おはよう、こんにちは、こんばんは。薬と健康に関するラジオ、略してくすけんラジオのうっちーです。
このラジオでは、薬剤師である私、うっちーが薬のことや健康のことなどで、ラジオ置きの方や患者様からの質問などを紹介しながら、質問に答えたり、薬や健康についての話をしていくというラジオです。どうぞよろしくお願いします。
今回のテーマ、前回の終わりにも触れさせていただいているんですけども、前回のテーマから似たような部分があります。
前回は、前々回に話をさせていただきました。
ビタミン剤を飲みすぎると、体がビタミン剤の匂いがするのはなぜか、という。
ビタミン剤を飲みすぎると、ビタミン剤の匂いがするんですけども、あれは自分自身は感じているけれども、他の人には匂いが伝わっていないですよ、という話の流れから。
おならを我慢すると、体の匂いが臭くなりやすい。
また、そもそもでおならが臭いということは、体臭、体の匂いであるとか、口の匂いが臭くなりやすいよ、という話をさせていただきました。
そして、今回の話なんですけども、前回までの流れを、Xにて話をしていた、その流れからでテーマをいただきました。
今回テーマをいただきましたのは、お三方、挙げさせていただきまして、
まず一名は、前々回のテーマをいただきました、おじさんのアウトプットの白根さんさん。
もう一方は、前回のテーマをいただきました、ポッドキャスト番組、ジャガジャガラジオのニックさんこと、ニックザガを家庭料理できないさん。
そして、最後の一名は、ポッドキャスト番組、コミュ力の低いあたしたちをされております、ドスティーことドスグロイルイボスティー様でございます。誠にありがとうございます。
ドスティーさん、過去にもこの番組で、いくつものテーマをいただいておりますし、また、僕のもう一つの番組であります、マンラジでもお世話になっておりまして、いつも本当にありがとうございます。
コミュ力の低いあたしたちこと、コミュ型さん、過去に僕も出演させていただきまして、本当に素敵な番組でございます。
この番組、ドスティーさんとカラベアさんというお二方にされているんですけども、お二人がコミュ力が低いよとおっしゃられておりますけども、
数多くのゲストを招きまして、ゲストと一緒にトークが展開されておりますし、またお二人だけで話すという機会もありますけども、お二人の落ち着いた声でのキャッチボールは本当に癒されて素晴らしいです。
僕はゲストを呼んでいただいた際には、滑舌の悪いあたしたちのファミコさんという方と一緒に出演させていただきまして、漢方について話をしたりもしました。
また最近、カラベアさんが鹿児島弁でいろいろ話をされた時もありまして、この際もとても癒されました。
本当に面白いですし癒される素晴らしい番組ですので、まだ聞いたことない方がいらっしゃいましたら、よろしければお聞きくださいませ。
今回テーマをいただきました経緯としましては、前回のテーマおならと大衆の話をXにて様々な方と話をしていた際に、そこから白根さんからおならぶらっとは悲しすぎるので腸内をきれいにしておきたいですね。
コーヒーをお尻から流し込んで腸を洗浄している知人がおりますが、やるには怖すぎますというメッセージをいただきまして、
そこから派生しましてドスティーさんから、コーヒーの腸内洗浄、よく芸能人がやってると言ってた木が誰だ。山田丸朗だったっけな。
クスケンラジオでコーヒーの腸内洗浄の話できますか。メリットとデメリットなんか急に聞きたくなりました。というテーマをいただきました。誠にありがとうございます。
またニックさんからもこの流れで、コーヒー感腸と比較して、感腸の方はどうなんですか。また別の問題なんですかというメッセージもいただきましたので、
コーヒー感腸と感腸の違いなども今回話をしたいなと思っております。ということで今回のタイトルはこちら。
コーヒー感腸のメリットとデメリットは?
ということで今回コーヒー感腸で話をさせていただきます。
ただ今回メリットとデメリットという話をしようと思っているんですけども、基本的に僕コーヒー感腸は否定派でございます。
なので今回どちらかというとデメリットの方が多くなるかなというところは先に話をさせていただきます。
コーヒー感腸ということを聞いたことがございますでしょうか。
コーヒー感腸法というのはドイツのゲルソン博士によって始められまして、ゲルソン療法というがんの治療方法の一つなんだというふうにも言われたりもしてますけども、
コーヒーをまさに感腸として腸の中に入れると、そのコーヒー感腸によってカフェインが単管と言われる部分を拡張されまして、それによって肝臓周りの血液の巡りが良くなったりする。
肝臓の肝機能、代謝機能を高めることで肝臓による下毒作用を高めて体を健康にしようというものでございます。
肝臓の下毒作用を高めて血液をきれいにして免疫とかを上げていこうという民間療法です。
一応作り方とかも触れさせていただきますと、よくある作り方としましては、水700から800mlぐらいにスプーン一杯、軽く山盛りぐらい入れましょう。
それを30分間ぐらい弱火で煎じましょう。
それでだんだん液体の量が400から500mlぐらい減るんですけれども、それにオリゴ糖とか入れたりとか、また水を入れてわざと薄めて、それで温度も40℃から43℃ぐらいの人肌に近くなったら完成です。
これで水の量がだいたい1リットル弱ぐらいになると言われております。
またこのできた液体をチューブとかでつないで肛門とかに入るようにして、だんだん入れていきましょうねという。
その作った液体が肛門とか腸の中に入りました、体の中に入りましたとなったら、そこから10分間から15分ぐらい腸の中に液体があるまま我慢しましょうと。
すぐ出すんじゃなくて、ちょっと腸の中で我慢するようにして、それで排泄しましょうというものですね。
まさにある意味、肝腸ですね。
コーヒーを入れた液体を肝腸するというものがコーヒー肝腸法というものでございます。
確かにこういったコーヒー肝腸とかコーヒーエネマと言われるものは、芸能人の方とかでもやってるよという方がいらっしゃったりしますけども、
例えば口や鼻から菌が侵入した場合、口の唾液とか喉の粘膜や粘液、肺などが様々な菌をカットしてくれています。
また、胃液にも菌を倒す効果がありますし、体の中には菌を倒すという過程がいくつもあります。
なのでそういった過程を経ているので、本来菌というのは腸にあまり入ってこないです。
が、コーヒー菌腸のように外からダイレクトに菌を腸に入れるのは、
本来あまり菌が入ってこない腸の部分にダイレクトに菌を入れてしまうことになるので、腸の中での感染症を起こすリスクが高くなってしまいます。
実際にコーヒー菌腸が元で起きたであろうという死亡事故も起きておりまして、この中にはやっぱり感染症のものもあったりします。
そういったリスクもありまして、コーヒー菌腸というのは進めにくいというのもありますし、またコーヒー菌腸のメリットの一つで、コーヒーのカフェインが腸を動かすというものがあります。
カフェインには副交換神経の瞑想神経を刺激して腸を動かすという働きもあることはあるんですけれども、
カフェインにはその反対の働きをする交換神経を刺激するという働きもありまして、
結局のところカフェインでの腸を動かすという効果はっきり強いとまでは言えないと言われております。
実際コーヒー菌腸なので腸がよく動くというのも、腸に水分が入ることでその刺激によって瞑想神経が刺激されて腸が動いているという感じではないかと言われておりまして、
これカフェインじゃなくてもいいよね、コーヒーじゃなくてもいいよねと言われております。
またよく座薬とかを使った場合、熱さましとかで座薬を使うと30分とかからするとすぐ薬が効いてくるので、腸の中から薬を入れるとすぐ効くと思われています。
確かに腸の中から薬を入れるのは飲み薬よりも早く効くことはあるんですけれども、
基本的に腸の中での水分とか栄養の吸収というのはそれなりの時間はかかります。
大腸の中に入っていた水分も10時間くらいかけて吸収されていくと言われております。
薬とかの場合ですと吸収して血液に行きやすい特徴とかもありますけれども、
普通の水分にコーヒーを混ぜたものであればそれがすぐに血液の中に入るかというとかなり疑問が残りまして時間がかかると思われます。
でも腸の中の液というのは10分から15分くらい経ったら外に排泄しましょうと言われております。
10分から15分でコーヒーを混ぜた液体がどれだけ体の中に吸収されるかというとかなり吸収されるものが少ないと思われます。
こういった点からわざわざコーヒーで干渉する必要あるか、
しかも使ったところでどれだけの効果が見込めるのかかなり効果が低くないか、
その割にはデメリット多すぎないかと言われておりまして、