1. LayerX NOW!
  2. #72 「コミュニティに育てられ..

お久しぶりです。LayerX Now!再始動後1回目は、CTO松本とLayerXでEMを務めるあらたまのトークです。

今回のエピソードでは、コミュニティの力や多様な視点の重要性について話しています。YAPCはこちら


▼話のハイライト(AI作成)

LayerX Now!再始動

あらたまさんの入社経緯

会社の成長と組織作り

あらたまさんの経歴と前回のYAPCで話したこと

ハッカーの強さとキャリア初期の思い込み

人生のターニングポイントと師

環境や人との関係性の影響

コミュニティの重要性

環境の転職について

選択肢の広がりについて

DXと多様性について

EMになりたての人の悩みと視点の話

EMの定義の異なりとジャンプの難しさ

EMの育成とチームの成長

コミュニティを作ることの意義

発信することの効果

コミュニティへの関わり方

キャリアに悩んでいる若手とキャリア育成

コミュニティについての興味


▼LayerX Now!とは・・・ LayerXの日常を伝えるPodcast。 CTOの松本とHRのmaasaが(ほぼ)交代でホストを務め、社員がLayerXで働く様子を赤裸々にお伝えします

▼ メディア情報

LayerX採用情報:https://jobs.layerx.co.jp/ LayerX エンジニアブログ:https://tech.layerx.co.jp/ LayerX 公式note:https://note.layerx.co.jp/ CEO福島のnote:https://note.com/fukkyy

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では、LayerX NOW!実は僕の収録はとても久々の回になるんですけども、今回またちゃんと再始動させていこうということで始めさせていただきます。
一応ね、LayerX NOW!毎回どういうポッドキャストなのかご説明させていただいているんですけども、このチャンネルのポッドキャストはですね、LayerXの開発メンバーと組織、チームがどういう人が働いていて、どういうことをやっているのかなというのをより皆さんに知ってもらいたいというところで始めた
ポッドキャストになります。本当に僕がこうサボっていた期間にもどんどんLayerX、いろんな進化を遂げておりまして、ちょっと再始動しながらその辺をご紹介できたらなと思っておる次第でございます。
本日はですね、実は今度のYAPCというエンジニア向けのカンファレンスで、私ともう一人入社した新田さんという方がですね、
登壇するということで、ちょっと今日は新田さんを呼びして、その辺の話を持ってみたいなと思って、今回収録をさせていただいております。ということで、新田さんというと、僕はもうだいぶ長らく新田さんとしか呼んでないので、違和感あるので新田さんとさせていただきますが、新田さんよろしくお願いします。
よろしくお願いします。LayerXで、爆落事業部で共通管理というプロダクトがあるんですけど、そこのプロダクト付けでエンジニアリングマネージャーをやっております。新田と申します。インターネットでは新田と呼ばれているので、どうぞこの先も新田までよろしくお願いします。
よろしくお願いします。ちなみに新田さんはいつ頃LayerXに入ったかとか、その経緯とか、ちょっと簡単にそこだけお話しいただいてもいいですか。
はい、私は先月の9月16日付で入社をしています。なのでまだまだニュージョイナーというステータスではあるんですけど、もともとLayerXのことは知っていて、なんで知っていたかというと、
ワイマツさんと学生来から親子があったというところで、つぼつぼ話を聞いていたというので知っていたというのが元々のきっかけかな。
はい、私は前職でベンチャーのCTOをやっていたんですけど、その時もCTOの先輩としていろいろ株打ちとかさせてもらっていたりしていたという、そういう中にはなるんですが、新しいチャレンジをしようと思った時にいろんな会社さんとお話しさせていただいたんですけど、
LayerXの今のフェーズというのが、自分にとってすごく楽しそうだなというふうに感じられたというのが入社を決めたきっかけの一つになっているんですけど、それがどういうところなのっていうと、今すごくたくさん人をみんなに入社してきてもらっていて、社員数が増えてきているというような状況でもあるんですけど、
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それは何でかというと、事業が伸びているからということであって、そういう成長中の事業に対してエンジニアリングの力だけではなくて、さらに組織をどう作っていく、どう仕組みを作って、どう仕組みを壊していけばみんなをもっとエンパワーメントすることができるかという、そういう難しい難易度の高い問題に
素敵な仲間たちとチャレンジできるというところにすごく魅力を感じて、入社を決めたというような経緯になります。
おだしょー うれしいですね。ちなみに一緒に働くのは12年ぶりくらいですね。
おだしょー 日が経つのは早いですね。僕らが学生だったのは12年前だと結構時間経ったなと思うんですけど、また仲間がね、新玉さんに限らずレイアX、昔の友達仲間が今どんどん集まってきていて、とても楽しいんですけども。
おだしょー ちょっとその話はね、またおいおいいろんな僕の昔の知人友人もこのポッドキャストに呼びたいなと思っておるんですけども、今日の本題はですね、せっかく今回ヤプシに僕も新玉さんもそれぞれセッションを登壇することになったので、ちょっとそんな話を聞いてみたいなと思っていて、そもそも前回のヤプシで新玉さんすごくいいトークをされていたと、確かベストトークショーをいただいてましたよね。
新玉 そうですね、ベストスピーカーショーという。
おだしょー ベストスピーカーショーか。
新玉 今日のトークの中で一番いいと思ったものを、参加者の方に投票してもらって、その投票結果で一番だったっていうことらしいんですけど、いやありがたいですね。
おだしょー いや素晴らしいことだなと思うんですけども、あのせっかくなんでここでもその内容なんかかいつまんで聞いてみたいなと思って、なんかどういったお話その時されたんですか。
新玉 先にヤプシとは何ぞやみたいなところを、初期の方もいらっしゃるかもしれないので。
おだしょー さすが。
新玉 やっとアナザーパールカンファレンス、なのでパールのお祭りですという紹介をされることが多いです。
ただパールという言語、なじみのある方もない方もいらっしゃると思うんですけど、今トレンドとしては下火になってきていると。
もちろん今でも現役で活躍している言語ではあるんですけど、その知見が求められる領域っていうのは、例えば10年前に比べると確実に少なくなってしまっているっていうのは現状だと思います。
新玉 その中も今まだヤプシがこうやって盛り上がり続けているっていうのは、国内のエンジニアコミュニティにおけるハッカーコミュニティの源流みたいなものがヤプシにはあるなと思っていて、
起こりは2006年からという、ずいぶん歴史のあるイベントだったりもするので、そういったところからハッカーの精神にただの受け継いで、パールにとどまらないいろんな技術のトレンドの話だったり、現場ライン戦で活躍している人の話だったりが聞けるとか、
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トークができるっていうところで今も人気を発揮しているのかなというイベントになっています。私自身も前身となるヤプシエイジア大きな会でやっていた頃から、今のヤプシジャパンという全国各地を巡って、
その時に比べると少し規模の小さいカバネスをやっているんですけど、どちらのイベントもボランティアスタッフだったり、スタッフだったりの関わってきたっていう経緯がありまして、ヤプシへの思い出は多分AX1強いと思うんですけど、
その中で自分を育ててくれたコミュニティはヤプシのコミュニティだと思っているので、そういったコミュニティに対して恩返しになるような、次の世代に送れるようなトークにしたいなと思っていて、
あの日、ハッカーに憧れた自分が、ハッカーの呪縛から解き放たれるまでっていうタイトルで登壇をしました。ざっくりどんな話をしたかというと、
ヤプシエイジ、2011年の昨日と見た、自分学生時代だったんですけど、すごい楽しそうにハッカーとして働く人たちの話を聞いて、こんなところに行ったら自分もたくさん成長できちゃうんじゃないかって、そういう野心を胸にDNAという会社に新卒で就職するんですけど、
そこで他の人たちが、あまりにもみなさん強いので、自分も強く選んではと、周りが期待している以上にすごく気合が入りすぎてしまって、空回ってたな自分みたいなことを思うことがありました。
これって自分に求められている、期待されている役割がどういうものかっていうのと、自分はそもそもどういうスキルを生かしてエンジニアとして仕事をしたいか成長したいかっていうところがちゃんと見えてなかったから、ありもしないギャップを自分で生み出していく、勝手に苦しがってただけなんじゃないかと、そういう気づいた瞬間があったんですね。
それって健全じゃないので、それを健全にして、自分で健全にしていけるようになるまでのプロセスみたいなのをカイツマンでお話をして、キャリア一口にエンジニアって言ってもいろんなキャリアの方向性があるし、
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事業会社で内製でエンジニアをやるっていう人って、やっぱりエンジニアリングの力で事業の価値を大きくしていくことっていうのが自分たちにとっての市場命題だと思っているので、それを真ん中に据えるようになってからは結構ブレーズになっていけるようになりました。
そういったキャリアの変遷みたいなところをお話しさせてもらったっていう感じですね。
最初の頃、2011年頃のこのハッカーの強くあるみたいなのって結構、僕も見ててありましたね。こういうふうに強く開発を推進できる技術を主張できることが強さであるみたいな、当時の何となくステレオタイプな強さみたいなのがあった気がするんですけど、
それって新玉さんから言語化するとどういう強さだったんですか?自分が思い込んでた強さって。
そうですね、その定義ができていなかったっていうのが、定義ができていなかったっていうのが一番の自分の敗因ではあるんですけど、とにかく強い人たちであるみたいな。
どういったところからそれを嗅ぎ取っていたかっていうと、技術的な知見の深さと広さに裏打ちされた意思決定の厚みみたいなところを感じ取って、自分にはこれはまだできないなって思っていたっていうのが一番あったなって思いますね。
ある程度の技術的知見をつけるまで、不必要に先輩たちの言ってることって深く見えますよね。
そうなんですよ。自分には見えない深遠な変遷をたどって導き出された答えであるみたいな。そういうのが勝手に深刻化しちゃうみたいな。
実際は思いつきで喋ってることも結構あったっていうのを後から知るみたいな。
成長しないと見えない、思い込みで生まれてる強さの仮の像みたいなのがあって、それで自分を苦しめるみたいなのが、新玉さんに限らず多分キャリア初期ってみんなある気がしますよね。
そうですね。自分はあまりコンピュータサイエンスに知見がある状態での入社ではなかったので、動機とかも結構自分と比較してすごく強く見えていて、
その話を動機にしたら、そうそう、モサ、各事業部のCTO、CPOのモサは私と同期入社で同じ部署に退属になった仲間でもあるんですけど、
最初は彼のこともすごく尊敬していたし、すごく強いと思っていたので、似たような劣等感を覚えたりすることもあったんですね。
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今回の登壇の書き起こしを読んでくれて、完全に同じことを自分も感じていたあの時みたいなことを言ってくれて、みんな思ってたんだなっていうのを知ることができて、それによって一種のカタルシスがありましたね。
みんなそうなんだっていうのはね、今の若手も多分変わらないと思うんですよね。例えばレイヤーXに新卒毎年入社してるんですけど、おそらく無駄に高い壁を感じてしまってるんじゃないかなっていうのはたびたび感じるところもあって、
みんなこの意思決定とかこの人のやっていることっていうのは、私には思いもつかない、思いも至らないような恐ろしい数式によって導き出されてるんじゃないかみたいな、そういう過程を追ってしまって自分の枷になったりしてしまわないかっていうのはね、いつも僕も気にしてますね。
意外とみんなの方ができるんだよって思うことはいっぱいあるし。僕はキャリアとして新玉さんと比較的真逆な流れをたどってたというか、いきなり野生児として無理やりプロダクトスケールさせるみたいな生き方をずっとしてきたので、悩む暇がなかったので、ある種真逆なキャリアを追ってきたなと思ってるんですけど。
ちょっとそれを置いといて、新玉さんがその悩みというか、ある種思い込みの強きものの像から逃れたきっかけみたいなものというか、自分自身の強みはここだって意味ですけど、なんかきっかけはあったんですか?
きっかけは、今にして思えばいろんなところにきっかけはあったんですよね。自分が気づけただろうかっていうのはまた別の話なんですけど、
それこそ一社目にいた時も、エンジニアリングを強くしていくための打席っていうのはすごくたくさん用意してもらってましたし、それだけじゃなくてプロジェクトマネジメントを兼務するっていう形での入り込み方っていうのが結構多くてですね。
それは自分自身もプレイヤーとしてこう書くんですけど、やっぱり周辺領域って捕獲ボールが落ちるので、その辺りを拾って適切なところにボールを渡してあげるっていう、そういう動きを結構してくれるんじゃないかっていう期待を女子が持ってくれて、
それによってそういう働き方を他の人よりはうまくできそうっていう自覚が持てたことによって、それがサブウェポンになったっていう感じはしてました。
その後、何回か転職をするんですけど、転職をする過程で、ひとくしに技術力といっても、その技術力っていうものが何を指すかっていうのはやっぱり環境によってすごく差が出るし、
その中で求められてるのってこういうことかなみたいなのを拾って擦り合わせていくみたいなことをやっていくうちに、ただ単純に技術があればいいというわけではないのだなみたいな感触を得て、それであんまり背伸びしなくなってきたっていう変遷があったって感じですかね。
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あれですね。ソフトウェアは社会学ってやつですね。
いや、そうですよ。本当にそうなんですよ。基本的に現実で起きていることの写像を切り取ってシステム化しているのが、私たちのやっている営みだと思うので。
その写像の仕方もね、コードに落とすだけじゃないですもんね。コードの周りにさらにそれを作る人たちがいて、その組織を作るところも含めてソフトウェア開発だって考えると、むやみやたらにソフトウェアの技術力だけがあればいいってわけでもないよね。
割と直近はそういう考え方がコンセンサスになってきた気もしますよね。いろいろなカテゴリーの人が必要だっていうのは。
そう、時には業務フローこそね、エンジニアリングすべきみたいな時もありましたね。
あらたまさんってそういう築きを作る過程でロールモデルとかいたんですか?この人によって変わったぜみたいなとか。
うーん、この人みたいになりたくてみたいなのは正直あんまりないですね。
なんですけど、人生のターニングポイントみたいなタイミングで、それぞれ適切な助言をくれたCはたくさんいて、
小林松さんもね、たくさんいるCのうちの一人だと私は思ってるんですけど。
よろしくてございます。
そうですね、それは何て言うんですかね、他社の同じようなキャリアを持っている仲間だったり、
あとはその時いる環境のマネージャーだったり、関係性は様々であるんですけど、
いろんな人にいろんなことを教えてもらって、それを織り上げた結果が自分だなっていう風に思うことは多いですね。
やっぱり出会いって大事ですよね。
本当に大事です。
いろいろな人に会う。
結構、あらたまさんはそうやって人に会うって活動に関してはものすごく重点を置いてるというか、自然にやってるなとは思うんですけど、
その辺って意識されてるもんなんですか?
意識…まあ好きなんでしょうね、単純に。
自分のことはコミュ障だと思っているんですけど、
いや本当本当。
必要最低限のコミュ力を好天的に身につけたタイプのコミュ障です。
はいはいはい、それは私も多分そうですね。
そうなんですけど、やっぱり同じ声を持つ人と話をするっていうのはやっぱり楽しいし、
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特にREAXに来てからはすごく思うのは、この人と一緒に働いてみたら楽しそうだなっていう人にたくさん声をかけられるっていう、
今REAXがすごく成長していて、人手が全然足りなくてみんなに助けてほしいっていうフェーズだからこそ取れてるアクションではあるんですけど、
そういった声をかけに行くっていうことが、自分もその人とのコミュニケーションによって新しい気づきを得られて嬉しいっていうのもありますし、
転職っていう形にもちろん繋がらなくても、新しい視点を相手に何かしらお渡しすることができれば嬉しいなみたいな、
そういう期待を持って外に出ていってるっていうのはあるかもしれないです。
採用のために会ってるわけじゃないっていうのはすごい大事なポイントですよね。
そうですね、そればっかりだとちょっと苦しくなっちゃうんで、お互いに。
まあ苦しくなるし、僕は採用プロセスとか関係なく、これは友達増やしたいなみたいなすごいあって、
友達多いといろいろその都度学びもあるし、こっちも学び与えられるし、情報入ってくるし、何やかんや飲んでて楽しいみたいなあるんで、
そういう観点の延長に偶然なんか転職フェーズが来て、AXがヒットして来てくれてるといいなと思って、
あと飲んでたらいつものにか人が増えてるみたいな、そんな感じですね。
そうですね、私もいつものにか転職してましたね。
ありがとうございます。
コミュニティってすごく大事だなって、やっぱり私はそのヤプシーというコミュニティに育ててきてもらったっていうのを勝手に思うをすごく感じていて、
前回のヤプシー京都でのおトークも、そのコミュニティに対してのありがとうと、
勇気を出して、初めてのコミュニティに参加するってめちゃめちゃ緊張するじゃないですか。知ってる人誰もいないし、超怖いみたいな状況の中で門を叩いてくれた人に対して、
コミュニティっていいもんだよみたいなところをちょっとでもお伝えできるといいなみたいに思ってやっていたみたいなのもあったので、
実際に反響もいただけて嬉しかったですし、コミュニティを盛り立てることに自分が寄与できていることにはすごく嬉しさを感じますね。
ちなみにその経験も踏まえて、
例えばこの新玉さんのトークって、これからキャリアを踏み出す人へのある種のエールみたいなものだったと思うんですけど、
20代の若手とか、これからちょっと頑張っていくぞみたいな人たちに、
もし新玉さんが同じ立場になったらこういうことをするより、こういうことをお勧めしたいなとか、アドバイスしたいこと、
アドバイスって言うとね、新玉さんそのアドバイスみたいな言い方好きじゃないかもしれないですけど、
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伝えたいことあります?
そうですね。
実際、直近で学生さん向けのイベントで登壇をしたり、学生さんと交流をするようなタイミングがあって、
その時もそんなような話をしたんですけど、
自分であんまり選択肢を狭めすぎない方がいいかもしれないね、みたいな話はしました。
どうしても、見えているものが全部に見えちゃうんで、
例えば、どこかの企業に行って、チームとかやっている事業とか、自分に当てられているタスクに対して何かしら不満が出てきましたと。
それで、その解決方法って、その不満をなかったことにするだけではなくて、
他にプライオリティの高い何かを見つけて、相対的に色を薄くしていくとか、
もしくは、もっと広い世界を見てみて、自分がやりたい方向性を少しずつチューニングしていくとか、
色々選択肢がある中で、やっぱり一つの環境にどっぷり使ってしまうと、A or B みたいになっちゃう。
今の環境が嫌だから、よし転職だ、みたいにすぐになっちゃう。
もしかしたら移動っていう選択肢もあったかもしれないけど、それが見えなくなっちゃう。
そういう選択肢の狭まりが起きやすいなと思っていて、特に社力の若いうちは。
なので、その選択肢を広げるっていうことを意識してやっていけるといいと思うし、
私は結果論ではありますけど、コミュニティがそういう役割をしてくれていたなってすごく感じてますね。
多様な視点って大事ですよね。
自分が気づいてないものを誰かは気づいていて、その視点をもらうだけで自分の選択肢が、
あれここにも、ここにも、これも選択肢だった、気づくみたいなことは大変的にありますもんね。
自分一人では100%の視点をカバーできないかもしれないって思えるかどうかっていうのが1個あるかもしれないですね。
なかなかね、僕若い時の反省で、謎に万能感持ってたなみたいな。
全部俺がやったらできるみたいなやつね。
そうそう。今振り返るとね、そんなこと全くなかったじゃんってすごい思うんですけど。
そういうところ、ある種謙虚にというか、ある種いい意味での諦めを持って多様な人に会いに行くっていうのは、
これそれこそコミュニティとか、多様性を大事にしている組織だったりに加わるっていうのは大事なことかもしれないですよね。
選択肢に気づくっていうんで。
そうですね。そういう点ではDXは本当にいろんな視点を持った、いろんなバックグラウンドを持って、
結果いろんな視点を手に入れたメンバーがすごくたくさん揃っているので、
15分話すだけでも新しい視点がボロボロに使って、キャーっていつも悲鳴を上げながら楽しんで仕事してますね。
24:06
いい話すぎる。いい話すぎますね。僕も僕のできないことをできる人たちばっかり連れてくるんで、毎日フィードバックに目から鱗感がありますね。
いいですね。いいループが回ってますね。
そうですね。やっぱりそういう多様さを求めてまたいろんな人が来るっていうのが、いいサイクルが回ってるなっていう感じがしてますし、
想定通りにも、やった通りだぜみたいな気持ちになりながらニヤニヤしながらチーム楽しそうなみんなを見てます。
そこでニヤニヤできるのは代表の特権ですね。
いいチームできたなーってしみじみに常に思ってますから。
ちょっと話を変えたいなと思っていて、今回、次回のヤプシーで僕らお話しするよねっていうのも、このポッドキャスト収録し始めたきっかけだったと思うんですけど、
次回全部は当日話すと思うんですけど、今出しているプロポーザル、プロポーザルって一応説明しておくと、
こういうことをお話ししたいですっていうのは事前に運営に対して提出して、その中で投票をして、その中で採択されるってプロセスを通ってるんですけど、
その中で今回出したプロポーザルってどんなものだったんですか?
タイトルとしては、新任エンジニアリングマネージャーのための冒険の書っていうタイトルで出しました。
今日からEMになったあなた、さてどうする?みたいなところから、エンジニアリングマネージャーってどういう職なんだっけ?みたいな部分、そうですし、
どういった役割が求められるんだっけ?みたいなところとか、EMにならなくてもマネージされる側としてこういうことを知っておくと後々楽だったよみたいな、
そういったところを、私はメンバーからマネージャーからGTOからっていういろんな立場を経験してきたので、振り返ってお話ができるかなと思って、そういった話をすることにしました。
なんかその、課題感があったんですか?EM周りを見ていてなのか、自分を振り返ってなのかで、EMになりたての人はこういうことに悩みやすいなみたいな、そういう視点があったからのトークって感じなんですか?
うーん、どちらかというと自分がギブできるものなんだろうな、何から考えているかっていうのが流れとしてはあったんですけど、自分自身でEMを集めてディスカッションするミートアップをたまにやってるんですけど、
そういったところでお話聞く限りでは、組織の中にEMと呼ばれる人の数、絶対数が少なくて、なかなか横に相談しづらい。
割とセンシティブな話も取り扱うことが多いので、そういった意味からも相談しづらいですっていう話があったりとか、その割に各社でEMとは何ぞやの定義が結構異なるんですよね。
27:11
なので、それを何というか、他社がこうやってるからといって、そのメソッドはそのまま自分たちに転用できるかってなかなかジャンプがあったりして、
で、ベストプラクティスみたいなのもそういう背景があって、あんまり世に出てきづらいなっていう風に思っていて、
であるならば、少し生きた実例をお話しすることで、よりEMになった方がそのEMという職を乗りこなす助けになればいいな、そういったことを考えてますね。
ってことは、あらたまさんのEMとしての真髄が聞けるということですね。
そんな大層なものがあるか分かんないですけど、まあまあそういうことです。
なんかこう、あらたまさん自身も今EMじゃないですか。
なんかこのEM、まあ今回結構いろんな選択肢が転職する中で結構あったって話をちょこちょこと聞いていて、
その中でまたこうEMをやろうぜってなったのは何か理由とかあったんですか?
そうですね。一個はエンジニアリングでもう一回ちゃんと向き合いたいっていう気持ちがありましたっていうのと、
もう一つはやっぱりその自分一人で何とかできる勇気ってたかが知れてるので、私はチームの力っていうのをものすごく信じてるんですね。
で、そのみんなの力がロスなく発揮されるだけじゃなくて、掛け算でもっともっとリバレッジをかけて大きくしていくっていうことができると思っていて、
そこに対しての投資ができることであるとか、投資の選択肢がたくさんあることみたいなのは結構組織次に行く場所選びの材料として見ていたっていうのがあって、
なのでそういった組織に対しての目線っていうのも持ちつつエンジニアリングもやりつつみたいなことを考えると、
EMという着地は割と妥当だったのかなっていう、後から振り返ってですけど思いますね。
特にレイヤーXのEMって開発もしながらマネージもしながら、でチームをそんなに大きくしないっていうね。
そうなんですよ。チームを大きくしないことによって強いEMを作る、作るって言うとあれですけど、
大きくEMになっていくっていうことを奨励しているっていう、割と言うはやすし行うが固すぎる領域に自分を実験台にしながらチャレンジしているっていう感じですかね。
いい話ですね。これはレイヤーXの今後さらにEMが育っていく場所を作りたいとか、そういった思いとかもあるんですか?
30:00
そうですね。やっぱりレイヤーXだけにとじずに、今って開発のスタイルってどこの会社もそんなに大きな差はないと思うんですよね。
ドメインの差による、例えばデプロイサイクルの差とかはあるかもしれないですけど、手法としてはもう十分にコモディティ化されていると思っていて、
その中で人がチームとしてパフォーマンスを出していくのに適切な方、方も3年も経てばまた風化してしまうとは思うんですけど、
現時点での私たちがいいと思っているスナップショットっていうのを発信し続けていくっていうことが大きくコミュニティを広く見て、
日本のエンジニアっていうコミュニティで括ったときに、そのコミュニティに還元できる材料の一つになるんじゃないかって私は思っていて、
それをやっていきたいと思って、日々奮闘してますって感じですかね。
ちなみにこっからこうしていきたいみたいな、このチーム、今見ている自分のチームに対しては、こういう組織にしていきたいなとか、そういうものってあるんですか?
今のチームは割と少数制という感じなので、それぞれが役割を限定せずにお互いの領域を越境しながら、
時には分担を変えながら進めるっていうのが結構できていて、それはすごく理想的だなと思ってはいるんですけど、
とにかく頭数が足りてないので、もうちょっと手があればこういったところにも手が届くのになっていうところを、毎日泣きながら諦めているっていうところがあって、
なので仲間を増やしたいですっていうのがまず一歩としてありますね。
その上で、私たちが担当しているプロダクトは認証認可の部分を主に扱うところだったりして、結構技術的な難易度とセキュリティのバランスと、
あとはお客様の体験を損ねるということは絶対にしてはならないと思っていて、
そういうユーザー体験みたいなところに、すごく重要視している認証をやっているチームっていうのもあんまりいないのかなと思っていて、
そういったところを楽しめる仲間をもっと増やしたいなって思ってますし、そこで得た知見っていうのを社内外に還元していきたいなというふうに思っているっていう感じです。
これを聞いている皆さんに来てほしいということですね。
そういうことですね。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。結構いい時間になってきたので、少しずつクロージングしていきたいんですが、いつも最後の方で出演してもらった皆さんに、逆に僕に質問をもらったりもしてるんですけど、
特別この辺で聞いておきたいとか、今日の話し通じてこの辺で質問したいとかありますか?
そうですね。わいまつさんのコミュニティへの関わり方とか、姿勢みたいなところ、先ほどもちょっと触れるところありましたけど、改めて聞いてみてもいいですか?
33:10
そうですね。結構、僕は昔からけっき盛んな若者という感じだったので、
そうな。
ずっとこう、とにかくいろんなコミュニティで発信をすることだけは心がけてきたんですよね。
これは、友達を作るっていうのはとても大事にしていて、やっぱその友達作ると嫉妬するんですよね。
すごい良い意味での嫉妬。
例えば、誰それがあのOSSにコミットしたとか、なんかあいつが先にマネージャーになってったとか、あのすごいプロダクトのあの部分の開発、実はあいつだったみたいな。
悔しいってなるんですよね。
全然戦場は違うんだけど、戦ってる場所は違うんだけど、悔しいって思うんですよね。
もっと頑張らなきゃみたいな。
そういうこう自分を努力させるエンジンとしてのコミュニティの側面をすごい感じていて、
なのでこう切磋琢磨する仲間っていうのは本当の意味でちゃんと探そうと思って、
そのためにやっぱり発信をしながら、要はコミュニティにこうギブをしながら関わっていって、
ギブする過程で友達が増えて、その中で切磋琢磨して、自分がさらに成長してっていうサイクルを作るっていうのは、
僕のコミュニティの関わり方の中ではとても大切にしてますし、
今CTO協会でも若手の皆さんにそういうコミュニティを作ろうってことで、
若手エンジニアコミュニティでやっていて、はい。
ありますね。
我々も昔、新玉さんもなんですけど、若手ウェブというコミュニティがあって、
結構今そこにいる主要メンバーがみんなCTOになってるみたいなのがあって、
あれはやっぱりお互いなんとなく見てたと思うんですよね、横で。
あいつもあれやってんのかみたいな。
そうなんですよね。
そういうコミュニティの効果は僕は大事にしてるので、
それはお互いに成長するっていう意味でもコミュニティを大事にする、育てていく、
そのためにはちゃんと透明なコミュニティで、
ちゃんと自分も義務をするっていうことを意識してやってますし、
なんならコミュニティを作るところまで自分でやらなきゃと思ってますね。
そうですね、そうですね。
やっぱり発信することで、
あ、あのトークした人だって認知がもらえるみたいなのは、
やっぱり1参加者のうちって結構寄るべがなくて、難しいんですよね、位置取りが。
なので、1回飛び込んで発信する側に回ってみる、
LTとかでもいいんですけど、
そういうのをやってみるとまたちょっとコミュニティへの関わり方っていうのが、
より主体的になってきて、仲間が見つかって、健全なシットで、
うお、頑張るぞってなって成長できるような。
そうです、そうです。
それは僕もすごく大事にしてきましたって感じですね。
36:02
いやー、いいですね。
思いがけずいい答えをもらってしまってめっちゃ嬉しいです。
ありがとうございます。
じゃあですね、もうそろそろ最後にしようかと思うんですけど、
せっかくなんで、今キャリアに悩んでいる若手とか、
レイヤー役割になっている方に向けて、
最後、新玉さんから伝えたいことがあれば、
それをお話しいただいておしまいにしようかなと思いますが、
何かありますでしょうか。
そうですね、キャリアに悩まれている方は、
とりあえず、私を壁打ち相手に使ってもらってもいいので、
いつでもご連絡くださいっていう感じですかね。
ありがたいですね。
そうですね、コミュニティってどういうものだろう、
気になっているなっていう方は、
首都圏に住んでいる方は若干遠いかもしれないですけど、
来年の2月10日に薬師広島で、
私も小山さんも登壇するので、よかったらそれを見に来て、
たくさんの方と交流して、
コミュニティってこういうものなんだなっていうのを
持って帰ってもらえたらいいなと思いました。
こんなところでしょうか。
はい、ありがとうございます。
というわけで、薬師広島でみんなと握手という感じで
締めさせていただきたいなと思います。
今日は新玉さんにお話しいただきました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
37:24

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