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おはよう、こんにちは、こんばんは。マンガについて喋るラジオを略して、マンラジのうっちーです。
この番組では、通勤時間、片道2時間をマンガとポッドキャストに捧げる30代男性である私、うっちーが、大好きなマンガについて自分なりの解釈を入れたり、感想やあらしなどを隙間手に離して、毎週土曜日に配信していくという番組です。どうぞよろしくお願いいたしま〜す。
今回の配信、水曜日でございます。土曜日じゃないじゃん、と思うかもしれませんけども、本日11日はソロポッドキャストの日でございます。
ソロポッドキャストの日と言いますのは、普段主に1人で配信をされているソロポッドキャスターのための日でございまして、様々なソロポッドキャスターが毎月11日は特別な配信をしたりします。
過去にも僕は、ソロポッドキャストの日では、ゲームの話をしたりとか、マンガの話とは違ったようなことも話してきております。
今現在、毎週土曜日の方の本配信の方では、マンガプレゼン大会を今配信しておりまして、前3回のうち、前編が先日の土曜日に配信を致しました。
今度の土曜日は中編として、前3回のうちの2回目を配信します。
ということで、続きものの1回目と2回目の配信の途中なんですけども、今回ソロポッドキャストの日特別配信ということで、ご容赦いただければなと思っております。
今回の配信は、先日僕のもう一つの番組でありますクスケンラジオの方で、栄養ドリンクの話をさせていただいた際にも触れておりますけども、あるマンガの話をさせていただきます。
ただ、完全にマンガの話でもないということもありまして、ソロポッドキャストの日の特別配信という形で話をさせていただきます。
ではまず、タイトルコールをさせていただきまして、今回のテーマで話をする経緯に付いて触れさせていただきます。
それでは今回のタイトルはこちら。
歴史好きの薬座屋氏が語る薬屋の独り言の素晴らしさ。
ということで、今回は薬屋の独り言という作品で話をさせていただきます。
今回のテーマをいただきましたのは、おじさんのアウトプットのドスコイさんでございます。いつも本当にありがとうございます。
おじさんのアウトプットさん、こちらはポッドキャスト番組さんなんですけども、どんな番組かは話す必要がないくらい有名な番組かもしれません。
過去にアマチュアポッドキャストアワードとか、日本ポッドキャスト協会取材の配信リレーなどで賞を捉えている有名番組様でございます。
こちらの番組、ドスコイさんと白根サナさん。このお二人、30代男性のお二人が情報型で、頭の中がインプット型になってしまっているよという現代におきまして、
そんなおじさん二人の頭の中をアウトプットする日常雑談系の番組でございます。
こちらの番組は本当に僕が大好きな番組でして、先日おじさんのアウトプットさんにも出演させていただきました。本当にありがとうございます。
ひたすらおじさんのアウトプットへの愛を僕が語るという話をその時にはさせていただきました。
こちら、今回の概要欄にも載せていただきますので、まだ聞いてないよという方、もしよろしければ聞いていただければなと思います。
そのおじさんのアウトプットこと、オジプトのドスコイさんと先日話をする機会がありまして、その際に漫画で医療系の話題を扱ってみたらどうですか。
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薬剤師として話をしてみたらどうですかというテーマをいただきました。改めまして、ドスコイさん、本当にありがとうございました。
そういったところもありまして、医療系の漫画で話をしようと思ったんですけども、その中でも今回、薬屋の独り言という作品で話をさせていただきます。
こちらの薬屋の独り言は、もともとはラノベ、ライトノベルの作品なんですけども、コミカライズしてアニメ化もしてということで、とてもヒットしている作品でございます。
作品、ざっくりとだけ話をさせていただきますと、主人公のマオマオという女の子が、文化的には16世紀頃なんですけども、時代背景としては中国の唐の時代あたりを舞台にしているよという作品なんですけども、
その頃の皇宮という皇帝の奥さんたちが住んでいるよというところで下働きをしているんですけども、その中でマオマオは医療系の知識が豊かでして、そこで皇宮で起こる様々なトラブルを解決していくという作品でございます。
よくあるナロウ系のようなところも含み込まれておりまして、主人公のマオマオ、身分は高くないんですけども、様々な身分の高い方から、
このマオマオはなんて素晴らしい子なんだということで、可愛がられたりしているとか、あとはとあるイケメンで高貴な方と恋中に落ちていくんじゃないかというところもありまして、
自分の知識でいろんなものを解決していくという爽快感とか、まさにナロウ系というところもあるんですけども、こういったところが現代に受けやすかったんじゃないかなと思われる作品でもあります。
今回の医療系の作品の中で薬屋の独り言を選んだ理由としては、薬屋ということで薬剤師とリンクしやすいワードも入っているということで、今回この題材を選ばせていただきました。
またなんですけども、僕は歴史のことが好きなんですよね。いろんな歴史の過去のこととか調べるのが好きなんですけども、この特に薬屋の独り言というのは、歴史が好きな人にもハマりやすい要素もあるので、
そういった意味で歴史的な薬剤師としてこの薬屋の独り言を語らせていただこうかなと思います。
とはいえこの薬屋の独り言、薬屋と言いながらも、言うほど医療系じゃないよねっていう知識もよく作品の中では出てきます。
でもよく理科の実験とかで似たようなことをやったかもなとか、なんか聞いたことあるようなネタも多かったりします。
例えば粉塵爆発が作品の中で出てくるんですけども、粉塵爆発は様々な小説とか漫画とかでもよく扱われている有名なネタでありますし、
その他にも太陽光を集めてその熱で金属を溶かすとか、またお風呂に幽霊が出るよという話も、これもトリックとしては医療系じゃないですよねってとこだったりします。
こういった話なんですけども有名なネタであるとか、あれ太陽光とか昔理科の実験通りやったことあるなっていうね、よくあるネタではあるんですけども、
ただ当時のね、架空の国、架空の時代と言われてますけども、文化としては16世紀頃だよ、時代背景としては7世紀頃の当の時代あたりということで考えると、
当時としたら今では当たり前の知識も珍しい知識だなというふうに思われるので、そういったところを考えますと、昔としたら無双していくというのも受け入れやすいところだったりもします。
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太陽光を集めるとか、理科の実験とかもあります。医療系の知識じゃないことも多いのかなというところもあるんですけども、
ただ、中にはしっかり医療系のネタを組み込んだりもしております。例えばなんですけども、毒を飲んでしまった時の太陽であるとか、竹と塩の話であるとか、
あとは漢方の業についてなど、医療系としてのネタもしっかり組み込まれております。ここらへんもう少し話をさせていただきますと、作品内のエピソードの一つに、
ある人物が毒を駆使にしたというところがあります。 その時の太陽として、主人公のマオマンはその人物の毒を吐き出させることに成功するんですけども、
その際に水を飲まないようにさせたという部分があります。 このエピソードの話では、水を飲まなかったことが結局は良しとされていたんですけども、
エピソード内でマオマンの主将であり、育ての父であるルオメンが、今回のマオマンの対応は正解だったけど、でももしかしたら逆に水を飲んだ場合が良いこともあるよねというふうにマオマンに指摘します。
マオマンは、ああそうかそういうところもあったよねというふうに、新たに知識を得るというところがあります。 この一連の流れ自体は、マオマンは良い主将のもとで教えを受けているんだなというのがわかる
エピソードではあるんですけども、ただこの飲んだ毒とかのものによっては対応を変えなきゃいけない。 これ本当に大事だったりします。
医療現場で働いていますと、薬局でもたまに患者様から電話で来るんですけども、 子どもが誤って何かを飲んでしまったよという相談、こういうのがたまにあったりします。
この時に何を飲んだかによって対応を変えた方が良かったりします。 例えばタバコとか大人が飲む薬とかだったらすぐに吐き出してというふうに説明しますし、
一方でボタン電池とかを飲み込んでしまったところになりますと、これ無理に吐き出すことをしますと体内傷つける恐れもあるので、
無理に吐き出させないですぐに病院に行ってくださいねといったことを勧めます。 他にもお酒、お酒では量が多ければ吐き出した方がいいんですけども、
少し舐めたくらいだったら水飲んで様子見していいですよというふうに対応を変えたりもします。 こういった風に毒を飲んだとしても、その量によっても
対応が変わるというのを薬屋の独り言は漫画の中で示している。 これ素晴らしいなと思います。
こういうところやっぱ医療系という意味でもしっかりしているなと思いますし、それから酒と塩の話。 これはまた別のエピソードになるんですけども、ある人物が亡くなってしまったと。
その原因を調べているうちに、お酒と一緒に大量の塩を習慣的に取っていたこと。 これが原因だったんじゃないかというエピソードがあります。
お酒と一緒に塩、お酒を飲む際に塩をおつまみとして舐めるよということね。 よく聞く話であるんですけども、これ正直僕も好きです。
お酒、特に日本酒が本当に美味しく感じますし、また塩が少量なら正直問題ないと思うんですけども。
今回のこのエピソードでおきましては、大量の塩というのがポイントだったりします。 お酒には体から水分が出やすくなる脱水効果があります。
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これは一時的には血液内の水分が減るので血圧が下がったりすることもあるんですけども、 お酒によって交換神経が刺激されることは習慣化してしまうとか、
アルコールによって脂肪が過ぎやすくなることがあるとか、 結果的にはお酒を大量に飲む習慣があると血圧が高くなったりとか、
血管内に余分なものは溜まりやすくなったりもしますよと言われております。 でまたその状態で塩を大量に取るとどうなるか。
体の中にナトリウムが入りますと、ナトリウムは急激に水分を血管内に取り組み、 むくむとか、血液の中に水分が一時的にバッと増えることで血圧を上げてしまう。
血管に負担をかけるというところがあったりします。 もともと血圧、お酒の影響で血圧が高くなっている習慣の方にこういった塩とかを大量に取ってしまうと倒れやすくなるよとか、
中には死亡してしまうこともあるよというのが、これ結構医療のネタとしてはあるんですけども、 こういったお酒の話とか塩の話とかもしっかり組み込まれているのが医療ネタとしては素晴らしいなと思います。
それと薬案一人ごとにおきましてよく出てくるんですけども、ゴオウという小薬について。 ゴオウのゴは動物の牛で、オウは黄色の木で合わせてゴオウなんですけども、
牛の胆脳とか胆化にできた血石を乾燥させたものです。 牛から出てくる黄色いものということもありまして、このゴオウという漢字が当てはめられております。
このゴオウは作中で何度も高価なものとして扱われております。 これ本当に高額なものです。
現代価格でしても1gが5000円から1万円とかします。 このゴオウが入った市販薬は1日分が数千円、中には1万円を超えるものもよくあったりします。
1ヶ月ではなくて1日分でこの値段、やっぱりかなり高額じゃないかなと思われます。 またこのゴオウ、特に近年注目が集まっておりまして、飲むと肝臓に良い働きをして体内の解毒作用を高めるとか、
脂肪分解を高めるとか、腸を刺激して腸の動きを良くして便秘を楽にするとか、 体内の炎症を沈める作用があるよとか、感染症による炎症や熱を抑える効果もあるんだ、などなど
幅広く効き目があると言われておりまして、素晴らしい商薬だと言われております。 そういった意味でやっぱり効き目の注目とか、もともと牛の血液からという、どうしても希少価値がある、量が限られているということもありまして、
豪雨の価値はどんどん高まっております。 物価高い影響とかもあるんですけども、豪雨の価値はどんどん高まっております。
一時期豪雨が入ってくる漢方薬は、処方箋で出てくるものも、市販薬のものも本当に入手ができなかったです。
今現在も多少入手が楽になったなというぐらいで、やっぱり入手に制限がかけられるものもまだまだあります。
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この豪雨が、やっぱり高価なものだよというふうに作品内でも扱っている。 これはやっぱり医療ネタとして豪雨の貴重さがわかる人にとっては、思わずうなずきたくなったりもします。
というように、薬屋の独り言という作品、割と医療系のネタ、しっかり扱っているんですよ。
ただ、この薬屋の独り言におきましては、これだけではないんです。 この薬屋の独り言、医療系の歴史ネタとも非常にリンクしやすいということで、そういった点でも素晴らしい作品だなと思われます。
この作品、歴史とかのリンクで何がすごいのかと言いますと、 16世紀頃の医療事情とのリンクの仕方、
それととても腕の良い医師が身分が高いわけではないということ。 この点、本当によくできていると思います。
薬屋の独り言というタイトルで、今回薬剤師が語るというのを売りにして話し始めておりますけども、正直なところ、この作品がモデルとしている時代、
16世紀頃のアジア圏では、薬屋イコール医師でございます。 今でいう薬剤師という仕事、これ自体は医師とは別に薬の専門家が薬をチェックをするというのは、
13世紀頃の神聖ローマ帝国におきまして、この頃は偉い方の暗殺防止とかで薬をチェックをする人とか、そういう意味で生まれていた仕事ではあるんですけども、
その薬剤師という文化はアジア圏にはなかなか伝わらなかったです。 もう日本で言えば薬剤師という文化が伝わったのは明治時代になってからでございます。
でもなので、それまでの薬というものはアジア圏におきましては、医師が小薬を組み合わせて調合して、その薬を売り歩いたりとか偉い人にお出しするというのが主な仕事でございました。
なので薬屋の独り言って、そもそも薬剤師ではなくて医師の話だったりします。 でここでやっぱり素晴らしいなと思うのは、この作品、医師が舞台の話ではあるんですけども、手術のシーンというのは全然ないです。
よく医療漫画とかですと、手術ネタというのは鉄板じゃないかなと思います。 ブラックジャックはもちろんのこと、フラジャイルとかゴッドハンド、テル・K2とかドラマで大ヒットしましたが、ジンにおきましても手術シーンはありました。
その他にも医療漫画たくさんあるんですけども、やっぱり手術シーンというのはよく出てきています。 でも薬屋の独り言は医師の漫画なのに手術シーンは全然ないです。
怪我を治療するとか、そこらへんはね簡単な治療はありますけども、何かの病気を治すために手術をするというシーンはほとんどないです。
薬屋の独り言、薬屋って言ってるから薬がメインだし、そういうもんだろうと思われるかもしれませんけども、ここよくできてるなぁと思うのは文化的には16世紀頃、また時代背景は唐の時代、唐の時代7世紀頃の話ですけども、この7世紀だろうと16世紀頃だろうと手術というのは一般的にはほとんど行われてないです。
腕や足を失っての義足とか義肢をつける、そういったものはともかくとして基本的に何かの病気を治すために手術する文化というのはほとんどなかった時代です。
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そういった意味でも作品内で手術のシーンがないというのは本当によくできてと思います。 でも歴史が好きな方ですとあれ?と思われるかもしれませんけども、
でも手術ってもっと前にもあったじゃんっていうね、ここに気づく方もいるかもしれませんけども、確かに手術自体は世界最古のものですと、約3万年前にインドネシアで足の手術を行ったであろうという骨の分析があるとか、
そこまで昔じゃなくても7000年くらい前のフランスあたりで腕の手術されていたことであろうというのがわかったよとか、
もっと時代が近くなっても紀元前前300年頃、この頃にはエジプトでは腫瘍を摘出する用のナイフがあったとも言われております。
またこれ中国で話をしましても中国におきましては肝がんというね、断生器を取って身預かりする制度があったんで、
手術あったじゃんと思われるかもしれませんけども、確かに手術自体はありました。
16世紀頃には欧米では乳がんの手術というのも行われていたという記録もあります。
でもそれでも手術というのはなかなか一般的には行われなかったです。一部の方しか行われないとか、実験的な手術というのが多かったです。
これなぜかと言いますと、当時は全身麻酔での手術がなかったからです。麻酔薬を作る技術がなかったので、患者様の意識もあるし、痛みもうまくとれていない、そういう状況で手術をしなければいけなかったです。
なので痛みにより手術中に患者様がもだいてしまうとか、それでうまく手技ができないとか、場合によっては痛みによって患者様が触手してしまう、そういったケースもあったと言われております。
なので手術を行うケースというのはどうしても限られていたと言われております。そういった面からも、むやみやたらに手術指針を出さない薬や一人事というのは素晴らしい作品だと思います。
ちなみになりますけれども、世界で初めての全身麻酔での手術が行われたのは、これは1800年、19世紀になってからでございます。
ちなみにこの手術は日本人医師である花岡定修が乳がんの方に対して行ったものです。
この頃、16世紀頃には欧米では乳がんの手術も行われていたということもありまして、こういった乳がんの手術についての情報はある程度ありました。
ここに花岡定修は麻酔薬について様々な研究をした結果、通せん酸という漢方を用いて行ったと言われております。
これによって記録上に残る世界で初の全身麻酔における手術を日本人医師花岡定修が行ったと言われております。
話を戻しますと、当時としてはそういった全身麻酔としての文化もなかったので、手術はなかなか行われなかったというところで、時代背景と素晴らしくリンクしております。
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また他にも時代背景の部分とリンクしている部分はあるんですけども、医師の身分が高くない。これもよくできていると思います。
主人公のマウマウ、確かにいろんな偉い方から可愛がられてはいるんですけども、すごく偉い身分というわけではないです。
ただ、これはよくあるナロー系作品の一環として、主人公はあまり身分が高くないけども偉い人から可愛がられるというのは、作品として好まれやすいというところも理由としてあるとは思うんですけども、
医師の身分は16世紀頃とかですと低めの身分だったりします。基本的にはこの傾向は世界中でそうでした。
中世の頃とかですとヨーロッパでは大学が作られて始めましたけども、その頃は医学部というのは人気がなかったです。
医学部は一番下の方と言われておりました。これはなぜかと言いますと、頭のいい人とか偉い人というのは物事を深く考えるのが大切であって、
神の教えを学ぶ、そういったのが素晴らしいよという考えの影響でした。またそういった深く考えた上で人を動かすのが偉い人のやることだと言われておりました。
医師のように人のために尽くす仕事は身分が低い人間がやるべきだという考えが当時は強かったです。
そのため中世頃の大学では神学という宗教について学ぶ学部が一番素晴らしいものだと言われておりました。
ただ神学とかはそうではないんですけどもやっぱり中国とかの東アジア圏でも医師の身分では低いことが多かったです。
時代に影響を非常にされていたという面もあります。その昔は医学とか医術という表現させていただきますけれども、
医療の術と書いて医術、これは占いとか呪術、呪いの術と書いて呪術とかね、それと同列で語られたりもしていました。
またこれは東アジア圏、特に中国とかでなかなか医師とかの身分が高くならなかった理由の一つではあるんですけども、
呪いという言葉があるんですけども、これは呪いの呪は呪卿の呪ですね。
呪卿というものは中国とか東アジアにおける重要な教えとか有名なものなんですけども、
例えば仁義、礼、知、信というね、そういった考え方ですね。また、仁は思いやりとか優しさ、
義は仁義を尽くすこと、礼は他人への接し方、知は常に学び続けているかということで、最後の信は信頼というものですね。
こういった呪卿の考え方ですね。中国におきましては医師の中ではこの呪卿の教えを大切するという方がかなり多かったです。
この呪卿の考え方が時代背景によっていろいろとぶれてしまったために、中国内では医師の身分が高くならなかったという例もあります。
中国内におきまして仏教が普及してきました。仏教がどんどん普及してくると、
呪卿思想ってこれ仏教を教え広めるには邪魔だなというふうに扱われたりもしました。
そうなってきますと、呪卿思想の人が多い、医師が軽んだれる傾向が強まったりもしました。
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そういった宗教のこととかもありまして、中国における医師の身分は高くない時代が続いていました。
これは実は日本でも同じようなことを言いました。日本でも医師の身分は低いという時代が続いていました。
例えば江戸時代とかですと、医師は身分が低いと言いますが、誰でも簡単になれるものでした。
一応は誰かの下で修行して、一人前になったら独立するようとか、師匠の後を継ぐという流れではあるんですけども、
誰でも自分は医者だというのを簡単に名乗れる時代でした。落語とかを好きな方ですと、パッと思いつくかもしれませんけども、
有名な古典落語の演目の一つで死神というものがあります。ジャンプで連載中の赤根話でも取り上げられておりますけども、
赤根話では真剣なネタというか、むしろ怖いと思わせるような感じですけども、演じる方によってはクスッと笑える話になったりしまして、
この死神というのもとても有名な演目ですので、もしよろしければ誰か皆さん聞いていただければなと思うんですけども、
一応この死神という話をパッとですけどね、話をさせておきますと、お金にどうしようもなくだらしない借金ばかりしてるで、
奥さんからも散々な借金を浴び散られている男がいるんですよ。その人は、自分はなんでどうしようもない男なんだ、もう死んだ方がいいなと思いまして、
自殺を試みるんですね。その時に死神に出会います。その死神からは、お前さんまだ寿命が残っているから死なないよというふうに声をかけられます。
死神から、お前生きるために金儲けの手段を教えてやるよ。お前さん医者になれと。病人のところに行って、
その時に病人の足元に死神が見えたら、その死神に追い払う呪文を教えてやるよ。
その死神を追い払われたら、その病人がたちまち元気になるんだよ。それで医者として成功してお金持ちになるなということを死神から聞きますよ。
実際、男は医者を名乗るようになって、その方法でいろんな人を助けていって評判と金を得ていくんですけども、
この後の展開は、詐欺も有名な話なんですけども、この後の展開も知ってるよという方も多いかもしれませんけども、
もしご存じないという方は、YouTubeとかでも今検索したら出てきますし、漫画やアカネ話とかも読んでいただければなと思います。
この演目でもありましたけども、医者って名乗ってしまえば医者になれるというのがその頃の日本でございました。
そういう意味で簡単になれる仕事とかで、身分の低い仕事だというふうに言われておりました。
ちなみに、これまた字合いが変わるんですけども、明治維新あたりとかの話をさせていただきますと、
久坂玄瑞、これピンとくる方多いかもしれませんけども、長州藩士の久坂玄瑞。
この方も医者だったんですけども、この方、意見が合わない藩士からは、医者不正だというふうに悪い意味で罵倒されたりしておりました。
それくらい医師の身分が低かったというのがわかるエピソードの一つが、この久坂玄瑞の話だったりもします。
とは言いましても、その後国家試験ができて、医師になるには高い知識が必要だよとか、そういうのがわかるようになってから、自然と医師の身分も高くなっていきました。
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話を戻しますと、医師というのは昔は身分が低かったです。
この薬屋に一人ごとにおきましても、医師って偉そうにしてないとか、身分が低い方だったりするんですね。
そういうところがやっぱり素晴らしいなと思います。
またこの薬屋に一人ごとにおきまして、僕何度か触れておりますけれども、文化は16世紀頃、時代背景は唐の時代というこの作品なんですけれども、
実はこの作品、本当は日本を舞台にしても良かったのではないかと思うところもあります。
と言いますのも、16世紀頃、漢方、この作品におきましては、先ほどの豪語とかもありますけれども、
小薬とか漢方、これを扱うのであれば、むしろ日本の方が良いんではないかという面もあったりします。
と言いますのも、今現代における漢方、確かに大元は中国だったとは言いましても、
現代における漢方の基礎を作ったのは日本です。
5世紀頃から6世紀頃に中国から漢方というものが伝わったとされておりまして、
本国中国では宗教の問題とかもありまして、医療が大切にされなかった時期もあります。
その間、日本では漢方の教え方とか、それから日本の風土にも合っていたというもありまして、
どんどん漢方の考え方を発展させていきました。
漢方を医学と呼ばれるものにしていったのは正直日本です。
正直、様々な漢方も日本で生まれました。
それこそ、花岡製臭が麻酔手術で使用したツーセン酸であるとか、喉のケアでおなじみの乳角酸とか、
他にも精露がある意味漢方と言える部分もあるんですけども、これも日本で生まれています。
漢方を扱うのであれば、舞台は日本でも良かったりします。
一緒のことを平安とか平城京あたりを背景にしても良かったんじゃないかなという面もあるんですけども、
ただやはりこの作品、中国舞台にしているのも正解だと思うところもあります。
それは主人公マオマの存在です。
主人公の地位があんまり高くないという設定も素晴らしく生きているんですけども、
この主人公が自分から様々な研究を、漢方とかでしてはいるけども、
その研究内容とかをあまり人と共有していないなという部分があるところ。
偉い人と会った時でも、しっかり自分自身の意見を述べているところ。
こういったところって、中国におけるある天才意志と重なるところがあります。
その天才意志、五感末期において活躍いたしましたカダという意志でございます。
この方ほんとすごいんですよ。
この方におきましては、現代の意志が当時にタイムスリップしたんじゃないかと思います。
意志のタイムスリップものと言いますと、
過去にタイムスリップして、医療においてナロー系のようなことを様々なことをした、
それでペニシリンでおなじみのジンという作品もありますけども、
カダはやっていることが明らかにタイムスリップしているんじゃないかと思うところがいくつもあったりします。
それほど色々とすごいエピソードを持っている方です。
このカダ、三国志とかを好きな方、五感末期がそもそも三国志の話が乾かっているので、
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三国志とかを好きな方ですとピンとくるかもしれませんけども、
このカダも先ほど挙げたような地位があまり高くない部分とか、
様々な研究をしているけども意外と人と共有していないとか、
あと偉い人と会った時の対応とか、
そういったところが主人公マウモーとカダは被るところが非常にあります。
まずこのカダという意志、当時はまさに意志の微分がまだまだ低かった時代です。
それこそ呪術とか呪いの呪術とかと同列に語られている時代でありました。
遠い弟子がいたそうなんですけども、天才的なエピソードが本当に残っています。
例えばですけども、もし残っている記述が本当であるならば、
世界で初めて全身麻酔での手術を行ったのはこのカダと言われております。
この方が生きていた時代、三国志で有名な五感末期です。
西暦で言いますと200年前後、花岡聖宗の1600年くらい前に全身麻酔をしているという可能性があります。
これは流石に立証するものが少なすぎてノーカウントになっているんですけども、
ある資料によりますと、当時全身麻酔を使った手術をしていたんじゃないかと言われております。
で、このカダがその手術の際に使ったとされる真伏算と言われるもの、
これ正確にはどういう処方かはっきりしない部分もあるんですけども、
花岡聖宗通戦算、この真伏算を元にしていると言われております。
そういった通戦算性の元になっているものを1600年も前に作ったんではないかと言われております。
でまた、漢方というものなんですけども、現在漢方で承認されているものは294種類。
医療で実際に使われているものは148種類と言われているんですけども、
カダのことを知る手術の中には、カダは一人で300種類以上の漢方を研究していたと言い伝えもあります。
これ、現代に残っているのはとんでもないことです。
現代でも294とか、実際医療で使われている処方箋とかに出るのは148と言われております。
それよりも多い数を今から1800年も前にカダは一人でやっていたと言われております。とんでもないことですね。
ただ、この天才医師であるカダなんですけども、弟子とかにあまり自分の考えを共有していなかったとも言われております。
基本的には弟子には、自分のことを見て学べというスタイルであったらしく、特別な何かを残すことが少なかったと言われております。
そのため、カダの死後、カダの研究をしていたことがあまり伝わっていないと言われております。
その弟子がカダの技術を見て、学んだこととかを残してはいるんですけども、正直なところカダの技術を全部残せていたかというと、疑問しか残らないという状況です。
正直な話、薬屋のひとりごとに起きるマオマオも、自分でいろいろ学んでいるんですけど、
その学んだ内容を人に伝えているかというと、あんまり伝えていないような。
事件解決する時とかには、いやこれはこういうことだったんですよ、そういうのは謎解きはしますけども、
あんだけ漢方とかいろいろ勉強している場合には、石仲間とかに情報共有したりはしていないようなというところが目立ったりもします。
また、このマオマオは皇帝とかにも自分の考えとかをしっかりと伝える方ではあるんですけども、
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カダも当時の権力者、三国志で有名な技巧である曹操に、曹操に処刑はされるんですけども、
曹操に対して自分の意見をしっかりと伝えたとも言われております。
権力に負けなかった象徴ということでも、このカダは有名だったりもします。
ちなみになんですけど、カダは曹操に殺されることになるんですけども、死の間際に自分の医療における知識を書き残してはいると言われます。
さっき弟子たちに情報共有してないじゃんと言われますけども、実は残してたよと言われるものもあるんですけども、
これ伝説上のもので性能書と言われています。
なぜ伝説のものなのかと言いますと、弟子の妻が医術を極めても権力者とかに逆らったら処刑されると。
だったら権力者に逆らうのも怖いから、こういった性能書とか処分した方がいいんじゃないかと言われまして、その性能書を焼いてしまったと言われております。
このカダなんですけども、今ちょっと触れてきました、曹操。
三国志が好きな方にとってはとても有名な人物ですけども、劉備や孫権と争った。
争ったと言っても正直曹操が圧倒的な戦力ですし、皇帝よりも力関係的には上と言ってもいいようなところがあるんですけども、立場的には皇帝の方が上なんですけどね。
そういった曹操はすごい人物なんですけども、その曹操にカダは殺されています。
これ何で殺されたのかと言いますと、曹操は頭痛で悩んでおりました。
その頭痛を治すのにカダとしては、頭の手術をして原因を除くしかないよと曹操に言ったと言われております。
それに対して曹操は頭を治すなんて自分を殺すなのかと怒りまして、カダを処刑したと言われております。
他にも曹操がカダの医術の素晴らしさを驚き、カダに高い地位を用意しようとしたけどもカダが断ったこと。
それに対して自分の言ったことを断るんだということで、それに怒った曹操が処刑したという話も残ったりもしております。
何にせよ時の権力者に自分の意見をスパッと言えるのはカダはすごいなというところであります。
ここから薬屋の人々と少し話が逸れてしまうんですけども、このカダと曹操の話、少し話をさせていただきたいんですけども、
僕は三国志で一番好きなのが曹操なんですよ。
このカダと曹操のエピソードがすっごい曹操が悪いように描かれるのが納得いかないんですよ。
先ほどのカダが処刑されることになったという曹操のエピソード。
この話というのは曹操というのは自分の思い通りにいかなくなるとすぐに怒ってしまってその人物を処刑してしまう。
なんて悪い奴なんだというふうに描かれたりだとか、せっかくカダというねすごい人物が自分のことを治そうとしてくれるのに
カダの話を理解できないで偉大なる人物を処刑した愚か者というふうに語られることがあるんですけども、
これ当時の時代背景とか考慮したらもう曹操しかないだろうと思うところもあるんですよ。
当時は今のように手術をすることなんてほとんどない時代です。
ましてや頭の手術、現代だって頭の手術するとなれば不安になると思うんですけども、
当時として頭の手術するなんてもう殺しに来てるという感覚になってもおかしくないと思うんですよね。
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で実際曹操というのは暗殺を何度も仕掛けられているところもあるのでそこらへんやっぱり警戒するのは仕方ないなと思いますし、
でまた単独誌とかの作品を読む方はわかると思うんですけども、
曹操って自分の思い通りにならないことは認めないというキャラにされてはいるんですけども、
基本的に曹操ってすごい合理主義者なんですよ。
なので確かに厳しい面もあるんですけども、優秀な人物にはチャンスを与えることがすごい多い方なんですよ。
そういったこともありまして、もうカダの話を聞いて断ったからって言って処刑するっていうのはちょっとありえないんじゃないかなという部分があったりします。
でよく曹操、リュービとかが正義の味方、よく横山先生の三国志とかでもそうですけども、
リュービとかが正義の味方だとなりまして、曹操は悪の象徴みたいに描かれたりはしますけども、
なんで曹操って悪で描かれることが多いかとなりますと、
これは曹操が儒教的な考えを否定したと言われてるってことなんですよね。
曹操の行った作の一つに旧権令というものがあります。
これはとにかく才能ある人はどんどん採用するよ。
例えば頭がいい人、戦争が得意な人、和術が上手くて外交が得意な人、なんでも才能があればとにかく採用するよということなんですけども、
今の感覚で言えばこの旧権令っていうものは、
才能があれば採用されるのは当たり前だから問題ないよねっていう感じになるんですけども、
当時の中国からすると、この旧権令ってありえない話なんですよ。
当時の中国、またに儒教の国です。
儒教、先ほども触れましたけども、仁義、礼、慈心、人のことを思いやりましょうねとか相手を信頼しましょうねといった感じの国でございます。
才能とかでもこういった誠実さとかを求められていたのが当時の中国でございます。
なので、人を採用するときも才能動向の前にこういった儒教的なこと、誠実さとかを評価されていました。
こういった誠実さとかがあれば人を採用しましょうね。
こういうのができていないとどんなに才能があってもそもそも採用されないよというのが当時の中国でございました。
現代でもどんなに能力ある人でも誠実とか正確技術じゃなければ対応されないこともあるし、
これはまあいいんじゃないっていうところもあるんですよね。
能力よりも大事なものってあるじゃん。
だからそんなにおかしくないんじゃんと思われるかもしれませんけども、
この儒教をとにかくするという採用方法、
これ、官邸国を衰退させた原因の一つだったりもするんですよ。
そもそもの話になりますけども、先ほどの誠実さとか思いやりとかをとにかく重視するという儒教的な考えを重視する採用方法、
これどうすればいいのかとなると、これ、人からの紹介になってくるんですよ。
あの人ってすごい思いやりがあるんですよ。
あの人すごい真面目ですよというのを、誰かにその人となりを保証してもらうんですよ。
で、あの人が保証してるんだから、じゃあこの人大丈夫なんだろうな、じゃあ採用するよというのが当時の考え方でした。
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で、これ何が起こるでしょうか。
すぐにピンとくる方いると思うんですけども、これ、とにかく賄賂が横行するんですよ。
ある仕事に就きたいという人がいます。
となると、誰かに自分という人物が儒教的にいかに優れているかを保証してもらわなければいけない。
そしてこれ、特に偉い人に保証してもらうのが大事だったりします。
そこらへんのよくある人が保証する。
この人ってやっぱりよくできてる人ですよっていうよりも、やっぱりある程度身分がしっかりした人が保証した方が、
え、あの人が保証してるの?だったらやっぱりこの人って大丈夫なんじゃないかなという風になるので、
その結果、とにかくそういったある特定の地位にある人が偉い人に賄賂を送るんですよ。
偉い人に賄賂を送って、偉い人に自分という人間を保証してもらえれば対応されるという風になるんですよ。
そういったのもありまして、当時は基本的には仕事とか地位は金で買う、賄賂で買うのが基本でした。
そういったところもありまして、結果的には官邸国は衰退していきました。
官邸国の末期の方では、十常寺と呼ばれる住人の偉い官官が、大量の賄賂によって金や力を受けていって、自分たちのいいように国を運営しておりました。
その結果が腐敗した政治しか行われないで、どんどんどんどん国力が低下していきました。
やがて官邸国は東卓の時代、その後に曹操の時代という風になって、どんどんどんどんお語りのような国となっていきました。
ついには曹操の息子曹飛の時代では、官邸国は終焉を招くことにもなりました。
こういった官邸国の衰退の原因を作ったのは、賄賂によって一部の権力者に金や力が集中して、そこから起きた腐敗政治です。
その原因となったのは、儒教的な思想を大事にしての人材採用。
これを曹操はすごく嫌がったんですよ。
なので曹操としては、儒教的な考えはどうでもいい。とにかく能力ある人間を採用しますよという風にしたんですけども、
これは当時の人からすると、あれ儒教を大事にしないやつだな、曹操ってとんでもない悪人じゃないかという風になるんですね。
そういったのもありまして、当時の中でも曹操を嫌う人物は多かったと言われております。
で、正直なところ、曹操って別に儒教自体を否定はしてないんですよ。
確かに旧権令を出した後とかに、曹操陣営の中でも儒教的な考えが強いよという人物が処刑されたりとか、礼遇されたりもしています。
例えば、礼遇されたので有名なところでは、潤逸という方ですね。
ただ、潤逸の子孫は普通に生き残ってますし、普通に出世もしてます。
むしろ、確かに旧権令を出して能力ある人来いよとか、儒教を大事にしたいという面に考えられますけども、当時の中国は基本的には儒教が当たり前です。
儒教の教えを大事にするよという方が元々多かったのにまして、全員を別に処刑していったら、本当に人材がいなくなります。
なので、儒教の教えを大事にしているよという方でも、別に処刑されてないよという方が圧倒的に多かったりします。
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また、儒教的な考えを大事にしているよという人物でも、その後も全然採用したりしています。
三国志におきまして有名な方で芝居中達という方もいるんですけど、孔明のライバルということに出てくる芝居は、曹操の時代でなくて曹飛の時代でよく活躍するようになったので、
曹操から礼遇された。これの理由としては、儒教的な考えが強かった芝居は礼遇されたんだ。
儒教を嫌う曹操だから仕方ないよねというふうに語れることもあるんですけども、でもそもそも芝居を採用してある程度のポジションを与えたのは曹操だったりもします。
なので別に儒教の考えを大事にしていようがなかろうが、別に儒教の考えを大事にしている人物だろうと採用しているのが曹操という人物でございます。
あくまで儒教のこの部分がおかしいよねという合理的な考えだったんですけども、儒教を大事にする方がいると一部でも否定されたとなると、
自分の考えは全部否定されたと思ってしまいまして、曹操を悪とする考えが強かったりもしました。
というふうにかなり話が逸れてしまいましたけども、ここら辺で終わりにさせていただきます。
個人的には今話してきましたけども、曹操と秦のエピソードを取って、必要以上に曹操を悪とするのは個人的には嫌だったりします。
散々話が逸れておいて申し訳ございませんけども、まとめの方にありますと、秦という天才詩の様々な面から見ても、薬屋の独り言、間を間をお連想する部分は多いなります。
なので、描写がしやすいなというところもあるんじゃないかなと思います。
時代背景や文化制定などを見ても、薬屋の独り言は医療系の人間が読んでも面白いと思いますし、歴史好きとしてもハマれる要素が多いにある素晴らしい作品だと思いますので、
皆様、薬屋の独り言を読んだことないよという方はぜひともお読みくださいませ。
今回はこんな感じです。
今回かなり長く話をさせていただきましたが、これでも話したい部分かなりカットしました。
実はこの収録はテイク2です。
1回行ったんですけども、曹操の話が本当に長くなりまして、さすがに長いと思いまして、今回かなり省かせていただきました。
本当に僕は曹操が好きなんですよ。
三国志のゲーム買ったら、とりあえず西暦189年くらいで曹操の陣営で1回やってみた。
クリアしたら、その後は189年で劉備の陣営でもう1回やってみようね。
曹操と劉備が終わったら、今度は劉夫が独立している時代あたりで、劉夫陣営でゲームするというのが僕の中でのルーティンだったりします。
三国志のゲームとかいろんな作品って、劉備主役っぽい感じですけども、僕としてはやっぱり曹操が主役だったりもします。
また何かあれば、本当に曹操について三国志にという話ができればなと思ったりもするんですけども、今回はもう大いに話がそれですいませんでした。
でも本当、たびたびになりますけども、今回話をさせていただきました薬屋の独り言、本当に面白いですしお勧めでございます。
絵も綺麗でし、読みやすいんじゃないかなと思います。
でたら、この薬屋の独り言なんですけども、実は2パターンのコミカライズをされております。
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月刊さんでGX版と月刊ビッグガンガン版があります。
ラノベのコミカライズということもありまして、どっちのコミカライズでもキャラクターたちの顔とかはあまり変わりはないんですけども、作者によって絵の違いとかもありますし、微妙に物語の進行の仕方が違ったりもします。
これはどちらか好みの方でお読んでいただいてもいいですし、両方読んで違い楽しむのもありかなと思います。
ビッグガンガン版も月刊さんでGX版もお楽しみいただければなと思っております。
というところで、今回はここまでにさせていただきます。ご清聴ありがとうございました。