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060.番外編:おすすめの1冊「先生!なぜその生きものに惚れたんですか?」
2026-02-02 23:14

060.番外編:おすすめの1冊「先生!なぜその生きものに惚れたんですか?」

今回は、番外編として本をご紹介していきたいと思います。
ご紹介する本は、「先生!なぜその生きものに惚れたんですか?」です。

10人の研究者たちに、研究の内容について、インタビュー形式で書かれています。本書で紹介される生き物たちの生態は、私たちの常識を遥かに超えています。例えば、愛くるしい見た目のウォンバットは、カチカチに硬いお尻を穴の蓋にして身を守るだけでなく、穴に頭を突っ込んだ敵をそのお尻で勝ち上げ、頭を叩き割るという衝撃的な必殺技を持っています。また、女王アリは一生に一度の交尾で得た精子を、常温の体内で10年以上も生かし続けるという驚異の貯蔵システムを持っています。
研究者が地道な解剖や観察を通して見つけた、生命の不思議で逞しい「設計図」の魅力をご紹介していきます。

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生命科学の冒険者
ようこそ、生命科学の冒険者へ。
プレゼンターのあきです。
アシスタントのとみーです。
この番組では、生命科学における画期的なブレイクスルーを成し遂げた偉大な研究者たちの人生と、その背後にあるドラマをお届けします。
この番組に関しまして、Xを始めてますので、生命科学の冒険者で検索してみてください。
スレッツはですね、ちょっとあんまり運用難しいなと思ってやめちゃいました。
あとですね、ノートで応援してくれる方のために有料プランを始めてます。
まだですね、あんまり記事が揃ってなくて、ちょっと毎日量産したいなと思ってるんですが、すいません。
ポッドキャストを運営するにはですね、多少のお金がかかってますので、ぜひ応援してやってもいいよという方はですね、ご支援していただければ助かります。
でですね、今回は雑談会になります。
番外編みたいな感じで。
今回ちょっと本をですね、ご紹介したいなと思ってまして、
先生、なぜその生き物に惚れたのですか?という本ですね。
こちらですね、生命というかですね、生物学者ですね、いろんな生き物を研究している10人の研究者の人たちに、
その研究の内容について、いろいろとインタビュー形式で聞いているというですね、非常に軽く読める本というか、内容もすごく面白く編集されていて絵も多めで、
ほとんどゼロ円大学というところのですね、編集長の花岡まさきさんという方がまとめられている本になります。
たまたま本屋さんでですね、この本に出会って、ちょっと立ち読みして、めっちゃ面白いやんと思って買ってしまったんですけれども。
で、トミちゃんもこれを読んでもらったわけですけれども、いろんなですね、研究者の方たちがいます。
ウォンバットですね、全部とりあえず紹介してみると。
なんか10人の研究者が、10種類の動物をそれぞれ研究している話のインタビュー集みたいな感じですよね。
そうですね、そんな感じですね。
で、ちょっとバーッと読み上げると、ウォンバット、生獣、あとアリのですね、黄色、尻あげアリ。尻あげアリだから尻をあげてるアリなのかな。
あとシャチ、ナマコ、カモノハシ、オオグソクムシ、ナメクジ、カラス、ライオウイカというような形で、本当にいろいろな哺乳類、昆虫、蝶類ですね。
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いろんな動物に分かれてですね、研究されている人たちがいるんだなっていうのがまずすごく驚きというか新鮮でした。
僕はバイオ系のですね、研究者の方たちと会うことが多いんですけれども、その中でも変わった動物をテーマにやられている先生っていうのはちょこちょこお見かけするんですけれども、言っても分子生物学の世界なので、
基本はマウスとかですね、それから人の倦怠をとってきてとか、細胞を培養して実験してますとかそういう人たちが多かったので、実際の生物観察をして何か論文を書くっていうようなですね、スタイルの人たちっていうのは、
なんかすごい基礎的というか古典的なやり方の研究だけれども、まだまだ知らない分野がいっぱいあるんだなというので、なんか僕が子供の頃になりたかった人たちだなっていうので、すごく子供の頃を思い出しましたね。
なんかこの本じゃないですけど、僕は鳥の言葉がわかるっていう本がめちゃくちゃベストセラーじゃないですか、今。
そうですね。
20万部突破してるってちょっとおかしいレベルだと思うんですけど、鈴木敏紀先生でしたっけ?
そうですね。鈴木先生のあの本はもうちょっと僕はハマりすぎて、YouTubeとかで鈴木先生が出てるですね、映像とかを見たりとか、
あと本当に彼は、なんだったっけ、鳥の種類が出てこない。
シジュウカラー。
シジュウカラーを研究されてるんですけど、シジュウカラーに言語があるっていうのをですね、初めて、動物に言語があるっていうのは初めて解明された先生で、
その本もですね、ぜひ紹介したい一冊なんですけれども、本屋さんに行く人はもうだいたい、
本屋でどこ行っても平積みになってるから、
見ると思いますね。
こっちの方がちょっとマイナーかもしれない。
今日紹介している本も、タイトル私覚えてない。
なぜその生き物に惚れたんですか?っていう本も、大人も楽しめるけど、小学生ぐらいの方でも読めそうですよね。
そうですね。
難しい漢字も専門用語もないし。
ないし、そうですね。
昆虫観察とか動物園とか水族館とかが好きなお子さんがもしいらっしゃったら、一緒に読んだら一緒に楽しめそうな。
本当そうですね。
普通に小学校の子でも字が読めるレベルで、なんかえーって思いながら読んでくれるんじゃないかなと思います。
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一つ一つの動物に対して最初扉絵があって、それからインタビューが入っていくという形なんですけれども、写真なんかもついてますし、すごい面白いですね。
オーストラリアにいるユータイルのウォンバットが一番最初に出てくるんですけれども、
ウォンバットの研究者の高野幸太郎さんって方ですね。サンシャインコースト大学というところで研究員されている先生なんですけれども、
こちら先生が紹介してくれるウォンバットですね。
あの、かわいいだけじゃないんですよっていうのがいきなり冒頭で入ってきて、
あの、えーとですね、
まあ、キビンじゃないんですけれども、お尻がめちゃめちゃ固くて、
で、えーと、お尻、穴に潜り込んでですね、お尻で蓋をするらしいんですね。
なんか敵を察知すると、穴に潜り込むんだっけ。
そうですね。
で、えーと、それで、あのー、まあ、えーと、それでもなんかしつこくですね、お尻を攻撃してくる。
まあ、お尻がカチカチなんで、あのー、攻撃が効かないらしいんですけれども、
それでもしつこくお尻に噛みついたりとかしてくるような生き物がいたら、
ちょっとだけ、えーと、かがむというかお尻を下げて、
で、えーと、ガッと穴の奥にですね、上部に空間ができるんで、
そこの奥に頭を突っ込んだ動物を今度、勝ち上げてですね、
ケツで頭を叩き割るというような攻撃をするみたいで、
なかなか面白い技を持ってるなと。
頭隠して尻隠さずが必殺技になる。
ねえ、っていう、そんな一面もあるような動物のですね、
面白いいろんなエピソードが最初に載ってます。
で、あとですね、まあ僕は昆虫が子供の頃から好きだったんで、
で、特にアリが好きだったんでですね、アリの研究者さんのお話はすごく面白くて、
黄色シゲアリ、シリアゲアリ。
これは、コーナン大学の後藤彩子先生ですね。
この先生がアリの研究者として、
まあ紹介されているんですけれども、
アリはですね、蜂もそうなんですけど、
女王アリは一度ですね、交尾すると、
オスの精子を体の中にずっと持っておいて、
その精子を使って延々卵を産み続けていく、
というような生態になってます。
社会性昆虫って言って、自分たちの子供をどんどん産んでいくわけですけども、
全部メスなんですよね。
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そのメスたちが働きアリとして、生殖能力は持ってなくて、
とにかく巣の中でいろいろ女王のお世話をしてくれるし、
餌を取ってきたりとか、
子供たちを卵から幼虫、
それからサナギになってっていうところをお世話したりとか、
巣の掃除をしたりとか、そういうような社会性を持っている昆虫で、
すごく複雑で面白いんですけれども、
この種類の女王アリの場合は、寿命が10年以上あるみたいなんですね。
たった1回のセックスで、
得た精子を10年以上体の中に溜め込んで生かしておけるというような、
そういうシステムが女王アリの中にはあるみたいで、
そのあたりがどうなっているのかというような話も出てまして、
人間の精子は1日で死にますもんね。
そうですね。すぐ死にますね。
そんなに長生きできる精子っていないんですけれども、
アリの方の精子が特殊なのか、女王の精子のゆりかごみたいな、
体の中の機能が特殊なのかなんですけれども、
普通そんな精子が体の外に出て、
しかも凍結じゃなくて常温ですからね。
むしろあったかそうだよね。
アリの体の中なので。
こういう小型の小さな生き物を研究している人たち、
すごいなと思うのが、
その小さな生き物をさらに解剖したりとかしてるんですよね。
どうやってんだろうと思いますね。
一度ちょっと解剖しているところを見てみたいなと思うんですけれども、
それで精子の扱う部分、
溜まっている部分をですね、
もちろん解剖されて顕微鏡を写真撮ってて、
その写真なんかも載ってます。
はい。
ちなみにアキさんが10種類あるじゃないですか、
インタビュー、動物が。
どれが一番面白かった?
面白かったというか、
嬉しかった出会いが一つあって、
それはですね、オーグソックムシの研究をされている、
森山徹先生、新州大学の先生なんですけれども、
この方のですね、
昔書かれてた、団子虫に心はあるのかだったかな、
というような、団子虫に意識はあるのかだったのかな、
というような題名の本がありまして、
団子虫に心はあるのか。
団子虫の心の研究をまとめた本。
団子虫に心はあるのか?新しい心の科学という本が、
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PHPサイエンスワールド新書というところから出てますね。
ありがとうございます。
そうなんですよ。
それをですね、もういつだろう、
10年、20年くらいなんのかな、
10年以上前に読んでたんですよね。
すごく面白い本では実験をされてて、
団子虫って壁に沿って歩くじゃないですか。
飛ばないからね。
飛ばないから。
広い、だたっぴろい場所に置いてあると、
まずとりあえず壁を探すんですよね。
必ず触覚の片側を、
左側の触覚か右側の触覚かを、
壁にひっつけた状態で歩くっていうのが、
どうも落ち着くっていうか、
そういう性質があるんですよ。
先生は意思っていうのは何かっていうと、
遺伝子に書き込まれてない行動。
一般的にこうなったらこうやるよねみたいな、
つねったら泣くよねみたいな、
そういうような団子虫だったら壁沿いに歩くよねっていう、
こういう行動がありますけれども、
これを無視した行動を起こすときが、
意思があるんじゃないかというふうに仮定して、
そういう意外な行動をする団子虫は、
どういう局面でそういった行動を発動するのかとか、
そういう意外な行動をしまする個体は、
どういう個体なのかとか、
それは遺伝するのかとか、
そういったのを調べて、
面白おかしく書いてくれてる本なんですよね。
それで結論はないんですけど、
そういう変な行動を起こす子たちっていうのは、
やっぱり個性がかなりあるみたいで、
変な行動を起こす子ばっかりを集めて子どもを作らせると、
やっぱり変なことを、
プログラムにない行動を起こす子たちが生まれるっていうような、
そんな話もありました。
そんなことをやられている先生が、
この本の中でですね、再会できて、
オオグソクムシっていうですね、
見た目はナウシカのオウムみたいな、
そうですね、ナウシカのオウムみたいな、
ダイオオグソクムシっていうのと、
オオグソクムシっていうのと、
あとグソクムシかな、
3種類か4種類か大きさ分けぐらいで、
名前があるんですけれども、
これ本当見た目はオウムっていうか、
海の中にいるダンゴムシみたいな、
海の中にいるフナムシって言ってもいいかな、
のような姿形をしてて、
まさにダンゴムシと似たような生物なので、
研究されてるのかなというようなところなんですけれども、
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面白かったのが、
オオグソクムシは動いてくれないらしいんですよね。
深海でじーっとしてる生き物なので。
たまに魚とかが死んで、そこに沈んできたときに、
それをちょこっと食べてっていうような感じなんですけど、
大オオグソクムシは似たような生き物ですけど、
確か水族館で飼ってて、
何年間も餌を食べないっていう記録があったんですよね。
っていうぐらい行動しない生き物なんですよ。
この先生は行動を見たいのに、
行動してくれないから、動いてくれないから困ったというような、
エピソードが載ってました。
土の中に潜るっていうような性質があるっていうことを見つけて、
それまではずっと飼ってても何も動かないし、
土の中に潜ったりとかしないみたいなんですけれども、
地形を作ってやると潜ったりとかするっていうような形で、
どういうふうな形で巣穴を掘るのかというか、
身を隠すようなところを作るのかというのを見るために、
ゼラチンみたいなので床を作るんですよね。
そうすると、ゼラチンのところに穴を掘って、
その穴の形が透明なんで外から分かるというような工夫をされて、
実験をされててですね。
このあたりもゼラチンじゃない、寒天かな。
寒天だ。寒天ですね。寒天を使って床を作ってですね。
それでそういった行動を見たというような、
そういう紹介なんかもありました。
富ちゃんもこれ読みましたけど、
気になる生物とか面白かったところとかあります?
私これ読んで意外だったのが、
これって先生一人に対して動物なり生き物一つで書かれてるんですけど、
大王イカでインタビュー受けてるけど、
私別に大王イカが専門じゃないんですみたいな。
確か大王イカの先生だったかな。
大王イカの先生かシャチの先生かがそんな話をされてて、
これと共に生きるみたいな感じで、
それだけを研究するんじゃなくて、
研究対象の一つとしてその生き物がいるみたいな先生もいらっしゃるんだなっていうのが意外だった。
そうですね。
18:00
大王イカの研究は、
島根大学の広橋のりたか先生が大王イカのことを紹介してくれてるんですけれども、
この先生は生死の研究ですね。
生物全般の生殖戦略に興味があって、
それで生死が専門っていうところで、
大王イカの生死はどうなってるのかっていうところで声がかかったというような感じなんで、
この先生は別に大王イカが好きというわけではないけど、
なぜか大王イカに関わってしまったというような感じで。
そういう、私は特に研究職、研究者の方とは縁通りゴリゴリに文系で生きてきたので、
研究分野の定め方とか、研究対象の定め方も人によって、
その生き物が好きだからそれを調べるみたいな、
それこそさっき話に出たの、
鈴木敏紀先生は鳥が好きで鳥の声を聞いて、
動物言語学っていう学問自体を開いた先生だけど、
この生き物は競合が少ないから研究しやすいよみたいな感じで、
研究対象を選ばれる先生もいたりとか、
こうやって誰か観察してくださいって言われて、
観察をずっと続けてきた団体が続けられなくなっちゃったから、
研究者の先生お願いしますみたいな、
シャチが確かそうだったのかな、みたいな、
研究に至るまでの流れも人によって違うんだなと思って、面白かった。
そうですね、流れ流れてなぜかこの研究にみたいな先生もいらっしゃるし、
別に好きじゃないんですけどねって言いながら、すごく熱を持って話してらっしゃったりとか、
あとなめくじの話がこの本に載ってるんですけど、
なめくじとかたつむりってほぼ似てるのに、
かたつむりの研究者は結構いるんだけど、なめくじの研究者は少ないとか、
それも理由がなんかちょっと気持ち悪いからみたいな、
なんかそういう、読みながらくすっと笑えるようなエピソードがいっぱい載ってますよね。
そうですね、すごい面白いですね。
そのなめくじの研究者の方は岡山理科大学の宇鷹裕子先生なんですけれども、
もともと10位になりたかったのになぜかなめくじの研究者になられてるというところですね。
本当に。
なめくじを研究していると、
かたつむりの方が気持ち悪くないみたいなことも書いてらっしゃったりして、
21:06
当事者ならではの意見みたいなもの、
私たちにはない視点で話をしてくれるから。
そうですね、面白いですよね、本当に。
もうなんかこのなめくじの交尾の絵とかが出てくるんですけど、
なかなか激しいというか。
しかもそれもなめくじの種類によって交尾のかたちも違うんだよね。
そうですね、そういったところもちょっと出てるので、
ぜひちょっとすべてを言っちゃうとネタバレになっちゃうのでですね。
これだけ話してもまだ全くネタバレ少ない。
ように話してるつもりだけど、
読んだ内容を忘れてるというところもあるんですが。
読みやすい。
読みやすくてパーッと読めるし、
本当にいっぱい学びがあるというような。
用語量も多いしね。
本になってるので、ぜひちょっとお勧めしたいなというふうに思ってます。
なめくじなんかも外来種もいっぱい入ってきてるみたいだけど、
そもそもみんなが注目しないというか、
見ても気持ち悪いだけだし、
なめくじを見分けようなんてみんな思わないから、
外来種が入ってくることもわからないけれども、
なめくじの捜査網みたいなのを一生懸命作ろうとされてたりとか、
そういったところも話としては面白いなと思いました。
こんな感じで今回は雑談会として、
なぜその生き物に惚れたんですか?
ほとんどゼロ円大学編集部が作られた面白い本をご紹介させていただきました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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