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2013-05-01 11:59

第97回:『世の中の常識に埋もれるな』曽和利光さん

世の中で常識とされている考え方をそのまま受け止めてしまうと思考が停止してしまう可能性があると語る曽和さん。時には懐疑的になってみる事の重要性についてお話いただきました。


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20代でぶっちぎれ!伝説の新人ポッドキャスト
伝説の新人ポッドキャストは、さまざまな業界で伝説的な活躍をしているゲストをお招きし、
20代の皆さんに向けて優秀な人材と言われるレベルではなく、
圧倒的に突き抜けた人材になるためのヒントをお伝えしていく番組です。
本期の20代に火をつける伝説の新人養成プロジェクトがお送りいたします。
みなさんこんにちは。20代でぶっちぎれ!伝説の新人ポッドキャストへようこそ。
ナビゲーターの音谷香菜です。
伝説の新人プロジェクト、久美賀です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今回も前回に引き続きまして、人材研究所の曽和さんにお話を伺っていきたいと思うんですけども、
今回は解釈力が違うと思います。
普段、曽和さんのブログなんかを拝見させていただいても、
非常に物事の本質を見極める力だったりとかが、すごくおありだなっていうことを感じるので。
暗いとこだね。
そういう暗い側面から見るのもいいなって思うんですけど、
そういう曽和さんのマインドだったりとか、物事の解釈力についていろいろ伺っていきたいなと思いますので、よろしくお願いします。
それでは曽和さん、今回もどうぞよろしくお願いします。
お願いします。
本日は出来事の解釈が違うというテーマでお話をしていただこうかなと思うんですけども、
曽和さんのブログなんかを拝見させていただくと、非常にすごく哲学的な考えをお持ちだったりとか、
一つ一つのことをものすごく細かく装着して解釈しようという意思がものすごく伝わってくるなと思うんですけども、
見方によってはちょっとネガティブかなというふうに思ったりだとか、
私もたまにそういう深く考え込んでしまったりすることとかがあるんですけども、
そういう一つの物事を深く考えることによってプラスになったりとかするようなご経験ってあったりとかしますか?
そうですね。そもそもなんでそんな執行になっているのかということなんですけど、
もともと僕は暗いというのもあるんですけど、結構仕事していてやっぱり思ったのが、
特に求める人物の議論をしているときに落とし穴があって、それは何かというと社会的望ましさの落とし穴というもので、
例えばですけど、自責の人と他責の人がいます。何か物事が起こったときに自分のせいにする人と他人のせいにする人がいます。
どっちがいいですかって言われたらどうですか?
自責の方。
ですよね。これが社会的望ましさという観点から言うと、自責という言葉はすごく高いんですよね。
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そういう言葉って実は要注意だと思っていてですね、自責イコールも善となって、
思考が止まっちゃうんですよね。それ以上議論が進まないというのが結構ある。
でもよく考えると、例えば某ある社とかは自責性が低い人ばっかりと言っているんですよね。
へー、そうなんですか。
もともとね。
今は知らないですよ。
これ怒られるかもしれないです。
でもそれは社会的望ましさの話からすると、うーわなんか他人のせいばっかり知らない。
でも違うんですよ。
でもそうじゃなくて、自責という言葉の中にですね、概念がごちゃごちゃになっていて、
例えば物事が起こったときに本当に原因がどこにあるかという考え方と、
それを解決する責任は誰かというですね、原因と責任の所在というのが混ざっているんですよね。
なるほど。
リクルートの人、あ、言っちゃった。
多責といってもいい多責が結局あって、何かというと原因は何か問題が起こったときに眺めてみたときに、
例えば上司が言っている戦略がおかしいんだとなったら、それを解決する責任は自分にあると。
でも原因は他人にあるとフラットに考えるんですよね。
それってすごい良くないですか。
本当は最高の価値がありますよね。
なるほど。
だから別に多責は悪くて、自責は良くない、良いとかってことはない。
むしろ、例えば雨が降るのも太陽が昇るのも全部自分の責任だみたいな。
そういう自責の人というのは、結局間違った戦略があったとしても我慢して自分の中だけでやって、
結局終わらせちゃうというんですか。
それってあんまり良くないなと思う。
確かにそうですよね。
そういうように他にも結構いっぱいあって、社会的に望ましいと言われているようなことは全て疑ってかかるじゃないですか。
本当かみたいなことを持っておかないと、結局薄っぺらい表明的な議論でしかならないということが、
こういう癖がついたことなんじゃないかなという気はします。
それはすごい感じますね。
会議的なんだけども、物事の本質を捉えていらっしゃるなというのがすごく感じるので。
デカルトじゃないですけど、方法的会議って言って、別に最資の強い人間なわけじゃないですよ。
ただ一応何でもかんでも違うかもしれないなというか、特にそういう社会的望ましさが高いようなことで、
みんなそうだそうだというようなことに関しては、そうかなと思ってみるようにしています。
何か喋ろうとするときに沢さんに相談するようにしますよ。
でも暗くなっちゃうかもしれない。
割とファンシーなところを言い切れるとは強みとして思っているので、
いつも言わんといこうやっているときに必要だったりするじゃないですか。
そういう部分に対しては沢さんどう解釈されますか。
これはもう仕事柄かもしれないんですけど、どっちかというと僕はどっちかに決めるというよりは、
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これもあるしこれもあるし、金子みすずさんじゃないですけど、
みんな違ってみんな異議的な人間なので、ちょっと僕は弱いですね。
絶対こうじゃなきゃいけないんだというのがあんまりないんですよね。
そういうのもあっていいじゃないかというような。
ただ今の世の中でいうと、組織の課題の中で結構大きいのが、
その多様性をどうやって維持するのか、あるいは作り出すのかというのは結構大事なことだと思うんですね。
昔のように環境変化がそんなになくて、目指す方向がはっきりしている場合って、
どれだけ一様化できるかというところがポイントだったと思うんですけど、
時代はこんだけ変化が大きくて、マーケットのニーズも多様化していると思うと、
外界と同じくらいの多様性を内界にも持っていないと、変化には対応できないという話があるわけですよね。
そういう時代なんで、私でもなんとかやってられるんじゃないかなと。
なるほど。
時と場合によって、決断しなくちゃいけないことってあるじゃないですか。
そういう時には、どういうふうにして一つの理論に行き着くのかなと。
それは僕自身もまだ悩んでいます。
日本人には多いと思うんですよね。
ミスター・チルドレーのイノセントワールドじゃないですけど、
様々な角度から物事を見ていたら、自分を見失っていたみたいですね。
価値を相対化していって、あれもいい、これもいいと言っていると、
結局、俺はこれだというのが言いづらくなるのは自信だと思います。
ただ、その時どうやって決断するかですよね。
サイコロ振るみたいな感じで、決めて進むというだけですね。
そこに広報論ってあるのかな、ちょっとすみません。
まだ僕自身ができていないような気がします。
もっと言うと、誰かに決めてもらうというのもありますね。
私は一応経営者ということになっていますけれども、
全部自分でバシバシ決めていくタイプかというと、全然そうではなくて、
この人はこの案件に対して一覚を持っているなとか、
本気度が高いなとか、あるいは実際にやる人だったりとかに聞いてみて、
俺はこうだと思う。その本気さが信じられたら、分かった、俺はそれに乗るみたいな感じで、
考えること、放棄しているとも言えるんですけど、任せることを決めたという感じですね。
知事さんも似たようなことを言っている分野なんだろう。
自分の得意分野に関しては、もちろん出口さんは自分で考えてこれって決められるんですけど、
例えばマーケティングみたいな若い人の感性がすごく大事な分野というのは、
もう完全に任せているんですね。
ですからライフネット声明のマーケティングとかCMとか、
ネット上の特にプロモーションってものすごいおかしいとか、面白いものがいっぱいあるんですね。
勝手にオバマ大統領の支持率調査してみたりとか、声明を受けないと関係ないんですけど、
やってみたりとかですね。
でもそれが結局口コミとか、あるいはミノモンタさんに取り上げられるとかですね。
すごい成功しているのは、やっぱりそこで出口さんが自分の分からないものは全部任せるという判断をしているから、
じゃないかなと思うんですね。
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私の場合もそこは似たというか近いところがあるかなと思うのが、
こだわりとかとらわれというか、あまりこうじゃないといってもないので、
それはやっぱりこだわりある人に任せるという、本気な人に任せるというような、僕はタイプですね。
なるほど。
今までと違うマインドを蔵さんからお伺いできたので、非常に面白かったです。
でも共感する部分が非常に多くて、非常に興味深いお話でした。
ありがとうございました。
はい、ということで今回のお話も非常に勉強になったなと思うんですけども、
特に自責と他責のお話がありましたけど、
世の中的に定着してしまっている、これがいいんだみたいな考え方をそのまま受け止めてしまうと、
思考が停止してしまうというお話をされていたんですけど、
まさにそうだなということを感じて。
そうなんですね。
起きちゃった問題が、そこの責任が誰にあるかどうでもいいんですよ。
そうですね、確かに。
起きちゃったことは別に人のせいであろうが、自分のせいであろうが、偶然であろうが、それはしゃあない。
それを解決する責任が自分にあるかどうかという意識だと思うんですよね。
そういう感じで、一般的には何事も自責だと思うことが重要だと言われていると思うんですけど、
そういう型にはまっているようなことを、実はそうじゃないということがたくさんあるかなと思うので、
今回の例として自責他責というお話がありましたけど、
そういうふうにいろんなことを見ていくと世界観って変わるんじゃないかなということを思いましたね。
それでは沢さんどうもありがとうございました。
本日のトークはいかがでしたでしょうか。
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