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20代でぶっちぎれ!伝説の新人ポッドキャスト
伝説の新人ポッドキャストは、様々な業界で伝説的な活躍をしているゲストをお招きし、
20代の皆さんに向けて優秀な人材と言われるレベルではなく、圧倒的に突き抜けた人材になるためのヒントをお伝えしていく番組です。
本期の20代に火をつける伝説の新人養成プロジェクトがお送りいたします。
みなさんこんにちは。20代でぶっちぎれ!伝説の新人ポッドキャストへようこそ。
ナビゲーターの戸谷香菜です。
伝説の新人プロジェクト小宮です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。今回は前回に引き続きまして、
IMD日本代表の高津尚志さんにお話を伺っていきたいと思います。
今回はスキルの盗み方という話になるんですけども、
国際的に非常にご活躍なさっている高津さんに、
グローバルリーダー的な存在の人たちとお会いする機会が多いかと思うので、
そういう人たちのスキルをどのようにして盗んでいるのかということを伺っていきたいと思います。
ということで今回もどうぞよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
それでは高津さん、今回もどうぞよろしくお願いします。
こちらこそよろしくお願いします。
第3回目の今回はスキルの盗み方が違うというテーマになるんですけども、
高津さんは日頃IMDの日本代表として、
スイスの現地の学校にも行かれたりする機会があるかと思うんですけど、
そういう中で各国から集まったリーダー的存在の人だったり、
エリートと呼ばれるような人たちと接する機会があるかと思うんですが、
そういう人たちに触れる中で多分刺激を受ける部分もあるのではないかと思うんですが、
影響を受けたことだったりについてお伺いしたいなと思うんですが、
IMDというところで言うのであれば、
そのIMDの教授が授業している風景を見るということは結構あるわけですね。
そういうところで見ていると、
なるほどこの教授はこういうような知識を持っているなということも感じますけれども、
一方でこういうふうに聞いている人たちの心をつかんでいくんだなとか、
こういうふうに場をリードしていくんだなというか、
すごく強く感じるわけです。
そうするとそこで学んだ感覚というのは、
実は私が普通に日本でお客さんとミーティングをしている時にも、
あの時のあの授業であの先生がやっていたような、
ある種のリーダーシップの取り方をこの場でやったらどうなるだろうか、
みたいなことを考えるとすごく生きるんですよね。
特に印象に残っているスキルみたいなものを持って。
例えばですけれども、ウィンター2っていう中国系の先生がいる。
女の先生なんですけど、
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隅友翔司さんのプログラムとかでディレクターをやっている非常に優秀な先生なんですけど、
彼女はものすごくうまく参加者、参加者は大半が男性で、
40歳以上で、そういう人たちの心をガッと掴めるような、
40歳以上で、そういう人たちの心をガッと掴むのがうまい先生なんですね。
でもこの人は何をやっているかというと、どんどんどんどん質問していくんですよ。
教えるだけじゃなくて、これについてあなたはどう思う、これについてあなたはどう思う、
そうすると質問された方が発言せざるを得なくなっていく。
発言するということがどんどんどんどん求められていくと、
みんながですね、そのうちだんだん積極的に発言するようになってくるんですよ。
そうするとある種場が温まっていって、
結果的にはみんながこれはすごくいい知恵の交換ができたな、みたいな場が出来上がるわけですよね。
それなんかはものすごく参考になるなと思っていて、
僕も様々な場で人とお話をするときに、
もっとどんどん逆に人に質問していったらいいんだなということを例えば感じますね。
なるほど。
なんかそういう海外と日本のコミュニケーションの取り方って違う部分ってすごいありますよね。
ありますね。
多分そのグローバルで活躍するための、やっぱり人を引っ張っていったり、
引きつけるために必要なことって、高須さんから見てどうですか。
僕自身はこれスキルの盗み方っていうテーマで言えば、
人の真似をするとか、人のキャラを纏うとかっていうのは結構大事だなと思っているんですね。
そうなんですね。
もちろんキャラを纏ったところで、本当にその人になるわけではないんですね。
例えばアカシアさんまさんっているじゃないですか。
アカシアさんまさんが恋のから騒ぎみたいな番組で、
若い女性をいじってですね、たわいのない話をとてつもなく面白い話に仕上げちゃうプロセスってありますよね。
ああいうのを見ていると、なるほど、インタビューっていうのをこうやってやればいいんだと思うわけですよ。
ですからお客さんに話を聞き出す時にも、例えば相槌を打つとか、相手の話を面白がるとかですね。
もちろん芸風がだいぶ違うので、誰も僕がアカシアさんまの真似をしているとは思わないと思うんですけれども、
でも心の中ではアカシアさんまのキャラをですね、イメージしながらインタビューをしていくと。
ああ、そうなんですね。じゃあ常に高畑さんの中ではアカシアさんまさんのイメージがいろんな場面で。
アカシアさんまさんもあります。
他にどんな方がいますか。
もう一つ、グローバルリーダーみたいな話をしてみると、僕は昔からビートルズが大好きで、今でも現役で頑張っているポール・マッカートニーという人のことがすごく好きなんですね。
で、彼なんかを見ていると二つのことを思うわけですよ。
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一つは彼は今でもものすごく大きなライブを世界中でやってますけれども、
あのステージでの立ち振る舞っていうね、ある意味自信と余裕に満ちていて、そしてある種のユーモアのセンスもあってみたいなですね。
のを見ていると、なるほどこういうふうに振る舞っていけば、たくさんの人に愛されるんだなと世界中で。いいふうに感じるわけですね。
もちろんそんなことは完璧に真似できるわけではありませんけれども、そうは言え彼は僕にとって一つのイメージソースですよね。
それから彼についてもう一つ、ポール・マッカートニーについて言うのであれば、彼はビートルズの頃から音楽のイノベーションをやり続けているんですよ。
それこそインド音楽を導入してビートルズのサウンドを変えていくみたいなことも仲間と一緒にやっていったりしたし、
それからソロになってからは様々なプロデューサーと組んだり、マイケル・ジャクションやスティービー・ワンダーやエリビス・コステルと組んだり、
それからクラッシック音楽をやってみたりオペラを作ってみたりということをやりながら、
あるいは最近だとジャズのアルバムを作ったりね。
つまりジャンルとかパートナーを色々変えていくことで自分自身をイノベーションし続けるということをやってるんですよ。
だから20歳の時から今70歳になるはずですけれど、までバリバリの第一線で元気でいられるかなと思っていて、
その辺はキャラは真似したいなと思っています。
でもまさに自分にとってのアイドルみたいな人は、自分はなぜその人のことが好きなのか、
自分はその人の価値観の何を素敵だなと思うのかというところに、
自分自身がなりたい自分のヒントってすごくあると思うんですよ。
だから自分が一体どういう人に憧れているのかということは真剣に考えた方がいいですね。
なるほど。たまにいますもんね、なんかあんまりいないですみたいな、憧れている人がいないですっていう人もいるので、
そういう人は探した方がいい。
探した方がいいと思います。
探すためにも多分いろんなことに興味を持って見てみないと、見えてこないかなというふうに思うので。
そうするとね、好奇心が大事だと思いますね。
やっぱりそういう意味で言うと高畑さんは本当に好奇心がいろんな分野にありますよね。
そうですね。好奇心っていうことが面白いのが、好奇心がまた新たな好奇心を持うわけですね。
なるほど。
さっきの例えばビートルズの例で言えば、ビートルズに興味を持ちました。
そうするとそこから英語に興味を持つということもあるし、インド音楽に興味を持つということもあるし、
それから1960年代の社会情勢に興味を持つということもあるし、
そうするとそこからまた先がどんどんどんどんあってというふうに、好奇心ってつながっていくとですね、
思わぬ方向に自分の知識や領域をですね、広げてくれるんですよね。
そのプロセスは面白いなと思いますね。
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なんかどんどん掘り下げていくとワクワクしますよね。
ワクワクする、ワクワクする。そうです、そうです。
スキルの盗み方で、スターからスキルを盗むっていうのも、今回非常に新しい時点だなと思って、
詳しく聞かせていただいたんですけれども。
最後にちょっとお伺いしたいことがありまして、
実際今国際的にいろいろご活躍されてますけど、
今の20代の人たちにとってもこれから先ってすごくグローバルであることっていうのが問われる時代になるかなと思うんですけど、
そういう中で必要になるスキルっていうのは何を一番重視したらいいですか。
語学を除いて。
語学はとても大事だと思いますが、語学を除いてということであれば、
そしてこれは私の上司であるIMDの学長であるドミニク・ティルパンとよく議論していて、
彼はいつも言うことがあるんですけれど、好奇心、それから共感力、そして想像力。
想像力はイマジネーションの方ですけれども、共感力、好奇心、そして想像力、この3つだと。
彼も考えているし、僕もその通りだなと思っています。
共感力っていうのは、いろんな背景を持った人に共感する力ってことですか。
相手の立場になって考える力ということです。
例えばですね、これ私、今ちょっと日本の人たちが共感力をちょっと失ってませんかっていうのを持っている例がいくつかあってですね。
例えば企業のですね、偉い人たちがどんなことを言っているかというと、国内市場がシュリンクをしてきているので、これからグローバル化しなければいけない。
ですからアジアに進出をしますというふうに言うわけですね。
これは日本国内で喋っている分には構わないんですが、アジアの人たちに行ったら迷惑ですよね。
確かにそうですね。
アジアの人たちは別に日本の市場がシュリンクするかどうかが大事なのではなくて、その会社がやろうとしていることが自分たちの生活を良くするかどうかが大事なわけじゃないですか。
そこのところはやはり相手の立場になって考えるっていう共感力とか想像力っていうのがちょっと欠けているのかなと。
なるほど。よく聞く言葉ですよね。
仲間うちで通じる言葉であるし、株式市場に話をしている分にはそれでいいと思いますが、本当にそのアジアのパートナーとかアジアのお客さんに話をするときには、彼らだったらどういう話に共感してくれるだろうかということをきちっと考えて必要だと思います。
共感力っていうのはおそらく国内でも鍛えられますよね。
もちろんそうです。
国内でもいろんな立場の人がいるので。
もちろんそうです。
そういう人たちの立場になって考えた時にどう感じるかだったり、どういうことを考えるかっていうのを常日頃やっぱり意識してトレーニングしていくべきなんですかね。
それも全くおっしゃる通りで、グローバルな環境においては高いレベルの共感力が求められますけれども、当然その共感力っていうのは今の例えば職場においても、
様々な年齢の人、性別の人、あるいはその雇用形態の人がいると思いますから、そこでもできると思いますし、あるいは会社から一歩外に出てですね、なんかNPOとかボランティア活動をやるときっていうのはまた違う人たちがいるわけだし、家族もまた違うし、そういうところでぜひ意識してもらいたいなと思います。
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今回も非常に勉強になるお話をどうもありがとうございました。
こちらこそありがとうございました。
はい、ということで高畑さんにスキルの盗み方についてお話を伺ってきたんですけれども、今回非常に面白いなと思ったのが、世界的なスターの真似をする、有名人の真似をするっていうのは、私はあまり意識したことがなかったんですけど、でも確かにスター的な存在の人たちって自分の見せ方だったりとかっていうのは非常に上手だなっていうふうに思うので、
そこに憧れを持って真似をしていくっていうのはすごく面白いなと思ったのと、あと高畑さんの場合、ピートルズから発展して英語に興味を持ったり、歴史に興味を持ったりっていうふうに、一つの言葉だけでどんどん興味の幅が広がっていくっていうのはすごく共感しました。
伝説の新人でも徹底的にパクるじゃないですけど、真似してこいよっていうのが入り口にあると思うんですけどね、実際、特に言語、英語もそうですし中国語もそうですし、言葉を覚えるときに実際に中国人の学生とかで僕会ってても、日本人で話したのは高畑さんが初めてですっていうすごい流暢な日本語を喋る中国人がいて、その人たちって名探偵コナンしか今まで喋ったことがないみたいなね。
それを見る繰り返しの中でそれが出来上がるみたいな。高畑さんとか大人がポールマックアートに真似してますって、ちょっとなんか照れくさいとかあるんですけど、多分入り口のとこの何かをきちんと吸収しようとするときに、まず真似から入るっていうのは多分原理原則で、なんかそれがきちんと身を結んで言葉が喋れるようになって習慣がついてっていうのをお伺いすると、どっかで照れずにやり切るっていう。
すごい大事なんでしょうね。
常にやっぱり自分の理想像みたいなのがあるっていうのは非常に大事なことだなと思います。
そうですね。
はい、ということで今回は高畑さんにスキルの盗み方についてお話をしていただいたんですけども、非常に新しい発見がいっぱいあったお話で楽しかったです。
そうですね。ありがとうございます。
ありがとうございました。
本日のトークはいかがでしたでしょうか。
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