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はい、始まりました。若手マーケターの仮説ラジオです。
このラジオは、20代マーケターの2人が、世の中で流行ってたり話題になっているあれやこれをテーマに、
それってなぜならこういうことだよねっていう、仮説を毎回立ててみようというコンセプトになっております。
お相手は、僕は広告会社で通信向けにマーケターをしていますが、きんちゃんといいますが、きんちゃんと
BtoBのマーケターをしております、ごじらです。
はい、そうだね。気を取り直して、僕、今回のテーマとは、
ズバリチューイングガムはなぜ売れなくなってきたかというテーマでやっていこうと思います。
売れなくなってきてるんですってね。
ですよね。はい、そうなんですよ。なんか私たまたま知ったんですけれど、
チューイングガムの市場が結構コロナ前から落ちてしまっているといった話があります。
はい、その理由を、なんかちょっと我々2人で、
ああだ、こうだ、仮説を立てていければなと思っております。
なんかね、僕も全然知らなかったけど、そう言われて、
さっき送られてきた記事読んでたけど、
すごいよね。
国内市場4割も縮小って書いてあるね。すごくない?
いや、本当にめっちゃ落ちているって。なんでなんだろう?みたいな。
しかもこれさ、15年でって書いてあるからさ、結構コロナ前以前から結構下がってる。
そうなんよ。そうそうそうそう。だから僕なんか思ったのは、
もともとコロナでチューイングガムの市場が落ちるっていうのはすごく明確だなと思ってて、
で、なんでかっていうと、僕チューイングガムってある種コンプレックス商材だなというふうに思ってるんですよ。
僕もそうだったんだけど、公衆はやっぱりティーンの人、ティーンというか気にするじゃん。
ミントとかフルーティーな味とかだと、そこをちょっとかき消すことができるから、
例えば学校、高校生とか大学生の時とかによく僕チューイングガムとかミンティアとか食べてたんですよ。
人と結構よく関わるサークルに入ってたってのもあって。
なるほどね。そうそうそうそう。
だから公衆を消すというユーザーのジョブというかニーズがあるから、
チューイングガムのところ、そういったニーズでチューイングガム食べてた。
で、マスクするじゃん。マスクするからそもそもあまり公衆気にしなくていいみたいな話で、
チューイングガムの市場が落ちるってのは僕すごく納得いくんだけれど、
なんでコロナ前から市場が低下して、売れなくなってきてるかというところは、
すごく面白いから2人で話してみたいなと思ったという感じだね。
そうなんだよ。今の話で普通に納得しかけたけど、コロナ前だなっていうのはちょっと思ったんだよね。
そうだよね。
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コンプレックスは確かにあると思うし、それこそハミガトリだのによとかそれでめちゃくちゃ。
本当そう。マジそう。あれめっちゃネーミングいいよね。
上手だよね。
匂いじゃん。だって匂って。
確かにやっぱこれまで歯磨き粉っていうのをポジショニングとしては、
もう的確に一番いいとこついてきたよね。
そうだね。みんなが感じていたことを明確にそれを打ち出したよね。
そうそう。だしこれまで誰もやってこなかったし、誰もやらなきゃいけないところで上手だなと思ったが、
上手。
確かにノニオもそういう意味では落ちてると思うんだけど、コロナ禍だけじゃないっていう話だと思うけどね。
そうだね。
だからコンプレックス以外にもあるんでしょうね。
あると思う。
なんかでも僕らが子供の時、我々まだ20代ですけれど、もっとチューインガムのCMってもうバンバン売ってたなっていう。
あんまり最近テレビCM、テレビ見ないしテレビCMも知らないんだけど、
そういう世代。
昔はかなりテレビCMやってたなっていう感じがあって。
あれ覚えてるよ僕。ピッツじゃない?
ピッツめっちゃやってたし、あとあれ、水っぽいガムというかさ、ウォーターなんじゃない?
やってたね。
シーナリンゴのやつで。
口にだけ色ついてるやつだっけ?
違う、なんだっけな。
めっちゃ口が潤うみたいな、そういう素急の。
なんかおしゃれなCMだったなっていうのはなんとなく。
いやあれ美味しいんだよ。
言われてみたらさ、ストライドとかもそうだったよね。
味長餅ですごいCM。
すげえ懐かしい。めっちゃバンバンやってたけど、
いつからかチューインガムのCM見かけなくなったんだよね。
それは個人的にはそもそもガガッシー全体のCMがそもそもこう、
ヘッダー?
な気もしなくもないけど、
本当そうなんだ。
どうなのかわかんない。
そこは僕もメイン商材少しだけだから。
感覚?
詳しくないけど、確かにもしかしてそうかもね。
あとはそうだな、チューインガムのところ。
でもおそらくだけど、あんまり売れなくなったから、
企業としてもCMを実施する予算がなくなって、
マスク広告の出稿が減ったのかなっていう、
どっちが先かわかんないけど、
多分そうだと思うよ。
だから多分プロモーションのせいで売れなくなったとかじゃなくて、
もっと別の要因で売れなくなって人気がなくなったんじゃないかなと思っている。
一つ考えられるのは、単純にガムというもの以外で、
同じようなニーズを満たせるものが生まれたとかあり得るよね。
全然あるね、それもね。
コンプレックス商材だけで言っても、
それこそ最近多いもんね、棚とかでタブレットとかグミとかっていうのでさ、
グミはあんま見ないけど、タブレットとかまさにそうだし。
確かに、選択肢が増えたよね。
増えたね。
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確かにそれで言うと、今言われて思ったけど、
日常コンビニとかで見てる棚、
僕ガムなんだかんだ好きだから見ちゃうんだけど、
減ってきてるよね、ガムの棚自体。
その代わりグミめちゃくちゃ増えてない?
グミめっちゃ増えた。
なんか、すげー見るんだけどグミ。
多分ね、グミはあれなんだよ、
オフィス時代だけどさ、
オフィス今も行ってる人ももちろんいるけど、
働きながら食べるのちょうどいいみたいなね。
なるほどね。
手汚れないし、ピッて食べればいいし。
ガムはダメなの?
ガムでもいいと思うんだけど、
ガム、確かにね、なんでだろう。
でも、俺思ってたのは、
俺結構ガムヘビーユーザーだったんだけど、
吐き出せなきゃいけないとか結構めんどくさくて。
あーそうだね。
噛むの長いよね。
そうそう、それもあるし、
やっぱね、吐き出すというめんどくささがすごくあって、
結構飲み込んじゃってたんだけど、
ガム。
飲み込むの?
飲み込んじゃダメじゃん、ほんとは。
ちょっとびっくりしたね。
僕は今ちょっとびっくりした。
ガム飲み込めるんだと。
ちっちゃい時にガム飲み込んだら、
何かこう死ぬよみたいなことを言われた時があってさ、
その思い出にのっとって、
僕は今これ20何年か経って、
飲み込めるんだっていう。
ガンガン飲み込んでた。
飲むんだ、いけるんだね。
でもまあ良くないなっていう自覚はあったんよ。
うんうん。
でもさ、そうそうティッシュ持ってることなんてその時はなかったし、
なんかちゃんと持ち歩いてなかったというか、
でももちろん包み紙とかあるんだけど、
それすらもめんどくさいみたいな。
まあそうだよね。
だんだんガムから離れていった。
そうじゃないって今やっぱ思ったわ。
基本ペースめんどくさいんだよね。
ガムという。
めんどくさい。
噛まなきゃいけないし、吐かなきゃいけないし。
ガム自体のその消財特性として、
どうしても吐かなきゃいけないというめんどくささがある。
あとは、お客さんが同じニーズを解決したいと思った時の、
その選択肢が圧倒的に広がった。
美味しいものが増えたし、
ただも、いろいろ広がった。
いろんな、それもあると思うし、
あとはさ、グミももちろんそうだけどさ、
あの、罪なき唐揚げみたいなさ、
ああいう第三の選択肢みたいなものが増えたよね、明らかに。
あれか、グミでもガムでもなく、
そう、そういうこと。
ちょっとしたスナックみたいな。
新しいカテゴリーが生まれたなっていう感じがする。
タイミングの競合が増えたって話だよね。
そうだね。
多分、ガムを食べるニーズっていくつかに分けられると思うんだけど、
なんか私、当時の私みたいに、
公衆をちょっと予防したいみたいなニーズももちろんあれば、
その、小腹満たしたいというか、
ちょっとなんだ、口が寂しいから食べたい、
なんか噛んでいたいみたいなやつもきっとあって、
そこのニーズに関しては、ガム以外にもグミとか、
罪なき唐揚げみたいなやつが、
いろんな他の代替品が、
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ワッとシェアを取っちゃったんじゃないかな、
みたいな仮説を持っています。
それはすごいそうだね。
私、なんか普通に思ったけど、
ガムとかってさ、
関与商材じゃない?どう考えても。
そうだね。
っていう中でさ、
めんどくさいって結構致命的だよね。
めんどくさい致命的だね。
明確に言ってないのにっていう。
そう、めんどくさいは致命的。
致命的だね。
だから、それがでかくなってきて、
ガムというお菓子自体が、
実は競合力が低いジャンルで、
あったのかもしれない。
まあ、そうだね。
これまで、
なんかさ、ただ思うのが、
ここまで話してきて、
そうだね、思う。
それはすごくそうだと思うが、
ガムっていうことがさ、
マイナスに今なってるけどさ、
え?そう?
めんどくさいって言われてるじゃん。
いや、俺ね、そこはそう思ってない。
俺ね、噛むことはマイナスじゃないし、
めんどくさいじゃないと思う。
噛んだ後の処理作業がめんどくさいの。
あ、そっちか。
え、じゃあ逆に、
ゴジラの話、仮説を採用するんだったら、
ガムがもし噛んで消えるガムだったら、
それはもう売れるってこと?
いや、売れるというか、めんどくささは減るなと思う。
減るか。
そう。
でも、噛んで消えるって言ったら、
それグミと同じやんっていう。
だったら、美味しい方を選ぶよね。
グミとかもあって。
あとなんかさ、スーパータフっていうグミがあるんだけど、
スーパータフってちょっと名前忘れたけど、
めっちゃそのグミの噛み心地を訴求してるやつがあって、
だから噛み心地を訴求するってことは、
噛みたいという、
ニーズを感じてるお客さんがいるってことだから、
僕もそうだし、
だから噛むことに対するめんどくささとかは、
そんなにないのよ。
噛んだと処理がめんどくさいっていうところなんだよね。
なるほどな。
処理か。
まあ確かにけど、
今の話をその旗から客観的に組み倒してしまうと、
処理がめんどくさいなら、処理のないガムを開発すればいいってことは、
グミだねってなっちゃう気がする。
だからもうグミ。
進化してるんじゃない?グミに。
そうかもしれないね。
だから他のお客さんも、
これ別にガムじゃなくてグミでいいんじゃね?みたいな。
そうだね。
そういうことになっちゃうね。
もちろんあると思う。
あとはもちろん、
ガム噛み続けることで、
眠気を予防できるみたいな、
そういうニーズがあるから、
もちろんゼロにはならないし、
そのニーズとしては、
あると思うんだけどもちろん。
いやなんかさ、
今回ちょっと早々に仮説、
今の仮説で結構誠実に思っちゃったんだけど、
ガムグミ進化説じゃないけどさ。
そんなことはないけど。
そういう世の中の流れ的には、
そう思われちゃってるんじゃないかっていうのは、
そんなにわからんでもないんだけど、
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今ちょっとその先の話でさ、
今もお互い思ってるとか思うけど、
噛むことって結構ポテンシャルあるんじゃない?
みたいな話多分あるよね。
噛むことね。
僕はね、その感じはしたっていうのも、
今の眠気覚ましもそうだし、
なんかね、僕のイメージというか、
昔本で読んだんだけど、
小っちゃい時本で読んでたんだけど、
ガムってさ、
なんかすごいスポーツのパフォーマンス向上にも
めちゃくちゃいいらしいのよ。
なんかみんな噛んでるよね。
噛んでる、噛んでるし、
なんかよくよくその時の本でも読んだのよ。
だいぶ昔の話だけど、
すごい昔のアメリカのメジャーリーガーに
ベイブル・ルースっていったじゃん。
ホームランめっちゃ撃つ人。
あの人めちゃくちゃガム噛んでるイメージだし、
だいたいパロディの先のガム噛んでるね、あの人って。
ガム噛むと踏ん張る力が上がるんだって。
そうなんだよ。
だからガム噛むことによって、
この勢いが生まれてるみたいな
広告のされ方をしてましたみたいなのを
なんか持ってたよね。
まあ分からんでもないなっていう。
分からんでもない、そう。
集中力が上がる気がする。
集中力が上がる気がするし。
だからそういう意味で言うと、
ガム噛んで仕事する人だから、
理由は分かるよね。
うん、分かる分かる。
集中力が上がるし。
分かる分かる。
そういうスイッチになりうるし。
それで言うと、
噛み続けることが価値だと思ってるわけだから、
そこで逆転が起きるわけじゃん。
ってことは、長く噛めるほうがいいからこそ
グミではないよねってなってくるわけなんだよね。
それもあるだろうね、多分。
逆に言うと、そこのスイッチってさ、
僕らよりもさ、
ずっとベテランのマーケターさんが
死ぬほど考えてはいるんだろうけど、
もっとあるんじゃないかと思っちゃうよね。
どっちの売り方みたいな。
確かにね。
結構噛むのってすごいあると思うし、
今すごい出てきたのが、
普通噛むじゃん。
顎を使うじゃん。
顎を運動するじゃん。
あれ、小顔効果あるんじゃないかって思う。
どうなんだろう。
逆に顔が張っちゃうとかないのかな?
分かんない、筋肉ついてね。
そこは専門家の
ご意見がね。
ご意見と一緒にPRしなきゃいけないんだけど、
やっぱね、小顔体操とかって、
たまにググってちょっとこっそりやってる。
美容としての顔ね。
美容あるんじゃない?っていう気はすごいする。
顎をグニグニやるもん。
いいってやりましょうみたいな。
いいの口で、
いいっていうことでみたいな。
そうそうそうそう。
めちゃくちゃ、
なんていうか、
大逆転の一手になりうる突破コーナーじゃん。
ブレイクするコーナー。
切り口を変えるという意味だよね。
ユーザーの使い方を新しく提案するみたいな。
だってさ、小顔なくない?
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小顔ガム俺、
あんま見ないけどね、小顔ガムって。
小顔ガムは見たことねえな。
見てんじゃない?美容のガム。
いや、分かんないけど。
小顔ニーズはめっちゃあると思うんだけど、
みんな小顔になりたいってニーズあると思うんだけど、
それをガムでできるかどうかはぶっちゃけ分からんから。
まああの一つのアイディアとしては面白いよね。
そうだね。
そこは多分もう専門家のご意見と一緒に。
そうだね。監修、監修。
やっぱり記事出しつつやるんだろうね。
あるあるだね。
まあまあまあ確かに確かに。
最後はチューインガムがどうやったら復活するかという話になりましたけど、
まあいろいろ他の違う用途を提示するっていうのは、
他の企業とかであるあるだと思うから、面白いアイディアでしたね。
ということで多分もうそろそろ20分くらいになっていると思うので、
まとめをしようか。
まとめましょうか。
もともとあれだよな、チューインガムはなぜ売れなくなってきたかっていうところだったんですけど、
まあベース、今の少なくとも今の人たちにとっては噛まなきゃいけないとか捨てなきゃいけないっていうのが、
多少面倒くささがある中で、
他のガム以外のグミだったりタブレットだったりって競合が今めちゃくちゃ増えちゃって充実しちゃったから、
どっちに奪われちゃってるんだろうなっていうところなのかな。
で、コロナでさらにマスクしてマスクするから、
コンプレックス用材的な使われ方がなくなってきた、減っちゃって、
より低下しているんじゃないかという。
さらに追い打ちをかけられてしまった。
追い打ちをかけられてるっていう。
そういう売り上げが低下してるから、おそらくマスク広告とかも出行が減ってきちゃって、
それも相まってお客さんの中で何かあった時にガムが思いつかなくなってきたというか。
もうおっしゃる通りですね。
そういう負のループに陥ってしまったんじゃないかなというところですかね。
すごく雑にまとめると。
あ、けどすごい納得感僕今あります。
私もありますね。
ということで、私はガムもともと大好きだったんですけど、
なんで食べなくなったんだろうなみたいなことを思い出しながら、
今日は話しました。
ありがとうございます。
今日も解説が面白かったですね。
よかったです。
ということで、今回はここまでですけど、また次回も世の中についてあれこれ話して、
解説立てていきますので、ぜひ。
頑張りましょう。
はい、頑張っていきましょう。
お疲れ様です。
失礼いたします。