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こんにちは、人生加速コーチののおこです。このチャンネルでは、私が会社員を辞めて、ライフコーチとして企業独立してきた過程や、コーチとして大切にしている考え方、マインドなどを発信していきます。
今日は、気乗りしないことからあえて手をつける、という話をしたいと思います。
これは、テクニック的なところもありますが、私たちは日々、いろいろやること、やらなきゃいけないことや、やりたいことがたくさんあると思うのですが、
時間は限られているので、いかに優先順位というか、本当に大切なこと、重要なこと、4つの領域に分けたときに、重要で緊急とか、重要ではないけど緊急とか、
4つに分けたときに、重要だけど緊急ではないことという大領域と呼ばれるところが、一番大事なんだけれども、一番手をつけられない後回し、なぜなら緊急ではないから、緊急ではないのでついつい後回しにしてしまうというところだと思うのですが、
そこをいかにやって、それをやる時間をいかに作るかというのが、長期的に見たときに大事だよという話は知っている方が多いと思うのです。
そこが、気乗りしないことをあえてやるというところの話です。
気乗りしないというのは、何でかというと、重要だからなんですよね。重要だから、ちゃんとやりたい、ちゃんと時間をかけたいとか、考えることが多いというので、手をつけるハードルが上がるんですよね。
よく言う例えだと、試験勉強をしようと思って机に向かったら、机が片付いていないのが気になって片付けを始めてしまうというのがよくあると思うのですが、
勉強をするというのが重要で、緊急ではないんだけれども、すぐできちゃうことですね。緊急性が高いというか、気軽にできちゃうことに逃げてしまうというか、そっちに行ってしまう。
そっちに手をつけることで、やっている気になれちゃうんですよね。
小さい細々したタスクを片付けていると、重要なことを手をつけなくていい理由ができちゃうので、どんどんそっちをやろうとしちゃうんですよ。
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そういう小さいことをやっているうちに、時間がなくなって、大事なことをやる時間がなくなってしまった。じゃあ、明日やろうみたいな感じになっちゃったりとか、結局重要なことができないわけですよ。
でも、その小さいことをやりつつ、ずっと頭の中では、潜在意識の中では、あれをやらなきゃいけないんだよなとずっと思っているので、実はワーキングメモリー的なところも消費しているし、気持ちはずっと消費している。
ずっとつっかかっている状態で、でも他のことをやりながら気を紛らわしている。
そういうふうになっちゃうんだということをまず認めて、理解して、今自分その状態になっているなということを客観視した上で、
じゃあ本当にやらなきゃいけないことって何なんだっけという、大事なことから逃げているよね、自分というところを自分の中で対応して、本当に大事なことをやったほうがいいんじゃないと自分に言えるようにならないと、いつまでも第二領域の部分で片付かないのかなと思うんですよ。
もう一個、これもまたテクニック的な部分なんですけど、手をつけるまでは非常に億劫なんだけれども、いざやり始めると今度はやり遂げたくなるというのも人間の心理としてあるらしいんですよね。
やり始めたことを中途半端に終わらせたくないとか、例えばテレビとかで、続きはCMの後という、最後まで見たい、結末見たいという心理にさせるわけですけれども、始まっちゃったら終わらせたくなるので、
いかにやりたくないというのも本当に大切だからやりたくないというか、なかなか手がつけられないんだということですよね。
本当に嫌なことはやりたくないと思うんですけど、第二領域の部分というのは本当はやりたいが着手するまでのハードルが高いというところなので、
手をつけ始めてさえしまえば結構やりたくなっちゃうんですよ。というのもあるので、まずやっぱり手をつけ始める、始めるということですね。
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大事なことだと結構まとまった時間を取りたいというふうにどうしても思っちゃうんですけど、やっぱり私たち忙しいわけじゃないですか。仕事をしていたりとか子育てをしていたりとかすると、なかなか現実的にまとまって誰にも邪魔されない時間なんて作れないんですよね。
それができるまでやらないとなると本当にいつになるのっていう話になっちゃうんで、やっぱり隙間時間でいいからちょっと手をつけて、終わらなかったとしても終わらせたいという心理になるので、
そうするとまた隙間時間を見つけて、やろう、また時間できた、やろうというふうになるので、やっぱりそこを乗り越えて、最初のハードルを乗り越えていかに手をつけるかという、そこは結構自分との戦いかなと思います。
でもそこがやりたいことをやるってすごく大事なんだけど、やりたいことをやるためにやりたくないことというか、そこの気持ちに向き合えるかどうか、自分との約束を守る。
第二領域の部分は本当に自分と約束しても誰も強制してくれないわけですよね。一番大事なことほど誰も強制もしてくれないし、流してもくれない。だって自分にとっての大事なことだから。
自分との約束を守り続けるしかないのかなと思います。それが片付いちゃえば大きな石が入る。あとはもう細々したことはそれこそ片手間で隙間時間にやればいいし、別にやらなくても最悪いいわけですよね。
だってそんなに重要度が高くないことなので、別にそれこそ今すぐできちゃうことなんだけど、でも別に明日でよくないこれっていう、もっと大事なことを先に片付けた方がいいんじゃないっていうところですよね。
それをちゃんと自分の中で切り分けて、手のつきやすさとハードルと重要度っていうのをちゃんと切り分けて、今何をやるのがいいのか。逃げたくなることほど大事なことなんだと思うんですよ。
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大事なことだから逃げたいというのもあると思います。逃げたくなるくらい真剣にやってるから怖いし、向き合うのも怖いんですよね。
自分の弱さとかダメさとかと対峙せざるを得ない時もあるわけじゃないですか。でもどうでもいいことをやってるとそこに向き合わなくて済むので気が紛れちゃうんで、
何となくこれもやらなきゃいけないから、これもやらなきゃいけないからって言って目を背けられるんですよね。だからやっちゃうんで、そこはもう自分との戦いですよね。
しかも物事って後回しにすればするほどどんどん膨らんでいくし、時間は少なくなっていくし、あんまり良いことはないんですよね、実は後回しにするって。何でもそうですよね。
掃除とかもちょこちょこやってれば、そんなに汚れもたまらずに済むんですけど、年末で大掃除とかもそうですけど、大掃除が必要ないぐらい日頃からちょこちょこ綺麗にしてれば、しかも大掃除っていらないんだよな、みたいな。
でも溜め込むから大事になるわけですよね。大掃除が必要になる状態になるっていうことなんで、なんか全部一緒かなって思いますね。大事なことほど溜めない。
もちろん物事の性質によって日頃からちょこちょこできないみたいなものもありますけど、なんか習慣化した方が、例えばこのラジオ、スタンダードFMとかでも、毎日とか頻度高くやってると、そんなに習慣化してくると手をつけるハードルって下がるんですけど、
1週間とか間開いちゃうと、なんかこう、ハードル上がるんですよね。また何話そうかな、みたいなことを考えたりとか、間を開けないっていうことが大事だし、そこで間開けちゃって、
あーって、なんかやらなくなると、またどんどん間開いて、余計やりにくくなって、やるまでのハードル上がってっていう、そういう悪循環、悪いサイクルに入っちゃうんで、やっぱり大事なことほどちょっとでもいいから手をつけるっていうのが本日の結論ですね。
というのをですね、さっきキッチンのこびりついた汚れを拭きながら思っておりましたので、綺麗になりました。
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溜めちゃうとね、汚れも落とすの大変なので、汚れたときにすぐさっと拭けばいいんですけどね。
はい、というところと、あとこれから会社の仕事が始まる前にちょっと運動をしてから業務を開始したいと思います。
運動とか健康も本当そうですよね。健康を害してから治療、健康を害しちゃうと治療とかが必要になっちゃうんだけど、日頃から食事だったり運動だったり睡眠だったりっていう、長期的に緊急ではないが重要なことをしっかりやっておくと病気になりにくいとか、風邪とかひいちゃったりとかしても回復も早いし、
やっぱりそこの第二領域のところにいかに優先度を高く上げてやっていけるかっていうのがやっぱり長期的に見たら大事なんですよね。
つい、こう、短期的には楽な方とか、運動しないとか、簡単な食事で済ましちゃうとか、寝不足にしちゃうとかいうのって、どうしても短期的に見るとやっちゃいがちなんですけど、でもそこを、ある意味誰にも強制されないわけじゃないですか、大人なんて。
早く寝ろなんて誰も言ってくれないし、運動しろなんて言ってくれないし、ご飯だって自分でいくらでも楽なものにできちゃうし、でもそこをね、ちゃんと重要な、長期的に考えて重要な行動を蓄積できると、結果的にどうでもいい緊急、重要ではない緊急なことに時間を奪われなくなるのかなというふうに思います。
はい、本日は以上です。お聞きいただきましてありがとうございました。