私ですね、賢い視聴者の方を全部知っていることを知らないように聞くということで、やっているわけですけど、
たまに知ってますよというスタンスでちょっと話しちゃうんですけど、前回の資金調達はかなり時間かけましたよね?
そうですね。 1年半ぐらいかけて、そう考えたら3分の1ぐらいに短縮したということなんですけども、
これは発表通りではあるんですけども、 これはだいたい当初の目論見通りの資金調達で着地したんですか?
当初でいくともうちょっと時間かかるなって思ってましたね。 なので最速今ぐらいのタイミングで、あと前後3ヶ月から半年ぐらい後ろにずれてもおかしくないぐらいのスケジュール感で進めてましたね。
これ条件とか金額とかでいくと、なんとなくこれぐらいかなっていう動き出しで思ったのと比べるとどうですか?
でいくとイメージ通り。 イメージ通りということですね。はいわかりました。ありがとうございます。
今回松本さん資金調達でいくと、福島さんメインで、福島さんとCFOを含めてファイナンスチームがメインで動いてたんですけど、
松本さん資金調達自体にはどういうふうに関わってた感じですか?
ほとんどやっぱりフッキーに任せてましたね。 なので私がやったのはテックチームとか、これからテクノロジーで何やっていくのとか、
結構やっぱりVCの皆さんもエージェント何やっていくのかとか、AI戦略どうしていくの? みたいなところがご興味があるので、そういったところはある程度ご説明させていただくっていう形なんですけど、
本当に今回はほぼフッキーがやり切った。 そんな感じです。
マネジメントインタビューを受けてた? 実質マネジメントインタビューオンリーって感じですね。
今回ですね、この番組では資金調達そのものの話と、調達した資金どう使っていくの?みたいな大きくそういう2つの話なんですけど、前半どちらかと多分福島さんメインが話していただいて、後半を2人に話し聞いていくことになるかなという感じですね。
今回、これは好評通りなんですけど、いくらぐらい資金調達されたんですか?
そうですね、シリーズのBのトータルで1回のラウンドで150億円。 150億円、これまでで最大ですよね。
前回が100億円ぐらいですか? 前回がそうです。102億円で、その前が30億円ですね。
今回150億集めたということなんですけども、この金額っていうのは多角的に決めていく面があると思うんですけど、どんな感じで金額はまずイメージしてたんですか?
そうですね、まずは向こう2から3年ぐらい、もうベーシックですけどの事業計画とか、その上ぶれた場合、下ぶれた場合の、下ぶれた場合でも一番しっかり投資して、ちゃんと黒字化まで持ってきるみたいな基準で、今の会社のキャッシュポジションとかをお気にしながらこの金額にしていったっていうところです。
じゃあ、ポジティブなシナリオもネガティブなシナリオもあるとは思うけど、どっちでも吸収できそうな金額っていう感じですかね。
でも150億となってくると、どうなんですか。日本で、いわゆるリードインベスター、今回のラウンドみたいので、やれる会社は少なくなってくるっていうのはよく言われてるんですけど、
結果、後で言う通り、日本のベンチャーキャピタルじゃない会社にリードを今回取っていただいたって形にはなったんですけど、今回日本のベンチャーキャピタルもお声掛けはした感じなんですか。
そうですね、当然、あえて声をかけないっていう選択肢が正直ないと思うので、真剣に声掛けもこちらかもしったし、検討もしていただいたっていう感じですかね。
でも、むしろ今回初めて海外のVCも本格的に当たったっていう感じですかね。
そうですね、前回のKey Lockって香港のいわゆる海外の投資家に当たっているんですけど、いわゆるこのアメリカのVCみたいなところでいくと今回が、前回も実は話してたんですけど、今回がかなり真剣にリード投資家として話したっていうのは今回初です。
この結果としてリードインベッサーにいろいろ国内外、どうですかね。僕もいろいろ逐次話聞いてましたけど、真剣に相談したのは10社ぐらいですかね。リードインベッサー候補として。
それぐらいですね。
今回決まったTCVさんは正直最初からあれですよね、反応がだいぶ違いましたよね。
これは福島さん的には、最初はちょっと福島さん的には多分意外だったと思うんですけど、TCVさんがすごい強い反応をしてくれてるってことですね。
これはなんか今振り返るとどういうところを買ってくれてたとか、なぜTCVさんが強いシグナルを送ってくれてたって感じだったんですかね。
そうですね、まず今回リードとなっているのはそのTCVさんなんですけど、今回日本の初の投資に。
初なんですね。
日本に対しては初めて。
その中でおそらくマクロ的な意味合いもある中で日本の投資先を探していたっていうところ。
あとはそうですね、やっぱりこのAIの流れであったりとか、僕らが見ているサービスの領域に、僕らが意識したわけではないんですけど、
彼らがポートフォールとして持っている中に、ある種ベンチマークとなるような会社があって、彼らからしても成長モデルとか、これぐらいの成長速度、こういうメトリックスが出ていて、
ということはこうなっていくんじゃないかみたいなところが多分一定想像しやすい。
日本独自の事業をやっているというよりは、海外にも比較的彼らのビューの中で、比較できるような投資対象があったというところと、
あとはREAX社の成長速度でしょうね。そこはすごい評価していただいたのと、あとはエンジニアチームの摩擦の高さ。
AIに対する取り組みがグローバルの最先端と同じことをやっているね、みたいなところが一番評価してもらったのかなと思いますね。
今の福島さんのコメント自体は一個一個ちょっと深掘っていきたいんですけど、TCVさん自体のですね、まだまだご存知じゃない視聴者の方もいるのかなっていう。
日本初の投資ということなんですけど、私ですね、さっき、にわかですけど、チャットGPTを使っているので、よりTCVさんについて理解したいと思って事前に調べてきたんですけど、
1995年にシリコンバレーで生まれたレイターステージのベンチャーキャピタル、シリコンバレー有数のベンチャーキャピタルさんですよね。それが日本に初めて投資したと。
アメリカ国内の実績だと、ネットフリックス、スポーティファイ、バイトダンス、レボルト、トースト、サースからC向けのアプリまで、そうそうたる実績があるということなんですけども、これはあれですかね、レイヤーXでいくと、サーズとかフィンテックみたいな文脈で見ていただいている感じなんですかね。
そうですね、まず彼らでいくとグローバルにいろいろ投資しているので、アメリカもそうですし、バイトダンスみたいなアジアの会社とか、レボリュートはヨーロッパ、イギリスですよね。グローバルに見ていて、その中でやっぱりこのソフトウェアの領域、AIの領域、フィンテックの領域というところが、次のメガトレンドと言いますか、彼らの投資したり、僕が言うのもおこがましいですけど、グローバルベンチマークを取っていると思うので、
その中で、じゃあ日本で伸びないわけがないだろう、この領域みたいなところを結構探しているのかなという、そこの文脈にハマったという感じですかね。
じゃあ、領域も注目していて、そこのリーディングカンパニーになるんじゃないかと思っていただいたというような。
そうですね、自分たちで言うと若干うさんですけど。
ちょっと興味深いなと思ったのが、当然投資家なんで、マネジメントインタビューして、マネジメントのクオリティーは見られると思うんですけど、さっきエンジニアのクオリティーも高く評価してくれたという話だったんですけど、そこら辺は結構デューデリーがあった感じなんですか。
そうですね。
そこは現場のエンジニアとかのヒアリングとか。
そうですね、いわゆる役員だけではなくて、本当にファーストラインの現場を見ている、本当に現場でやっているところまで、やっぱりディープインタビューしたいというところで、そこは当たり前なんですが、海外の投資家さんって結構時間を取る傾向があるので、そこはかなり時間を取っていただいたなという印象がありますね。
今回、そういう力強いリードインベスターがついてくれたということなんですけど、何か期待していることとかあるんですか。当然彼らの期待に応えようということだと思うんですけど、何か彼らに期待していることとかってあるんですか。
一つは、投資者でいくと今、AIの領域、AIはコースの中で、海外の展開みたいなところも進めていますというところで、実際に彼らの紹介で、実際にもうすでに商談に至ったケースとかを含めて、やっぱりレアXって海外に行った時は、何の会社ですか、日本の会社なんですねっていう感じなんですけど、
元々は、ここら辺から多分松本さんもより入っていただくんですけど、元々あれですよね。MUFGグループのベンチャーキャピタル2社から投資を受けていたと。MU-CAPさんとMU-IPさんという2社のベンチャーキャピタルがありまして、いわゆる準投資に近いスタンスで投資してくださる
ビークルから投資いただいたんです。今回は銀行本体から出資を受けたというところが特徴かなというふうな感じなんです。これは基本の通りそういう発表もされていると思うんですけど、これは松本さんどういうところから始まった話なんですか?
一番最初は横田さんですよね、このMUFGさんとの取り入れの開始って。
元々を振り返るとですね、横田さんが入る直前の役員合宿で、管理業務だけだと横田さんもて余すかなと思った僕が適当に振ったんですよ。
横田さんはレイヤーXとメガバンクさん、特にMUFGさん、ベンチャーキャピタルさんが投資を受けているし、何か事業的にできるかどうか深掘ってくださいと言ったら、1年ぐらいしてかなり事業でね、いろんな繋がりができてきた。
主に2つのラインで繋がってきた。
今まではどういうことをやっていただいていたんですか?
1つがバクラクのラインと、もう1つがAi Workforceの取り組み。要は生成AIとSaaSとSaaS×Fintechの2軸で取り組みを進めていて、SaaS×Fintechの方は多分福島さんから話した方がいいと思うんですけど。
Ai Workforceの方でいくと、今回も発信にありますけど、Ai WorkforceをMUFGさんのデジタル化に活用していただくというところで、これはプラットフォームプロダクトなので、
一番最初はこの営業プロセスに対してのデジタル化というか、いろいろな営業の方が貯めているナレッジを探しやすくしようみたいなセールスイネブルメントをやってみたり、それ以外にもいろいろなご相談をいただいて取り組みをして、そこが1つ認めていただいて、
まだこれからもっともっと広げていきたいなというところなんですけど、そういう意気込みも含めて今回定期の中にコメントとして入れていただいたのかなと思っています。
爆落は今まではどういうことをやっていたんですか?
そうですね、広い枠組みでいくと、MUFG様のお客様向けのDX、これが爆落であると。彼ら、いわゆる銀行の実務の中で、経理とか財務の方と対面で話す中で、彼ら金融のプロなので金融のソリューションは提案できるんだけど、
ソフトウェアの領域とか業務の領域、ここが一緒になっていくというビューを持っているんですけど、そこが今までうまく提案できるものがなかったというところにバチッとはまったというところですね。
AIワークウォーサーはむしろ、構内、内側の生産性を上げていく。
バックラック4MUFGは、いわゆる銀行の先にいるお客様の生産性を上げていくというところが、そうですね、メインフォーカスといいますか。
今回、今までもそういうこと、いわゆる資本提携みたいな、銀行本体との資本提携とか踏み込まなくてもやってたということなんですけど、今後はその2つとも強化されていくというイメージなんですかね。
そうですね、それが狙いですので。
具体的なところはここから協議していきますという感じですね。
はい、わかりました。ありがとうございます。
じゃあ資金調達の話はそんな感じで、あとは他の既存投資家含めて力強い投資家が発表のとおり投資いただいてますということですけれども、
調達した資金をどうしていくのということなんですけど、これ何に使うんですか松本さん。150億。
AIとエンジニアですよ。
AIとエンジニア。
正確には人ですね。人とAIに投資していこうというのを決めました。
なるほど。聞きかじった話言っていいですか、新聞とかで。
AI時代だと人がそんなにいらないし、コードもAIが書いてくれるってちょっと聞いたんですけど、多分リスナーの方もいっぱいそういうことを聞いている人がいると思うんですけど、違うんですか。
全く違いますね。
どういう意図とかどういうアングルでこのAI時代にエンジニアも増やすって感じだと思うんですけど、まずエンジニアの話でいくと、なんでそんなエンジニア増やしていくんですか。
LLMが今回我々が使えるようになって見えてきたのって、これまでデジタル化されていなかったすごく莫大な領域があるんですよね。
個社共通でやっているような業務ってSaaSが今までデジタル化してきたんですけど、これってほんのわずかな領域で、SaaSとSaaSとかの隙間にすごくたくさん業務が落ちている。
これを実は全部LLMなら解決できるよね。解決できるって言うとそんな簡単な話ではないんですけど、取り組めるじゃないかっていうのはまずやらなきゃいけないことが非常に多いんですよ。
エンジニアがゼロになることって絶対ないんですよね。
エンジニアがちゃんと最後、AIが作ったアウトプットまだまだ精度も低いので、精度低いこのアウトプットを見て、じゃあもっとこういうふうに変えなきゃとか。
最後、プロとして品質を保証していってリリースに至るまでエンジニアを見なきゃいけなくて、むしろこれってすごく能力の高い仕事なんですよ。
これがないとプロダクトリリースなんてできないと。
簡単なおもちゃみたいなものはできるんですけど、本当に使えるもの、精度高いものを作ろうとすると、もうエンジニアが絶対にいなきゃ作れない。
なので少数性で作ることにはなると思うんですけど、実はAI、来る前からAXってすごく少数性なんですよね。
プロダクト一個一個のチームって本当に一桁に前半とかのものが多い。
なので実はそんなにAIが来たから我々のやることって変わらないんですよね。
なんならもっとプロダクトいっぱい作らなきゃいけないから、エンジニアどれだけ採用しても足りない状態なんですよ。
なのでとにかくエンジニアにはどんどん来ていただきたいですし、
ただ一方でエンジニアの生産性はやっぱり上がっていくだろうなと思っていると。
数万のエージェントを作るんやっていう話はですね、私が知る限り松本さんかソフトバンクの孫さんが言ってるっていう話ですね。
数億っていう。
ちょっとスケール感でまだ負けてるかもしれないけど。
10億エージェントでしたね。
孫さんも見ているスコープの広さはちょっと違うと思うんですけど、当然ね。
ソフトバンクと我々でいくと事業ドメインもちょっと違ったりするんで。
ただ考え方は多分同じようなことを言ってますよね。
普通にエージェントが必要なんだっていうことでいくと、
なぜそうなんだってことを言うと多分孫さんも同じようなことを説明する感じなんですかね。
そうですね。孫さんファンとしてずっと見てるんですけど、
結構やっぱり小さな領域一個一個のエージェントを作って、
一人がいくつもエージェントを使っていくから10億なんだっておっしゃり方だったんで、
同じことを考えてる気がしますね。
ちなみに先日資金調達よりちょっと前に発表した仕分けありますよね。
あれはその一つのエージェントなんですか。
そうですね。
数万作るうちの一つが先行舞台として発表された。
ああいう単位としてってことですね。
なんかでかいファンクションというよりは、
本当に明細仕分けって会社によっては必要なかったりするんですよ実は。
なので算数でいくとやっぱり皆さんに必要なものを優先して作りたいじゃないですか。
標準化された機能として。
一方でいわゆる製造業の会社さんとか運送系の会社さんとかホテルとかもそうなんですけど、
明細によってかなり仕分けの内容が変わるケース。
感覚的に多分100社いたら20社30社ぐらい欲しがるみたいな。
そういったものってSaaSの業界だと今まで優先度が下がっていたんですよね。
一方でエージェントの世界だとそこを汎用的な形で拾うことができるっていうところが、
すごい革命なのかなと思ってまして、
こういうユースケースが無数にあるんですよ。
なのでたくさんの人に関わってほしいと。
そうですね。これからこういう単位のエージェントが。
多分あの機能、明細ってパッと見エージェントなのって思う方も結構いると思うんですよ。
エージェントのイメージがチャットボックスにこれを仕分けしてって言ったら仕分けしてくれるみたいな。
それってすごい使い勝手悪いんで、我々はもっと単純にボタンを押したらその裏でエージェントが仕事してくれてるだけ。
結果は普通のSaaSのUIで受ければいいじゃないの。
でも裏側にはLLMらしいアーキテクチャを組んでるからサッと作れたんだよね。
そういう世界だと思ってるんですよ。
分かりました。
ちなみに、あの、ちなみにですよ。
このリスナーの方々はですね、エンジニア欲しいって言ってる会社はたくさんあるよと。
多分ね、見ている方はみんな思ってると思います。
そこで何か考えたんですよね。
それはね、エンジニア獲得競争も激しい最中ですから。
これ聞いた、まずキャッチフレーズ言っていいですか?
知らないフレーズしてますよ、私。知ってますけど。
報酬減資10%っていうのがですね、何かあるんですか?
これは何をやるんですか?
そうですね。
単的に言うと、生産性が上がった分社員に返していこうっていう給与。
まあちょっとそのベース級なのか、その成果級なのかみたいな設計の問題はあるんですけど、
基本的には上がった生産性に対して、エンジニアに限らずですね、
とにかくその給与の高い会社にしたいなっていうのが、これは結構僕とか松本はずっと考えているところで、
いよいよそのAIによって生産性が、今この10%っていう話ですけど、
10%どころの変化じゃなくなると思うんですよね。
向こう5年10年で考えると2倍3倍の変化が訪れると思うので、
それに合わせて会社だけがそこの上がった生産性を利益として全部取るんじゃなくて、
労働分配率を上げて、従業員に対してそのペイフォーパフォーマンスで返していこうっていうことを決めたっていうところですかね。
そういう意味だと報酬減資が10%目安として上がっていくということを決めたということなので、
理屈でいくと1人当たりに分配できる給与の減線が10%ずつ上がります。
ただ平均的に上がるかどうかは分からなくて、
そこは平均的では考えていないですね。
平均値を取ると10%ってだけで、いずれにしろ1人当たりの給与というのが上がっていく方向で明確にプールを設計したということですね。
今の考え方だとAIによって生産性ってどんどんどんどん上がっていきますねと、
これは確約はできないと思うんですけど、今回10%なんだけど、これは段階的に当然生産性の向上というのが見られれば長期的に上がっていく可能性はあると。
そうですね。
当然利益っていうのは株主とか従業員とかいろんな人で、あとは税金に持って行っていただいたりとかいろんな考え方は長期的にあると思うんですけど、
そういうのも含めて考えていくということですね。
ここは10%っていう言い方をしてるんですけど、僕ちょっと前に出したノートで2030年までに生産性、本当はもっと上目指してるんですけど最低2倍にするぞってなったときに2倍になったら別に2倍返してもいいわけじゃないですか。
ということですよね。っていうような考え方を少なくとも持ってます。
そうですね。2倍を約束するってわけじゃないですけど、それもっと生産性を上げたいなって思ってますね。
当然アラリリスとか営業利益率も上がっているはずっていう考え方ですね。
そうですね。生産性でいくと明確に1人当たりのアラリリスで測ってるので、そこはもうアラリリスが上がる前提でっていう話ですね。
はいはい、なるほど。分かりました。ありがとうございます。
ここまではですね、かなり充実したレイアエクスのシリーズBの周辺の話ですね。
ちょっとですね、レイアエクスから離れた話もしてくれと、プロデューサーからですね。
ちょっと私、宿題をいただいてますんで、ちょっとこのレポートを見てほしいんですけど、これちょっと福島さんよく見ているレポートですよね。
はい。
これはBessemerっていう、これもアメリカのベンチャーキャピタルが発表している、実務家の福島さんから見てもよくまとめられているレポート。
これはめちゃくちゃいいレポートでしたね。本当に出た週ぐらいにも社内に共有して、僕ら週次で代表2人が交代でオールハンズで共有してるんですけど、
僕が共有した後に事業部ごとのミーティングがあるんですけど、そこで松本が事業部に共有するっていう、まさかのかぶり方をするくらいにいい内容だなって思ったレポートですね。
なのでこれ多分YouTubeとかPodcastとか概要欄に書いてあるんで、見ていただければ。
社内はほぼ全部読んでいるくらいのレポートですね。
これざっくり言うとAI時代に会社の成長モデルが変わっているよっていう話が書いてあって、一つはあらりがマイナスでもめちゃくちゃ成長する会社みたいな。
スーパーノーマルですね。超新生。
ブーストする会社ですね。これだから大きい意味でいくとオープンAIとかもここに含まれるんですかね。
ベセマンアンソロピックに投資してるんでそこも入ってるはず。
そこも入ってて、ただあらり自体がマイナスですみたいな会社と、そこまでは成長率はいかないけど、ベセマンのレポートだとあらり率60%。
いわゆる通常のスターズよりちょい低いぐらいですかね。AIのコストはなるんでっていうぐらいだけど、今までのスターズより急速に成長するようなAIシューティングスターとスーパーノバとAIシューティングスターですね。
っていうのがあるんですけど、これはレイアエクスはどこら辺を目指していく感じなんですか。このベセマンのレポートの中でいくと。
目指していくというか、実績値と、あとこれミリオンだら単位なんで、ちょっと正確には日本版に直すとちょっとずるいんですけど、1億から100億円っていうふうに考えたところでいくと、実はこのAIシューティングスターって見た瞬間に、確かにこうなるよねと。
なぜならばレイアエクスがそうなってるから。ということを真っ先に思ったんですよ。
あんまり言語化できてなかったんですけど、なんか社内でこうよくそのT2D3だともう遅いからっていう話を結構よくしてると思うんですけど。
なんか結構半年前ぐらいから言ってるよね。
もうちょっと前から多分。
去年ぐらいからね。
そこが多分その、それは要は自社のデータとだけで判断してたんですけど、ベセマンさんもっと彼らのポートフォリオの中とかネットワークの中でこのベンチマーク取ってて、改めてT2D3遅いよって。
その遅さが別に悪いことではないんですけど、AIシューティングスターの多分一番大きな違いでいくと、多分サービスがカバーしている、いわゆる今までSaaSと考えられてた領域と、
AIシューティングスターみたいな会社がやってる領域でいくと、明確に労働領域にアドレスしてるのがAIシューティングスター。
いわゆるこのソフトウェア領域オンリーにアドレスしている、いわゆる従来型のシングルソースオブトゥルースを作るようなSaaSがT2D3。
そういう違いが、そうは明言してないですけど、多分後ろに書いてあった色んな分析とか、AIでこういうトレンド来てるよとか、こういう波が来てるよみたいなところと、
僕らの実感値から合わせるに、やっぱりAIで、いわゆるコンパウンド戦略でも今更話すのが恥ずかしいぐらい一般的になりましたけど、コンパウンドがやりやすくなった。
あとAIでカバーできる領域ですよね。ソフトウェアでカバーできる領域が劇的に広がって、ソフトウェアをソフトウェアとして売るんじゃなくて、ソフトウェアを労働で売るみたいなところの流れから、
それは単価が上がって生産性が上がって当たり前だよねっていうことを当たり前にベンチマークでも、これから起こることじゃなくて、もうすでに起こったことなんで、事実として。こういう会社がいるよっていう。
なので、そういう意味でマリアXとしても、もはや過去の話なんですけど、このシューティングスター的な。それでいくと納得感のあるベンチマークだなって、初見で正直思いましたね。
これあれですよね。T2D3はトリプルトリプルダブルダブルなんだけど、このQ2D3だから4倍4倍3倍3倍3倍を提唱している。
ちなみに正しがきで、実際はQ2T1D2だって書いてある。だとちょっとインパクトないからQ2T3って言ってる。
わかりやすくしたっていう感じですか。
Q2T3だと最後500ミリオンとか言っちゃう。さすがにそんな成長する会社あるのかなって思ったんですけど、まだ100ミリオンまで、4年までのベンチマークしか取ってないらしいので。
なるほど、わかりました。これベッセマーのレポート、今話したレイヤーXの中ではかなり流通しているというか、みんな概念として共通理解にしようというところだと思うので、ぜひ見ていただければなというふうに思っています。
ちなみにベンチマークのところもそうなんですけど、後半の方がめっちゃいい内容書いてありました。
どういうことが書いてあるんですか。
AI時代の元とか、今後の技術的にもう既に、技術とかビジネス的に既にもうプルーヴンなことと、まだダークマターという表現してるんですけど、まだまだ不確かだけど、ここはもう多分アンフォールディングされてきて、固まっていくよみたいな領域。
そこら辺の話も僕らの仮説と一致してたので。
ちょうど2年ぐらいずっとエージェント開発をAi Workforceで持ってきて、ずっと外に情報は出してなかったんですけど、潜りながら作り続けてきたものが、ちょうどこのベッセマーのレポートを見て、まんまやってることじゃないかみたいな。
結構我々的には答え合わせのレポートでもあったんですよ。
ちなみに英語が苦手なリスナーの方もですね、私はどういうふうにこれ見たかというと、ノートブックLMに突っ込んでですね、日本語をポッドキャストにしてくれたりするので、これ聞いてくださった方はポッドキャスト好きってことでね、そういう形で把握していただいてもいいのかなと。
翻訳ツール使えばいいと思いますね、読むのに関しては。
僕はプライドを持って原文も読んでるんですけど、多分別に翻訳ツール使って読んでも大丈夫。
そういうチートをしていただいても構いません。
何の問題もないです。
という形ですね。最後ですね、松本さんがですね、なんと、これはシリーズB記念ってことではないんでしょうけど、本を出すと。
本を出しますね。
これ大体いつ頃出版される予定なんですか?
10月頃って聞いてはいるんですけど、
ちょっと先ですね。
ただもうすでに、もしかしたらAmazonで並んでるかもしれないですし、何かって並んでなかったらごめんなさいという感じですけど。
これどういう本なんですか?
LLMというかエージェントをどう活用すれば経営で意味のある取り組みができるのかっていうのをAi Workforceで数年走ってみて、
実際今日本を代表するそれこそMFCさんとかそういった大きな会社さんで実際に使われ始めて、
その中でこういうパーツ必要じゃないかと。
大まかにその中で話しているのはワークフローエンジンとナレッジベースという2つのモジュールを使って、
これがあると皆さんの仕事がどういうふうにデジタル化されるかというのを、
Ai Workforceのもはや設計書みたいなイメージなんですけど、
それをエンジニア以外の方に向けて分かりやすくなるべく平易に書いてきたという本ですね。
これをぜひ経営の方とかに読んでいただいて自社のAI戦略に役立てていただけたらなと思っているところですね。