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2012-12-20 16:28

第64回:『新人時代は困難を突破する経験を積め』徳重徹さん

新卒で損保会社に入社した徳重さん。保険商品の約款を50冊覚えるところから始まった新人時代についてお聞きしました。


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20代でぶっちぎれ!伝説の新人ポッドキャスト
伝説の新人ポッドキャストは、さまざまな業界で伝説的な活躍をしているゲストをお招きし、
20代の皆さんに向けて優秀な人材と言われるレベルではなく、
圧倒的に突き抜けた人材になるためのヒントをお伝えしていく番組です。
本期の20代に火をつける伝説の新人養成プロジェクトがお送りいたします。
皆さんこんにちは。20代でぶっちぎれ!伝説の新人ポッドキャストへようこそ。
ナビゲーターの戸谷香奈です。
伝説の新人養成プロジェクト小宮です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
企業家のテラモーターズを立ち上げた徳重徹さんにゲストとしてお越しいただいておりますけれども、
まずは簡単に経歴の方をご紹介させていただきたいと思います。
徳重徹さんは、1994年、九州大学工学部を卒業後、
三井住友会場火災保険株式会社に入社し、商品企画などの仕事を担当。
2000年、米国ビジネススクールに留学し、MBAを取得。
卒業後はシリコンバレーのインキュベーション企業の代表として、
IT技術ベンチャーのハンズオン支援を実行し、事業の立ち上げ、企業再生で実績を残します。
2010年には、日本の技術を世界にアピールしたいと帰国し、
テラモーターズ株式会社を設立しました。
EV、電気自動車の市場に大きな可能性を見出し、低価格の電気バイクを販売。
設立からわずか2年余りで国内シェアにおいてトップを獲得するとともに、
ベトナム、フィリピンなどアジアを中心にグローバルにも事業を展開しています。
わずか2年の間で会社を急成長させたということで、
きっといろんな思いを持ってこれまでやってこられた方なんじゃないかなと思いますので、
お話を伺うのが本当に楽しみですね。
そうですね。僕、徳重さんって別の番組で一緒にお話ししたこともあって、
僕より二つぐらい年下だったと思うんですけど、
割とこだわりと信念の強さというか、目力が強いんですよ。
なるほど。
そんな思いでそういうのを立ち上げたのねっていうのはすぐ僕は勉強になって、
仲良くなるというようなことを教えてくれてます。
そうなんですね。
とっても勉強になるなと思ったので、今日楽しみだな。
そうですね。ということでいろいろ伺っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
はい、それでは徳重さんどうぞよろしくお願いします。
第1回目の今回はスタートが違うというお話をしていただこうと思うんですけども、
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徳重さんは大学を卒業されてから住友会場に入社されたということであるんですけども、
その時にどのような働き方をされていたのかなというのをお伺いしていきたいと思うんですけども。
そうですね。大企業ではあったんですけども、もともと非常に会社の中でも重要な部門でしたし、
一方で優秀な人が集まっている部署でもあったので、
私自身も本当に最初についていけなくてですね、
本当に自分の能力を200%、300%に出し切るみたいな感じで、
それは時間的にもそうですし、日々毎日何ができていなくてどう改善するんだみたいなのを継続していたわけですね。
それがやはり最初にあったので、そこのベースの考え方とか仕事のやり方ってすごく今でも役に立っていますし、
そこをベースにどんどん進化するんですけど、最初の仕事のやり方ってすごくやっぱり大事だと思うんですよね。
最初のついていけないってどんな感じなんですか?
ついていけないっていうのは例えばですね、言うと、
損法ってものすごい規則とかルールとかあるじゃないですか。
僕は法学部でもないのに、薬官とか定官とかああいうのをバッチリ読んで、
うちなり経験ある営業マンが僕がいる部署の、仕事の一部なんですけども、聞いてくるわけですよ。
こっちはこれぐらいある、しかも保険の種類っていろいろあるじゃないですか。
保険の種類ってたくさんあって、これぐらいなんていうのは、
本というか見なきゃいけない資料で、質問が来たら瞬時にドロホンめくって何ページを開けるみたいなのを見て、
後ろを見ながら解説する、解説というかアドバイスをするみたいな部署で、
本当は新人がそんなとこ行っていいのかみたいな部署でいきなり入らされたので、
法学法律の勉強もしてないから、薬官とかで解釈論とかいろいろあるじゃないですか。
最初からもう本当にいきなり、何ですかね、よくあるじゃないですか、
上に上がられたり、はしごを落とされたりという状況から始まったので、
もうやるしかないし、毎日自分が情けないなという打ちひしがれ感を持ちながらやってきたみたいな感じなんですよね。
でもそういう厳しい環境があったので、本当にそれ良かったなと今でも感謝してるんですよ。
先ほど手でこれぐらいの本編を作ってたんですけど、何冊ぐらいですか?
いやもうね、どうでしょうね、50冊ぐらいですね。
加算保険もそうです、動産総合保険とかいろんな種類の保険、それ1個の保険つって5つぐらいあるよね、5種類が。
一応ベースは勉強しますけど、当然影響マンとか、しかも事務処理になると女の子が細かい、
僕なんか事務処理やったこともないわけですね、影響マンじゃないから。
そんなのに聞かれてさっぱりわからないです、最初。
最初はだから質問の意味がわからない時もあったんですよ。
何を言ってるのか、一生懸命書き留めて、こういうことを意味してるんだって、もう一回確認の電話を入れて、
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そうすると動かしたら回答が来ると思ってたのに、また聞き直すのか?みたいなね。
そういう情けない思いを最初はやってたんですけど、だからこそ本当に悔しい思いもたくさんしたし、
それがこう、何ですかね、とにかく1日でも早く会社の役に立つように貢献できるようにと思ってました。
僕はやっぱりサラリーマンという言葉が嫌で、もともとね。
やっぱりプロフェッショナルみたいな、ビジネスマンですよね。
ビジネスマンってプロフェッショナルみたいな感じするじゃないですか。
だから1日も早くプロフェッショナルになりたかったっていうのがあるわけなんで、
それって僕からして今みたいなお客さんに対してベストなソリューションを提供してないじゃないですか、
明らかに今のようなやり取りであれば。
それは本当に悔しいので、本当に貢献というよりも、
とにかく早く自分に対するお客さんに満足してもらうというか、というふうになりたかったんですよね。
それは面白いのが、当時先輩も含めたら5人くらいいたんですけど、
分からないときに、だいたい指名してくるんですよ、この人いますかと。
当然、私みたいに最初入ったときに僕が指名してくれたらゼロなんですけど、
でも1年後くらいにはかなり指名してくる。
指名してくれる人って嬉しいじゃないですか。
お客さんみたいなものですよね。
最初はもう、逆に言うとあいつには当たらないでくれるみたいな状況だったと思うんですけど、
菊池さんからしても上の人に当たればいいけど、
新人みたいなペンペンに当たったら何回もやり取りしなきゃいけないとか、
適切な回答じゃなかったりすることがあって、
そういうところから始めてきたんですよね。
先ほど、新人時代に働いたことが今に生きているという話をされましたけども、
具体的にどういった面で、こういうスキルが生きているのとか。
そうですね、やっぱり一番大事なのは困難なことを突破するっていう経験。
ビジネスってどんな分野でもそうですけども、
大変なことっていうのがいろいろあって、
それを突破できるか突破できないか。
突破できた時にまた次の新しい目標とかを設定してくると思うんですよね。
それをやっぱりやったことのない人、つまり雇受け身で考えている人は、
そういう経験をしていないと思うんですよね。
結局3年経って、5年経って、結婚して家買って、
本当にだからサラリーマンみたいな、いわゆる生活に行くと、
やっぱり個人としては鍛えられないというか、
一方でそれを早くから経験した人間っていうのは、
それが逆に楽しくにもなるわけですよね。
そうですね。特集研さんにとって壁のようなものっていうのはたくさん。
やっぱり膨大な仕事量と膨大な知識を短期間に取得しなければいけない、
みたいなところですよね、最初のやつとしてはですね。
いきなりだから検証終わったら放り込まれちゃったみたいな感じで、
今どころの大企業ってあんまりそういうのないと思うんですけど、
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当時の僕がいた会社は、
僕がいた部署はそういうやり方でやってましたね。
だから本当に今はよく言われているように、
私も今の会社でそういうふうに育てているんですけども、
ある程度高いレベルというか、
お仕事をどんどん売って任せて、
失敗はするんですけれども、
フォローはしながら、怒りながら育てていくみたいな。
やっぱり任せて、やらせてみるっていうのは、
自分で当事者としてやらないと、
そういうのってなかなか身につかないと思うんですよね。
うちの会社も新地に入ってきたら、
最初の1日目は営業連れて行くときに、
僕の方で最初に話したけど、
2回目は自分でまず考えて、
どういうシナリオでこのお客さんに対してトークするかっていうのを
自分でシナリオを書いて、
僕が言うのと何が違うのかを検証しようと。
3回目でもうやらせるんです。
で、僕は基本的には並べく何も言わない。
で、終わった後に、
こことことこと、こうではなかったかっていうのがあって、
4回目からもう自分でやるんですよ。
それぐらい最初からどんどんやらせるので、
そうすると、いろいろ失敗もあるし、
足りないところもいろいろあるんですけども、
力がつくのは間違いないと思いますよね。
そういうのに対して、
抵抗感を持つ方とかもいらっしゃる?
いや、最初はやっぱりやる気のある奴でも、
結構シャイな奴とかも中にはいるじゃないですか。
で、ある奴なんかはよく覚えてますけど、
そういうプロセスを踏んで、
大体はやるんだけども、
ある奴はすごいシャイな奴で、
もうほとんど何も喋れなかったんですよ。
3回目の自分で。
で、もうしょうがないから、
もうほんとにね、
5秒か10秒ぐらい、
あの沈黙なんですよ。
しょうがないから、
こっちが離さざるを得ないとなった後から、
めちゃくちゃ怒りましたけどね。
でも彼、1年半、2年ぐらいかな、
ここでやってますけど、
今ではすごく立派になって、
やっぱり自信、やっぱりもともと謙虚、
あ、謙虚というかシャイな感じであったんですけど、
自信もなくなって、
やっぱり爆発を踏んでいくうちに、
やっぱり自信もついて、
今はほんとあれですよ、
すごく、すごくなってますよ。
この前もWBSテレビ出させてもらった時に、
彼がなんか取材を受けてて、
別にそんなことを言えとは何も言ってないんですけども、
何を目指しているんですかって聞かれて、
そしたら、
世界一のバイクメーカーになります、
電動バイクメーカーになります、
って言ってましたから、
やっぱり、
やっぱり、
彼もなんか一回中国に行かせて、
僕らもどんどんやらすんで、
そしたらやっぱり失敗もあるし、
いきなり中国に行ってって言うと、
言葉も通じないってところがあるじゃないですか、
結構、
ノイドーでではないけども、
かなり精神的にやられた時もあるんですけども、
今ではそれがまた逆にね、
悔しいので、
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もう一回海外で、
日本のバイクメーカーになります、
って言ってましたから、
すごいですね。
すごいなっていうか、
リベンジするというような流れもあるし、
そういう繰り返しだとは思うんですけど、
どんどん高いレベルの仕事を与えて、
それをこなしていくというプロセスで、
自信もつけて、
次のまた新しいチャレンジっていうことじゃないかな、
と思うんですけど。
うーん、なるほど。
今お話しあったように、
若いうちからどんどん自分に行動していくっていうことは、
非常に大事だなっていうことなんですけども、
会社によっては、
なかなかそういう環境下ではなくて、
自分自身が、
そういう方に向けてアドバイスがあれば。
そうですね。
一つはやっぱり、
少なくとも自分で考えて、
提案はすべきだと思うんですよね、
上司の人なのか部署の人に。
最近は、やっぱりそうは言っても、
日本の大企業も、
今まで通りのやり方をやってたら、
ダメでしょっていうのは、
全体観としてのそういうのがあると思うので、
やっぱりそうは言っても、
日本の大企業も、
今まで通りのやり方をやってたら、
ダメでしょっていうのは、
よい上司に恵まれているのであれば、
じゃあ分かった、
やってみろっていうのもあるかもしれないですけど、
それはやっぱり、
言われるまで待つんじゃなくて、
自分の頭で考えて、
提案してみるっていうのは、
アクションは取ってほしいですよね。
それに対して、
やっぱり日頃から、
自己啓発も含めて、
勉強していくというかですね、
というのもありますし、
あとはいろんな人と会って、
プロフェッショナルな人と会って、
自分のモチベーションを高く持つとか、
高く持ち続けるとかですね、
それも大事なんじゃないかなと。
はい、ということで、
スタートダッシュについて、
お伺いしてきたんですけども、
徳重さんがおっしゃっていたように、
最初の時点でどれだけ仕事をするかっていうのが、
大事だとおっしゃっていて、
自分で考えて行動していくっていうことも、
今のテラモーターズの若手を育てる上でも、
大事にされていることなんだなというのが、
すごく伝わってきたわけですね。
そうですね。
やっぱり振り返ってみると、
あの時がすごく今の糧になったっていう話だと、
思うんですけどね。
そうですね。
僕も割と近いんですけど、
スタートダッシュが大事だなって思ってたわけでもなく、
振り返ると20代の働き方でね、
今ってできてるなっていうのは感じるので、
それが実感として感じられるんでしょうね。
今、任されておらず、
自分のモチベーションを高く持ち続けるというのが、
大事だと思うんですね。
そうですね。
そうですね。
そうですね。
今、任されてお仕事をされている若手の方とかも、
私自身そうなんですけど、
やれと言われて、
やっている間は、
やるしかないからやっているんだけども、
振り返ってみると、
それがすごく力になるって思える時が来るのかなとか、
思いながら、
私も仕事をしているんですけど。
そうだよね。
まず目の前にやることを、
全力でやるっていう力、
それってやっぱり、
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どの仕事をやるのでも大事なので、
すごく新人の人とか、
若い20代の方、
意識してもらった方がいいですよね。
そうですね。
この番組は、
伝説の新人20代でチャンスをつかみ、
突き抜ける人の10の違いでは、
20代のうちから身につけておくべき習慣について、
分かりやすく解説しています。
ぜひ皆さんも突き抜けるための思考や構造習慣を、
新人時代の今にこそ、
自分のものにしていってください。
この番組は、
伝説の新人養成プロジェクトの提供でお送りしました。
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