声の特性と重要性
声と体のチューニングルーム、魂とOSを整えるラジオへようこそ。
声はあなたの存在そのものが現れる。
声を整えることで、心と体を調律し、人生を整える。
本質ボイストレーナーのしおんです。
今日は、あなた自身の声の強みについてお話をしていきたいと思います。
これから声を自由に育てていくとき、
自分の声の特性を知ることは、とても大切です。
声の強みって何?
あなたの声の強みを知る。特性を味方にする。
というテーマで、今日はお話をしていきたいと思います。
声の強みって何?っていうお話なんですけれども、
声の良し悪しって結構皆さん言うけれど、
一体何をもって、良し悪しとされてますか?
単純に、声のボリュームとか、歌であれば音程だけで決まるものではありませんよね。
音程が全然合っていないのに、めちゃくちゃ涙する歌ってありますし、
あるいは、ものすごく性格なんだけれども、機械のようで、
心にあまり金銭に触れないとか、そういった感想を見ることもありますよね。
なので、単純な条件で決まるものではないということがわかります。
人にはそれぞれ骨格とか身体性、体の特性、
そして感情の出し方とか、感じ方とか、呼吸とか、
そういうところも含めてね、あらゆるポイントにスペックっていうものがあります。
声の強みっていうのは、私はですね、
その人らしさが自然に現れる、その声の特徴、特性のことだと思っています。
例えば柔らかい響きなのか、張りがある声なのか、
温かさを感じるトーンなのか、落ち着きがある低音の声なのか、
あるいは澄んだ高音の声など、さまざまあると思います。
私自身は、女性にしては低いトーンの声なんですよね。
なんだけれども、学生時代は宝塚が好きで、
割とJ-POPも好きだったので、男性の曲も好きだったので、
低い声で歌うトレーニングは自己流でしてはいたんですけれども、
でも軽い声だったんですよ。
ちゃんとね、ボイストレーニングを学ぼうというところで、
私はハリウッド式のボイストレーニングを学ばせていただいて、
当時はSLS、スピーチレベルシンギングと言われていたんですけれども、
喋るように歌うことで声帯に負担をかけず、
最大限力学的に効率の良い発声を身につけていくというようなトレーニングをしたんですけれども、
そこで私は、頭を響かせるとか鼻腔を響かせるとか、そういう癖があったんですよね。
なので、フランス人みたいな声の響かせ方してるよって先生には一番最初言われたんですけれど、
その先生方に教えていただいて、胸の中にある胸郭というところをね、
そこのあたりを響かせるチェストボイスっていうものをトレーニングして出せるようになってから、
声のトーンっていうのが結構一気に下がったんですよ。
なので、昔の学生時代のお友達とかに、すっごい久しぶりにお電話をかけてもらった時に、
電話に出たら、え?え?誰?って言われるような形で声が全然変わったりしてたんですよ。
トレーニングを詰めればね、どういう風な声を出したいかっていうのを自分で意図して、
筋肉の使い方とか喉のね、口頭っていうのがあるんだけど、口頭の位置を高くしたり低くしたりとかで、
自分の声の価値
いくらでも声色って変えられるし、元気づけたい時、チアアップしたい時、そういう時に出す声と、
例えば泣いている方がいて、落ち着かせたい時に出す声と、赤ちゃんやね、かわいい動物がいて声をかける時、
全然トーン違いますよね。私たちって普段自分で意識しないながらも、
めちゃくちゃ声って、トーンもね、出し方もね、響きもコントロールしてると思うんですよ。
で、それを無意識ではなくて、意図的にどんな声を出したいのか、
どんな自分だと思われたいのかっていう軸を設定すること、意図を持つことで、
いくらでもね、操れますよって。で、いくらでも操れますよって言ったけど、
この時に大事なのは本人の土台なんですよ。
あの、私昔、元々ね、私獣医師だったので、獣医向けのメーカーに勤めてクレーム対応とかもしてたことがあったんですけれども、
あのね、やっぱりね、声聞いてるとものすごくしんどくなる方いたんですよ。
トゲトゲしくって。選ぶ言葉の語尾とかもそうだけれども、声の響き自体がすごく、
うわー、聞いてるのつら!みたいな声を出す方いたんですよね。
そういう人がね、コントロールしたらどういう声になると思います?
めちゃくちゃ高圧的で、相手を従わせようとか、自分の思い通りに操ってやろうっていうのがありありと現れる声になるんですよ。
ものすごい失礼なこと言っちゃってるけど。で、本人がそうではない、エゴエゴしい声ではなく、
相手のことをね、ただニュートラルに、自分がそれで攻撃されたとかも思わず、
相手は今こういう状態なんだなっていうふうにニュートラルに受け取れる状態になった上でお話をする。
自分が悪いんだ!みたいなメンタリティで話すと相手は増長しますから、増長って言うと言葉悪いけど、
もっと高圧的に来たりするから、それもダメなんです。本当にニュートラルに、ただ鏡のようにいるっていう、
自分の軸はぶらさずにお話をするっていうメンタリティで出した声っていうのは、相手にそのままやっぱり響くんですよね。
今の自分の状態がどうなのかっていうのが映ってくるので。で、歌う時も喋る時も一緒です。
あなたの軸はぶらさないままドーンと大木のように立って、そしてあなたが伝えたいこと、伝えたい何かっていうのを声に乗せて発すると、
相手に、全員に受け取られるかどうかはわかりません。その声が届く必要がある方に誤らず伝わるんです。
私はそういうふうに、まず在り方の軸、そして精神性、身体性、そういったものを整えた上で声を出す。
その人自身を輝かせるための声の出し方をお伝えする。そういうボイストレーニングをやっていますし、これからもずっとやっていきたいと思う。
そういう形で本当に伝わるべき人の伝わるべき言葉っていうのを世の中に広げていきたいと思うし、そういう形で私が人の応援をできたらいいなって心から思っているんですよ。
変わっていく人を見ていくのが本当に面白いし幸せでならない。もっともっと良くなるだろうなと思うし、
それを自分がきっかけになって何かをお伝えすることで劇的にとか一歩一歩でもいいです。
本当に小さな変化だったとしても、輝き出すっていうところに一緒にいさせてもらえることの幸せっていうのかな、
その場に癒合せられる、えがたさっていうかね、その機会のありがたさっていうのは本当に感じますよね。
強みを知るっていうところで、例えば私だったら、私の声を聞くだけで癒されるとか、私の声で聞くとものすごく負に落ちるとか言っていただけるんですよね。
でも10年前ぐらいに私がシンガーとしていろんなステージで歌せていただいているときは、一人で頑張っている女性にはめっちゃ響いてたの。
なんだけど、結構ファンになってくださるのが50代とかの男性、40代50代の男性が多かったんですよ。
クラシックも聴きに行きますみたいな方が多かったんだけど、
うーん、響きますねって、何か深いですねって言ってくださる方もいたけど、アイドルのように私を見ていた方っていうのは上手いねだけだったんですよ。
上手さしかその人には伝わらなかった。
自己理解と声の重要性
私は上手いねって褒め言葉なんだけど、上手さしか伝わらなかったんだ。私には他に伝わるものが何もないんだってすごいショックを受けて、どんどんどんどん自己嫌悪に陥ったりしてたんですよ。
これね、他人の評価に自分の声がぶらされていってる状態なんですけど、
でもそういうのがなく、自分の強みはこうだって、自分を愛してこれが私の自信なんだって、私自身なんだって思えている状態だったら、
この人にこれが伝わったんだな、この人にはここが伝わったんだなっていうだけ、ただそれだけ。
自分の持ち味、自分の強みを知ると自分の声に対しての不安が減ります。
他人の評価に対する変な感情の揺れがなくなる。
自分の声を否定するという視点が消えます。
どの場面でどの声が生きたのかっていうのがわかってくるから、表現の幅も見えてくるし、どういう表現をしたいのかっていう自分の意思っていうのも見えてくるんですよ。
力間内で、こういうことを響かせたい、こういう人に届けたい、そういう意図の設定というのかな、確信っていうのがどんどん育ってくると、
自然とその人にだけ伝わればいいやとか、それに響く方に何か少しでも影響があればいいなって、
それ伝わった伝わらないが自分に対する自己評価には全然つながらなくなってくるので、力間内で響かせやすくなってくるんですよ。
これテクニックじゃなくて自分の声の土台、心の土台っていうのを知ることが必要なんだなっていうのをわかっていただけますかね。
自分の声の特徴を知りましょうっていうことで、そこでどういう風になりたいのか、どういったものが理想なのか、どういったことに自分は幸せを感じるのか、
自分の声がどうなっていたら自分は嬉しいのか、そういうところをちゃんと見つめてからトレーニングをし始めると絶対変化早いので、
ぜひまずそこからやってほしいなって私は思っています。
声の特性を活かす
いくつか3つぐらいかな。ちょっと質問してみたいと思うので、ゆっくり自分の声を出しながら対話してみてください。
あなたはどんな声を聞いて安心しますか?
あなたはどんな声を出していると体が軽く感じますか?
あなたは言葉を声に乗せるとき、どの声が自分らしいって感じましたか?
この3つの問い。あなたの好きな声の質、声の響き、自然体で鳴る声の特徴、
そして声の表現性、表現力、そういったものに自分の意識を向けて気づく鍵になってきます。
そしてそこから育っていく、その種になります。
声の強みっていうのは、みんなが漠然という良い声、悪い声っていうものとは違うんですよ。
万人受けする声なんて実際ないんです。大多数に受ける声っていうのはあったとしても、絶対みんな一番好きな声の人っていうのは違うんですよ。
変わっていくんです。
昔あの人の声すごい好きだった。今そうでもないな。今この人の声が好きだな。
そういう風にね、移り変わっていくものなので、あなたにしか出せない声の質感、あなたらしい響き、それこそがあなたの声の強みになっていきます。
何かと比較するのではなく、自分の真軸っていうものがどこにあり、それが乗っていくのはどんな時なのか、
知ることがあなたの声を整え、そして人生を整えていく、そのスタート地点になっていきます。
今日のところはこんな話になっていきますが、声ってね、今までも申し上げている通り、体の状態と心の状態、そして意識の状態、めちゃくちゃ密接につながっているんですよね。
だからこそ、ただ音にするとか出すとか声にするだけじゃなくて、その技術的なところを磨くっていうだけではなくて、自分というものをね、自分という持ち合わせた特性、スペック、それを味方にしていくことが大切です。
それをね、掴んだ上で、ぜひ通るとか響くとか、共鳴させるとか、そういったね、体と体の中の空間の関係を含めた声の響かせ方、伝わり方、そういったところをちょっと意識して磨いていくと、そういうようなステップ踏んでいっていただけたらなと思います。
はい、あなたの声があなた自身に優しく自由に響きますように。最後まで聞いてくださってありがとうございました。詩音でした。