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こんにちは、けいこです。私は会社員を辞めて、フリーのコーチとして活動しております。
今日は、「家事を完璧にしなきゃ」という思いが辛いあなたへ、お話をしていこうと思います。
皆さんは、家事をするとき、どこかで完璧にやろうとか、そういうふうに何かプレッシャーを感じたことありますか?
私は結構、完璧主義なところがありまして、育休中もそうでしたし、育休を終えて仕事復帰した後も、
完璧にやらなきゃ、しっかり家事をこなさなきゃっていう思いが強くありました。
やるべきことがあって、それを全部きれいに終えると、すごい達成感があったので、
そこまでやり遂げたいっていうふうに思っていたんですよね。
完璧にやって、終わった、すごいきれいになったっていう達成感を得るために、
そこまでやらなければっていうふうに、日常すごい忙しいときでも、
ここまでやらなきゃ、やらなきゃって自分に勝手にプレッシャーを与えてしまって、
できなかったっていうふうに思うことがよくありました。
例えば、完璧ってどの程度完璧にやるかというと、
真空に洗い物が一つでも残っていると落ち着かない。
自分が食器洗いをして、全部真空の中きれいにしたのに、
残業で帰宅が遅くなった夫が食事をした後に、その食器が真空に置いてあると。
私がきれいにした真空の中にまだ食器が残っているということがちょっと落ち着かなくて、
次の日の朝すごい急いで洗ったりしたことがあったりとか。
床に髪の毛が落ちていると思うと、すぐにその時期をかけようというふうに思ってやりたいんですけど、
実際できないこともあるんですよね。
子どもの相手をしていたり、他の家事をしなきゃいけなくて。
そういうときにずっと目にあそこの髪の毛が気になるとか、
そこのゴミが気になると思うと、ちょっとイライラしたりということが結構ありました。
そういう完璧主義な私だったんですけど、
なかなか完璧主義であっても、できない日常にイライラが募るんですよ。
なので、どうして私はこんなに完璧にしなければいけないのかというふうに考えてみたんですね。
別に完璧にしなきゃいけないなんて夫に言われてないんですよ。
夫としては日常生活が最低限遅れればいいということで、
日々そんなに頑張ってあれもこれもしなくていいよって言ってくれてますし、
帰宅したときに子どもたちのおもちゃが床一面に広げられていても、
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それに対してどうして片付けをしないんだとかは一言も言われたことないんです、今まで。
なので、そういうのを気にしない夫なのに、私の中では勝手に完璧にしなければいけないっていう思いが強くあったんです。
それはどうしてかなっていうふうに深掘っていったところ、3つぐらい出てきたんですよ、その原因が。
まずは、あの人にどう思われるか気になってしまう。
他人の目ですよね。特に家族の目ですね。
私の夫は気にしないって言ってくれているんですけど、本当にそう思ってるかっていうふうにちょっと疑ってしまったり。
あとはまたは自分の家族ですね。姉夫婦とか弟夫婦とかがいて、一緒には住んでないので離れてはいるんですけど、
日常的に結構部屋をきれいにしているそうなんです。母経由で聞くんですけど。
そういうのを聞いた後に、やっぱり自分の母と子供たちを顔見せるためにビデオ通話っていうのを結構頻繁にやるんですけど、
そういう時に、部屋いろんなもの落ちてるねって、片付いてないね、どうしたの?みたいに言われると、
これはきれいにしなければいけないって勝手に思ってですね、親の目とかを気にしてしまって、
ちゃんとやらなきゃいけないんだなっていうふうに思ってしまっていたのが一つありました。
あとはもうこれは性格だと思うんですけど、自分に厳しい性格があるんですよね。
できない自分を許せないみたいなところが私自身すごいあって、しっかりやらなければ、完璧にやらなければっていう思いが強かったので、
この汚い部屋で過ごすなんてダメだとか、ここまでしか家事ができてないなんて、自分はダメなんだみたいに結構自分に厳しく評価をしてしまって、
なかなか完璧にしなければいけないっていう思いは抜け出せなかったなと思うんです。
あとこの3つ目も似たようなところなんですけど、完璧にしないとダメだっていう。
完璧ではないと自分の価値がないみたいに思ってしまうところがありましたね。
自己肯定感がちょっと低かったのもあったんでしょうけど、周りのママさんたちはどんなふうに日々過ごしているかわからないにもかかわらず、
きっとママさんはきれいなお家で家事も育児もしっかりした状態で子どもたちと楽しく過ごしている。
だから私も同じようにしっかりやらなければいけない。
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他のみんながどんな状況か聞いたこともない、わからないのに勝手にみんながやっていると思い込んでしまって、
自分もちゃんとやらなきゃ。やらないなんて私は普通以下だみたいに激しい思い込みみたいなのがよくありました。
こんなふうに思ってしまっていて、どうしても完璧にしなければいけないなっていうふうに自分にプレッシャーを与えていたなっていうふうに思うんですよね。
で、実際この完璧にするのってやっぱり難しいと仕事復帰して1年ぐらい経ってようやく気づいたんです。
どうにもこうにもうまくいかないっていう状況が続いて、この完璧をまず1個手放さないと私は日々生活していくのが難しいというふうに自分で気づいたので、
もう完璧にしないっていうことを決めるようにしました。
では実際その完璧主義を手放すためにどんなことをしたのかっていうところをお話ししていこうと思います。
まず1つ目は100%やろうとはせず、60%ぐらいの完成でいいというふうに決めるってことですね。
今までやろうとしていた100%が現状でできないっていうのが分かっているので、それを追い求めても無理なんですね。
私は仕事復帰後1年間できなかったっていうのがあったんで、もうできないっていうふうに思って、
自分の中で60%でいいからやれるところまでやろうっていうふうに決めました。
それで60%実際できたら、よかったと、なんだそこまでできたじゃんっていうふうに思うようにしてました。
例えば、洗濯物は必ず畳まったんで、指定の場所にしまわなければいけないまで思ってたんですけど、
洗濯物を畳むけど、指定の場所にしまうまではやらないとか、床に置いてあっても畳んでいれば、
そこから子どもたちも夫も自分たちの服を選んで着るっていうことができるので、それでもいいのかなと。
床に洗濯物を置いてあるっていうことを自分が認められれば、それでも十分だとかいうふうに思いましたし、
疲れていたときには、洗濯物、畳むのすらやらないっていうのも決めてましたね。
きれいな、洗濯したきれいな服があればそれでいいと。
もちろんシワのつきやすいものはやっぱり畳まないといけないねっていう思いがあったんですけど、
子どもたちの服ってシワになりやすい服ってそんなにないんですよね。
なので、ハンガーから取ってポッて床に置いてあっても、そこから拾って次の日着るだけでももう十分だっていうふうに思うようにして、
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100%やらないように、60%の完成度でいいっていうふうに自分に決めました。
そうするとすごい楽になるんですよね。
ここまでできたからもう十分じゃんっていうふうに思えると、前はできなかったっていうダメな部分を見ていたんですけど、
60%を目標にすると、ここまでできたっていう、やれたっていう気持ちが出てきて、
そこで自分を責めるようなことはしなくなるんですよね。
なので、これもいいかな、これは結構いい方法かなというふうに思います。
あと2つ目は優先順位を決めるですね。
何から何まで全てを完璧にするって考えるとやっぱり大変だし負荷も大きいので、
自分にとってどうしても大切な部分、やりたいという部分だけ丁寧にやるというふうに決めました。
例えば目に見えるリビング、生活するリビングとかダイニングテーブルだけはきれいに保つけど、
他の子供たちのおもちゃがある和室の部分は汚くてもそこは気にしないというふうに決める。
部屋の全部をきれいにするなんてもうできなくてもいいと思って、
生活する部分だけでも床がきれいに見えてればいいって思うようにしたり、
あとは寝室は寝るだけの場所だから、そんなに綺麗に保たなくていいっていうふうに決める。
っていうのをやってました。
なので、私の場合の一番はリビングの、
歩く隙間がないぐらいおもちゃとかが置いてあると踏んだら痛いとかって嫌なので、
自分の歩く部分、生活で必要な部分はきれいにするように心分けて、
あとは汚くても僕は気にしない。
シンクがどんなに散らかっていても、もう使う食器があればいい。
疲れていたらそれをどうしても今日やらなければいけないじゃなくて、
明日に回すとか夫にお願いするとか、そういうふうにしました。
そうすると自分が譲れない部分だけはきれいにするんで、
そこはできたなっていうふうにまた満足感も出るので、
やれるところだけやるという先順を決めて、
どうしてもしっかりやりたいところだけやるっていうふうに決めました。
割り切るっていうのは結構大事かなと思います。
あと3つ目は何もしないっていう時間をあえて作るということですね。
家事をやらなきゃ、あれもやらなきゃっていうと、
隙間時間を常に次はこれをやって、
例えば掃除機をかけて、洗濯物を干して、
トイレ掃除して、洗面台も掃除して、
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お風呂も掃除して、床に落ちているオムチャも片付けて、
本棚が汚いから片付けてとか、やり始めたりやりたいと思うと
きりがないくらいいっぱいやることが出てくるんですけど、
全てをやっていたら1日なんてあっという間に過ぎるし、
全てをやろうとすると自分の自由の時間がないんですよ。
忙しいまま1日過ごしたらもう終わっちゃった、
もう寝る時間になっちゃったって思うので、
何もしない時間をあえて作るっていうのは
すごい大事かなと思います。
これ1日の中である時間、ある特定の時間だけ
この時間は何もしないって決めるとかですね。
私が1日やってたのは、食後10分は何も動かないって決めて
ゴロンと横になる時間を作ってましたね。
前はずっと立ってて食事作って子どもたちの食事あげて、
自分も急いで食べてすぐ片付けてとかやってたんですけど、
それじゃ疲れて寝かしつけまで頑張れないので、
自分が食事を食べ終わった後、子どもたちが食べるのゆっくりだったので、
自分はゆっくり休む時間にしよう。
何もしない、はい、ゴロンと決めてゆっくり過ごすって
決めた時間を作ってました。
ゴロンとし始まるとずっとゴロンとして
いつまでも時間が経ってしまうので、もちろんタイマーはつけて
10分なら10分ゆっくりするっていう風にしていました。
これって結構いいんですよね。
忙しくバタバタバタバタ過ごしてしまうと
気持ちが焦ってしまったりもしますし、
はーできなかったってなるんですけど、
自分のためのゆっくりする時間っていうものを
1日1回でもちょっととって、ふーっと一息つくと
ゆっくりリラックスできるんですね。
なので忙しい1日の時間にあえて何もしない時間を
予定を組み込んでおく。
これは大事だと思います。
意識的に何もしない。
気に入ることをするってことですね。
こんな風に完璧視力を手放すと
どういう良いことが生まれるかというとやっぱり
気持ちの面でも体の面でもですね、
余裕が生まれるんですよね。
今まで完璧に全部しなきゃと思ってたところを
少し手を抜くっていうことで
自分の何もしない時間ができたりとか
あと家族と話す時間ですね。
子どもたちと少しでも話す時間が増えたりすると
やっぱり気持ちの余裕が生まれて楽になるんですよね。
毎日例えば掃除をしていたとしたら
それを例えば週に2回とかに減らしたら
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その空いた時間で自分のやりたいことを読んだりとか
できますし、子どもと今日一日何があったの?
ってゆっくりしゃべる時間が持ってたりするので
そういう面で心の余裕って生まれるなっていう風に思います。
あとは完璧にしないと決めるとですね
家族の協力が得られるようになります。
これは完璧にやりすぎてしまうと
家族ですね。夫なんですけど
妻が完璧にしているから自分は手伝わなくていいっていう風に
パッと見て感じてしまうこともあると思うんですよね。
妻の自分ルールでしっかりやろうとしているところに
夫がやると、やっぱり夫のルール、夫のやり方があってやると
まだできていないと思ってこういうことを言ってしまったり
することがあって、そういうのって
せっかく手伝おうとした夫のやる気を
なくしてしまうことにもなるんですけど
もう完璧にやらないから手伝ってくれないかなっていう風に
いうことで、家族も手伝ってくれることが増えると思います。
私は完璧にしないって決めてからは
夫に手伝ってもらう、または子どもたちにも
少しずつやってもらうこと、手伝ってもらうことを増やすようにしていて
ママ今日はちょっと動けないからよろしくねって言うと
わりと子どもたちって一生懸命ママが疲れているから
僕たちもやるっていう風に動いてくれたりしますし
夫にももうここまでしかちょっと今日忙しかったし
疲れててできないんだって言うといいよいいよって
じゃあやっておくよって言ってくれるようになりましたね。
なので完璧にやることを求めてしまうと
他の家族が手伝う隙間すら与えないことになるので
完璧にしないっていう風に決めることは
家族が手伝ってくれるので
それもいいメリットになるんじゃないのかなと思います。
今日はですね、家事を完璧にしなきゃっていう気持ちが辛いので
実際、完璧主義を手放すために
具体的には100%やろうとせず
実際の60%くらいの完成でOKと思ってみるとか
やりたい家事の優先順位を決める
あとは1日の中で何もしない時間、家事をしない時間を
あえて作るっていうことを試してみてはどうですか
というお話をさせていただきました。
3つのうちですね、全てをやる。
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同時にやるのはやっぱり難しいと思えば
その中で一つでもですね
例えば食器洗いとか
部屋の片抜けをするというその一つの家事だけでも
100%やるんじゃなくて60%くらいでやってみる
というのを試してみるといいんじゃないのかなと思います。
例えば掃除を30分やるじゃなくて
50分でも簡単にささっと終わらせる
っていう風にするとかですね
やってみるといいかなと思います。
あとは手を抜いたらですね
今まで完璧にやろうと頑張っていた部分を
手を抜くことに対してもしかしたら
罪悪感を感じる方もいるかと思うんですけど
全然そんな罪悪感は私はいらないと思っていて
日々家族のために家事も育児も仕事も頑張っているのだから
ちょっとくらい手を抜いても全然いいんだと
これでもいいんだよねっていう風に
言って自分を認める
手抜いてゆっくりすることができたねっていう風に
埋めることが大事かなと思います。
家事が100%やれなかったとしても
日々生活ができている家族が生活するために動けているので
もうそれだけで十分だと思うんですよね。
なのでできないことばかりに目を向けるんじゃなく
ちょっと手を抜いたことに対して
これで十分でいいんだよっていう風に
自分を認めること、褒めることをしてあげてほしいなと思います。
家事は完璧にやることが大事なのではなく
家族とか自分が快適に暮らすためのあくまでも手段だって
手抜きも必要だということで
無理してしまって体も心も壊してしまうよりは
手を抜いて毎日笑顔で過ごせる方が大事だと思っています。
なので今日お伝えしたことをいきなりやるのではなく
自分のペースでやっていってほしいなという風に思います。
最後まで聞いていただきありがとうございました。
それではまた。