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2012-05-17 11:52

第2回:小宮謙一『リクルートの人事で鍛えられたこと』

プロジェクト発起人・小宮の新人時代を紹介。



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20代でぶっちぎれ!伝説の新人ポッドキャスト
伝説の新人ポッドキャストは、さまざまな業界で伝説的な活躍をしているゲストをお招きし、
20代の皆さんに向けて優秀な人材と言われるレベルではなく、
圧倒的に突き抜けた人材になるためのヒントをお伝えしていく番組です。
本期の20代に火をつける伝説の新人養成プロジェクトがお送りいたします。
皆さんこんにちは。20代でぶっちぎれ!伝説の新人ポッドキャストへようこそ。
ナビゲーターの戸谷香菜です。
伝説の新人養成プロジェクトの小宮です。よろしくお願いします。
どうぞよろしくお願いします。
前回は初回ということで、伝説の新人養成プロジェクトについて、
だいぶ深掘りしてお話ししたんですけども、
大反響でしたね。
大反響でしたね。前回はそういったお話をしてきたんですけども、
今回は小宮さんという人物を深掘りしていきたいなと思ってまして、
よろしくお願いします。
では早速小宮さんの経歴についてお伺いしたいなと思うんですけども、
大学卒業されて就職してからの経歴みたいなのを、
ざーっと簡単に説明していただければなと思います。
わかりました。ちょうど1992年に大学卒業して、
就職活動してリクルートに入社しました。
7年半リクルートにいて、転職してソフトバンクに行きました。
ちょうどその後7年半ソフトバンクにいて、
今独立してちょうど14年だから5年半くらいかな。
小宮さんリクルートに入社されて人事に配属されたということなんですけど、
人事のお仕事って実際どういうことをやるのかあんまり知らないんですけど、
どういうことをされていたんですか。
僕の1個下の人の新卒の採用の面接官みたいな仕事ですよね。採用する人。
で、やってたことで言うと、入って4月に入るじゃないですか。
入ってすぐはもう次の台の人たち内定者になっているんですよね。
なので、C56っていうのは先輩がやってたお手伝いをしていて、
また翌10月から僕の実質2個下の子たちの採用が始まるんですね。
で、それの実際あの年は80人とか採用目標だったのかな。
で、東で50人、西で30人とか目標があって、
それをだいたいどこどこの大学で何人ずつみたいな振り分けがあって、
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それを僕が担当しているところで、何人ずつだねみたいな担当があるわけです。
その人を入社させてもらうように動くんだけど、
難しいのは、面接を通過した人でその数をいかなきゃいけないじゃないですか。
だから優秀な子を探すっていうのが1個あるんです。
で、探した子を口説くっていう追い掛けの2つのことになっていて、
結構いいと思って面接しながら、途中で先輩に見てもらい、
これは取っていいよというのをもらいながらその子を口説いていかなきゃいけないですね。
結構難しいんだよね。
難しそうですね。
割ととはいえ、すごく自分にジャッジ力がないとね。
見極める力がないといいと思ってすごくこっちに向かせちゃって、
リクルート入りたいですっていう気持ちになっているのに、
面接で落ちちゃうとかっていう事態が起きるわけですよ。
面接はまた別の人が?
やっぱり人事部長とか採用の面接とかするじゃないですか。
そこは自分のジャッジ力も磨かなきゃいけないし、
だけどちゃんと気持ちも引き寄せなきゃいけないしみたいな。
個人で自分が好きな女の子を部属とかっていうのはそれにしてたけど、
会社のために部属っていうのは結構難しかったけど面白かったというか、
テニスサークルのやつとはほぼ毎日テニスやってたしね。
スキー部の工場でスキー場によく一緒に行ってたよ、泊まりで。
やっぱり仲良くなる、まずは仲良くなるのがコツなんですか?
コツなんだけど、なおかつジャッジするわけにはいけないでしょ。
そうすると面接だけじゃ分かんないんだよ。
だからそんだけ飲み会やったりテニスやったりして、
こいつはいいやつだと思ったら、自分も納得いくじゃないですか。
だからそういう意味ではとことんやってたね。
とことん。
あと一番それが分かったのが、やっぱり自分みたいなことでいいと思ってるんですよ、それまでって。
自分と似たようなタイプの人。
僕がこんだけ気に入るんだからいいに違いないみたいな。
だけど気づくと、自分より優秀な人とおんなきゃいけない。
じゃなくて浮からないよ、面接が。
どうですか。
僕と似てるタイプ探すと、ちっちゃいコミは探してるんだよね。
知らないうちに。
世の中いろんなタイプの人いるんだねっていうのに、気づいたのがこの頃な気がする。
面白いですね。
だからとことんやったから、そんなの見えてきたんだろうね。
実際何人くらいの学生と会ったんですか。
あの4年半で2万人くらいだから。
てなるともう相当、人を見極める力みたいなのがついてある。
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なんとなくうずらぼんやり分かってたと思う。
学生の頃から。
分かってたんだけど、それが明確に分かっちゃった。
2万人ってなると相当な数をこなすっていうのが大事なんですかね。
数で相場感が分かるっていうのは事実だよね。
それは人事だけに限らず、どんな仕事においても言えることだと思います。
そうだと思うよ。
単純にラーメンをすげえ大好きで、
ラーメン博士みたいにいっぱい食べてる人って、
たぶんパッと見ただけで味分かりそうな気がする。
そうですよね。
何事においてもプロフェッショナルの人達っていうのは、
絶対数ってこなしてるよね。
そうでしょうね。
そういう採用のお仕事をされてきた中で、困ったこととかってありますか。
やっぱり年も近いじゃないですか。
1個下とか2個下の子なので、
ジャッジがつかないんですよね。
どうやったらこの人のことが分かるんだろうっていうのって、
学生の時って好きな友達としか話さないで。
あとはバイトで大人の人と話すと、
同世代の子の中で面白くないなと思ったら、
割とそんなに深まらないじゃないですか。
それを深めなきゃいけないよね。
その時に先輩に相談した時に、
僕はほとんど小説って読んだことがなかったし、
ほとんど映画見ないし、
映画も見なかったんですか。
うちの味が好きだったらトラさんはよく見たんだけど、
グレープフルーツとか、
先輩にさすがに何か共通の話題があって、
それの価値観を比べないとジャッジがつかないと言われた。
少なからずみんなが読んでいる小説とか、
みんなが読んでいる映画を全部見ろっていう宿題が出て、
全部ですか。
で、もう1個は、僕理系だったので、
映画が好きだったんですけど、
人間的な欠落に違いないと思ってて、
社会人になる前くらいから、
一生懸命ビジネス書ってやつを端から読むようになったんですよね。
自分に関しては、
大体3日で1冊くらい読んでたんですよ。
すごい早いペースですね。
ほとんど2日で1冊くらい読んでたんですよ。
で、その時に、
その時に、
その時に、
すごい早いペースですね。
ほとんど2時間くらいしか寝てなかった。
本当ですか。読書のために時間を。
夜中。夜中で。
仕事終わって。
終わって帰ってきて、最初の頃なので、
そんなにまだ遅くなかったから、
11時くらいから4時くらいまで毎日起きてて、
すごいですね。
いや、それよりすごいコンプレックスだったんですよ。
だからこそ、今読まなきゃ。
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そうそうそうそう。
で、それを読んでるのから、
さらに映画を見ようっていう仕組みが出てきて。
当時は普通に、
伝え合いでビデオが借りれて、
ビデオは端から端までだよみたいな。
付き合ってる彼女のところで、
ビデオは必ず見るみたいな。
へー。
あれ半年間で別れたんじゃないかな、あの子。
もう嫌になっちゃったんですかね。
だって、ずっとビデオ見たもん。
で、その子は割と知ってるから、
何でもらうわけよ。
僕じゃ分かんないから。
今までは散々見ててもすぐ寝ちゃうくせに、
やけに仕事の中で一生懸命見てるわけよ。
ただ、それを見て、
あれをどう思うのかとか、
いう価値観を当てていくと
人のことが分かるっていうのは
すごい勉強だったんだよね。
新人時代に、
ものすごい量の読書をされたわけですよね。
それを通して、
やっぱり考え方だったり、
人の見方っていうのが変わったってことですか。
うん。
それを人がどう思うのかっていうのを
お互いに聞き合うことで
価値観って見えるじゃないですか。
で、後々思うと、
それによって結構頭の中に残るんですよ。
うーん。
そのネタで喋るから。
ちゃんとでも、
実はインプットされたものを
一回自分で噛み締めるみたいな
ことが訓練になっちゃうんですよね。
うーん。
その時についた癖っていうか、
そういうのもあるんですか。
結構、
実は2年か3年経った時に、
あ、なんか俺結構周りの人より
経済とか知ってるじゃんっていう風に
気づく場面が何回かあって。
ああ、そうなんですか。
うん。
だから、文系の人って経済とかすごい知ってると思ってるわけよ。
はい。
いかんせん、授業ないからこっちは。
私立理系だから。
全くなかった。
ねえねえねえ。
本当ですか。
全然勉強した文系の人いねえなと思って。
うーん。
でもそういう意味ではね、
すごくそれがいい習慣がスタートしましたよね。
あの先輩には感謝ですよね。
本日のトークはいかがでしたか。
伝説の新人ポッドキャストでは、
次回も本気の20代を応援する
刺激的なインタビューをお届けしていきます。
楽しみにしていてください。
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