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2025-06-13 10:33

#140 尾道の洋菓子屋 マルーゴ 店主 杉原こころさん

ものづくりトーク第140回放送ゲストトークをポッドキャストで!

(過去放送回につきプレゼント応募などは終了しています)


広島で培われてきた『ものづくり技術』

広島に根付く『ものづくりスピリッツ』

広島で活躍する『若き技術者・クリエイター』​

そんな『ものづくり』のおもしろさ・ものづくりの深みを発信するプログラム


番組の工場長(MC)を務めるのは平岡良介

ものづくり80年の歴史を持つ平岡工業株式会社の代表取締役社長、自社ブランドHIRAXのCreative Director、ドラム講師の経歴を持ちバンドマンという顔を併せ持つHIRAX AIR sheildではGOOD DESIGN AWARD 2021 受賞!音楽とものづくり、そしてラジオへの愛は半端ない!


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サマリー

尾道の洋菓子屋マルーゴの店主、杉原こころさんが登場し、洋菓子作りへのこだわりや店の成り立ちについて語っています。特にシュークリームの技術や材料へのこだわりが紹介されており、リスナーへのプレゼントも用意されています。

尾道の洋菓子屋マルーゴ
ものづくりトーク。今日は尾道にある洋菓子屋さん、マルーゴの店主、杉原こころさんです。杉原さん、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
店主って書いてあるじゃないですか。
そうだね、名刺いただきましたよね。
でも、すっごいお若い方で、びっくりしちゃった。おじちゃんみたいなイメージ勝手にあるんですけど。
おじちゃん?そう?パティシーイコールおじちゃん?
イコールおじちゃんみたいな。
料理の鉄人の見過ぎなんじゃないですか、それは。
そうだから、びっくりしちゃったんですけど。
でも、今回来ていただいたのが、何やらマルーゴの杉原さんが朝の番組グッチョグに出演した日に、ものづくりラジオの収録もたまたまありまして。
グッチョグの放送後に、ディレクターが食べようとしていたマルーゴさんのシュークリームを横取りして食べた工場長が、その美味しさに感動して、今日の出演につながった。
横取りはしてないけどね。
シュークリームのこだわり
聞き捨てならない感じ。
そんなことありましたっけ?
あったと言ってます。
ちょっと一口いただいたら、本当に美味しくて、フワッとして、え、これどちらのパティシーさんなんですか?みたいになって、マルーゴさんです。
それはものづくりで来てもらいましょうよっていうことで、今日なんで。
ありがとうございます。
わざわざありがとうございます。本当にね。
お菓子屋さんをオープンしようと思ったきっかけって何かあるんですか?
きっかけは、もともと祖父がやってた自動車修理会社だったんですけど、そこ私がちょうど尾道に帰ったぐらいに廃業するってなって、廃業して寂しくなるから、祖父がもしお店開くならやったらどうかみたいな。
え、じいちゃんめっちゃ優しいじゃん。
じゃあもう店づくりから。
そうです。だから本当に綺麗に、全然面影ないくらい綺麗に改装して、家族みんなで綺麗にしたって感じです。
え、尾道がどの辺にあるんですか?
尾道の新尾道駅の、車で5分ぐらいちょっと奥に入るんですけど、みなりっていうところで。
地域の方びっくりされただろうなって思って、ここあれ自動車どうだった?
お菓子売ってる?みたいな。
真逆になるみたいな。
え、じゃあ結構デカくないですか?
地域結構デカくって。
ですよね。
大きい。
だって自動車修理やってたところが、ケーキ屋さんみたいになったらめっちゃデカくない?
事務所を改装して、そこをオープンキッチンでお菓子屋さんにしたので、本当に広くて。
え、でもそれ考えるの大変だったじゃないですか。どこに何を置こうとか、どういう設計にしようとか。
でも広かったので、結構余裕がある感じで。
まあそうですよね。駐車場とかも確保しやすいですよね。
駐車場10台止めれば。
おお、いいじゃん。
すごい広くて。
で、今日はそのお菓子を持ってきていただいたんですか?
もしかして。開けちゃっていいですか?
はい。
いくよ、せーの、オープン!
わーい!シュークリームいただきました!ありがとうございます!
めちゃくちゃかわいい!
白鳥のシュークリーム?
はい、白鳥です。スワンって言うんですけど。
かわいい!めっちゃ映えるじゃないですか。
映え、もうインスタ決定ですよ、これ。
手のひらでギリギリ収まるぐらいのシュークリームのサイズ感なんですけど、上側が半分に割ってあって、そこの中に生クリーム。
カスタードですか?
で、下にカスタード。
そうです。下にカスタードで、上が生クリーム絞って2層にしてます。
2層。
で、その割れてる間から、白鳥の?
首です。
首?
これ、もしかして1個ずつ作ってるんですか?
作ってます。1個ずつ絞って。
これ、金型じゃないよ、たぶん。これ、手作りじゃん、これ。
どうやってやってんだろうと思ったんですけど。
その形にこう絞るんですよ。
シュー生地の絞って作るんですか?
シュー生地を細い口金つけて、こう曲線を描くように。
くちばしと頭で。
へー。
結構これ難しくて。
先っちょ難しいでしょ?
難しいです。だから、焼いた時に先っちょがなかったりとか、なんか変形してたりとかして、でもだいぶやっと今安定してきてうまくなったかなって思います。
ね、尖ってるちょっとエッジのある白鳥と丸みのある白鳥といろいろ言うみたいな。
みんな顔が違うからね。
顔違うよね。
それはすごいですよね。楽しい。
ね、ものづくりラジオですから、ものづくりについてね、聞きたいんですけど、その前に、あれちょっと食べてみたいな。
食べたんじゃないですか、この前。
食べないとわかんないじゃないですか。
食べたんじゃない?
これ正しい食べ方ってどうやってやったらいいですか?
正しい食べ方は、私はいつも先首とって。
首とって。
そこで首とって。
もうちゃんと聞いて、最後まで聞こうか。
首とって。
首まず食べて、で、次に羽とって、羽でクリームつくりながら食べて、で、最後はもう全部一緒にかぶりつける。
いいこと聞きましたね。
え、首は首だけ?生クリームも一緒に食うんですか?
生クリームもつけながら食べた方が美味しい。
思ったより首が長い。
いただきます。
本当だ、長い。
柔らかくて美味しい。
この生クリームめちゃくちゃ美味しかったよね。
ちょっと食べてみて。
はい、いただきます。
あ、優しい味ですね、生クリーム。
うん。
でもやっぱり砂糖を結構控えてるから、その分引き立つように皮に天ぴじを加えたりとかして。
うん、うん。
柑橘じゃん、柑橘。
でも塩っけました。
塩っけましたね。
なのでそういう工夫したりとか、いろいろ。
あ、美味しい。
あ、そういう手があるんですね。
シュー生地の方に。
そうだね。
スイカに塩かけて食べるみたいなことでしょ。
そうです。
この生クリームだったらさ、生クリーム好きじゃない人でもこれ食べれると思う。
そうそう、思いました。
なんか上品ですよね、すごい。見た目もそうですけど味も。
全然苦毒なくて。
まず皮が気になるんですけど。
はい。
皮に塩分ちょっと入れてるじゃないですか。
はい。
塩はなんかこだわりがある?
塩は結構いい、なんか、なんていうか優しい味の塩を、いろんな塩試したんですよ。
うーん。
なんか天日塩が一番良くて。
へー。
それが結構優しくて、でもしっかり味がするみたいな。
へー。
で、量もすごい難しくて、何回も何回もやって。
ねえ、入れすぎたらしょっぱいし。
そうですね、入れすぎた時は本当にしょっぱくて。
ですよね。
美味しいけどしょっぱいみたいな。
で、皮の方が強いみたいな感じで、クリームがなんか分からないみたいな。
バランスめっちゃ難しいと思う。
バランスが難しかったです。
塩分が。
そうですよね。
で、それからこの生クリームの、なんていうかな。
軽いし、いい意味で生クリームらしさがちょっとないというか、なんていうかな、こうふわっとしてる感じ?
そうですね。
さらっとしてる感じ?
リスナープレゼントの告知
これどうやって出してるんですか?
泡立ててるだけなんですけど、砂糖入れて。
泡立てすぎたらやっぱりちょっと黒さが入るので。
へー。
本当そのギリギリで止めて。
そうなんですか。
ちょっとそもそも論で聞いていいですか?
生クリームって空気を入れるってことですか?
そうです。脂肪分がぶつかり合いながら泡立てることで固くなるんですけど、
それで純正で生だけだからすごく分離しやすくて、
本当に泡立ては気をつけては。
泡立てすぎるとその黒くなるっていうのは?
生クリームからバターができているので、その感じで泡立てすぎたらバターよりになるみたいな感じで。
なるほど。
そうです。
へー。
そんな。
すごい。
で、カスタードもすごくおいしいんですけど、どういうこだわりがあるんですか?
カスタードでやっぱり素材はこだわってて、素材が違うと全然味も変わってくるので、
低温殺菌した風味が残る牛乳使ったりとか、コクがある卵使ったりとかで素材にこだわって作ってます。
へー。
森光さん的にはチュークリームは作ったことあるんですか?
あると思います。
いや、俺はないと思うよ。
作ろうともちょっと思ったことないんで。
ない?
お店のやっぱりおいしいしね。
でもすごい、そうやったこだわりを聞いて食べるとまた全然食べ方も変わってくるし、
思いが入ってるんだなっていうのがすごい伝わりますよね。
なんかせっかくなんで平岡工業も物作りできるから、
一緒にもしお菓子作るとしたらこんなんやりたいとかってアイデアなんかあったりしますか?
今日ずっと考えてたんですけど、いろいろ。
型とか作ってもらえるならオリジナルのマルーゴの型とか。
例えば生クリーム絞るのもギザギザに必ずなってるけど、
あえてめっちゃ太めの口径のやつにして、
波打ってるような角じゃなくて丸く波になってるような状態で出るような絞りを作るとかね。
っていうアイデアとか面白いかと思いますけどね。
是非作ってほしい。
もうすぐ作れるんだ、そんなのは。
そうなんですか。
じゃあコラボでやるのも検討したいですね。
ありがとうございます。
そして今日はリスナープレゼントご用意いただきましたが、何でしょうか。
焼き菓子の5種類のクッキーの10個入りセットになります。
ありがとうございます。
1名の方にプレゼントいたします。応募の宛先は後ほどお伝えします。
ここまで物作りトーク、尾道にある洋菓子屋さんマルーゴの店主、杉原ココロさんでした。
ありがとうございました。
10:33

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