憧れを手に入れるためには
おはようございます。人生加速コーチのなおこです。このチャンネルでは、管理職を捨ててライフコーチとして独立した私が、これから企業復業を目指している方の背中を背るようなお話をしていきます。
今ですね、娘の習い事の待ち時間で、吉祥寺の野頭公園に来てまして、ちょっとカラスの声がめっちゃ入るかもしれないんですが、よろしくお願いします。
まず最初にいつもの告知をさせていただきます。昼スナック9月も開催とします。9月24日水曜日午後1時から5時まで、場所が東京メトロ丸の内線高坂三月駅、徒歩30秒のところにあるスナック引き出しさんで開催します。
まだセミが結構鳴いてるんだなぁ。 まあいいや。料金体系とは概要欄でご確認をお願いします。
お一人様でも、お友達連れでも、お子様連れでも大丈夫です。
初めましての方も、お久しぶりの方もお待ちしております。 今日はですね、憧れているうちは手に入らないという話をしたいと思います。
昨日の放送ともちょっとかぶるところあるんですけど、 例えば昨日の放送で言うと、人と喋ってて美味しいご飯食べて、
カフェ行っておしゃべりして、 お散歩したりしてるだけでお金もらえる生活、
めっちゃいいじゃん、超憧れるって思っていた私が、実際にそれができるようになったという話なんですけど、
あるいは、会社員辞めてフリーランスになって、 自分の個人の名前で稼いで生きたらいいな、生活できたらいいな、
そんな生活、憧れるなーって思っていた過去の自分がいたわけなんですけど、 どんなに強く憧れても、憧れているうちは手に入らないんですね。
なんでかって言うと、憧れている状態というのは、自分の世界ではない、どこか違う世界というですね、自分とは線を引いちゃってるんですね。
自分が手に入らないものに対して強く興味を引かれている状態なんですね。
憧れの語源が憧るらしいんですけど、 本来あるべき場所から離れてさまようという状態を憧っているということらしいんですよ。
だから憧れている状態は、自分とは違う、 本来とは違う場所をさまよって憧れているという状態と解釈をしています。
憧れているということは、自分とは遠遠い世界であるということを、 自ら線を引いてしまっている状態ということですね。
ちょっとニュアンスが違うかもしれないですけど、 大谷翔平がWBCの決勝戦だったかな、
その時に憧れるのをやめましょうと、憧れているうちは勝てないからって、
というのをチームメンバーに言ったという話が有名になりましたけど、 別に大谷翔平の言葉ではないらしいんですよ。
栗山監督も繰り返し言ってたらしいんですが、 憧れの存在、もちろん子供の頃からメジャーを夢見ていた彼らにとっては、
憧れの存在が目の前にいるわけなんですけど、 憧れている時点でもう格上の存在だと決めつけてしまっているわけなんで、
そこは憧れの対象じゃなくて、対等というかですね、対戦相手なんだから、 憧れるのとは違うよねっていう話を大谷翔平がしたっていうことだと思うんですが、
つまり特別視しないっていうことだと思うんですよ。 自分とは違う世界ではなくて、あくまで自分の現実に起こりうる
出来事の中で、まだ達成できていないことっていうぐらいの感覚ですかね。
実現に向けた行動
同じ土俵、同じ土台に引き込むっていうんでしょうか。 じゃあどうしたらその憧れをやめて、同じ土俵にですね、その理想の世界、生活を引き込めるのかということなんですけど、
これはもうシンプルにその当事者と関わることだと思っています。 会社員っていうコミュニティにいると、
起業することってすごい特別なことのように、すごいマイノリティのように感じるじゃないですか。 すごいこと、特別なこと、一部の人にしかできないことっていう感覚に陥ると思うんですけど、
実際に日本全体で見ればもちろん会社員の方がマジョリティで起業している人っていうのは、 マイノリティにはなるんですけれども、
日本人で個人事業主、それを本業としている人って、 もちろんその事業の規模とか売上の規模とかには差はあると思うんですけど、
200万人ぐらいいるらしいんですよ。 ってことは6人に1人ぐらいですか。
学校のクラスで言ったら30人学級で言ったら5人ぐらいってことですよね。 そんな特別なことじゃない
ってことですよね。 副業とかで個人事業主というか開業を届け出している人ってなるともっと
いると思うんですよ。 そんな選ばれし者、一握りの人がなれるものっていう感じではないということが、この数字だけでわかると思うんですね。
個人でやっている人に実際に会って話してみると、 本当に感じるのが
普通の人なんですよ。 別にレベルが低いとかそういうことではなくて、
シンプルに普通の人なんです。 すごい特別な能力が高いとか、飛び抜けて何かがすごい才能があるとか、
そういう人たちばっかりじゃないんだな、もちろんいますとそういう人もいます。 この人にはかなわないなっていう人もいますけど、みんながみんなそうじゃなくて、
いい意味で同じ人間なんだっていう 感じなんですよ。
もちろん能力の凸凹とかはいろいろありますから、 一概に上とか下とかっていうのはないんですけど、
ただこの人ができるなら私もできそうだって思えてくるんですよ。 そういう人たちに会っていれば会っているほど。
自分の周りにいる人たちのシェア率ですね。 それを会社員比率をどんどん下げて、
個人事業主として生きている人たちがたくさんいる状態ですね。 にしていくと、
あ、なんだ全然特別なことじゃないじゃんっていう風になってくるんですよ。 そうすると憧れじゃなくなるんですね。現実になってくるんです。
自分の中での当たり前が変わっていくんですよ。 自分の中での当たり前を変えていく上で、やっぱり環境というものに人はすごく影響を受けているんですね。
だからその会社員でいると、会社員として生きるのが当たり前だと思っている人たちに 囲まれているから、自分も会社員として生きることが当たり前だと思っていて、
起業することは特別なことだと思っているというマインドが染み付いていくわけなんですよ。 だからやっぱりその環境を変えないと
自分のマインド、常識が変わっていかないんですよね。 じゃあそこから離れないとなかなか
起業は特別な憧れだという環境からは、 マインドからは抜け出せないんじゃないだろうかというのが私の見解です。
ただマインドさえ変われば起業できるのかというと、またそれは別の話なわけなので、 じゃあどうするかというと
既に起業して生活をしている人にコンタクトをして、 どうやってるか教えてくださいって
お願いしてお金を払って、直にフィードバックをもらうということをしているわけです。 そうするともう自分ごとでしかなくなりますから
憧れではないんですよ。現実としてじゃあどうやっていくかをただ考えて 行動して改善をしていくだけ
というものになるんですね。 それをしなければ今でもずっと憧れているままだったかもしれないです。
憧れを現実にするために
なので あんな風にできたらいいななんて憧れている暇があったら、その憧れをですねいかに現実世界に
引き込めるか。 そこを
つないでくれるパイプ役になる人ですね。それは誰なのかとか、どんなことをすればいいのか ということに注力した方がいいんじゃないかなと思います。
私だってですね、つい数ヶ月前まで自分がユーチューバーになるなんて思ってなかったですよ。 ユーチューバーって言ったって別にそれで
収益を得てご飯を食べている人ではないですが、 ユーチューバーを何と定義するかにもよると思うんですが、
でもユーチューブをやっている人 にはなったわけです。
それは少し前までの自分にとっては憧れというか、自分とは違う世界の人みたいに見えていました。
でもそれを当たり前にやっている人たち、自分のコーチとかそのクライアントさんだったりとか 他の方ですね。
すごい特別なスキル、才能があってユーチューブをやっているかというと、 ユーチューブをやること自体ってそんな才能いらないんですよ。
それはね、チャンネル登録者の桁が上がっていけば、いける人は一部の人かもしれませんが、 そこまでいけなければユーチューブをやる価値がないのかといったら全然そんなことないわけじゃないですか。
一流にならなければやる価値がないみたいなのは、結構日本人として悪い思考の癖だなぁと思ってますね。
だからチャンネル登録者数が100人とか1000人とか、 ユーチューバーという世界で見たら全然弱小なんだけど、
でもそれによって自分の出会いたいお客さんと出会えて、 そこから契約が発生する関係まで作れることができれば全然十分やる価値あるんですよ。
私のコーチもチャンネル登録者数は1000人ちょっとぐらいだったかなと思いますが、 私はそのユーチューブを見てこの人のクライアントになりたいなと思って申し込んでいるわけなんですよ。
そういうふうにお客さんと出会えて、 高単価なセッションが売れて、それで生活できたらいいなぁって憧れていた自分を辞めようと思いまして、
いや憧れてるぐらいだったら同じことをすればいいじゃんっていうふうに思って、 ユーチューブを始めたんですね。
うまくいくかどうかって、才能があるかないかという問題ではなくて、 自分の才能を把握して認めて、それを生かせる場所にどれだけの時間を
投下したかにかかってるんじゃないかなと思うんですよ。 ストレングスファインダーでもよく言われますけど、
才能は投資しないと生かせないと言われてますので、 こういう才能がありそうだということが見つかっただけでは不十分で、それを生かすということにとにかく
労力ですね。時間コストを払って才能を磨き続けるから光るというものだと思うんですね。
憧れの話に戻りますけど、憧れるって自分と境界線を引いてしまっている、 違う世界だというふうに引いてしまっている
という側面もあるんですが、でも同時にやっぱり自分が欲しい世界であるわけなので、 酸っぱい武道理論かな、ユダヤの話ですけど、
その手に入らないものを手に入れたくない理由をつけて、
欲しくないふりをするみたいな、ちょっとそれに近いものもあるのかなって思いました。 だから本当は欲しいわけだし、欲しいと思うということは
無意識の奥底の中では自分にもできるんじゃないかっていう気持ちもあると思うんですよ。 自分も本当はああなりたいというものを隠すために、憧れとして線を引いて手に入らない
現実を許容しようとしているみたいな、そんな感じでしょうか。 だからそれを欲しがっている自分というのを認めて
欲しいんだよな、それっていうことですね。 腹をかくって、それを手に入れる覚悟を持つということだと思います。
覚悟が持てないから、憧れのままでいたいんですよね。 というわけで、憧れているうちは手に入らないというお話でした。
覚悟を持つ重要性
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本日もお聞きいただきましてありがとうございました。