繊細な人の表現の課題
声と体のチューニングルーム、魂とOSを整えるラジオへようこそ。声はあなたの存在そのものが現れる。声を整えることで心と体を調律し人生を整える。本質ボイストレーナーのしおんです。
今日はですね、繊細な人、声が縮まりやすいその理由と解放の第一歩というテーマでお話をしていきたいと思います。
ちょっとね、私自身の経験や体験談なんかを交えながらの説明となりますので、いつもと同じくらいか、もうちょっと長くなるかもしれないけど、コンパクトにね、お話ししていけたらいいなと思ってます。
まずね、表現がうまくできない方たちの共通点です。ちなみに表現ってどんなものっていうことなんですけど、私はボイストレーナーということで歌をね、教えることが多いですけれども、
講師としていろんな方に向けてね、セミナーも何千回ぐらいしたこともありまして、プレゼンテーションっていう意味でもありましたし、昔営業をやっていた時期もあったので、一対一のコミュニケーションですね、そういったところも含めて表現って誰かとコネクトすることだと思っています。
自分の言いたいこと、伝えたいことを相手に伝わるようにお伝えするということ。相手に伝わらなくてもいいやっていう表現もね、あると思うんですけれども、でも多分ね、ただ発しているというよりは発したものが誰かに受け取られる、自然なね、風に効いてもらう、山に効いてもらう、動物に効いてもらう、海に効いてもらう、そして人に効いてもらう、
いろんなね、多分誰かに聞いてもらうことを前提としてない、見てもらうことを前提としてない表現っていうのはあまりないと思う。何かから反応をね、求めずやる時もあるけれども、発したもの、その成果に対してはやっぱりね、みんなね、何か反応を求めるよね。そういう風に自分から出ていったもの、それを表現とします。
で、上手くできない人たちの共通点っていうのは、自己表現が苦手だって思っているんだけれども、どっちかというと受け取りすぎたものをどう表していいか分からなくなっているっていうことが多いんじゃないかなって思っている。
例えばね、今日をテーマにする繊細な人、これHSPとかね、ENPASとかね、いろいろありますよね、繊細さんとか。いろんな小さな小さな些細な変化も全て情報として受け取っているぐらい感度が高い人たち。聞く力、察する力、空気を読む力、それが人一倍できるんですよね。高いんですよ。
そういう方って、情報の取捨選択とか、自分と他人、自分とそれ以外っていうものの境界線があんまり育っていないというか、曖昧なことが多いんじゃないかなって、自分の経験を含めて思っています。
だからこそ、自分から何が出てきているのかっていうのが分からないんだよね。受け取りすぎてるから。そして境界線がはっきりしないので、それが自分から出てきたものなのか、ただ受けているものなのかっていうのが本当にね、明瞭じゃないんですよ。
そうするとやっぱり自分らしいって何?ってなるし、難しいよね。自己表現っていうのがね。だから何言っていいか分からなくて、溢れすぎて取捨選択ができない、選別ができない、だから出なくて、表せなくて、伝えられないっていうぐらい、今言って受け取ってもらえないとかっていう経験もしてるかもしれない。
そんなん考えすぎじゃない?とかね。誰もそんなん言ってないよね?とか、相手が気づいてない本当の心の奥底にまで気づいちゃうぐらい察知する能力が高い方もね、いますよね。
そういうふうにね、繊細で感受性が豊かだからこそ周りとの差っていうものにもすごく敏感で、自分がおかしいのかな?とか、自分がこれを言ったら周りの空気がおかしくなるのかな?と思って引っ込めちゃった経験が結構あるんじゃないかな?
で、結果的にね、自分を押し込めてしまう経験がどんどん積もっていくので、声が詰まったり、言うのを諦めて喉が塞いでしまったり、胸が塞いでしまったり、自分の言いたいことを表現したいことを表現するっていうところにブレーキがかかりやすい。
それがね、繊細な方たちの共通点として挙げられると思ってます。
自己表現の障害
これって気遣いじゃないですか。繊細な方って本当に色々気遣ってるところ多いと思うんだよね。
それを被害妄想って言われることもあると思う。気にしすぎとか。
それはあなたの問題じゃなくて相手の問題だから気にしなくていいよ。考えすぎだよ。みんな一緒だよ。そんなに深く思わなくていいよとかね。
言われちゃったことが結構、私自身はありますが、同じような経験している方も多いんじゃないかな?
例えばね、子供の頃ってね、自分と他人の違いってよくわからないでしょ。
自分は気づいてるから周りも同じように気づいていると思っている。
私は相手が気づいている前提で、私は相手がこうしてほしいなとかこうしたいなって思っていることに気づいたら、
なんとなくそれに合わせてサポートしたり、自分のやりたいことよりそっちにね、
まず最初合わせて、じゃあ後で私と一緒に私のやりたいことをやってもらおうって思っているとしますよね。
相手はね、私の感覚とかね、感情とかね、そういったものに気づいていないので、私が言わない限り察してくれないんですよ。
私は察するのに相手は察してくれない。
ああ、私は大事にされてないんだなって誤解をしておりました。
で、相手は私の言うことを聞いてくれない、私の気持ちを察してくれないのに、私ばっかり相手の気持ちに寄り添って察して損をしているとかね、思っちゃったこともあった。
気づいて無視されてると思ってたんですよ。
でもね、実は違うんだよっていうことに、結構大人になってから気づいて、30代後半とか40になってから気づいたからぐらいの、そんぐらいですよ。
そんなに気づかなかった他の人と自分の感覚が違うということに。
周りが気づいてくれないから、私は大事にされる価値がないって思われてるんだなって、私の言うことを聞いてあげようって思ってもらえるような存在じゃないんだな、好かれてないんだなとかってね、誤解してたんですよ。
で、まあそういう経験の繰り返しがね、自己価値、自己存在っていうものをどんどんどんどん低くさせちゃって、
言いたいことを言えずに、周りが何を表現して欲しいと望んでるかに合わせる、みたいなね、やり方になっちゃった。
で、相手がね、何を表現して欲しいかっていうのも察せちゃうから、合わせられるのがね、またちょっとこれが厄介なところで。
合わせられなかったら、いや自分にできるのはこれだけだとかって言えるんだけど、微妙に合わせられてしまうところがね、より気づきを遅くしたんですけど。
だからね、相手に合わせ続けてると自分の表現っていうのはどんどん見えなくなります。
だからね、自分が何言いたいか分かんなくなったとか、相手がやって欲しいことばっかり表現していて、自分の表現が全然できないっていう人が増えてるのかなって思う。
表現を解放する方法
でも本当はね、人一番めちゃくちゃ受け取ってる、ほんの小さな相手の表情の変化とか、体の動きとか、目の力、目の奥にある情報とかね、
小さなそよ風とか、光の揺らぎとか、波の音とか、風の音とか、鳥の声とか、動物の動きとか、本当にちいちゃなことも繊細にね、情報として受け取っちゃってるので、
感受性が高い分、本当はめちゃくちゃ表現力豊かなはずなんですよ。
受け取れてる人は必ず表現もできます。それだけのものを受け取っているんだから。
でも飲み込んできちゃったから、分かんなくなってしまっただけ。
実はね、表現したいことが飲み込んできた中に残ってるんですよね。埋もれている。あなたのお宝がね、そこに眠ってるんですよ。
誰も気づいてくれなかったじゃなくて、相手に気づく感度がね、自分と同じほどなかった。
繊細な人と繊細じゃない人。繊細じゃない人は繊細な人ほど感受性が豊かではない。
つまりセンサーがそこまで発達してないってことです。
これ別にディスってないからね。スペックが違うっていうだけの話ですからね。
例えばゲームしたいなっていう、あとはグラフィック扱いたいなっていう人が選ぶパソコンと、
オフィスで使う表計算とかワードとかね、そういう事務作業をしたい人が選ぶパソコン違うよねっていう、
その本体のスペックが違うよっていうだけの話ですからね。
自分を受け入れる
まずね、自分がどれだけ多く受け取っている存在なのかっていうのを繊細な人はね、認めてください。
そして表現するの諦めちゃった人いっぱいいると思うけど、相手に伝わらなかったんじゃなくて、
相手には言わなきゃ伝わらなかったっていうだけなんです。
自分と同じ繊細な人は多分言わなくても分かってくれてるから、そういう人といた時は居心地が良かったでしょうね。
私もそういうお友達いました。
でも、感受性のレベルが一緒じゃない人はやっぱりね、そこにね、
差が生まれるよね。自分と違うんだなっていうのが生まれるよね。
自分と違うものがあって当たり前なんですけど、そこはね、自体の境界線が緩い人っていうのはね、
違うということに傷ついたりする。傷つく必要ないない。
スペック違うだけ。パソコンが違うだけですよ。OSが違うだけですよ。
そういう話ね。私はWindowsなのにあなたはMacなのね。傷ついたとか、意味わかんないじゃないですか。
でもそういうことをしてるってことなんですよね。
だから自分は自分のスペックを持っていて、めちゃくちゃ多く受け取っていたんだなって。
で、あの、醜いアヒルの子じゃないけどね。
MacなのにWindowsになりたいって思ってた私って。
Windowsなのに私Macになりたいって思ってたんだみたいな。
そういう感じでですね、あなたはあなたじゃないものになろうとして頑張ってて、
それで表現を飲み込まざるを得なかっただけなのかもなって思ってください。
自分らしい自分のスペックに気づいて、あ、自分の強みを発揮すればいいんだってね。
割り切ることができたら、いい意味で諦めることができたら、
表現の実践
ちなみに諦めるって明らかに見ると書いて諦めるだそうですよ。
そういうふうにね、できたらね、表現変わってくるんで。
自分はね、うまく表現できないって思ってるかもしれないけど、
つまりを取ったら、表現したいことはめちゃくちゃあなたの中に眠っていて溢れ出すはずです。
嘘と思っても、嘘だと思って、そうかもなって信じてみてください。
思ってみるだけでね、脳って不思議なことにね、その回路が作られ始めますからね。
だからね、まず信じてみることから始めてみてください。
ちょっと長くなってきたからね、この辺かな。
表現してみたくなったらですね、いきなり誰かにぶつけてもいいし、
一人の方がいいなって思うことは、一人でお部屋の中でやってもいいし、
お風呂の中でやってもいいし、カラオケボックスとかね、
そういうところで一人でやってもいいでしょう。
私は歌うのをおすすめするけど、歌わなくても何かを喋るというのでもいいです。
この間はね、チャットGPTに限らずAIでね、音声入力を使って自分でね、
マイクで言いたいことを吹き込んでみるとどうですかっていうのを提案して、
声出す、それいいですねっていうふうに言っていただいた方もいらっしゃるので、
そんな感じでね、AI使っての壁打ちに自分の声をマイクに乗せて、
入力をするということをやってみるといいのではないでしょうか。
表現がね、あなたの中に眠っている宝物を掘り起こす、
そのね、第一歩になるといいなと思います。
表現の開放は、あなたの中に宝が眠っていて、
それが出る日を待っている、今か今かと待っているということ、
それを信じてみることから始めてみてください。
はい、では今日はこの辺で、あなたの声はあなたの存在そのものです。
うまく表現できないと思っている人、そんな声になってますよ。
ちょっと詰まった声になってますよ。
出たいものが待ってます。
誰かのためじゃなく、まずは自分のために声を出してみてくださいね。
それがきっと、あなたらしい声を取り戻す最初の一歩になると思います。
あなたの声が優しく自由に響きますように。
本室ボイストレーナーのシオンでした。
また次のアップデートでお会いしましょう。