1. 伝説の新人~20代でぶっちぎれ
  2. 第8回:『何でも完璧にやろう..
2012-06-07 11:04

第8回:『何でも完璧にやろうとすると、自分の首が絞まっていく』石原明さん

「同僚の仕事を突然引き継ぐことになった」新人に石原さんがアドバイス。



00:02
20代でぶっちぎれ!伝説の新人ポッドキャスト
伝説の新人ポッドキャストは、様々な業界で伝説的な活躍をしているゲストをお招きし、
20代の皆さんに向けて優秀な人材と言われるレベルではなく、圧倒的に突き抜けた人材になるためのヒントをお伝えしていく番組です。
本期の20代に火をつける伝説の新人養成プロジェクトがお送りいたします。
皆さんこんにちは。20代でぶっちぎれ!伝説の新人ポッドキャストへようこそ。
ナビゲーターの戸谷かなです。
伝説の新人養成プロジェクトの小宮です。
どうぞよろしくお願いします。
今回は経営コンサルタントの石原明さんをゲストとしてお呼びしております。
今回は第1回目になりますので、石原さんの経歴についてご紹介させていただきたいと思います。
石原明さんは大学卒業後、山波発動機に入社。
新人時代はオートバイの営業を担当しました。
その後、外資系教育会社の日本代理店に転職すると、
翌年にはセールス部門で国内1位の座を獲得し、
それ以後、なんと世界約6万人のセールスマンの中で常にトップクラスの実績を収め続けました。
マネージャーになってからは年間を通して最高の成果を発揮した
営業管理職に送られるセールスマネージャー世界大賞を受賞。
1995年には経営コンサルタントとして独立し、日本経営教育研究所を設立。
現在は高収益トップ3%クラブを主催し、
3500社を超える企業経営者に勝てるビジネスモデルと売れる仕組みの発想法を教えていらっしゃいます。
著書の成功曲線を描こうは成功するための習慣を分かりやすくまとめたもので、
ぜひリスナーの皆さんにも読んでいただきたい一冊です。
本当に経営コンサルタントとして大変ご活躍されている石原さんなんですけども、
小宮さんは石原さんと名刺が…
何度か紹介させてもらいますね。
小宮さんから見て石原さんってどんな方ですか?
いっぱいもの知ってて、賢いなっていつも思うんですよね。
割と柔らかいしスマートなイメージで、僕と割と全部逆な感じで学ぶところが多いです。
今回4回にわたって石原さんにいろいろお話を伺っていきたいと思いますので、
私も楽しみにしております。
よろしくお願いします。
03:00
それでは石原さん、本日はどうぞよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
では早速ですね、新人からの質問をご紹介したいと思います。
本日の質問ですが、業務にも慣れてきたかなと思っていた矢先、同僚が突然入院してしまいました。
そして彼の業務をみんなで分担しなくてはならなくなったのですが、
上司から打診があり、そのほとんどが私のところに回ってきそうなのです。
現状毎日やるべきことが多いものの、ようやく自分でも仕事のやり方、ペースをつかみかけてきたところで、
これ以上仕事が増えたら自分でもどうなるかわからない状態です。
上司からの申し出を無限に断ってもいいものか、ただどしと全体の業績に貢献したいという思いもあります。
こういう時は何を優先的に考え行動するべきなのでしょうか。アドバイスがあればぜひ教えてください。
とのことです。なかなかちょっと大変そうな状況ですけども。
仕事をきっちりやるとか、ちゃんとするという感覚が、例えば学生の時と実は社会人になった時とは違うんだなというのを結構思っているんですね。
試験の問題とか、成績みたいなことで、ちゃんとやらなくちゃいけないという感覚がすごい強いと、時間半分がわからないんですよね。
ところがビジネスの場合は、それをちゃんとやるかちゃんとやらないかよりも、
先に進むかとか、それが実際上収益につながるのかの方が大きいんですよね。
だからその資料を完璧に作ることよりも、全体が先に進んで、将来的に、なるべくクライアントが喜ぶとか、
それが商品としてどうなるのかとか、お金になるのかの方が強いじゃないですか。
ということは、そこに集中しないでそっちに集中すると考えると、もっと早く適当に仕事をこなせる癖がつくんですよね。
資料を作る時に手を抜くことですね。
要点だけまとめて、あと手書きでもいいと考えるんですよ。
例えば要点をザクッとパワーポイントに作るとして、あと手書きでもいいから出せばいいんですね。
そこを全部きれいに作るという感覚は、あまり意味がないということを知った方がいいんですよ。
上司はそれを求めていないから、それは本当に客先に出すツールだったら完璧ですよね。
でも社内ツールだったらそこまでやらなくてもいいようなんだけど、真面目な学生ってそこはできないんですよ。
それから、なんか分からないけど、その場で仕事をやっつけちゃえばいいんだよね。
その場で意見を聞かれたらその場で答えちゃえばおしまいになるでしょ。
それを持ち替えるとか、机の上に座ってもう一回何かしようっていうのをなるべくやめる。
もうその場その場で考えてやっちゃう。
大体8割オッケーだったらオッケーなんで、っていう癖つけたらいいんですね。
こういうのって、さすが2年目で来ないけどね。
だから前倒しで来ちゃったと思ったら、やっちゃった方がいいかもしれないから、面白がってっていうんですかね。
06:05
そうですね。
すごい沢山の仕事がザラザラ来たときどうしてました?
あの、ムキになって戦いましたけどね。
力づくりでまず戦って、力づくりで戦っていると、上の人とかで暇そうな人を見ると、あんたもやんなよみたいなことを言えるようになるんですね。
これ結構オルトらしいっすね。
ムキになっても、こんだけやってるんだから、誰に文句言ってもいいみたいな開き直りで気分になるじゃないですか。
あと周りに誰か助けてくれるかもしれない。
そうですね。
知らないうちに1年ぐらい経って振り返ってみると、できるキャパが広がってたみたいな。
あとはもうその繰り返しでしたね。
なるほどね。
その方の場合に、みんながみんなひどい目にあがらなくていいと思うので、楽しんでいわくその時間が広げられるといいなと思いますけどね。
なるほど。
あとあれですよね、どうしようかと思っちゃってる気持ちがまずいよね。
そうそう。否定的だもんね。
こういう状況が来たらまずどうしたらいいと思う?
こういう状況が来たらですか。
私も割と手抜くところは抜くタイプなので、本当に重要なものが何かをまず整理して考えてから、これを先にやっていこうってやろうかなと思いますね。
多分ね、そういう性質してると一番最初のリアクションがコレコレするんだと思うんだけど、なんだと思う?
正直内心一瞬パニックると思います。こんなに仕事がたくさん来て、どうしようと思うとは思うんですけど。
次は次は。
ごめんごめん。多分ね、この状況笑ってると思うんだよね。笑うぜこいつっていう。
この人笑えてないんですよ。
だからそこでまず笑っちゃうぜっていうモードになると、何が重要か重要じゃないかとか、手抜くぜみたいなことが結構いける心境になるんですよね。
でも真面目に受け詰めすぎだもんね。
こういう人は効果は持てますけど、でも潰れちゃうもんね。これあんまりやりすぎて。
だから小宮さんみたいに言いながら何かの方法に向けていく方法を考えるか、周りまとむか、もしくはね、さっきみたいに上手に手抜くかみたいなことだけど。
さっき言いましたけど、その仕事をちゃんとすることが果たして収益に結びつくかっていうことと、
なんとなく学生の時って一個一個ちゃんとやるって、ノートを真面目に取りますっていうのが、もちろん余裕があればできればいいんだけど、
違う世代なんだなってことをなるべくどこかで早く知っちゃった方がビジネスの本質に近いですよね。
そうですね。
要点は収益上げることとか、仕事を進めることとか、だから自分がボールを持っちゃったらダメじゃん。
持ったボールはなるべく早く僕に返してもいいじゃん。
来たら何でもいいから返すと、これを癖にするんだけど、そういう意味ではそういうのも含めて。
09:02
そうですね。真面目に受け止めすぎてるというか。
30%でもいいからすぐ返せばまず許される。
全てにおいて仕事はね、速さが要求されるんですよ。
その場で思ったのがね、大体80%足しらしい。
その場のひらめきみたいな。
そういう考え方あんま変わらないらしいよ。
もちろん精度が上がるかもしれないから、思った瞬間パンパン上がった上がったって次のことをやった方がいいんで。
そういうちょっと軽くね、笑いながら。
そういうトレーニングをするのがどうですかね。
それが一番いいと思いますね。
はい、という石原さんらしい答えが返ってきたかなと思うんですか。
そうですね。やっぱり若い人たちの人たちが必ず通る道なので、
自分だけじゃないと思っていると少し気が楽になるんじゃないですかね。
もちろん私も一瞬やっぱりパニック取りますよね。いろいろ降ってくると。
全部完璧に仕上げて納品していくってイメージになると、それってすごく大変なんだけど、
やっぱり時間で解決できるというかスピードで早く返すことで向こうの期待値が下がるっていうこともあるので、
これはもう本当にある程度体で覚えるしかないんだよね。
私もまだまだだと思うので、スピードで勝負できるように頑張っていきたいと思います。
頑張っていきましょう。
本日のトークはいかがでしたか。
伝説の新人ポッドキャストでは、次回も本気の20代を応援する刺激的なインタビューをお届けしていきます。
楽しみにしていてください。
またホームページやフェイスブックでも様々なヒントを配信中です。
ぜひ一度ご覧ください。
検索キーワードは伝説の新人です。
この番組は伝説の新人養成プロジェクトの提供でお送りしました。
11:04

コメント

スクロール