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2012-07-05 12:47

第16回:『目の前のものを穴が開くくらいまでやってみる』古森剛さん

やりきった姿を見ている人が必ずいる。古森さんが考えるチャンスの引き寄せ方とは。


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20代でぶっちぎれ!伝説の新人ポッドキャスト
伝説の新人ポッドキャストは、さまざまな業界で伝説的な活躍をしているゲストをお招きし、
20代の皆さんに向けて優秀な人材と言われるレベルではなく、圧倒的に突き抜けた人材になるためのヒントをお伝えしていく番組です。
本期の20代に火をつける伝説の新人養成プロジェクトがお送りいたします。
皆さんこんにちは。20代ぶっちぎれ!伝説の新人ポッドキャストへようこそ。ナビゲーターの戸谷香菜です。
伝説の新人プロジェクト、小宮です。よろしくお願いします。
本日は古森剛さんという方をゲストとしてお呼びしております。
早速、本日1回目になりますので、まずは皆さんに古森さんの経歴をご紹介したいと思います。
古森剛さんは一橋大学を卒業後、日本生命に入社。
関西の営業本部に配属され、搬送活動のサポートなどを担当し、新人時代にすでに社内でトップの販売契約通を獲得。
入社3年目に上司の勧めで社内留学制度に応募し、ペンシルバニア大学ウォートンスクールに留学しました。
MBA取得後、帰国して人事部門に復職するものの、ある友人との再会をきっかけに転職を決意。
日本生命を退職し、マッキンゼ&カンパニーに入社。
東京オフィス及びニュージャージーオフィスにて勤務しました。
ニュージャージーでは医薬品企業のチェンジマネジメントを担当しますが、周囲は医学部の出身者ばかり。
また、毎週のようにコンサルタントが首を切られるほど、米国のコンサルティング業界は不況の最中。
多くのコンサルタントが安定にありつけないという厳しい環境の中、寝るも申しまず医学について勉強する日々を送り、
地道に営業活動を続けることで、大きなプロジェクトをリードしてきました。
その後、9.11をきっかけに帰国。
3年後に再び転職を決意し、世界最大級の組織・人事系コンサルティング会社、マーサージャパンに入社。
2年後には代表取締役社長へ就任しました。
英語は音読だけでいい、無邪気な脳で仕事をする、などの著書でも注目を集めています。
まさにエリートという経歴をお持ちの小森さんなんですけれども、
小宮さんは飲み友達なんですよね?
たまたま同い年ですね。ある方からご紹介いただいて、もう3年くらい。
よく飲みに行ったり、一緒に遊びます。
割ととっても、外資系の人事のコンサルというと、すごくドライなね。
頭のいい、利度整然としたというイメージなんですけど、
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人間臭くてね、とても温かいところが僕はすごく印象的です。
それでいて、普段大手のトップの人たちと話す機会が多い分だけ、
言うことが悪く言うとおっさん臭くて、
やっぱりすごく、物事を丁寧にきちんと喋れる。
それに行動も伴っているので、
前年の飲み友達と言いつつ、とても尊敬するところが多い。
私も今回から4回に渡ってお話を伺っていきたいですが、
本当に楽しみにしています。
それではどうぞよろしくお願いします。
こちらこそお願いいたします。
それではさっそく小森さんをお迎えして、
第1回目の収録をしたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。
ではまず小森さんのお話を聞いていただきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
小森さんは新人時代に来るものを拒まずに、
かなりお仕事をされてきたということで、
チャンスの引き寄せ方が違うのかなという印象を受けるんですけれども、
そのあたりについて、実際に小森さんが新人時代に
どのような意識を持って働かれていたのかというのを
お話ししていただければと思います。
これは新人時代に限らず、実は43歳の今でも同じなんですけれども、
結局スタート地点からやっていることが
チャンスの引き寄せ方につながるという感じを持っているんですよ。
もうちょっと言いますと、わかりやすく言えば最初の時期に
しっかり絶対値の高い努力をして、それを人々が気づく、
それがあの人はいいという評判になるということが先の時期に起きると、
そこから先はいろんなものが回ってきたりとか、
あるいは同じワークロードでもみんなが認めてくれているから
楽にできたりするというのがあるんですよ。
だからやっぱり大事なのは、物事が巡り合ったら初期に最大限の努力をしたり、
穴が開くぐらいやってみて、面白くなくてもとにかく一回やると決めたら、
それをギュッと穴が開くまでやってみると、必ず何かブレイクするがあるんですよ。
それは大体人が見ている。
だから人が気づく程度にあるものを突き詰めて、
なるべく早い時期に絶対値を作っちゃうという、
これがチャンスが回ってくるポイントかなと。
おそらく新人の方たちって、多くの方がそうだと思うんですけど、
最初に配属されて、自分が希望していたのと違うところに行ってしまって、
不満を抱えている人とかいると思うんですけど、
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そういう時でもとにかくグッと堪えて、やるだけやってみろということですかね。
僕の考えですけど、例えばね、本当に何か邪悪な移動でね、
あからさまに何か辞めることを期待されているというのは別ですよ。
ただ会社としては特に悪気なくね、
ある種この人ならと思って組んでいる移動というのは普通なので、
それは本人の意思に沿わなくても、
一回私はトライした方がいいんじゃないかなと思うんですね。
大体逃げて動いた時にいいことはないんですよ。
嫌だなと思っても、そこで一回グッとやってみて、
それで周りの人がやるじゃないかと言われてやめる分には僕はいいと思うんですよ。
そういう絶対に出さずに、
嫌なものに巡り合った時にすぐ避けるというパターンを身につけてしまうと、
チャンスが来ないですよね。
チャンスってやっぱり人が持ってくるので、多くの場合。
結局見ている人が、あの人はいいっていう、これ評判って言うんですけど、
キャリアの可憐心、通貨は評判なんですよ。
評判の通貨が一番多い人は、いろんな人がものを持ってきてくれるんです。
だからやっぱり今、胃に沿わない仕事でも、
一回みんなが、でも胃に沿わないみたいだけどすごいねと、
あんなに頑張ってるねとか、ああいう人だったらうちも欲しいねってこうなると、
結果的には、次にはあの人でも本当は何やりたいのと、
そうなのと、じゃあそれ今度やらせてあげようってこうやって回ってくるものなんですよ。
実際に小森さんも本当に素晴らしい経歴をお持ちなんですけども、
今まで振り返ってみて、ご自身が努力して本当に巡ってきた大きなチャンスっていう意味合いで、
もし何か具体的なエピソードがあれば。
話すと長いんですけど、短く言いますと、
私の今の人生の後半部分はある程度外資系に働いていく。
そこに日本企業から転職するきっかけになったのは、NBAの留学を受けたんです。
これは日本青年から派遣できましたけど。
派遣の話が回ってくる時には、結局お前こういうの受けてみたらという、
この一声があったから私は動いたわけですね。そもそもそんな頭なかったんで。
ところが声をかけてもらったと。なぜ声をかけてもらったか。
結局その時やってた目の前の仕事で、こいつは本当に頑張ると。
こんなに頑張るやつだったら多分、例えば何か違う部隊を与えたらやるんじゃないかという期待が多分、
その時の上司にあり。だからやってみたらと。
これで社内で、そのサラリーマンの社会で部下を推薦するっていうのは、
変な人を推薦したらその人も傷つくわけです。社内的に。
やっぱり上司が部下を何かそういう社内のプログラムで推薦する時っていうのは、
ある種の信頼とかが必要なわけで。
だから巡り巡ってその時、日本生命の営業系の仕事でね、
私入社の時そういう仕事をするとは思ってなかったけれども、
でもそれを一生懸命やってるものが結局、
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その人のチャンスを持ってきてくれる一言につながり、
振り返ってみると、このキャリアの中で大きな実は
転換店の種がそこで生まれていたっていうことかなと。
その上司の方ってもう最近は会わないですか?
年に1回会ってますよ、やっぱり。
どうですか?その進捗度のすり合わせは。
やっぱりね、お互いこういうこと言うと怒られますけど、
仕留め合うというか、彼は彼で本物なんです。
彼はかっこいい人で、営業系の管理職でね、
しかもライン課長ですから、かっこいいこと言わなきゃいけないんですよ。
営業ってのはこうだとか、こういうことやらなきゃダメだとかね。
そういうことを現場にバシバシ言って、嫌がられながらね、
お前だって自分がこっちに来たらそういうことしねえだろうって
みんなが思ってる中でこうやれ、ああやれっていう役割ですよね。
ところが彼は現場に出たんです、その後。社長とか。
全部やりましたね、自分に言ったことを。
一場所目やり切った、二場所目やり切った、三場所目難しいってことやり切った。
結局今専務になってますけど、やっぱり彼は彼でね、
本当に言ったことをやるっていうところにたぶん勝負してると思うんですよ。
やっぱりそういうのを見てると、あの頃向こうが課長さんでね、
僕今あの時の彼よりも年上になってますけど、
やっぱり自分よりもちょっと下ぐらいの時には、
やっぱり見栄を切ってね、本当にそれを実行してみせた。
やっぱりすごい人だったなっていう。
だからその時そこまですごい人と思わなかったけど、
やっぱり誰が見てるかって気にせずに、
自分が真剣にやっていくと、いい人も見てる。
良くない人も見てるかもしれないけど、
いい人もたぶん見てるんです、端っこから。
っていう感じを今ね、振り返ると思いますね。
はい、というお話を伺っていて、
小森さんは最初かなり泥臭い環境の中でお仕事されてたんですけども、
そういう中でも来る仕事を困らずに、
本当に穴が開くことをやっている中で、
何年かしたらそういうMBAの留学生に応募しないかっていう上司からの
推薦があったりとかして、
やっぱり部職人やっていると見てる人は見てるんだなっていう、
聞いていて、私もすごく勇気をもらえるというか、
嫌なことがあっても、やってればきっとどこかしらで見てる人がいるんだろうな
っていうのはお話の中で。
そういう意味では目の前に来た者に対して、
本当に全力で心を無にして、
頭を真っ白にしていっておっしゃってましたね。
そうですね。
やれるっていうのがやっぱり強さなんじゃないですかね。
そうですね。やろうと思ってもなかなかできないからね。
だからこそやったら人から評価されたり、
ちゃんとついてくるものがあるんでしょうね。
そうでしょうね。
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すごくいいお話を聞けてよかったです。
本当ですね。
本日のトークはいかがでしたか?
伝説の新人ポッドキャストでは、
次回も本気の20代を応援する刺激的なインタビューをお届けしていきます。
楽しみにしていてください。
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ぜひ一度ご覧ください。
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