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2012-07-19 13:40

第20回:『やりがいは高い壁を乗り越えたところにある。手前にはない』小倉広さん

毎日辞めることばかり考えていた小倉さん。あるきっかけで仕事の面白さに気付いたと言います。


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20代でぶっちぎれ!伝説の新人ポッドキャスト
伝説の新人ポッドキャストは、さまざまな業界で伝説的な活躍をしているゲストをお招きし、
20代の皆さんに向けて優秀な人材と言われるレベルではなく、
圧倒的に突き抜けた人材になるためのヒントをお伝えしていく番組です。
本期の20代に火をつける伝説の新人養成プロジェクトがお送りいたします。
皆さんこんにちは。20代でぶっちぎれ!伝説の新人ポッドキャストへようこそ。
ナビゲーターの佐谷香菜です。
伝説の新人養成プロジェクトの小宮です。よろしくお願いします。
本日は皆さんにお知らせがありまして、
伝説の新人から本が実は発売されるんですね。
7月26日の木曜日なので、来週いよいよ発売となりますが、
この本は私とプロジェクトを一緒に立ち上げた聖さんという方がいるんですけど、
その二人の協調になっていまして、
20代で突き抜けて成果をあげたいというのを、
伝説の新人という言葉にはそういう気持ちを込めているんですけど、
そういう人に向けた行動とか考え方をすると、
そういう伝説の新人になれるよという項目を、
一応10個のポイントに分けて整理したんですけど、
それを本として出させていただきました。
なるほど。本当に20代にとって頻度がたくさん隠されているという。
そうですね。いろんな事例もわかやすく載せたつもりなので、
ぜひ見ていただけるといいなと思います。
来週26日の木曜日に発売になりますので、
皆さんぜひ書店によってチェックしてみてください。
ぜひ読んでみて感想をお伺いできたら嬉しいですね。
本日は小倉博史さんをゲストとしてお呼びしておりまして、
いろいろお話を伺っていきたいと思いますので、
まずは簡単に経歴の方をご紹介させていただきたいと思います。
小倉博史さんは大学卒業後、株式会社リクルートに入社。
営業として働いていた小倉さんは、
1年目にしてすでに大型受注を連発し、
新人時代に全国一位の成績を収めました。
リクルートにて事業企画室・編集部・組織人事コンサルティング室の課長を経て、
2003年より現職の株式会社フェイスホールディングス代表取締役に就任。
経営コンサルタントとして多くの企業の組織づくり・人材育成を支援しています。
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小倉さんは、リーダーシップ開発の第一人者として広く知られており、
リーダーシップとは生き様そのものである、との考えから、
人間力を高める無料の勉強会、小倉博史人権塾を主催。
また、大人気のメールマガジン、人と組織の悩みコラムでは、
小倉さんが自らの体験と成功事例を発信し、
教科書に載っていない人の育て方や組織づくりなど、
目から鱗のノウハウが満載のコラムで、
4万8千人の読者に支持されています。
また、これまで数多くの著書を国内・海外問わず、多数執筆されています。
ということで、小倉さん本当にたくさん著書を出版されていまして、
リクルート時代は小宮さんの先輩ということで。
そうですね。僕が一緒に教育した時は、
人材のビジネスの中でコンサルティングの事業部が立ち上がって、
コンサルタントの方だったんですね。
すごく賢い人だという印象しか僕はなくて。
今はわりとメールマガジンとかがよく送られてくるので。
そうですね。毎日配信されてますよね。
そうですね。ますます賢い人だと思っているんですけど。
私も読ませていただいて、いつも非常に興味深い内容なので、
今日どんなお話が聞けるか楽しみですね。
そうですね。
よろしくお願いします。
それでは小倉さんどうぞよろしくお願いします。
それでは本日はスタートが違うというテーマでお話ししていただきたいなと思うんですけども、
小倉さんの新人時代というか、どういうスタートを切ったのかみたいなお話をしていただければと思うんですが。
私は最初コピーライターになりたかったのでリクルートに入ったんだけど、
1年目はとにかく営業を経験しないといけないなと。
視野を広く、会社やビジネスを分かる上では営業が一番勉強になると思って。
すごい失礼な話なんだけど、ただ勉強するために1年間だけ営業をやろうと思ってたんですよ。
それ営業マンにとったら失礼な話だよね。
一生懸けてやる仕事をさ。すごく失礼なやつだったのね。
で、半年くらい経った時に、そこそこ何か分かったような気になっちゃって。
今から思えば全く分かってないんだけど、
まあまあいいや、じゃあ次は希望通りコピーライターになろうなんて思ってて、
勘違いやろうなんですけどね。
でもそんな簡単になれるわけはなくて、
人事はそんな甘くないから、やっぱりしばらくで営業をやるわけですよ。
その時にはもうふてくされちゃってね。
面白くないなとか、もうしんどいなとか、こんなやりがいのない仕事とか、
自分のキャリアにならない仕事だってもう無駄だなみたいに。
ものすごい失礼なことを思ってたわけですね。
だから仕事は全然面白くなかったし、
だからね、それは今から思うと恥ずかしいですけど、
同じような経験、同じような思いをしている人、
今の仕事やりがいないなとか、変わりたいなとか、
こんなキャリアにならないなと思っている人はきっといるんじゃないかなと思うので、
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そんな人にはちょっとね、おじさんからアドバイスというか、
余計なおせっかいを話したいなと思うんですけどね。
そういう何かしら不満を持っている方っていっぱいいらっしゃると思うんですけど、
自分の思い通りにいかないんで、
そういう時にどういう捉え方をして、
今の不満を持っている仕事に向き合っていけばいいのか、
みたいなアドバイスがもしあればいただきたいんですけど。
そうですね。だから何ていうかね、
やりがいがある仕事とやりがいがない仕事の2種類があると思ってたんですよ。
営業はやりがいがない仕事で、
クリエイティブな仕事はやりがいがある仕事だとかね。
例えばリクルートの仕事はいまいちやりがいがなくて、
例えば大手出版社の高段社、修理会社だとやりがいがあるとかね。
ものすごく不尊な、失礼な、しかも大勘違いのある人なんですよ。
後々いろんな仕事をやるようになって初めてわかったんだけど、
やりがいのある仕事なんかないってことですね。
やりがいのない仕事もない。
つまりやりがいがあるかないか、当たり前だけど自分が決めるっていうことですね。
だからどんな仕事も必死に一生懸命やってね、
その苦しさを乗り越えていったらね、
必ずやりがいがあるわけですよ。
でもどんな素晴らしい仕事でも、
その壁の前、苦しさの前で逃げ出したり後ろ向いてたら、
永遠にやりがいなんか手に入らなくて。
つまりやりがいってのはこの高い壁、
しんどいことを乗り越えた時に、
乗り越え終わったらそこにやりがいがあるわけよ。
わーめっちゃ面白いって。
なるほど。
でも僕は壁の手前にあると思ってた。
つまり壁を乗り越える前にゴロゴロゴロゴロやりがいのある仕事が落ちてて、
拾えばいいなと思ってた。
でもそんなもの落ちてなくて、壁の向こうにしかない。
その壁は色んな壁がある。
営業という壁。
クリエイターもそうだろうし、
僕がやってるコンサルタントもそうだろうし。
でもどこにも壁はしんどいわけ。
どの仕事だって。
しんどくて雑用もあるし、
かっこ悪い仕事もあるし、
泥臭い仕事だって必ずある。
その時に僕は泥臭い仕事はやりがいがない。
かっこいい仕事はやりがいがあると思ってた。
大きな勘違いですね。
そのポイントに気づかれたターニングポイントというか、
きっかけみたいなエピソードとかは終わりなんですか?
つまらない仕事だと思っていた。
営業の仕事をやってた時に、
こんなつまらない仕事は何のキャリアにならないと思ってたんだけど、
サボりまくってたんです。
バカバカしいと思って、
飛び込みなんか嫌だと思って、
喫茶店に1日5件ぐらいはしごしてたんです。
ところが営業があまりにもしんどいので、
喫茶店で逃げてたら、
3ヶ月くらい毎日サボってたら、
サボることの方が辛くて、
あまりの辛さにいたたまれなくなって、
良心があるわけです。
悪いなと思う。
あまりにも辛くて、
しょうがないから営業しようと思って、
嫌だけど飛び込み営業とかやり始めたわけです。
必死にやってみたわけです。
逃げ場がなくて。
そしたらちょっとずつ成果が出たりとか、
つまらないと思ってた仕事の中にも、
考えたら工夫できる余地があって、
僕クリエイターになりたいと思ってたから、
営業なんかつまらないと思ってたんだけど、
クリエイター的な要素で、
自分で営業ツール作ったりとかね、
当時はインターネットなかったんだけど、
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FAXDも作ってみたりとかね、
工夫始めたわけですよ。
その工夫をやってみると手応えが出て、
結果出たりするのね。
先輩が見て、
面白いの作ったら俺にもコピーさせて。
俺、結構やれるかも。
なんて言ってね。
そしたら数字が上がってきてね、
工夫して文句言わずに自分で一生懸命やって、
手応え出ると面白いんだなと思ってね。
それが一つ目の、
結果的にはトントントンって、
たまたまラッキーもあってね、
そうなっちゃったんだけど、
面白いこの仕事って、
壁乗り越えた時に初めて感じましたね。
新人時代にはそういうやっぱり、
自分の仕事に不満を持ってて、
やりがいを感じられないとかっていう人も
たくさんいらっしゃると思うんですけど、
そういう風に考えるのではなく、
とりあえずは真剣に向き合って、
そうですよ、開き直って。
真剣になるためには一回どん底落ちたら、
っていうのは僕の持論ですけどね。
ああ、なるほど。
そのぐらい向き合うのってしんどいから、
できれば逃げたいですからね、
しんどいことから。
僕の場合はあまりの苦しさに逃げられなくて、
向き合わざるを得ない。
そこでガラッと変わっていくっていうのを、
どうだろう、2,3年に1回ずつ、
節目節目にあったかな、
劇的に自分の仕事の考え方が変わっていく。
なるほど。
とかくね、新人時代って、
やりたい仕事と違って、
仕事が違うとか、
先輩がつまらないとか、
いろんな人のせいにしたり、
物のせいにしたくなるんですよね。
特に学生から社会人に変わってとか、
環境も変わってるので、
責任を置き換えたくなるのも、
分からんではないんですけども、
やっぱり仕事を、
自分が選ぶより、
まず何の仕事をやっても、
突き抜けた時に、
次の順番が回ってきて、
やりがいのある仕事も、
やりがいのない仕事も、
やりがいのある仕事もないし、
やりがいのない仕事もないって、
おっしゃる通りだなって思いましたよね。
自分の捉え方次第ってことですよね。
そう。だから楽しいも楽しくないも、
自分の捉え方次第だし、
豊かな人生も豊かじゃないのも、
やっぱり捉え方次第じゃないですか。
なので、スタートの段階で、
それを意識して、
まず目の前のことを考えていってもらったら、
この距離見えてくる気がしますけどね。
なるほど。
そういうことを見つつ、
今あることを一生懸命やっていくと、
きっと道が開けていくんだろうなって。
そうだよね。
小村さん自身、やっぱり最初営業で、
サボってばっかりいて、
つまんなくてしょうがなかったので、
なんかシーン浮かぶんですよね。
そうですか。
そのまんま、例えば転職しちゃってたらね、
ずーっとそれが繰り返されちゃうんでね。
なるほど。
そこでクリアをしたので、
今になって振り返ってみると、
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あれを乗り越えてよかったなっていうことなので、
そういう人ってすごく社会人でね、
今成功しているように見える人も多いと思うんですよ。
そういう風に感じている人って多いと思うんですけど、
やっぱり実際、
今成功してても、
若い時、新人時代に、
そういうことを経験して、
今振り返るとねっていう話は、
すごく多いので、
せっかくだから有効に使ってほしいよね。
なるほど。
とってもよかったです。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
この番組は、20代のうちから身につけておくべき習慣について、
わかりやすく解説しています。
ぜひ皆さんも突き抜けるための思考や行動習慣を、
新人時代の今にこそ自分のものにしていってください。
この番組は、伝説の新人養成プロジェクトの提供でお送りしました。
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