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2025-05-27 10:38

#168 株式会社角屋食品 代表取締役社長 角谷直樹さん

ものづくりトーク第168回放送ゲストトークをポッドキャストで!

(過去放送回につきプレゼント応募などは終了しています)


広島で培われてきた『ものづくり技術』

広島に根付く『ものづくりスピリッツ』

広島で活躍する『若き技術者・クリエイター』​

そんな『ものづくり』のおもしろさ・ものづくりの深みを発信するプログラム


番組の工場長(MC)を務めるのは平岡良介

ものづくり80年の歴史を持つ平岡工業株式会社の代表取締役社長、自社ブランドHIRAXのCreative Director、ドラム講師の経歴を持ちバンドマンという顔を併せ持つHIRAX AIR sheildではGOOD DESIGN AWARD 2021 受賞!音楽とものづくり、そしてラジオへの愛は半端ない!


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Summary

株式会社角屋食品は、鳥取県の境港市にあり、2017年からアジフライ専門の企業として成長しています。代表取締役社長の角谷直樹さんは、アジフライの美味しさを追求するために、独自の加工方法やマーケティング戦略を展開しています。

株式会社角屋食品の紹介
ここからは、ファクトリースタッフが今話したい人とトークする、ものづくりトーク番外編。
桑原さんが今回トークゲストにお迎えしたのは、株式会社角屋食品の代表取締役、角谷直樹さんです。
角谷さん、桑原さん、よろしくお願いします。
この角屋食品は、鳥取県の境港市にある会社で、アジフライカンパニーと呼ばれているということなんですけれども、
具体的に教えていただいてよろしいでしょうか。
弊社は鳥取県の境港で2006年に創業したんですけども、この時は水産加工会社だったんですね。
それを2017年ぐらいからアジフライに特化していって、他の商品を閉じていってですね、アジフライカンパニーという切り口でマーケティングを始めたと。
なので、CMも参院料金では流れているんですけども、アジフライカンパニー、角谷食品というキャッチフレーズで流していますね。
で、桑原さんとはどういうつながりなんですか。
広島で事業紹介のセミナーというのがあってですね、それに一緒に登壇させていただいて、そこで初めてお会いさせていただいたんですけども、
私はクレコーセンなんですけども、角谷社長はヤナゴコーセンということで、数少ないコーセン経営者という。
マイノリティーですもんね。
マイノリティーです。
だいたい同じような空気感があるんですよ。
わかるんですか、コーセンならではの感じ。
まず理系なんで、ロジカルですし、あと真面目ですよね。
では今回ものづくりトークの番外編ということで、ここからは桑原さんMCでよろしくお願いします。
もともと食品加工会社としていろんなものを作ってたけども、最終的にどうして味に絞ったのかなというのを教えてもらえますか。
3つぐらい理由がありまして、1つがですね、私が2015年に角谷食品に入社するんですけども、当時からもう味フライが売り上げの半分ぐらいで占めてまして、主力だったっていうこともまずあります。
2つ目は効率性なんですけども、いわゆる消費量多品種ですと非常に効率が悪いわけですね。
うちは小さな会社なので、複数の商品を作ろうとすると、ラインを組み替えたりですね、清掃したりしないといけないんですけども、その時間は本当にいわゆる無駄みたいな感じになりますんで、毎日朝から晩までに味フライを作ってる方が効率的だよねということ。
あとは私も営業してたんですけども、いろんな商品を机に並べて試食していただいて、おいしいですよねって言ってくださるんですけど、最終的に商売になるのが味フライが一番多かったんです。
なので、結局それ、最初の理由ともつながるんですけど、いろいろ商品を仙台の時から作ってきたんですけども、結局お客様が選ばれてきたのが味フライ。結果的に半分になった。それを私も実家というか、家庭食品に入った後も感じてて、これはもう家庭食品は味フライに特化していった方がいいんじゃないかと。
アジフライの製造工程
アジっておいしいよね。
おいしい。
僕、おばあちゃん子なんですけど、両親が友ばっかりしていて、ばあちゃんが料理作るときはだいたいアジの塩焼きを焼いてくれてた。
塩焼きも美味いっすね。
もうあれが大好きで、アジって癖がないですよね。
そうなんですよ。癖がないっていうのは食べやすいっていうことでもあるんですけど、あとせっかく私たちがこだわってても、これ白身魚と変わらないじゃないって批判もあったりして、どうしたらこのアジの風味をもうアジフライの状態でも活かせるかっていうことを考えて。
うち研究グループがあるんですよ。研究開発部があるんですけども、そこで熟成っていう工程を考えてまして、あんまり今フレッシュで、いわゆる刺身級の原料を使うと本当に癖がないので、本当に香り、あとは深い味みたいなのが感じにくいんですよ。
なのでうちは、アジオっていうブランドがあるんですけども、アジオに関して言えば1日から3日ぐらいですね、ある特定の条件下で置いとくんですよ。寝かしといて、その後に捌くっていう。
それこそでも刺身とか寿司もそうやってするんですよね、鯛とかって。
おっしゃる通り。
あみの酸を出すみたいな。
そうですね。タンパク質が自然に分解していって、あみの酸になっていって、で私たちの舌っていうか味覚に検知される。
だからうまいですね。
干したら美味しいですよ、アジオが。
干しても美味しい。
干したらやっぱり味がものすごい出ます。
うまみが味はものすごい出ますね。
そうだね。干したら。
干す状態の手前ぐらいでこう、味フライにすると。
うまみ、うまみ成分ですよね、味ってね。
そうですね。寝かすときに確かに水分も飛びますんで、発酵の効果もあるかもしれないですね。
ちょっと僕お聞きしてもいいですか?
はい。
工程を教えていただきたい。
そうですね。あくまでもうち食品の。
おっしゃの味フライの工程を教えてください。
まずですね、うちは原料入荷します。工場内に搬入して、それをですね、5段階に選別するんですよ。
これ重量選別するんですけども、まずこの時点で他社と違うんですよね。
へー。
重量選別せずにいきなり捌いてしまう会社が多いんですけど、5段階に選別します。
で、その後にゼーゴっていう組織。
ゼーゴ、はい。
ご存知ですかね。
わかんないです。
味の尾っぽにつながる硬い組織があるんですよ。
これを機械を通すことで、ヤスリみたいな感じ、回転ヤスリがあるんですね。
それに味が触れると、そのゼを削れるみたいな。
へー、自動化されてるんだ。
はい。で、その後に背びれを切ります。
はい。
で、その後に頭を切り落として。
はい。
で、それがですね、次が内臓を取りながら開くんですよ。
ほー。
そういう機械もあって。
へー。
で、そこまでは結構機械の力がかかってきます。
はい。
で、ここからがカダシ食品の真骨頂なんですけども、
2万5千枚を開かれた味の開きをですね、こう、タネに見て、
骨が残ってないか、背びれが残ってないか、ゼゴが残ってないか、それを確認して、
で、それを積み上げて、次の工程に渡して、次の工程の方は一枚一枚測ってですね、もう一回。
うーん。
で、重量別に分けて。
はい。
で、これを番号付けコーナーに持っていって、番号付けの方が番号を付けて、で、セーローの上に並べていくんですね。
で、それを冷凍庫の中に入れて、凍結庫の中に入れて、カチカチに凍ると。
ほー。
で、その後に放送場の方がパッキングして出荷ですね。
うーん。僕一番気になるのは、検査工程です。骨とかの検査。
はいはいはい。
どうやってやるんですか?
あの、目視と手ですね。
あの、もちろん手袋してますけども。
はー。
はい。
触って分かるもんなんですか?
むしろ、触ると過剰に分かるぐらいです。
その、全員が残ってるんですね。
あ、残ってる。
骨が残ってる。
あ、残ってるって分かるんですよ。
はーい。職人技だな。
そうですね。
はーい。
それは強みですね、オンシャルね。
そうですね。
ここまでこだわりだったら、やっぱり食べてみたいじゃないですか。
食べてみたいですね。
今後の展望とプレゼント
いきましょうかね。
どちらで買えるんですか?
広島寺に買えるんですか?
一応、ホームページでは販売してますんで、
あの、グーグルとかで、
あの、アジフライカンパニー、門屋って打ってもらったら、
たぶん、一番多い出てくると思います。
これはね、森道さんだって、今から子供の栄養のためにも。
栄養のためにも。
栄養が栄養ですよ。
食べるのは、ただ揚げたらいいだけの状態になっているってことですよね。
そうですね。冷凍状態で、
180度、170から180度くらいの油に入れて、約4分ですね。
4分。
ありがたい。夜ご飯忙しい時にパワッとできて、いいですね。
今後、どうしていきたいかみたいなところって、終わりですかね。
そうですね。
まず、アジフライっていう切り口で、
やっぱり日本一のアジフライカンパニーっていうのを目指してますので、
チョコレートといえば明治じゃないですか。
家具といえばニトリとか。
たぶんそのカテゴリーの象徴となる会社ってあると思うんですよ。
でもアジフライで日水さんとか、
アジフライで丸刃日露さんってあんまり連想しないと思うんですよ。
なので、空いてるんじゃないかなと。
その象徴となる会社っていうのは。
なので、そういう会社になりたいなと。
いいですね。
思ってます。
そして今日はリスナープレゼントをご用意いただきました。
もしかして!?
はい。
なんでしょうか。
そうですね。先ほどお話しさせていただきました、
アジオのホワイトラベルをプレゼントしたいと思います。
なんかすごそうですよ、ホワイトラベルって。
ホワイトラベル?
違うんですか?何か。
ブラックラベルとホワイトラベルとかもありまして、
ホワイトラベルはですね、脂質があえて乗ってないもの。
8%未満なんですね。
で、熟成期間がちょっと長めにとってありまして、
肉厚感と。
いいですね。
あと歯ごたえみたいな感じを追求したライトみたいな。
いいですね。
そちらをプレゼントしました。
ありがとうございます。
いただきます。
アジオホワイトラベルを1名の方にプレゼントいたします。
応募の地先は後ほどお伝えします。
今日はファクトリースタッフが今話したい人とトークする
ものづくりトーク番外編。
AIひろあきさんがトークゲストにお招きしたのは
株式会社カドヤ食品の門谷社長でした。
ありがとうございました。
10:38

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