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2024-02-05 13:10

第131回「コロナの時に栄養ドリンクはプラスに働きますか?」/「栄養ドリンクのアルコールにも要注意!?」

テーマをいただきました「おじさんのアウトプット」の「どすこい」さん、本当にありがとうございました😭

おじさんのアウトプットはこちらから聴けます
→https://lit.link/ojisanoutput

今回の主な内容
・栄養ドリンクが感染症に良いのは「糖質」「カフェイン」「ビタミン」
・感染症に罹患した際、だるさや食欲低下が起きるのは肝臓の影響❓
・肝臓に良い栄養ドリンクがなぜ感染症に効果あるの❓
・栄養ドリンクにアルコールが入っている❓


今回と関連したエピソードはこちら
→ 第44回「栄養ドリンクって効果あるの?」/「栄養ドリンク、飲むなら飲酒前か風邪の時?」https://open.spotify.com/episode/3KXGjCvSQ2Y8LfdZqo5Qaa?si=UeYf-9Q4RvCSL5y97YFOJA

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おはよう、こんにちは、こんばんは。薬と健康に関するラジオ、略してくすけんラジオのうっちーです。
このラジオでは、薬剤師である私、うっちーが薬のことや健康のことなので、ラジオを聴きの方や患者様からの質問などを紹介しながら、質問に答えたり、薬や健康についての話をしていくというラジオです。どうぞよろしくお願いいたします。
今回のテーマ、とあるポッドキャスター様からいただきましたテーマでございます。本当にありがとうございます。
今回テーマをいただきましたのは、おじさんのアウトプットのドスコイさんでございます。いつも本当にありがとうございます。
ドスコイさん、過去にはゲストに出ていただいたりもしてますし、先日も第122回のスゴジュウってどうなんですか?
医薬品の生力剤の副作用は要注意の際にもテーマをいただきました。本当にありがとうございます。
おじさんのアウトプットさん、本当に大好きな番組でして、こちらの番組はアマチュアポッドキャスターバードーとか、日本ポッドキャスト協会主催の配信リレーなので、賞も取られております。
実力派ポッドキャスター様なので、あえて番組設営いらないと思うんですけども、いつもの感じに習って番組説明させていただきますと、
ドスコイさんとシラネさんさん、この二人、30代男性のお二人がされている番組でして、情報型になっている現代におきまして、情報のインプット型が起きていると。
そんな中、おじさん二人の頭の中をアウトプットするという日常雑談系の番組でございます。
お二人が体験したこと、特にシラネさんさんがとてもアクティブな方なので、いろいろなところへ出かけたよとか、マラソンしてきましたとか、様々な経験をしております。
そういった時の話を、二人で楽しく話をされたりもしております。
また、クイズとかの企画もよくされておりますが、最近ではエピソード19の、空気はなぜ見えないの?のエピソードのように、
本当っぽい嘘の話など、ドスコイさんが得意とするとっさの思いつきで話すエピソードは、もう思わずその嘘を信じてしまうなというぐらい上手い嘘をついておりまして、めちゃくちゃ面白いです。
どのエピソードも面白いですし、おじさんのアウトプットさん、もしも聞いてないという方がいらっしゃいましたら、聞いてみることをお勧めいたします。
今回、そのおじさんのアウトプットのドスコイさんからいただきましたテーマ、早速ご紹介をさせていただきます。
それでは、今回のテーマはこちら。
コロナの時に栄養ドリンクはプラスに働きますか?
タイトルコール用に少し文面変えさせていただきましたけれども、今回は栄養ドリンクと感染症について話をしていきます。
こちらのテーマをいただきました経緯としましては、ドスコイさん、コロナに感染されたと。
今、インフルエンザやコロナ、本当に感染される方が多いですから、もう仕方ないかなと思います。
コロナに感染した際、先日行われましたポッドキャストウィークエンドで、僕、いろんな方に栄養ドリンクのレバーコールとかを配って回っていたんですけれども、
そのレバーコールとかが手元になるので、コロナに対してプラスに働くかどうかという旨の質問をいただきました。
ドスコイさん、今は体調を回復された後のことですけれども、まだまだ体調を崩しやすい時期ですし、
今シーズンはインフルエンザに2回かかったとか、コロナに2回3回かかったよという方もいらっしゃいます。
03:01
体調をご自愛くださいませ。
ということで、今回はレバーコールなどの栄養ドリンク、コロナとかでウイルス感染した時に効果があるのかという点で話をさせていただきます。
ちなみになるんですけども、比較するためとして、一般的な栄養ドリンクが風邪の時に良いよという点、まず話していきますと、
よく言う栄養ドリンクには糖質とかカフェインがよく含まれています。糖質は脳に糖質を与えることで脳が幸せを感じますよ。
体調の辛さとかを紛らわせてくれます。
またカフェインも覚醒をつかたどります。交換神経に刺激を与えますので、それによってだるいとかを感じにくくなって、辛い感情を和らげてくれるという特徴があります。
例えば辛い時に受診するのもしんどいなという時とかは、栄養ドリンクを接種すると動きやすくなるので受診もしやすくなります。
症状も楽になるので、寝たりする時でもその辛さとかが感じにくくなって楽になります。
また栄養ドリンクの多くにはビタミンが入っています。
ビタミン類の多くは免疫の働きを助けるというものがあります。
感染症にかかりにくくなるにしても、感染症にかかって早く回復するためにも免疫の力は必要です。
そういった時にビタミンにより免疫を上げるのは効果があります。
また感染症にかかった時というのは食欲低下とかを引き起こしやすくなるんですけども、食事量が減るとどうしてもビタミンが不足しやすくなる。
その点からもビタミンが取りやすい栄養ドリンクはメリットがあったりします。
ということで栄養ドリンクは風邪の時とかに効果があります。
ただし一応注意も必要でして糖質を取り過ぎたりすると糖質は免疫の働きを邪魔したりします。
なので糖質の取り過ぎは良くないんですけども、風邪なので食欲が落ちている時とかは糖質を取る機会も減っているのである程度栄養ドリンクを多めに飲んでも問題ないよと言われております。
ただ食欲が戻ってきて食事も取れてるよという時は栄養ドリンクの量を減らしていけばいいかなと思われます。
またカフェインでの交換神経刺激作用、これで症状とかが楽になるんですけども、睡眠やリラックスを司る副交換神経の働きを邪魔するというのもあるので、
夜しっかり寝たいという時は寝る前は栄養ドリンク飲まない方がいいよと言われております。
ただ、だるさで一日体が動かない、ずっと寝てるしかない時とかですと、こういう時は寝すぎてしまって副交換神経を働かせすぎてしまうので、せっかく感染症が良くなっても自立神経が乱れるということも少なからずあります。
そういった時のためにカフェインとかを摂取しておくと、昼間の睡眠時にはある程度交換神経を働かせておくので、副交換神経の働かせすぎによる休みボケとか自立神経乱れ対策になったりします。
体がしんどくて一日中寝てるしかない時とかは昼間に栄養ドリンク飲むのがおすすめですし、夜に飲むのは控えたりとか、また飲みたい場合はカフェインレスの栄養ドリンクこういったものがおすすめだったりします。
というところが一般的な栄養ドリンクの感染症にかかった際のメリットです。
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ここからは今回話しますレバコールとかに代表される肝臓に良いよと言われる栄養ドリンクですね。ここら辺が風邪をひいた時にメリットがあるよという話をしていきます。
実は今回の話、コロナでもインフルエンザでもその他のウイルスにかかったとかでもまた何か有害物質を摂取した時とかでも全部の時に言えるんですけども、こういった有害物質とかは血液を通って肝臓を必ず通ることになっています。
その際にウイルスとか有害物質が肝臓にダメージを与えたりします。
それによって肝臓が疲れてしまうとかダメージを負うんですけども、肝臓というのは体の有害物質を下毒するとか、
イヤ腸から吸収されて血液に乗ってきた栄養素を利用してエネルギーを作り出すという働きがあったりします。
ただ、肝臓がダメージを負ったりすることで、そういった下毒とかエネルギーを作る働きは弱まってしまいます。
その結果、エネルギー不足とか毒素が溜まったりすることで体がだるくなったりしますし、人によっては毒素のせいで体が痒くなったりすることもあります。
また、こういった肝臓の仕事が滞ってしまっている時なんですけども、体というのは無意識のうちに、今食事とかをとってしまって栄養素とかを肝臓に送ると肝臓の仕事が増えすぎてしまうな、
だったら今は食事とかをセーブして肝臓の仕事を増やさないようにしなきゃいけないよねという風になって、体は無意識のうちに食欲不振を起こしやすくなります。
食欲不振が起きることで免疫に必要なビタミンの補給が不足するとか、そもそもエネルギー源となる食事の摂取が減るのでやはり免疫とか体力の回復が難しくなったりします。
そういったことからコロナやインフルエンザの感染症とか何か有害物を取った時というのは、体がだるくなったり食欲不振に陥りやすかったりします。
そこでレバコールに代表させる栄養ドリンク、こういった肝臓に良いよというものなんですけども、ビタミンとかミネラルも入ったりしてるんですけども、このメインである肝臓疲労を助けるという働き、
肝臓に良いよという成分が入っていることで肝臓の疲労を抑えたりとか、また肝臓がダメージを負ってしまってもその修復を助けてくれます。
そのためウイルス感染をしても肝臓のダメージとか疲労を助けることになるので、だるさや体力低下こういったものを招きにくくなります。
なので体が楽に感じるようとか食欲低下を起こしにくくして回復力の低下を防いでくれたりします。
なのでコロナやインフルエンザ、その他の感染症にかかった際などには栄養ドリンク、特に肝臓系に効果のあるものが効果を出してくれます。
といったところが質問に対する僕なりの返答でございます。
それではここからは本日のワンポイントです。
本日のワンポイント、栄養ドリンクのアルコールにも要注意。
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レバーコールとかも含めてになるんですけども、栄養ドリンクってアルコールが入っているものが意外と多かったりします。
ただメーカーの方で年々増しているアルコールに対するたまたまな注意喚起とかアルコールが元にあった事件とか事故もありますので、アルコールの濃度を減らしているよというメーカーも多かったりするんですけども、
例えば超有名な商品、肉体派俳優がテレビCMに出ている商品とか、また某超一流の野球選手がCMに出ているものとかも、こういったものにもアルコールが入ったりしています。
こういった有名商品の中には子供用のドリンクもあったりするんですけども、そういった子供用の分にもアルコールが入ったりしていることがあります。
ただ子供用の商品とかさすがにアルコール濃度が限界ギリギリまで下げているものも多いんですけども、
通常商品の中にはアルコール濃度が1%を超えているよというものもあったりします。
こういった栄養ドリンクにアルコールなんで入っているのかと言いますと、成分を溶かしやすくするために微量ですけどもアルコールが必要なんだということもあったりとか、
アルコールをわざと入れておくことで肝臓がアルコール分解に力を割きますよね。
その分薬の成分とかを分解する力が落ちるので体内に薬の成分を長くとどまらせることができるんだという理由でアルコールを入れているところもあったりします。
他にもアルコールにて交換神経を刺激するとか、それで気分を高めて体の疲労感とか辛さを隠すためだよというところで、そういった意味で効果を感じやすくするために必要だったりします。
ただ、アルコール入っていると飲酒運転とか大丈夫かとか酔っ払ってしまわないか、そういった心配が出てくるんですけども、
もともとの栄養ドリンクの量自体が少ないというのもあるんですけども、相当な数を飲まないと飲酒運転とか酔っ払いとかは心配しなくても大丈夫です。
一つの基準としまして飲酒運転に引っかかる基準、これを出しますと、体重60キロの人が飲酒運転になる基準が一般的な缶ビールとか缶チューハイが2本分、ワインがグラス2,3倍と言われているんですけども、
それに対して栄養ドリンクはアルコール濃度が1.2%のものを基準としたときに1200ml分、100mlの栄養ドリンクを12本分となりまして、これかなりの量を飲まないと飲酒運転とかの基準には引っかからないです。
100mlの栄養ドリンクを1日で12本分飲むかってなるとやっぱり飲まないと思いますし、飲酒運転とか酔っ払いとかそこまでは気にする必要は全くないんじゃないかなと言われております。
ただ、アルコールが全くダメな体質の方ですと、場合によってはこういった栄養ドリンクを1,2本飲んで気分を悪くするという方もいらっしゃいます。
なので、自分はアルコールが体質的にダメだという方は、栄養ドリンクを飲む際はアルコールの濃度にご注意くださいませ。
今回はこんな感じです。
12:01
改めましてご質問いただきましたドスコイさん、本当にありがとうございました。
体調が悪い時に僕が渡した商品のことを思い出していただきまして、本当に光栄でございます。
薬剤師のポッドキャスターとしての義務を果たせたかなと思っております。
栄養ドリンク系は本当に使えば非常に有効なんですけども、手軽に購入できちゃうということもあって、使い過ぎの問題とかがあるので、テーマとして話ができてよかったかなと思っております。
また次回のポッドキャストウィークエンドにはまた何かしら持っていこうかなと思ってまして、その時にはまた皆様のお役に立てればなと思っております。
今回のような栄養ドリンクのこともそうですし、市販薬のこととかでも何か気になる薬局とかドラッグストアにおいている商品のこと、そういったのでもいつでもご連絡やご相談お待ちしております。
今回も最後までお聞きいただきまして誠にありがとうございました。また次回も聞いていただけると大変嬉しいです。
それではまたお会いしましょう。
このラジオで話す内容はあくまで一つの説であったり一つの例です。
医師の方針や患者様それぞれの状態で治療方針は違いますので、自身がかかっている医師や看護師、薬剤師などの話を優先するようお願いいたします。
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