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20代でぶっちぎれ!伝説の新人ポッドキャスト
伝説の新人ポッドキャストは、さまざまな業界で伝説的な活躍をしているゲストをお招きし、
20代の皆さんに向けて優秀な人材と言われるレベルではなく、
圧倒的に突き抜けた人材になるためのヒントをお伝えしていく番組です。
本期の20代に火をつける伝説の新人養成プロジェクトがお送りいたします。
皆さんこんにちは。20代でぶっちぎれ!伝説の新人ポッドキャストへようこそ。
ナビゲーターの戸谷香菜です。
伝説の新人養成プロジェクトの小宮です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今回は小倉さんの回も最終回になってしまいません。
非常に残念なんですけども、今までとてもいいお話を聞けてきたので。
今回は伝え方ということで、小倉さんは本をたくさん出筆されていますので、
普段、本でいろんなことを伝えるときにどういうことに気をつけているのかということを
いろいろ伺っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
それでは小倉さん、最終回になってしまいました。今回もどうぞよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
本日は伝え方が違うというところまでお話ししていただきたいなと思うんですけども、
小倉さんは普段出筆活動でしたり、メルマが発行されていたり、
かなり伝えるというお仕事をされていると思うんですが、
そうですね。講演もしていますね。
そうですね。講演もされていますけども、そういった伝えるということをしている中で
気をつけていることだったり、意識されていることというのはちょっとお話ししていただきたいなと思います。
そうですね。一番気をつけているのは、抽象的な抽象論を言わないということですね。
なるべく具体的な自分の体験談とか、具体的な現場で起きている声とか、
要は理屈を理屈で語ったら人の腹に落ちないんですよね。
もっと言っちゃうと、正論とかべき論を言わないということですね。つまらないから。
そうじゃなくて、べき論とか正論と逆なことを言った方が面白いじゃないですか。
おっと思うしね。
両方共通しているのは、正論を抽象的に言わない、つまり逆に言うと本音で具体的なことを言うということでしょうかね。
これはすごく共通していますね。
そういう意味ではね、べき論のつまらないのは、やるべきですなんて言われたら、
じゃあお前はどうなんだよって感じだよね。
べきなんか聞いてねえよって。お前やりたいのかやりたくないのかどっちなのか。
リクルートでよく聞かれた話なんだけど、やるべきかどうかなんかどうでもよくて、
お前はやりたいのかやりたくないのかどっちなんだってよく上司に問い詰められたんだけど、
すごくよくわかって、つまりやりたいっていう言葉の、これアイメッセージって言うんだけどね。
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やるべきってのはね、言うメッセージって言うんだけどね。
言うメッセージってのは、あなたはぺけぺけであるとか、この会社はやるべきであるとかね。
主語が言う、他人なわけだよ。アイメッセージってのは僕はなんだよね。
俺はやりたいとか、僕はこう思うとか。
有名な話があるんだけど、小泉さんって昔首相がいたじゃないですか。小泉純一郎さん。
彼はすごい人の心を打つので有名でしたね。ものすごい人気のある総理大臣でしたけど。
彼のすごく有名な言葉があって、昔なんだけどね、今は親方だったけど高原田?
昔高野原田?高野原田まだ現役だった頃。
彼がね、一回ものすごい足首に怪我をして、もう優勝できないんじゃないかってみんなが焦ってるときに、
その怪我を我慢しながら逆転優勝したのね、ドラマチックに。
それで小泉さんがこの大きなトロフィーを持って、支配を持ってね、渡すときに有名な一言があるんだよね。
覚えてますか小宮さん。
感動した。
感動したって覚えてるでしょ。あれ実は二言言ってんだよ。
感動したの前にもう一個言葉言ってる。
それ何かというと、痛みによく耐えて頑張った、感動したって二つ言ってるわけ。
これが有名な言うメッセージと合いメッセージ。
痛みに耐えて頑張った、これは言うメッセージか合いメッセージどっちなんですか。
言うメッセージ。
答え主語はあなたは。
感動したって主語は合いメッセージか言うメッセージ。
私は感動したでしょ。
どっちが記憶に残ってる。
感動した。
感動したしか残らないのよ。
つまり人ってのは空虚な一般の言うメッセージ。
この会社はこうすべきである。この事業はこうすべきである。
べき論の言うメッセージは心に響かない。
でも合いメッセージで感動したって言われるとググググってきちゃう。
だから合いメッセージの話をするんだね。
だから一般的にはこうではなくてどうでもいい話で、
お前はどうなんだ。だから僕はこう思いますよ。
合いメッセージはもう一個ものすごい良いね。
人の心を移っているだけじゃなくて、もう一個ものすごい良い点がある。
合いメッセージを使っていると反論できないんだよ。
言うメッセージは反論されるわけじゃん。
一般的に考えてこれはA案が良いと思いますと言うとめっちゃ反論されるんだけど、
それってもう戦いになっちゃう。
合いメッセージは反論しようがない。
僕はこう思いますだからしょうがない。
俺は思うんだよ。
あんたにすぐ俺が言われるじゃん。俺は思うんだよ。
これがね、俺は思うが説得力ないかと思うけど説得力めちゃめちゃある。
一般的に見て正しいと思いますより、よく分かりません。
正しいかどうかなんか分かりません。でも俺は信じてる。
言った方がね、人の胸を動かすんだよね。
だから合いメッセージは強力ですよ。
確かにいろんなお話聞いていて、個人的な話をしている人の方が感情輸入しやすいし、説得力があるなっていうような実感はありますね。
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そう、合いメッセージはね、覚悟があるのね。
つまり、合いメッセージってことは自分をさらけ出すってことなんだよ。
俺はこう思うっていう、自分の内面を出すことなのね。
これは極めてリスクあるわけですよ。
自分自身に等しいから出さない方が楽なの。
僕は意見ないけど一般的にはこうだと思いますっていうのは、自分を外に置いて逃げてるんだよね。
半分腰が引けてるわけ。
腰引けてる人間とさらけ出して勝負してる人間のどっちが迫力があるかって話だよね。
そりゃあさらけ出してる人間には勝てないよね。
もうあえて迫力に押されちゃうよ。
たとえ中身がしりびつれてても、もうお前のその覚悟に負けた。
俺は負けましたって感じになっちゃう。
それは周りの人間ね、みんなね、合いメッセージの人の方しか見ないよ。
こいつ本気だな、こいつ評論家だな、他人事だな。
正しさよりもそっちの方がはるかに大事だね。
うーん、なるほど。
あともう一つ気になることなんですけど、オーラスティックに関しては、
皆さん本を何冊も書かれてらっしゃいますが、
私にとって本を書くってもうとんでもないすごいことを好きなさってるなって思うんですけども、
本を書く時ってどういう組み立て方で最初考えて徐々に組み立てていくのかなっていう。
目次を作るんだけどね。
まず最初にタイトルアレキで一言で言うとどういう本です。
任せる技術とか、やり切る技術とか、自分でやった方が早い秒とかね。
だからまずタイトルが決まるわけですよ。
それをもとに目次を展開していって、大体6章構成、7章構成。
その6章構成の中がさらに6個に分かれる。
大体66、36ぐらいなんだけど。
そのタイトルを全部書いて、あとは1個ずつやっつけていくって感じかな。
最初にタイトルの大まかな構成を書く。
大きな流れを書いていく。
僕は1個1個の中に36個、66、36個の中に全部にドラマを入れてるから、
さっき言ったようにね、
アイメッセージで自分の体験のドラマを全部入れていって、空虚なべき論は一切ないから、
必ずべき論があったらセットで体験談を作る。
1メッセージ1体験談。
メッセージが3つあったら3つ体験談あるし、30個あったら30個体験談ある。
要はメッセージだけは弱い。空虚だからね。
必ずその体験談。
例えば、プレゼンテーションの語句位でよく言われた語句位というかね、
基本のルールでプレップ法っていうの知ってる?
わかんないです。
PREPっていう。コンサルタントなんかよく使う。
プレップで話しなさいって言うんだけど、
Pはポイント。要点を入れたいとか。結論から入れたやつね。
で、RはReason。理由。
で、EはExample。例えば。
で、最後にP、無価ポイント。
つまり、日本語で言うと、まず結論から入って、
次に理由を言って、次に例え話をして、
で、最後にもう一回結論を言う。これプレップ。
僕の文章全部そうなってる。
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僕はね、人が腹に落ちる三原則…三原則じゃない。
人が腹に落ちる法則って言ってるんだけど、腹落ちの法則って言ってるんだけど、
抽象的なことと偶象的なことを言ったり来たり二往復したときに
人は腹に落ちるっていう法則を僕は言ってる。
まさにプレップだよね。
例えば、僕はアイメッセージを大事にしています。
結論でしょ。これは抽象的なわけ。アイメッセージは。
で、例えばっていったら、さっきの高野花と小泉純一郎さんの話を。
例えば、小泉純一郎さんがこんなことを言いましたっていうと、
そのアイメッセージという抽象的なことと
小泉純一郎の具体的な偶象的なことが初めてくっつく。
で、このとき初めてスッと入ってくる。
で、もう一個ね、別の例え話を。
うるさいぐらいにもう一個例え話をする。
で、またアイメッセージですよって2回やると腹に落ちる。
そういうなんか、イグザンプルって小倉さんすごいいっぱい持ってらっしゃるなと思うんですけども。
普段何かこうネタ帳というか。
ありますよ。
すぐ忘れるからね。
今日多分飲んでたら多分メモすると思うけど。
常にメモ帳は離さない。
iPhoneに入れてるけどね。
もういつでもどこでも気づいたらメモする。
すぐ忘れるもん。もう40個しちゃうと。
すぐもう脳みそ死んでるからね。
いやいやいや。
だからメモしてますよ。
だからメモするときに大事なのは、抽象的なメモと偶象的なメモがあるわけ。
今言った抽象と偶象のニューヨークでしょ。
だからアイメッセージが大事だよねってのは抽象的なメモなわけ。
ああそうだ、じゃあアイメッセージ大事だなってメモするわけ。
で、もう一個はアイメッセージみたいな抽象論がなんだかよくわかんないけど、このエピソードすごい面白かったな。
なんかありそうだ使えそうだなと思ったら、
例えば今日皆さんとご飯食べたとしたら、ご飯食べたところで盛り上がった話をとりあえずメモしとくわね。
で、別々に抽象論と偶象論を別々にメモしといて、繋がったところに一本原稿が生まれるわけ。
はあ、なるほど。
これとこれ繋がるな、あ、これで原稿できたって。
でも世の中の本のほとんどは僕みたいに書いてなくて、抽象論ばっかり書いてるとかほとんどだから、僕はつまんないと思う。
人はね、見たことのないものに恐怖を感じるからね、やらないわけ。
で、目の前に映像が浮かんで、あ、それ見たことあると思ったらやってみよう。
だから例えばがないとやらないんだ。
なるほど。
で、そういう意味では、僕原稿書くときはアイメッセージみたいなメッセージが最初にあったら、必ずエピソードとか体験談を探すね、自分で。
俺こんな体験したことなかったかなってずっと振り返って探して、無理やりでも見つける。
だからつまり、体験談とかエピソードがセットでないと、人を納得させることや人の心を壊すことができないから、それをね、すごく丁寧にやる。
だからアイメッセージで感情を込めて、気持ちを込めて本気で話すし、そこに自分の体験談を話したら人は引き付けられるから、最強のスピーカーでプレゼンテーターになれますよ。
だいたい、講演家で面白い人ってね、メッセージが面白いんじゃなくて、例え話が面白い。
話があると体験談しか覚えてないから、そんなもんだって。
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そこをね、最初は気づかないんだね、プレゼンテーションの最初の伝え方がすごく大事だと思いますよ。
はい、ありがとうございました。
もう勉強になりっぱなしでしてるんでね。
伝えますか?
いやいや、僕もほら、間違って本出しちゃってたりで、間違ってラジオ番組やってたりで、
そういうわけですよ。
何にも考えずにやってますからね。恐ろしいなと思いながら。
勉強になりました。
ありがとうございました。
今回は非常に参考になるお話がたくさん聞けたなと思うんですけども、
その中でも具体例をきちんと展示するっていうのは確かにそうだなと思いましたね。
本とかでも割と抽象的なことばっかり書かれてるものは面白くないって小倉さんがおっしゃってましたけど、
確かにそうだなと感じたのと、小倉さん自身の著書なんかを読んでいても、
常に具体例が出てくるので、小倉さんはこういう風にしてるんだみたいなことが分かって、
非常に腹落ちしやすいというか、納得感が増すなっていうのを感じて、
私もこういう本を書くっていうことは多分ないかと思いますが、
何か人に伝えたいことがある時に、きちんと具体例を出して伝えていくということをやっていこうかなと思いました。
具体例っていうのは意識はするんですけどね、
言うメッセージ、合うメッセージっていうのも、言われてみてなるほどねって思って、
そうですね、それも非常になるほどって思いますね。
僕はこんな僕でも2,3冊本出してるんですけど、
今までそんなこと考えてなかったことが恐ろしいなと思うんですよね。
ちょっと読み直してみようと思いますね。
ただ伝えるっていうことを、ちゃんと科学して勉強するって大事ですね。
しゃべるときって何も考えずにしゃべってるじゃないですか、
でもちゃんとそれをこういう、合うメッセージ、言うメッセージとか、
具体例を出すとかっていうことをきちんと頭に入れといてしゃべると、
きっとまた伝わり方がすごく変わってくるんだろうなって思いますね。
これはぜひみんな勉強してもらいたいですよね。
そうですね。
ほんと勉強になりましたよ。
なかなかすぐに実践するには、慣れとかも必要だと思いますので、
なるべくそのことを頭に入れて、どんどんどんどん実践していただければと思います。
頑張っていきましょう。
今回小倉さん、最終回になってしまいましたが、
小倉さんどうでした?4回を通して小倉さんの印象というか。
僕一番最初にリクルートという会社で、
何回か一緒にお仕事していただいて接点はあったんですけど、
ゆっくりとお話しするのは初めてなんですね。
いろいろメールマガジンとかも、そういう場面にいろんなこと書かれていて、
もうちょっとね、小難しい人っていうかね、
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すごく先人みたいに正しい人だと思ってたんです。
ああ、そうなんですか。
お会いして決して正しくなかったっていうんじゃないんですけど、
だけどとってもご本人の体験の中でも、
いろんな工夫をして、今があるんだなっていうのが分かって、
とっても身近になったのと、
その自分の変化を言葉でこれだけ伝えられるっていう、
お話がすごく上手だったので、
すごくスムーズに僕らの中に入ってきたので、
本当に素晴らしい勉強になったなと思って。
本当にありがたいお話をたくさん聞けたので、
私も非常に勉強になったなと。
そうだよね。
ということで、最後になってしまいましたが、
小倉さん、本当に4回にわたってどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
本日のトークはいかがでしたでしょうか。
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この番組は伝説の新人養成プロジェクトの提供でお送りしました。
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