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おはようございます。人生加速コーチのなおこです。このチャンネルでは、管理職を捨ててライフコーチとして独立した私が、これから企業復業を目指している方の背中を押せるようなお話をしていきます。
今午前9時半ですね。真夏に比べるとだいぶ歩きやすくはなってきたものの、やっぱりまだ日差しも強いし、
やっぱり湿度が高いんですよね。週末の娘のバスケの練習でも、
体育館の冷房は効いてるんですけど、ちょっと熱中症気味で倒れちゃった子がいて、湿度が高いっていうのが気温以上にしんどいんでしょうね、この
日本の夏は。 だから世界陸上とか見てても海外の選手とか
すごい日本の夏不快なんだろうなーって思いながら見てます。
それでも、この間ボータカトビューで世界記録が出た瞬間、私も見てたんですけど、あれすごいなーって
思いましたが、 まだ残暑が続きますが、
冷房の効いた涼しい空間で楽しくお酒を飲める ヒルスナック、今月も開催いたします。
9月24日水曜日午後1時から5時まで、東京メトロ丸の内線赤坂三月駅徒歩30秒のところにある
スナック引き出しさんで開催します。 料金体系等は概要欄でご確認をお願いします。
お一人様でも、お友達同士でも、お子様連れでも大歓迎です。 待ちしてます。
評価制度の限界
今日はですね、 会社の評価制度の限界という話をしたいと思います。
先日、私のコーチ、お話屋直人さんの 公開セッションの中で、
そのセッションの様子をYouTubeで公開しているんですけれども、 その時に
直人さんの方から、あの話結構僕的に刺さってるんですけどって 言われて、
私の中では忘れてたとまでは言わないけれども、そんなにこう 重要視していない
エピソードではあったんですが、 その話が上がって、
確かになって、そこが結構転機だったようなと思う ターニングポイントの一つではあったので、
そこについて話をしてみたいと思います。 そのエピソードはですね、私がマネージャー時代に
自分の右腕的な役割の メンバーの
男性がいたんですね。その方は私より入社半年ぐらいかな、早くて。 なので私が入社した時は先輩っていう形ではありましたけど、
私がメンバーの時もずっと一緒に クラブを共にしてきた仲間だったんですね。
私がマネージャーになってからもずっと 本当に頑張ってくれて、私がすごくしんどかった時も
支えてくれた人だったんですよ。 っていう私の個人的な思い入れはあったものの、
半期に一度の評価の際に、私が一時評価っていう形で点数をつけて、それを評価者会議にかけて
二次評価者会議で最終評価かなという形で 点数が評価がつけられて
っていう制度なんですけど。 会社の評価制度もそれぞれあると思うんですが、
私がいた会社は数字的な目標に対する達成度と、あと行動ですね。
行動評価。 会社としてこういう望ましい行動という基準があって、それに対してどれぐらい
活気できていたかということに対してエピソードから点数をつけるというものなんですけど、
チームとして、現場としてその最適な行動をとったと感じられる行動と、会社の評価制度に当てはめた時の
望ましい行動、求められる行動ってやっぱりずれちゃうんですよね。 職種によっても
発揮しづらい職種と発揮しやすい職種ってあると思うんですけど、ただ
職種ごとにその行動目標みたいなものが設定されているわけではないので、
職種的にも、その当時の状況的にもなかなか
発揮しづらいよなぁというのは感じてまして、
でも結局会社としてはそれを言っちゃおしまいようなので、いかにどうやってやるかっていう、もうそこを一択じゃないですか。
そういう指摘感情とか、本人が頑張ったかどうかとか、チームメンバーが
貢献してくれたと感じるかどうかというのは全然
加味されなくて、あくまでその決まった行動規範に、望ましい行動に
のっとったことが実践できていたかどうか
のみで判断するんですよ。なので、私はもう今回絶対彼の
給与ですね、少しでも昇給させてあげたいなと思って、 その評価がつくことを望んで
全力でエピソードを引き出し、 評価者会議でも
アピールはしたんですけど、結果
届かずですね、至らず
その反旗は給与が上がらないという結果になりまして、 もう私は悔し泣きをしたわけですよ。
独立への決断
私、滅多に泣かないんですよ。悔し泣きとか滅多にする人じゃないんですけど、 その時はね、マジで悔しくて泣きまして、
その時にやっぱり限界を感じた点として、 まず
触手によっても発揮しやすさ、しづらさがあるにもかかわらず、同じ物差しで上がられてしまうという点と、
どんなに市場を挟まないという前提ですよね。 で、やったとしても、
やっぱり人が決める以上、人の主観って絶対入るじゃんっていうことをやっぱり感じるわけですよ。
好き嫌いって言うと、あれですけど、人間なんだから好き嫌いとかその思い入れですよね。
入れ具合とか、ちょっとした一幕のコミュニケーションの印象が、
良い方向に働くこともあるし、逆に悪い方向に
レッテルバリされてしまうという側面が絶対あるなと感じていて、 自分の評価に対しても感じてたんですよ。
私がこの評価をつくんだったら、絶対他の人も同じかそれ以上のことをやっているはずだと感じるところがあって、
自分だけそんなに評価されるのはおかしいって感じたんですよ。 それがそのバイアスですね。
バイアスが、私は良い方向に働いてしまったということも感じていて、
その時点で、この公平な評価って無理なんだなって思ったんですよ。
私、前の会社で会社の組織サーベルという商材も扱っていたので、 いろんな会社さんの
従業員アンケートを見る中で、 評価制度に対するコメントって
めちゃくちゃつくんですね。 納得のいかなさについて、
かなり点数が低くなりやすい項目なんですよ。 それは会社側の評価制度に対する努力不足ももちろんあります。
そりゃそのやり方だと納得いかんだろうというのもあるんですが、
ただどんなに制度を作り込んでも、誰かが作った物差しに全員を当てはめようとした時点で、
絶対にみんなが納得いくわけないんですよ。
無理だと思うんですよ。 少なくとも私はそう感じたので、
もうこれは会社という組織にいる以上、絶対ここに自分自身が納得することも、
部下を納得させることもできないなって思ってしまいました。
だから、あきらめて独立をして、個人という世界でお客様が答え、
お客様が来てくれる、お客様がお金を払ってくれる、イコール、自分が貢献できている、価値を発揮できている。
評価制度の苦悩
シンプルにそれが答えじゃないですか。それ以外何でもないと思ってて、自分が頑張ってるかどうかっていうのは全然関係なくて、
お客様が喜んでくれる、価値を感じてくれれば、代価を払ってくれる。
っていう方が納得いくし、うまくいかなくても納得いくし、気持ちいいなって思ったんですよ。
本当にね、納得いかない部下の評価を伝える時ほどしんどいものはなくてですね、
自分も納得いってないのに、自分はその評価制度に基づいて、
あなたの評価はこういうふうにつきました。ここができていなかったのでこの点数でした。
なので、次回はここをやることで、もう少しいい点数がつきます。
みたいなことを伝えないといけないんですよ。私はもっといい点数だと思ったんだけどね、つかなかったんだよね、上が。
みたいなことを言っちゃいけなくて、それがしんどかったですね。
働き方がしんどかったのもありますけど、そうですね、昨日の放送でもちょっとそれに近い話はしてるんですが、精神的な奴隷ですね。
精神の自由がない。自分の思考とは切り離して、別人格を表現させて、
伝えなければいけないっていう、そこがしんどかったっていうのも大きかったかなと思います。
自分に一致していない状態の時間が長いというんですかね。
今ですね、自己基盤、パーソナルファンデーションの講座で、今期ですね、統合性というテーマを扱っているんですけど、その統合性がまさしく、
いろんな解釈の仕方があるんですが、
自分に一致しているとか、バラバラではない、統合性が取れている、統合しているということはバラバラではないということなので、
表の自分と内側の自分がバラバラじゃない、改良していないとか、そういう意味も含むんですね、私の解釈では。
誠実とかそういう意味もあるんですけど、自分自身に対して誠実であるということだと思うんですよね。
今ね、自分の意に反した行動態度を取っているということ自体が統合していないという状態だと思うんですよ。
会社員時代の私はそういう状態だったなと思いまして、自分の心と内側の自分と外側に出している自分が違う、
取り繕われている、作られた自分であるという状態を、仮面をですね、被り続けないといけないという状態だったから、
しんどくなっちゃったのかなって今は解釈しています。
ただ会社の評価制度を変えるのって本当に何年もかかるし、そもそも変えようっていう意思決定を会社がしてくれるまでにもすごい時間がかかりますし、
決定してじゃあどういう制度にしていくかとか、設計して変わるのを待っていたら何年もかかるわけですよ。
その変わった制度が納得いくかどうかって、また別の話なので、それ待つぐらいだったら、
転職してもっと納得のいく制度があるところに行くか、
辞める、独立するしかないと思っていて、本当に納得のいく評価を受けたいのであればですよ。
ただ、転職活動で評価制度についてそこまで細かく教えてくれる会社ってあるんですかね。
って思うと、それもまた転職したとて、というところになるので、本当に正当な評価を受けたいなと思うのであれば、
一人でやるというのが一番近道なんじゃないかなと思います。そこも自分が何を重視するかだと思うので、
そこは割り切ってやりますということであればそれでいいと思うんですけど、
そこにその悔しさとか納得のいかなさとか、たまれなさみたいなものを感じる方は、
ちょっと限界なんじゃないかなということで、私のエピソードをお話ししてみました。何か参考になれば幸いです。
自己基盤の探求
この後ミーティングなのでこれで終わりたいと思います。