュのクリーンアップについてお話ししてまいります。
ではインナーチャイルドという言葉なんですけれども、これね、割とね、心理学ですとか、
あとスピリチュアルの方とかでもね、セラピーのセッションとかでインナーチャイルドを癒す、インナーチャイルドを解放する、手放すという言葉、よく言われております。
それは小さな子供の頃の私、もう一人の私、そんな風にヒューとしてね、現れるんですけれども、
悲しみや怒り、不安、我慢を抱えたもう一人の自分を優しく抱きしめる、抱き止めるというアプローチ、
そしてその抱き止めることで温かく優しく溶かしほぐしていくことで手放していきましょうというようなセッションだったり、セラピーだったりね、
そういったものが多くの方に行われていて、市民権を得ているとかね、受け入れられております。
そのインナーチャイルドの癒しというのは非常に優しいと思います。そして安心や癒しを与えてくれる、その一つの方向でありもあると思います。
だけれども、もしあなたが長年感情や本音を抑えてきた人だったとしたら、
そのインナーチャイルドを感じた後、あるいは感じている最中、
子供の私ともう一度再会した時、追体験という形でね、もう一度苦しんでしまう方がいらっしゃるかもしれません。
もう見たくないと思う方もいらっしゃるかもしれません。 そしてまた避けてしまうという、そういうことが起きるかもしれません。
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あるいはもう一人の私、ずっと我慢をさせてきて無視してきた私、これを今もう一度手放す、
つまりは見放すということになるんじゃないかっていう風にね、逆に執着を掴めてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
強い拒絶、執着、余計な感情の渦が新たに渦巻くことも起こり得る。
実際私はそれを体験しました。インナーチャイルドの私を感じました。手放したい、手放している感覚もある。
だけれども、一旦手放したと思っても、もう一度、もう一回掴みに行って取り戻したりしてました。
だってずっと、ずっとほったらかしにしていた私をようやく今見つけてあげられたのに、もう一回私はこの子を見殺しにするっていうことになるんじゃないか、みたいな罪悪感が湧いてきたりね。
今までずっと無視してきたこの気持ちに気づいたから、もうしばらくあとちょっと一緒にいたいっていうね、そういう感情が湧き上がってきて。
一度ね、こうほどけそうになったのに、もう一回編み直して、縛り直して、もう一回着こむ、みたいなね、そんなことを私自身がしちゃったりしたんですよ。
で、なぜそういうことが起きたかっていうと、このリーナーチャイルドというのが、もう一人の私だと思ったからなんです。
私という存在の欠片だと思ったからなんですね。
欠片たりとも私を消したくない、みたいな、そういう抵抗感が生まれてきたわけで、だから、なぜか手放せなくなったんです。
むしろ執着してそれを捨てることに、拒絶と、あと依存心みたいなものがね、また生まれてきたりということが、実は私自身に起きたことがありました。
なんだけれども、ある日ふと、そのね、インナーチャイルドを、私は京極夏彦の京極道シリーズが好きで、彼はそれをつきもの落としという話にしていたので、
これはつきものだ、つきものだっていう認識してたんです。
でもつきものだけど、でもずっと自分に内面化していたものだから、やっぱり私の一部、私自身の一部、みたいな感覚だったんですけど、ある日ね、それをね、妖怪って言った方がいたんです。
あ、え、妖怪?あ、妖怪に取り憑かれてたの?って思ったら、それは私じゃなくなったんですよね。
その、見落として、見放して、無視してきた感情は、あ、私じゃなくて、妖怪だったのか。
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つまりそこで境界線が引けたっていう経験になったんです。
つまりね、こういうふうにね、最低儀をすることで、手放しが、統合がうまくいくということも起こるんだなっていうのをすごく実感したので、
ちょっとね、これをパソコンの中のデータとして最低儀してみたいなと思うんですよ。
ということで、この私が提案しているOSの世界観の中では、こうじゃないかな?こういうふうに言えるんじゃないかな?っていうことで提案してみたいと思います。
インナーチャイルドは過去の私そのものではなく、未処理だった感情のデータキャッシュです。
インターネットを見て、ウェブページのキャッシュがどんどんどんどん溜まっていく。
そのキャッシュをクリアしないと、消していかないと、ウェブブラウザーの動作っていうのは重くなりますが、キャッシュクリアすると、データの塊っていうのが一気になくなって、動作軽くなりますね。動きやすくなりますね。
そんな感じ。つまりインナーチャイルドは未処理だった感情のデータキャッシュ。
そのデータキャッシュをクリアする、クリーンアップするということは、別に過去を否定したり消したりすることではなく、私は確かに過去それを見た、感じたっていう経験は積まれてるんですよ。
古いデータを整理してデバッグするっていうだけの話なんです。そういう感覚なんです。
プログラマを消すことでも、記憶を消すことでもなく、OSがスムーズに動くようにデータを整え直して、設定を整え直すということなんですね。
どうやってデバッグするかというと、先ほどの身体ワーク。先ほどというか、3のAでお話しした身体ワークですね。これも大事なんですけども、さらにこんなのどうでしょうか。
まず一つ目ですね。感情が動いた時、無理に抑えずにただ感じるという時間を取る。それに何のジャッジもしないでください。
ネガティブな感情だったとしても、批判精神はゼロでOKです。分析もしなくていいです。
ああ、嫌な感じなんだな、今。っていうところまででOKです。その嫌な感じをめちゃくちゃ味わってみてください。
次にね、身体の2番目。身体の緊張に気づいたら、呼吸やストレッチなどで緩めてください。息を吸うのではなく、息を深く吐く。
思いっきり吐く。吐くのが大事です。吸うより吐くが大事です。
3つ目。自分の声を録音して、この声どう感じるかというのを聞き返してみてください。
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どう感じましたか?そしてその感じたのをまたさっきみたいに味わってください。
好き、違和感、薄い、熱い、重い。色々ね、自分の耳で感じた声の質感を言葉に書き出してみてください。
これね、変に思考しなくていいです。形容詞だけで大丈夫です。
うるさい、心地いい、優しい、かわいい、低い、高い。そういう形容詞だけでいいです。
もっといい声で喋りたいのに、私の声ってこんなんなの?嫌だ!とか、そういう感想、思考はなしで、ただ感じた感情だけ書き出してください。
こうすることで、あなたのいい声の定義、自分の声に持っている感想、認識、そういったものがね、他人から言われた、外からのデータじゃなくて、あなた自身の感覚の中に立ち上がっていきます。
さっき言った感情のクリーンアップ後ですね。それに期待できること。まず、うまくクリーンアップできたら、キャッシュクリアができたら、
うるい感情がデータとして残っておらず、体が軽くなります。ウェブブラウザーが軽くなるのと同じようにね。そして呼吸が深くなり、声が自然に通るようになります。
声の色や質感が溜まった感情、自分の気づかないところで容量を食っていたその感情がなくなった余白、そこに素直にナチュラルにニュートラルにデータが通りやすくなることで、あなた自身のあなたらしい質感というものが現れてきます。
そして素直な自分の声を発せるようになると、他人とのコミュニケーションも変わってきます。響きや受け取り方も変わってきます。表現することがもっと自由で、もっと自分らしくなっていくでしょう。
今日のお話はインナーチャイルドという感情キャッシュの最定義とクリーンアップについてお話しさせていただきました。
過去を抱えること、インナーチャイルドがあることっていうのは全然悪いことじゃないんですよ。恥ずかしいことでもないし、できてないということでもないし、正解とか不正解でも全然ありません。
それはただただ処理しきれなかった感情のデータが溜まってたっていうだけで、そこにね、ちゃんと目線を当てて注意を向けて整理さえしてあげれば、綺麗にまとめられるんですよ。
整理がつけば、しっかりと見つめて認識することができれば、気づけば、それはすでにお掃除が始まってるんです。
そのお掃除がどんどんどんどん進んでいくと、あなたの声はあなたのドセンターの中心から湾き上がる、クリアーでニュートラルですごく相手に伝わりやすい、通りやすい声になっていくんです。
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古いデータを静かに抵抗とかしないで大丈夫なんでね、なくなるわけでも否定するわけでも見殺しにするわけでもないですから。
昔のやつを綺麗にして、改めて今使える形にして統合するというだけです。
静かに整理して、体も心も声もOSをアップデートしていきましょう。変化は大げさに行わなくても大丈夫です。
小さなデバッグ、修正パッチ、静かなクリーニング、それを日常の中で少しずつやってください。
脳の過疎性という言葉がありますが、習慣化と一緒です。急激な変化は人間の脳は危機を感じて元の形に戻ろうという力が働きますが、ほんの少しの変化だったらその変化というのは定着していくんです。
ですので少しずつ変わっていきましょう。あなたの声が軽くクリアに自由に響きますように。
それではまた次回のアップデートでお会いしましょう。
詩音でした。