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ものづくりトーク、今日は広島出身のシンガーデザイナーのMEGさんです。
はい、こんばんは。
MEGさん、よろしくお願いします。どうも。
お願いします。
はい。
同級生なんですよね。
もう20年以上の時を経って、こんな感じで話す時が来るなんて。
ねえ。
平岡くんはいつも、サドルが低めで、ハンドルが高めの、ちょいアウトロー的な雰囲気を醸し出したグループにいて、彼はそれのチャリでいつも教室の横まで現れるっていうイメージしかなくて。
そんな鎌切りみたいなのってないから。
結構ね、モテてたんですよ、彼は。
あ、そうでした?
そうそうそうそう。
なんか急に恥ずかしくなってきたんだけど。顔赤くなってきた。
やめようか。この話やめようか。
いやいや、MEGさんこそモテてたじゃないですか。
いやいや、別のクラスだったんですよね。
そうそう、クラス違ったけどね。
そうそうそう。
で、あの、学祭の時にね、僕がグレーとか歌ったんですよ。
それ覚えてないな。
覚えてない。
なんでだろう。
で、同じ枠の最後の10分でMEGさん歌いましたよね。
なんかあったよね、ドタバタってして、出たい人が出ていいみたいな。
いや、じゃないけど。
え、じゃなかったの?
じゃないけど。
ほんとに記憶、だってよく考えたら怖いですよね。今もね。
その、FMでね、レギュラーさせていただいてた時期が2002年って聞いて。
それより前の話だから、20何年も前の話。
そうですよ。で、今ロンドンに住んでるんですよね。
そうなんですよ。9年前からロンドンに移住しまして。
で、子育てもしつつ。
で、たまにこういう長い休みとかがある時は、広島に帰ってて。
9年前?
もう9年ですね。
きっかけは?
もともと、高校卒業して東京に行って、歌手とかデザイナーとかいろんな活動をしてたんですけど、
すごい20代後半というか忙しかったんですよ。ありがたいことに。
それで結構仕事をすごくしすぎたのもあって、ちょっと休んでいろんな海外を渡ったりとかする時間もなかったので、
渡ってる中で、ロンドンに立ち寄った時に、なんかここ住めるなと思って。
そんな住めるなってすぐならないでしょ。
なんか思ったんですよ。
フィーリングがあったの。
そうそう。それで、もうそこで3ヶ月ぐらいで仕事があったんで、引っ越して。
で、ありがたいことに子供を産むきっかけがあったので、子育て結構集中してやってて、
仕事も一旦、両方無理だと思ったんで、その仕事も一旦、カフェとか化粧品とかやってたものも一回お休みさせてもらって、
今に至るっていう感じなんですけど、最近子供も大きくなってきたので、自分の時間もできて、
なんかやるかっていうところで、4年前から今抹茶とか日本のいいものをセレクトして、
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ロンドンでロンドンのお客さんに売るっていうようなお店をやってるっていう。
自分のブランドとしてやってるってことですね。
そうですね。
これイギリスでの評判はどうですか?
それがですね、この夏、グレイトテイストアワードっていう一番イギリスで、
なんかすごそう。
そうなんです。食のオスカーって言われてる、このマークがついてたら美味しいだろうっていう信頼のあるアワードがあるんですけど、
それに出させてもらって、奇跡の三つ星をいただいて、
三つ星ってすごさがわかんないけど、最高ってこと?
僕スーパーで見たことがないんですよ。
一つ星、二つ星はよく見るんですけど、三つ星は見たことがなくて、
本当に少数の1%未満の人しか取れない三つ星で、
それがもうありがたいことで、お茶の契約の農家さんのお茶が。
すごいじゃん。
そうなんですよ。
おめでとうございます。
いや本当、本当ありがとうっていう感じで、それが取れたばかりなので、
この秋からロンドンに戻ったら、またそういう風にパッケージを変えたりとか、
っていうところから始めようっていうとこです。
日本にいる我々はどうやったらMEGさんが飲めるんですか?
そうですね。
まだ買えないの?
まだね。
そうなんだ。
でもいつかポップアップとかしたいんですけどね。
機会があれば。
平岡がいるんで何とかなるんじゃないですか?
流通ですか?
流通。
平岡さんは何でもできるんですかね?
何でもできます。
おーおーおー、なるほど。
いやでもいいじゃないですか、逆輸入で見過ごしのが入ってくるってなったら。
いつかね、やりたいですよね。
しかもMEGが作ったんだってよ、みたいな。
作ったわけではないんですけど、でもパッケージとかはすごいこだわってて、
やっぱり入稿するところまでちゃんと自分でイラストレーター、フォトショップで作ってやってるし、
そもそもそういうブランドをやりたいって思った時も、元はデザイナーだったので、
こういうウェブサイトで、こういうブランドイメージで、
そういう風なことを考えてると、
こういうの売りたいな、こういうの人に届けたいなって思ってくるっていう。
それまでやってた音楽とか洋服とかそういうのと同じですよね。
音楽とものづくりってちょっと似てますよね。
同じですね。
やっぱりものづくりがあるからこそ音楽が楽しいっていうか。
デザインはいつ勉強したんですか?
勉強はしてないですね。
勉強はしてないの?
してないけど、やっぱりMacをいじったりとかするの好きだったから、
イラストレーター、フォトショップはこれこそ2000年ぐらいから変わってて。
メジャーデビューがいつでしたっけ?
2002年ですか。
じゃあメジャーデビューするより前からMacとかでちょっとやってた。
そうですね。最初のCDから最後に至るまで全部デザインをやらせてもらってる。
ジャケット自分で作ってるってことですか?
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デザイナーさんに履いてもらって、
でもここはこういう風にもうちょっとロゴ寄せたいとか、
私はこういうイメージでとかは一緒にやらせてもらって。
それ楽しいんですよ。
分かる。めちゃくちゃ分かる。
隙間が縦と横が等間隔にしたりとか、すっごい気になるでしょ。
ありますよ。私ね、気になってるのは新撮。
新撮の1000円、1万円ってあるでしょ?
その1のフォントが違うんだよね。
あ、そうなの?そこまで見てない。
なんかそれパッと見た時に、あ、ここ変えるんだって思って。
見るとこすごい。俺全然気づけない。
なんかちょっと気持ち悪かったんですよ。
1が違うフォントだったから。
それフォントですか?
見てください。あれ?洒落ですかこれは。
向こうの方見ちゃった今。
見てみてください。
ちょっとチェックしてみますね。
え、じゃあデザインをそういう風に、自然と勉強して、
服も作っていってるっていうのがあって、
こないだお聞きしたのが、ビームスのシテラ社長とも親交があるっていう。
はいはいはい。
それいつ頃からですか?
そもそも今、カラオリナグレイサーっていうブランドを
ビームスさんで取り扱っていただいてて、生産もしていただいてて、
もうビームスの中にデザインセクションあるんですよ。
めちゃくちゃすごいじゃん。
そうなんです。すごくお世話になってる。すごくお世話になってるシテラさん。
そんなご縁があるんだ。
ビームスはいい会社。ほんとに。
いい会社ですよね。
ほんとに。
じゃあそんな感じでずっと携わってるMEGさんは、
今後なんかこんなことしたいとかあるんですか?
なんかね、平岡くんの名刺を見てて今パッと思ったんですけど、
今ね、海外に抹茶を広めるにあたって、
抹茶って飲むときはいろんなやり方があるんですけど、
基本的にお椀があるじゃないですか。
そこに入れる前の抹茶っていうのを、
1回細かい麺のザルみたいなやつでこすんですよ。
なぜならそれをこすことによって香りが開くというか、
より美味しく飲めるんですよ。
で、そのこす作業っていうのを1回やって、
それを器に入れて、
温度が決まってるんですけど、
ちょっとぬるめのお湯を入れて、
ウィスクで混ぜると言うんですけど、
そのこす作業っていうのを、
手っ取り早くできないかなって思ってて。
おー、なるほど。
なんか例えばスパイスケースみたいのあるじゃないですか。
わかります?なんか上がザルみたいになってて、
シナモンとかがよくチャイ。
チャイ頼むとシナモンパウダーかけますかって言われて、
最後かけるじゃないですか。
だけど家で気軽に楽しむためには、
そういうスパイスケースみたいなのに入ってたら、
もうフタ取ってパパパってやれば、
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美味しい状態で抹茶が飲めるなって思って。
うん、できますね。
そう。それをね、なんか作れますか?
作れますよ。
できるんだ。
できるできる。
まず、だから網を作るんですね、それ。
そうそう、網がついてるのよ。
網があって、それを筒状のところの上につけてあるようなもの。
そうそうそうそう。
全然作れますよ。
うそー。
うそー。
もううちも87年もものづくりやってるからね。
さすがです。
多分作れると思います。
それがあるとね、なんか、
もっと気軽にみんな抹茶が飲めるんじゃないかなって思ってるんで。
ちょっとじゃあ後で、ゆっくりちょっと。
はい。
二面描きながら。
はい。
いやー、めぐさんありがとうございました。
はーい、こちらこそ。楽しかったです。
今日なんかプレゼント持ってきていただいて。
うわっ!
マジですか!
持ってきてないし。
サイン入りの色紙!
ありがとうございます。
今ね、あのね、おもむろにね、サインをって言われて、
ちょっとびっくりして。
ちょっとバラすのやめて。
こんな人生ね、こんな日が来るなんて。
なんて日だね。
ありがとうございます。
ということでリスナーさん一名様にサイン入りの色紙をプレゼントいたします。
はい。
ものづくりトーク、今日は広島出身のシンガーデザイナーのめぐさんでした。