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2025-05-27 10:47

#163 広島県中小企業団体中央会 福山支所長 島田昌明さん

ものづくりトーク第163回放送ゲストトークをポッドキャストで!

(過去放送回につきプレゼント応募などは終了しています)


広島で培われてきた『ものづくり技術』

広島に根付く『ものづくりスピリッツ』

広島で活躍する『若き技術者・クリエイター』​

そんな『ものづくり』のおもしろさ・ものづくりの深みを発信するプログラム


番組の工場長(MC)を務めるのは平岡良介

ものづくり80年の歴史を持つ平岡工業株式会社の代表取締役社長、自社ブランドHIRAXのCreative Director、ドラム講師の経歴を持ちバンドマンという顔を併せ持つHIRAX AIR sheildではGOOD DESIGN AWARD 2021 受賞!音楽とものづくり、そしてラジオへの愛は半端ない!


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Summary

広島県中小企業団体中央会の島田昌明さんは、中小企業の経営環境や最近のものづくり補助金について詳しく話しています。特に、補助金の変更や条件、下支えとなるニーズに関する情報が中心に語られています。

中小企業の現状と課題
ものづくりトーク。今日は、広島県中小企業団体中央会の福山支所長兼事業推進部副部長の島田昌明さんです。島田さん、よろしくお願いいたします。
製造業の方にはおなじみのものづくり補助金の地域事務局をされております。今日はその情報をしっかりお聞きして参りたいと思います。
最近、どんなものも値上がり値上がりで、企業の皆さんも経営努力をたくさんされていると思うんですけど、ここ最近の中小企業の景気の動向とかってどんなふうに感じられていますか?
そうですね、やっぱり経営環境というのは非常に今厳しくて、とりわけ今、ちにあげちにあげって、なかなかそれが価格転換できるような環境にはないということ、また働き方改革とかですね、DXを進めていかなきゃいけないとか、最近は結構自然災害も多くなっておりますから、それらへの備えということなどですね、対応するような課題というのは非常に多いんじゃないかなと思っています。
そうですね、結構ちにあげをするのが難しい理由の1個があいみつ盛なんですよ。
あいみつ盛。
100円のものがあるとするじゃないですか、上代でね。でも仕入れは50円だったり60円だったりするんですけど、それを何円で売りますかっていうのをあいみつ盛取られると、90円のところと89円のところに出てくるわけですよ。
で、89円のところを頼むじゃないですか。
ってなると、ちにあげがいくらだろうが89円で出したところを勝つわけですよ。
だからその値段自体がガンって上がっておかないと、そのちにあげはできないよね。だって利益減らして仕事取りに行くんだから。
だからちにあげが難しい理由が1個そこにあるんですよ。
1社しか出せないもんで値段10%上げてください。たとえばエネルギーとかああいうのは、上がってももうそこしかないから仕方ないけど、他で買えるもんだったら他で買っちゃうじゃないですか。
そうすると値上がりしたところは置いていかれるんで値下げせざるを得ないっていうのはこれすごい課題だと僕は思ってまして。
やっぱり受注の大半が三つ盛り合わせの会社さんはですね、反復継続した取引がないところっていうのは実際価格交渉というのは難しいんじゃないか。
結構そうなるんですよね。だからこういう技術とかここじゃないとダメっていうものがあればいいんですけど、なかなかそういうものができるわけじゃないから。
僕らもなかなか苦労しますよ。
はい。ということでそういったオリジナリティのある独自性のあるものを作ろうということは、ものづくり補助金などを活用してやりたいわけですよ。
はい。
ものづくり補助金の詳細
はい。なのでものづくり補助金についてちょっと伺っていきたいと思うんですけども、そもそもものづくり補助金というのはどういったものなんでしょうか。
ものづくり補助金はものづくりやサービスの新事業を創出するために革新的な設備投資やサービスの開発、作品の開発などをサポートするためにできる補助金です。
はい。これ締め切りが4月の…
はい。25日を予定しています。
25日ですかね。今放送日が3月27日なのであと1ヶ月ぐらいしかないんで、ギリギリかもしれないですけど、ざっくり今回の補助額について教えていただきたいんですけども。
はい。累計が2つありまして、1つがですね、製品サービス高付加価値枠というものになっていますが、補助額は従業員さんによって実はちょっと変わっております。
従業員さん5人以下のところでいくと補助上限額は最大で750万円。一番上の従業員さんが51人以上の場合は補助金の上限額が2500万円。
そんなに?
そんなにあるんですよ。もうこれを今回19回目ですからね。
その2000万くらいをいただいて補助金として、試作を作ったりとかしていいということ?
そういうことです。
そういう材料費とか研究費に使っていい?
そういうことです。
それを発表してできましたってなったら、それを販売することもいいんですか?
もちろんできます。
で、販売して利益が出たら多少変能とかもあったりしますか?
そうですね。過去のものづくり補助金では毎年その事業でどれだけ売上が立って利益を得たかということを報告するんですけれども、その結果先ほどのように利益が出れば一部変能ということがありましたが、第19次以降はですね、それがなくなったんです。
知らなかった。
そうなんですか。
めっちゃいいじゃないですか。
めっちゃいいですよ。
ってことはじゃあ補助金やったほうがいい?
やったほうがいいよね、これね。やろう。絶対やろう。
すごいな。
今回久々にやりたいものもあったりはするんですけどね。
で、補助額も2分の1とか3分の2とかっていう形に変わったりするんですよね。
もう一つですね、例型がありまして、グローバル枠というものがあります。
海外事業を実施するために国内で生産性を向上させるというものなんですけど、こちらの補助上限額は3000万ということになります。
補助率はどれくらいなんですか?
補助率は同じく2分の1ですね。
これ3分の2に引き上げてあるものも何かありますか?
あるんですよ。これがですね、最低賃金引き上げ特例というのがありまして、それらを使っていただきますと補助率が3分の2に上がると。
ほらさっき言った話が全部繋がってるでしょ。
独自性のあるものづくりをすれば自分たちの値切りができるようになって、賃上げもできるからここに到達できるというお話ですよ。
今回のものづくり補助金の対象となる条件を教えていただきたいんですけども。
これまでのものづくり補助金は生産プロセスを改善するということであったりとか、
サービス業の方でいきますとサービスの提供方法を変えて生産性を上げていくということを対象にしていたんですけども、
ものづくり補助金の第18次締め切りからですね、そういったものはちょっとごめんなさいということになっておりまして、
この度からはですね、新しいものに取り組んでいかなきゃいけないというようなことが18時以降新しく加わった要件ということになっています。
ということは事業再構築の要素もちょっと入ってるようなイメージになりますかね。
おっしゃる通りです。
僕もね、もの補助3回ぐらいお願いしたのかな。で、一番最初落ちたんですよ。
これぞってやつ出したんですけど普通にバンと落ちまして、その後は書き方を工夫して、ちゃんと数値化がされてるとか、
審査員の方がいらっしゃいますんでそこにわかりやすいように書くっていう工夫も入れると思いますし、
必要に応じてコンサルタントを使う方もいらっしゃると思いますんでね。
その辺もし不明点があればですね、中央会社さんに聞きにくいことは平岡亮介に聞いていただければ。
平岡工業の方で答えさせていただこうと思います。
今やりたいこととかもう決まってます?
いやあるんですけどこれ本当に内緒なんですよね。
そうだって言ってね、誰か取られたら。
そうなんですよ。まさにでもハマるんですよ。
まだ誰もじゃないけどほとんどやられてないすごい技術があって、
それがうちができるようになるといろんなことが使えるなーっていうふうに思ってまして。
じゃああと1ヶ月で書き上げないと。
いやー頑張ります。
ラジオしてる場合じゃないですよね。
いやいやいや、これも大事なんです。
伝える役目もあるから。
ということで、今日は事業推進部副部長の宇住さんにもお越しいただいているんですけれども。
ずっと聞いていただいてましたね。
ありがとうございます。
爪さんからも皆さんにお伝えしたいことがあるということなんですよね。
省力化投資補助金の重要性
中小企業省量化投資補助金というものがですね、昨年3月にスタートしました。
この内容というものがですね、売上拡大であるだとか生産性の向上後押しするために、
特に人材確保に悩む中小企業様向けにですね、
省量化投資を支援するといった、そういった内容の補助金になります。
簡単に言えばですね、これまで人手でやっていたことを自動化したいんだと。
そういったものを後押しする補助金。
めちゃくちゃニーズありますよ、今。
これのですね、開始の時期が、この補助金は昨年3月に公募が開始されて、
申請累計がですね、カタログ注文型、一般型の2種類あります。
当初はですね、カタログ注文型のみだったんですが、
この令和7年から一般型が新設されまして、
中小企業の皆様個々の現場や事業内容に応じたオーダーメイド、
オーダーメイドシステムですね。
そういったものも対応できるといった補助金になりました。
あ、そうですか。
それ、補助額ってどれくらいなんですか?
最大なんですけど、カタログ注文型では最大1500万円。
一般型では最大1億。
え?
やったらどうですか?
たくさんやらないといけない。
こちらも同じくホームページからご覧いただければ。
中小企業省略課当初補助金と検索いただければですね、
専用のホームページが見れますので、そちらの方から確認いただければと思います。
はい、承知しました。ありがとうございます。
いろいろお話がかかってきましたけれども、
中小企業団体中央会さんからプレゼントをご用意いただきました。
何でしょうか。
地域産品である川根ゆず共同組合の川根ゆずを使った
ゆずバターケーキをプレゼントさせていただきます。
ありがとうございます。
川根ゆず?
川根ゆず共同組合は地域の活性化と雇用創出など、
地域で様々な取り組みを行っている共同組合で、
今回ご紹介をしたものづくり補助金を活用し、
ゆずバターケーキの増産に成功した甲子園のプレゼントもあります。
食べてみたいね。
美味しいですね。
ありがとうございます。
これをお二人にプレゼントと。
やった!
情報など先は一曲お届けした後お伝えします。
ものづくりトーク、広島県中小企業団体中央会の
副秘書長兼事業推進部副部長島田雅昭さん、
そして事業推進部副部長の宇都宮泉さんでした。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
10:47

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