本を同時並行で読む
ヤッキーさん、どうですか?読書って、昔からしてました?
社会人になってからですね、調子始めたの。
当時、社長のカバンを持ちをしてた第二新説の時期だったので。
その時に、社長にめちゃくちゃいろんな本を読められたんです。
2050年の世界とか、アルビン・トフラーのトミの未来とか、そういうVCの、当時立ち上げてたツーソン社長が、そういった本をすごいいっぱい読んでて。
それで、それをきっかけに結構いろんな本を読んでた。
忙しい中で?
そうですね、忙しい中でなんか読んでましたね。
どんな時間を使ってどうやって読んでたんですか?
どんな時間…。
寝る前と、朝?
あとトイレに置いて、トイレの時間とか、ちょっと読んでたりとか。
あと、別に一冊の本をずっと読み続けなくていいって、基本的には。
僕の読み方としてはもう、6冊ぐらいを同時並行で読むんです。
同時並行で読んで、そういう読み方をしてます。
そうですね、並行で読むんですね。場所で変えたりするんですか、読むものを。
場所で、そうですね。トイレに置いてある本もあれば、なんか寝る前に聞く本もあれば。
でもそんなに変えたりというのは、気分で読む。
で、同時並行で読むと、いろんな本が似たようなことを全部言ってるなっていうのが一つずつ。
全部一緒じゃんみたいな。結論全部一緒だし、なんか考えてみるとみんな一緒だなっていうことを思い出すと、結局原書を読むのが一番いいなっていう気味もあるんですね、最終的に。
本をいっぱい読んでると。
同時並行で多岐にわたるジャンルを読む
確かにね。ありますよね。
僕も大学生の頃に読んだ、ナルケ・マコトさん、日本マイクロソフトの社長をやってたコメンテーターみたいな、ナルケ・マコトさんっていう人が書いてた。
本は同時に10冊読めっていう本があって、10冊までは行けるんだって素直だから思ってたんですよね。
で、その人も、本なんか並行して読めと。並行して読むと、いろいろ繋がっておもろいぞという話をしてますね。
Aという、ある本に書いてあったAという概念について、この本では理解できなかったけど、別の本で同じ話が出てきたときに立体的に理解できるようになるっていう話ですね。
ありがとうございます。
だから、最近だと僕は西洋哲学に関する入門書みたいな簡単な本を読んでてもなかなか入ってこないなっていう話も、
仏教の本をいっぱい読んでると、対比として西洋哲学が出てきて、西洋哲学ってこんな感じなんだっていうふうに理解できるみたいな。
結局、物事の理解って相対的に進むと思うので、何かAに対して理解したければ、その対となる概念についてよく調べると、もっと深く理解できるようになるみたいなところってあるじゃないですか。
こういう例えだと、例えばクリケットのことをいくら勉強しても野球のことわかるようにはならないとは思うんですけど、世の中のことってもう少し便利に繋がってるよなっていうのは実感なんですよね。
ちょっとよくわかんない話したんで、一回カットできるならカットしたいですけど。
戻りまして、あと同時並行して読むのって、週刊誌、漫画の、あれって毎週毎週10ページ20ページずつぐらい別の話、10個20個追いかけて、もう興奮して、一生懸命、麦わら海賊団がどうなったって思いながら、
シーンは統一されるのかみたいなことを、別の媒体で、別の頻度で更新されるものを全然追いかけられるので、なんかハンター×ハンターとかもね、何年空いてもまあ読み始めたら多分キャッチアップするんですよ。
だから本の、少なくとも流し読み、ちゃんと読んでれば多分何冊も並行して読めるようになってるんですよね、脳みそってね。
でも漫画でできてるんで、本でできないわけないですよね。
うん、いやーそうなんですよね。なので、なんかいいっすよね。やっぱ僕も今並行していろいろ読んでますけども、並行して読むっていうのは続けていきたいなぁと思うんですけれども。
うん、あとあと?
あえて、あえてもう全然読まないチャンネルのものを読むっていうのがすごい大事だなと思う。
面白いですね、例えば。
結構興味のある本ばっか読んでる。だいたいその自己啓発とか組織論とか経営とかの話の本ばっかなってくる。
知識としても偏るし、あんま面白みもなくなってくるなと思ってる人として、そういう本が読む。
なのであえて、絶対これ手出さないような本を同時並行の中に一冊入れたりしてます、本は。
最近のあと、寿司の科学みたいな本とか。
面白そうですね。
でもそういった本も読むと、経営とかとも繋がるものもたくさんあって、その原則原理というか。
やっぱ何事も本質は全部同じとこに流れてる感じがするので、そういう見え方もありますよね。
なるほどね。面白いなぁ。
あえてオカルト本とかもあえて読んだりしますし、絶対手出さないやろみたいなのもあえて入れることで、でも全部同じこと言ってるみたいな感じになるんですよね。全部読んでると。
小説を読むことの意義
面白いですね。それって違うことを言ってたとしても、自分というフィルターを通じて理解していくから同じように見えたりするとか、そんな可能性はないですかね。
そんな可能性もあると思います。ただ、明らかにこの本は今違うこと言ってるなってものが、さすがに同じこと言ってないってなるんで。
そうですね。
一定フィルターはありつつも、コンテに流れてるものをちゃんとピックアップしてる感じもありますけどね。
いいっすね。それいくと、僕、ジャンルをばらけさせるっていうのはあんまできてないかもしれないと思いつつ、小説を紛れ込ませるようにしてます、最近は。
ノンフィクションとか、そういうノウハウの本とか、経営に関する本だけじゃなくて、普通の小説ですね。アサイ・リョウさんの。最近だとアサイ・リョウさんの死に甲斐を求めて生きているのとか。
性欲じゃなくて。性欲より新しいやつですか?
あ、これは性欲より新しいのかな?ちょっといつ出たやつかわかんないんですけど、知り合いに勧めていただいてですね。
西洋哲学に縛られて身動き取れなくなっちゃった主人公の話で紹介されました、知り合いには。
なるほどね。面白そうだなと思って、すぐ買って読んでみようと思ったんですけど、こういう小説を紛れ込ましていて、
なんかこうやっぱ、人生の引き出しが増える感覚があるんですよね、小説を読むと。
自分が経験し得ない人生を追体験させてくれる感覚っていうんですかね。
最近だと、ネットフリックスのドラマ化された三体とか、
あれの原作とか、すごく大作ですけどオーディブルで聞けたんで、あれを聞いたりして、なんか
宇宙人に地球が攻め込まれるっていう話ですけど、自分は全くの土文系だから、そういう戦争で立ち向かうための知識が何もなくて、力になれなくて悔しいなぁとか思ったりね。
するんですけれども、なんかこう、もしこういうものに、三体っていう小説は新しいから、自分が子供の頃なかったですけど、
そういうものに、もし自分が子供の頃触れてたら、人生どれくらい変わったかな、なんて思うくらいにインパクトがあったりして、
そういうのを触れて、自分の子供にも触れさせてあげたいなと思ったりするし、
あと、いろんな立場で苦しむ主人公とか、その周りの人たちの葛藤とかに触れると、自分がコーチングでクライアントと接する中で、クライアントが感じている葛藤とか苦しみとか、
小説の読書の効果
そういうものに対する解像度が少しだけ上がる感覚とかもあったりするので、小説を読んで、いろんな自分のできない人生の体験を追体験してみるっていうのは、
自分にとってはいい、大事な時間になってるなっていうことで、積極的に小説も読む本の中に、束に紛れ込ませてるって感じなんですよね。
いいですね。小説、いいですね。
ヤッキーさんも小説とか読みます?
読みますね。結構。
最近、アザブ競馬場…
タワマン…でしたっけ?タワマン関係あるじゃないですか。
タワマンが…タワマン関係ありますね。
タワマン…最近なんとなく、令和元年の人生ゲームみたいなやつ。
ほう。今やるんですね。
ええ。
いう本とか。これも小説ですけど、でもこういう時代感を結構捉えてる小説だなって感じがしてても、アザブ競馬場さんのやつは。
日本ですよね。日本に限って。
現代人がどういうことを感じているのかっていう、その資本主義という中で生きていく上でっていう感じのエピソードを小説仕立てで書いてるんですけど。
なるほど。
こういう時期、自分もあったなとか、そんなふうに。追体験というか、過去の自分の追体験って感じですね。
最近の若い子はこういうふうに感じながら会社に勤めてるのかとか、それを全部小説仕立て。
なので小説もですよね。物語って感じで。
やっぱストーリーだと理解しやすいですよね。
なんかコテンラジオの深井さんとかいつも言ってるのが、人はストーリーじゃないと理解できないっていうことをよく言ってるなということで。
それがいいことばかりじゃないっていう話を強調されてますけど、ストーリーで理解しようとするがために実態を捉えられないケースって往々にしてあるじゃないですか。
なんでこうなっちゃうのみたいな話って、ストーリーで捉えてるからこそ起こると思うんですよね。
その間には全然本人が捉えられないストーリーから外れた事実がたくさんあるにも関わらず、それを捉えられなくなっちゃうみたいな話はあるんですけど。
まあでも、理解しやすいっていう意味ではストーリーになってるのが手っ取り早いっていうのは事実は事実だと思うので、積極的にそういうストーリーで物事を理解しつつ、自分の中で積み上がっていく知識をちゃんと無理矢理にこじつけて物語にするんじゃなくて、
ちゃんと適切な場所にプロットして地肉にしていくみたいなこともできたほうがいいんだろうなと思いながらですけど。
いやいや、ちょっとよくわかんない話になっちゃったんですけど。
そうだな、読書の話。
一回ここら辺で切りますかね。
一回切りますかね。
一回まとめましょうか。
一回まとめていきましょうかねというところで。
読書の習慣への意識
改めてですけれども、読書を働いてるとなかなかしんどいよねっていう話は、最初に引用した本のタイトルもその通りになっていて、僕は僕の普通のサラリーマンとしての実体験として働きながら本を読む時間ってやっぱり意識的になかなか取れなかったんだけれども、
隙間時間でも平行してパラパラと読んでいくことでも蓄積されていく知識があるし、それらが本を読む助けになると思うので、積極的にいろいろ本を開いて手に取って読む時間を持つのがいいんだよなと思いますし、
せっかくこの駐在態度をして時間があるタイミングで読書の習慣がつけられたので、これは日本に帰っても引き続き習慣として持っていきたいなっていうのが僕自身の実感なんですよっていう話で、
ヒャッキーさんの体験としては、カバン持ちとして支持した経営者の方からあれも読むね、これも読むねっていういろんな話があって、ここに影響を受けて社会人になってからは意識的に本を読むようにしているし、同時並行で6冊は本を読んでいて、ジャンルもなるべく自分じゃ選ばないようなものを1冊は紛れ込ませるようにしていて、幅を広げてるんだぜっていうところをシェアしてもらったって感じですね。
まさにそうでございます。
はい、なので後半は僕たちが最近読んで面白かった本とかお互い紹介し合いながら見てみましょうかねという感じで、一旦ここで切ります。
OKです。
はい、また後ほど。