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2024-05-06 26:38

第157回「患者、薬剤師、医師で意見の食い違いがあった時はどうしますか❓」

今回は肉theがを家庭料理にできない(ニック・the・ガー)さん https://twitter.com/@hm_ef1
よりいただきましたテーマで話をしております❗️本当にありがとうございました😭 

じゃがじゃがラジオさんはこちらから聴けます‼️
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今回の内容
・処方箋の訂正が必要‼️それってどんな時に起こりやすい❓
・薬を見せながら話すのは、ミス防止のため⁉️
・最終的には医師の判断を優先するのはなぜ❓
・薬剤師が間に入るメリットは❓


うっちーの別番組マンラジはこちら
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おはよう、こんにちは、こんばんは。薬と健康に関するラジオ、略してくすけんラジオのうっちーです。
このラジオでは、薬剤師である私、うっちーが薬のことや健康のことなどで、ラジオ機の方や患者様からの質問などを紹介しながら、質問に答えたり、薬や健康についての話をしていくというラジオです。どうぞよろしくお願い致しまーす。
今回、とあるポッドキャスター様よりテーマをいただきました。本当にありがとうございます。
今回テーマをいただきましたのは、ジャガジャガラジオ様のニック様でございます。本当にありがとうございます。
ジャガジャガラジオ様、過去にもこの番組に出てきていただいたこともあるんですけども、先日には僕のもう一つの番組、まんラジとしてなんですけども、まんラジのうっちーとしても番組出演させていただいておりますし、
また、先日そのまんラジの方で第3回助助会というスペースをさせていただいたんですけども、その際にも出演いただきまして本当にありがとうございました。
ジャガジャガラジオさん、僕もXとかに絡ませていただいておりますし、いつも本当にありがとうございます。
多くの番組さんともつながりありますし、超有名番組さんですので、番組紹介いるのかと思いますけども、いつものようにあえてさせていただきますと、
ジャガジャガラジオさん、ニック坂を家庭料理にできないことをニックさんと、はりーとさん、さきちゃんさん、えびのしっぽさん、女性4名でされているポッドキャスト番組でございます。
さまざまなゲストの方とクイズやトーク繰り広げたりとか、漫画やアニメに関する話など、さまざまな話題を楽しく明るく好きなものを話す雑談番組でございます。
ゲスト会が本当に多いです。2月に関してはもう1ヶ月間ずっとゲスト会とかをされておりました。本当にすごい番組だと思います。
漫画とか、しっぽさんが刀剣乱舞とかゲームの話をされたりとか、幅広くさまざまなことも話しておりますし、どのエピソードも本当に面白い番組ですので、ぜひとも聞いていただきたいと思います。
今回そのジャガジャガラジオのニック様からいただきましたテーマで話をさせていただきますけれども、それでは今回のタイトルはこちら。
患者や薬剤師医師、異見が食い違ったときはどうするの?
というテーマをいただきました。ニックさん本当にありがとうございます。
今回のテーマをいただきました経緯なんですけども、先日僕が配信しました第153回の薬が飲みやすい姿勢とはの回なんですけども、このことでコメントをいただきました。
そのコメントをまず読ませていただきますと、私は口に水を含んでから錠剤なり粉なり重力と放り込むスピードで飲むタイプです。
いる、いらないの相談も載ってもらうのも薬剤さんのお仕事って寄り添ってくれるから心が温かくなれますよね、というコメントをまずいただきました。本当にありがとうございます。
その後にもちろんニックさんと少しやりとりさせていただいたんですけども、その後にニックさんからなんですけども、
最後の方で思ったんですが患者さんが薬いらないと相談してウッチーさんは主治医の先生に相談されるとき、ウッチーさんと患者さんと主治医の先生、意見が食い違った場合はどうされるんですかという質問をいただきました。
それが今回のテーマでございます。改めましてありがとうございます。
ということで今回なんですけども、僕過去のエピソードでも確かに話してきてるんですけども、薬いらないよっていう時は薬剤師に相談してくださいね。薬剤師の方から医師の方に掛け合いますよという話をさせていただきました。
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薬がいるかいらないかというのを判断して、その患者様にとって必要なのかなっていうのを判断するのも薬剤師の仕事なので、そういったところから今回質問いただきまして本当にありがとうございます。
今回ちょっとテーマ的に本日のワンポイントはなしです。大変申し訳ございません。
確かにこの薬いるいらない時なんですけども、これやっぱりニックさんがおっしゃるように主治医がいや、いるよというパターンもあったりします。
そういう時にどうするのかというのを今回話していきますけども、まず大前提としてなんですけども、不意見の食い違いがあった場合、やはりといいますか最終的な医師の判断優先になります。
医師が判断したことを患者様へ分かるように説明することに徹することが薬剤師としては多いです。
ここら辺のことを話していくんですけど、最終的な医師が決めるのか、薬剤師の仕事いらないじゃんという風になってしまうかもしれませんけども、
今回その時に薬剤師でどういう仕事をしているのかというのを話させていただこうかなと思います。
まず前提の話をさせていただきますけども、本当に必要な薬じゃない限りは、医師はこういう時患者様がいらないという薬を薬剤師としての話をした時に、医師の方が折れてくれることが多いです。
まずその点を話させていただきます。まず根本的に薬いる、いらないが起きる一番の問題というのは、ほとんどの場合が患者様と医師との間でのコミュニケーションブース、これで起きていることが大変多いです。
例えば、今日これいらないって言ったのに処方箋出てるんだけどなんで?とか、今日これが欲しいって言ったのに処方箋に書いてない困るんだけど。
こういう点がまず非常に多いです。ここら辺に関してはほぼ医師は患者様の意見を汲み取ってくれるんですけども、
よく処方箋を書く際に、トンプクで痛み止め飲んでるよとか、トンプクで風邪薬もらってるよとか、シップ薬もらってるよとか、いろんなパターンあると思うんですけども、
処方箋もらったりとかもらわないことってよくあるんですよね。今回はこれ余ってるからいらないわ。でも今回は欲しいよという時ですね。
これに関しては、だいたい患者様と医師との間でコミュニケーションがうまくいってないから起きている問題です。
例えばですけども、医師の方から今日あの薬いるっていう時に、そのあの薬が違うとかですね。
ドクターとしては例えば痛み止めのつもりで、じゃあ今日あの痛み止めとかあの薬いるっていう話をした時に、患者様としてはあの薬ってなんだろう、
あああれかな、別でもらったことのあるかゆみ止めかなとか思ったりして、あああれはいらないとか。
そういうふうにお互いがあれあので勘違いしてるとかね。それでドクターとしても、じゃああの薬いらないんだねってことで、じゃあ今日は痛み止めいらないっていう処方箋を出します。
で処方箋を出して薬局持って行ってから、あれ痛み止め出てないの困るんだけど痛み止めは欲しいんだけどっていうことがよくあったりします。
こういうふうにあれいるいらないの問題で、お互いに意見が食い違っていることでだいたいこれは起きています。
他にも単純に患者様から、いや今日痛み止め出してよということで、ああ医師もわかったわということで、わかったということでカルテに書いても、
そのカルテに書いたはいいものの処方箋入力される段階で見落としが起きてしまうとか、そういうヒューマンエラーで抜けてしまうこともあります。
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でもここらへんに関してはもうはっきり言ってしまえば簡単な問題なので、もう薬局が電話すればすぐ済みます。
この○○さんが今回薬が欲しかったそうです。追加してもいいですかとか、いや今回実は痛み止めいらないつもりだったらしいです。
今回痛み止め削除してもいいですか、これ電話で済めばすぐ話です。これは単純にお互いコミュニケーション不足で起きているだけなので、
病院としても、ああいらないのでじゃあいいわとか、そこまで大事な薬じゃない場合はもう簡単に済みます。
医師と患者様の間で、いるいらないか何かがわからない、お互いに意見食い違っていることで起きています。
のでここらへんに関しては薬剤師が間に入って調整すれば済む話です。
でもここでじゃあなんでそもそも意見の食い違いが起きているんだ、薬剤師が間に入ったら解決することが多いのかと言いますと、
薬剤師は患者様に薬をお渡しする時に、薬を実際に見せています。実際に見せていることでこれこれですよねとか、
今日もこれ出てますよって確認を取ります。患者様としても実際に目で見ることで、あの薬今日出てなかったんだっていうのを気づけます。
医師との時は実物の薬がない口頭だけで起きているので、お互い意見の食い違いが起きます。
でも患者様としては実際に目で見てあるかないかを確認した方が早いです。よく言う100分は1件に近づくという言葉がありますけども、
聞くだけじゃやっぱりわかんないです。実際に物を見てやっと、これ出てなかったんだ、これ出てるんだって気づくことが多いです。
薬剤師というのは薬を見せながら話をするので、この点にお互いに気づきやすいです。
患者様と薬剤師の間だとこの問題は解決しやすいです。実際に実物を見て話をするので。
なので実際処方箋において出てる出てない時は、医師よりも薬剤師の方が圧倒的に気づきやすいです。
患者様の中では処方箋をもらって、薬局へ来るまでの途中で処方箋を見てて、あれ?あの薬抜けてるなって気づいて、
薬局に来て、ごめんあれ抜けてるんだけど病院に確認してもらってもいいということで、開口一番に薬局に言われる方もいらっしゃいます。
これすごい非常に助かるんですけども、処方箋をもらった時点で確認取れるのですごい楽なんですけども、でもほとんどの方っていうのは処方箋を見ても気づかないです。
僕ら医療関係者に関しては、処方箋を見たらこの薬が出てるんだなという判断ができます。
でもそこら辺がやはり分かりにくい方ですと、どうしても処方箋を見ただけでは何の薬が出てるか分からないです。
よく若い薬剤師とかから聞かれることがあるんですけども、なんで患者さんってシップが出てない出てるって気づかないの?処方箋見たら一発で分かるじゃんって言うんですけども、
シップ出てる出てないっていうのは僕らだったら気づくんですけども、やっぱり患者様ってのはどうしても気づかないです。分かんないです。
どれがシップなの?っていう状況ですね。
ここら辺に関しては、やっぱり医療従事者と患者様の間でどうしても溝ができてしまってるんですけども、ここは僕らが埋めなきゃいけない問題ではありますね。
中には例えば患者様からあれ出てないの困るってことで、やっぱり薬剤師としては面倒くさい仕事が増えたな、独占確認しなきゃいけないし、
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もう一回処方箋の入力とかやり直さなきゃいけないじゃん、手間が増えたなってことでどうしても嫌な気持ちになることはあるんですけども、
ただやっぱりここは僕らの仕事だということでやらなければいけないところであります。
今みたいなトンプクで飲んでる痛み止めとかアレルギーの薬とか、この問題に実は似てる問題として、残薬調節っていうのがあります。
薬余ってる、だから荷数減らしてほしいという問題ですね。
この残薬調節が今話してきた問題と何で似てるのかと言いますと、この残薬調節も大体の場合は患者様と医師との間のコミュニケーション不足で起きてるからです。
薬余ってる、これ言いたくない患者様ってめちゃくちゃいます。
特に医師になんですけども、医師に対して薬余ってるっていうと、飲んでないと思われる、これが嫌だっていう患者様が大変多いです。
でも実は家の中にはもう何十日分も薬溜まってるんだよ、だからいらないんだよねっていうのを薬局で聞かせることあります。
薬剤師だったら別に薬剤師にこんなことを言っても別に薬剤師から怒られることはないだろうっていうね、やっぱりその考えは患者様は持ってるんですよね。
ということで薬局で相談されることが大変多いです。
日数調節っていうのも医師に伝えなければいけないという義務があるので、医師の方にもカルテとかにも残してもらわなきゃいけないので、どうしても医師に報告しなければいけないというのもあるんですけども、
その手でも薬局の人にやってもらうと、自分から直接医師に言うだと、やっぱり患者様の負担としては薬局に相手入ってもらった方が楽だと思います。
実際、残薬調節で薬剤師が怒ることはほぼほぼないです。
今このタイミングでって思ってしまうことも確かにあるんですけども、ただ大体の場合、残薬調節ぐらいだったらよくあることです。薬局にとっては。
これぐらいだったら全然構いませんよという、確認するための時間くださいねとか、場合によってはもう医師の方と連絡済みで、残薬調節の時は後でファックスとか送ってくれ、それで構わないからという病院もあったりします。
残薬調節、実際には医師が怒ることほとんどないです。
医師も飲めてない時、そりゃあるだろうという考えが持っているので、患者様から薬飲めてない日があるんですって言っても、よっぽどこの人飲めてないなという人以外に対しては注意することはほとんどないです。
飲めてないんだ、じゃあ今回に薬減らしておくね、それで済むんですけども、ただやっぱり患者様としては医師に飲めてないということを報告することになるかなということで、残薬のことは言いにくいです。
その点、薬剤師が間に割って入ればいいんですけども、これもある程度患者様と医師とのコミュニケーション不足なんじゃないかなという、その点の間に薬剤師が入ればスムーズな問題ですよねというところであります。
ということで、残薬調節と吞服の薬の医類ではないとか、これ似たような問題です。間に薬剤師が入ればすぐ済む問題です。
ここら辺に関してはもうはっきり言ってしまえば、ほとんどのクリニックとか病院においてはすぐ済みます。電話1本とかファックス送るだけで済む問題です。
たまにどうしてもダメな病院とかはあります。大きい病院とかで多いんですけども、先日もちょうどあったんですけども、ある方が例えば90日分3月に処方が出ましたと。
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この方、ちょっと入院とか退院とかの都合もあって、それで3月の時は医師に診察をしてもらってないんですよね。
とりあえず薬だけ出してもらって、本格的な診察は4月に改めてしましょうねという話だったんですよ。
当初3月の段階では90日分薬もらって、4月にも1回受診するけども、4月と6月に受診をしようという話で進んでおりました。
ただ、4月の時に受診したところ問題ないねということで、次の予約日どうしようかという時になった時に7月になりました。
当初は4月と6月だったのが、4月と7月になりました。1ヶ月分伸びました。
本来であれば1ヶ月伸びたのであれば1ヶ月分30日分出せばいい話なんですけども、病院の方で90日分さらにもう一回処方が来ていました。
3月に3ヶ月もらったばかりにも変わらず、4月に90日分また処方が出ましたね。
これは単純に病院の方の勘違いなんですよ。3月に90日出したんですけども、病院としては4月の受診から考えて、
じゃあ次90日後ですよねっていうことで90日分出してしまったというパターンなんですよ。
実際これ似たようなケースがよくある話なんですけども、ほとんどの場合であれば、
3月に90日分出てます。なので受診が1ヶ月伸びただけなんで、
4月の処方は90日から30日に変えていいですか。それでちょうどになりますんで。
これで済む話なんです。ところがその大きい病院、4月の薬90日分そのままにしておいて、
残薬が余ってるっていうことをお薬手帳に書いておいて、残薬調節は次回するという返答をもらったんですよ。
これって実は大きい病院でその傾向いくつかあるんですけども、これ理由としましては、
大きい病院ってカルテとか処方箋のデータとか書き直すときにいくつかチェックを受けなきゃいけないんですよね。
クリニックとかであれば医師に確認取りました。医師がそのままジムの方とかに伝えてその場で書き直してもらいました。
はい終わりで済むんですけども、大きい病院とかですと医師の許可取れました。
医師が変更しようと思ったら、まず医師がジムの方に伝えますよね。それがまたこの薬剤部のチェックが入るとか、
また他のドクターにもことがわかるように書き残しておかなきゃいけないとかで仕事が増えるんですよね。
大きい病院のドクターってここら辺の仕事が増えるってことを嫌がる先生がやっぱり大変多いんですよ。忙しいので。
ってなってくると、それだったら4月の分を90日から30日に変えるんじゃなくて、
次の時に処方を本当は90日出すところを60日分余るんだから30日にすればいいじゃん。
これで次回合わせればいいじゃんってなるんですよね。
っていうことで疑義障害をかけても残薬調節が行われないことは実際あったりします。
でもこれ患者様としては7月の段階でも60日分ぐらい残薬抱えている状態なんですよね。
しかも薬が変わったらパーになる可能性もあるっていうリスクもあるんですけども、
大きい病院が言ってることだから仕方ないねっていうことで患者様で納得して、
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次回の時には薬手帳も見せまして60日分余ってるってことを医師に伝えますっていうところで終わるんですよ。
でもこれは大きい病院のケースであって、大きい病院でなければよくある町にある病院とか、
町にあるクリニックとかであれば電話1本とかファックス流せば残薬調節とか、
さっきの豚服の衣類いらないとかもやってくれます。
ここら辺に関してはコミュニケーション不足なだけなので薬剤師が間に入れば全部円滑に進みますよってことが多いです。
で、ここと話が変わってきます。
今度、本来いる薬でいる、いらないを判断するパターンです。
例えば、今血圧落ち着いてるんだけど血圧の薬減らせないかな。
糖尿の数値落ち着いてるよね。糖尿の薬減らしたいんだけどこれ医師にお願いできないかな。このパターンです。
このパターンは薬剤師としても結構腕の見せどころでは判断が難しいところであります。
ここら辺の判断をする時に薬剤師って何を見るかというと、もちろん数値と今の現在の処方でこれ減らせるかどうかチェックする。
これに加えてなんですけど、患者様の生活状況とかも見なきゃいけないところがあります。
基本的にはなんですけども糖尿とか血圧とかこれそれを全部のことを言いますけども、
まず生活習慣とかを改善してくださいね。
その上でダメだったら薬飲みましょうねっていうのが大前提であります。
基本的には薬で確かに数値を落ち着かせてるとはいっても、薬をなかなか減らせない理由としては、
薬減らしたら当然ですけど、数値もやっぱり戻っちゃうんですよ。高くなっちゃうんですよ。
数値を上げないようにするためにはどうしたらいいかってなると、患者様のやっぱり生活で頑張ってもらうしかないんですよ。これは。
例えば今血圧が120の方なんですけども、もともと140、150あったんですけども薬飲んで120、130ぐらいになりました。
落ち着いてるじゃん。じゃあ薬減らしたいわってなっても薬減らしたら元の140、150に戻っちゃうんですよ。
でもこうならないためには本来であれば薬を開始します。確かに血圧を下げております。
血圧下げている間に血圧を上げないような生活習慣とかを身に付けていただきます。
そうしたら血圧の薬とかじゃあ減らしていこうねとか、もしくはまず量を減らそうかとかそういう段階を踏みたいんですよ。
でも残念ながらなんですけど、ほとんどの患者様っていうのはやっぱり薬飲んで薬下がった。やった、大丈夫だということで、別に生活習慣を変えないんですよ。
本来であれば生活習慣を変えていただきたいところなんですけども、生活習慣変わらないですってなれば当然ですけども薬やめたら当然数値戻りますよね。
今落ち着いたんだから薬やめたいんだけどって言っても、なかなか医師とか薬剤師がじゃあ薬やめましょうって判断しにくいのは、
本当に生活習慣直せるっていうところなんですよね。ここを改善しなかったら数値戻るだけではそれ意味ないよねっていう風になってしまうんですよ。
患者様の中でも薬減らしたいんだけどっていうことを薬剤師に相談される方はやっぱり大変多いです。
その時に薬剤師としては医師にそのまま相談するんじゃなくて、一回薬剤師の中で咀嚼します。
この人減らして大丈夫かっていうのを咀嚼します。それでそこで一回判断をします。
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中には数値が下がった、これが嬉しいっていうことで、よりどんどん薬を減らしたいからっていうことで生活習慣を改める方、こういう方も非常に多いです。
僕、過去の中では血糖値、ヘモグロビンA1Cっていう数値なんですけども、これが11とか12とかいった方がいらっしゃいます。
これは7超えたら良くないよっていう数値なんですけども、11とか12となりますと基本的には入院とかインスリンが必要な方です。
でもある方は飲み薬だけでこの11とか12を最終的に6を切るまで頑張った方がいます。
これ本当すごいんですよ。この人は食事とか運動をしっかりされてました。
食事をしっかりメモをして、運動に関しても自分は今日は何本歩いたとか、それもしっかりメモされてました。
それぐらいしっかりやった人だったから、そういう人はどんどんどんどん薬が減ってきました。
最初は5種類ぐらい投入の薬があったのが、4種類、3種類、2種類、1種類、そして最後にやめようというところまでいきました。
基本的に薬を減らす時っていうのは、この人が今減らして大丈夫かっていうのを判断しなきゃいけないところがあります。
なので実は患者様から減らしたいんだけどって話をした時にも、1回薬剤師の中で判断してます。
ここは医療従事者の共通点で言いますか、この人薬減らしていいですかっていう判断が結構薬剤師と医師って似てくるんですよ。
患者様からこの薬減らしたいんだけどって言ったけど、いやこの人は減らせないなっていう薬剤師が判断したら、こうこうこういう事情もあるので減らせないですよ。
もう少し例えば運動とか頑張ってから薬減らせるよう頑張っていきませんっていう話をします。
医師にお伺いを立てることすらしないで、そこでまず患者様と薬剤師の間で話をして、そこで止めることもあります。
でも逆にもうこの人めっちゃ頑張ってます。食事とか運動頑張ってます。じゃあ薬減らしてもいいかもってなった時には医師にお伺いを立ててみます。
こうこうこういう事情でこの人は食事とか運動も頑張ってるんですよ。だから薬減らしてみたいと思うんですがどうでしょうかっていうのを医師に確認とるんですけども、こういう時結構薬剤師と医師の判断似てきます。
あの人頑張ってるね。薬剤師も言うんだったら減らしてみようかってなります。
医師としても減らしてもいいかなっていうボーダーライン上にいるような方が他の人間も減らしてもいいかもしれませんねって一言があると、
他のやつも言ってたらじゃあやっぱ減らしていいんだなっていうことで医師も踏ん切りがつきやすいって状態だったりします。
なので患者様にとって減らせる人減らせない人って判断は結構医療従事者に似てきます。
というところもありましてこの人減らせるなっていう判断をした時はもう全然医師に話をします。
そこの時点で医師にお伺い立てる時点で薬剤師としてもこうこうこういう事情で減らせるんだっていうのも自分の中で一つ考えはしっかり持ってます。
なのでそれを伝えることができるのでただ単純に患者様のこうこうこういうことがあるので患者様から減らしたいですということで
その仲介をしてるだけじゃなくて薬剤師としても一回判断してるのでもう医師にそういう意見を言うことができます。
実際そういう時にこれちょっと薬局の裏話にもなるんですけども薬を何種類も持っている方の薬を減らしましたってなりますと
それはちょっと薬局の方にボーナスポイントみたいなのがあるんですよね。
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このボーナスポイントっていうのも薬局の経営にとっては結構大事なものだったりするので
もしそういう例えば薬を減らせるかもっていう判断ができる人が現れました。
で患者様ともやっぱり減らしたいという意見が合致しましたってなってくると薬剤師は心よく医師に伝えることが多いです。
なぜならそれでボーナスポイントが取れるからです。
そういうのもやっぱり国のルールとかなので薬剤師が医師に話をしやすいようにということで
ちゃんと頑張れよっていうので厚生労働省からは薬局の方にボーナスポイントが与えられています。
ということで医師にやっぱり判断仰ぎます。
結構これで合致することが結構多いです。
医師も減らそうかって言ってくれることが多いのでそういう経験があると
過去にやっぱりあの先生は減らしてもらった、僕自分の考えを聞いてくれた先生だってなると
やっぱり薬剤師としても話をしやすいなってことでどんどんどんどんコミュニケーションがスムーズになりやすいですよってなってきます。
ただこの点でも医師に薬減らしたいんだけどって言うことが多いんですよ。
でもここで医師としてもやっぱり忙しいというのもありまして
いやまだ減らせないかなとかそういう話をしてしまうこと多いんですよ。
とかもしくはその検査値が今こうだからっていうことで説明はするんですよ。
でもやっぱり医師も限られた時間の中ですと患者様に納得してもらえるまでは説明がしきれない。
そういう時に医師と患者様の間に薬剤師というのが入ると
多分先生こういうこと言いたかったなっていうのが何となく分かるんですね。
先生こういうことを言いたかったのでまだ多分薬減らせないって判断してるんだと思いますよとか
そういう間に1人薬剤師が入ると意外とコミュニケーションが円滑にいったりもしますね。
ここまでいろいろ話してきましたけど最終的に薬剤師が確固たる考えを持って医師に確認を取りました。
でも医師としては薬減らせないっていう判断をしました。
じゃあどうするかと言ったらそれは当然ですけど治療を組み立てている医師の判断になるんですけど
この時に医師って薬剤師に理由を話してるんですよ。
この薬、血圧の薬ではあるんだけどこの人は腎臓を保護するために出してるんだと。
脈が早いから脈を落ち着かせるために出してるだけであって別に血圧目的じゃないんだよ。
必要な薬だよとかね。やっぱりそういうのを説明してくださるので薬剤師としても
そうですねそれだったらいりますよねってなりますよね。
あとは薬剤師としてはその医師の考えがわかったとなると
あとは患者様に伝えるだけという作業になります。
ここまでちょっと長々となってしまいましたけども最終的に意見の食い違いが起きたときどうなるのかと言いますと
患者薬剤師医師どの判断を説明するかというとやっぱり医師の判断です。
医師の治療の組み立てをまず中心にしないといけないです。
その時になぜ意見の食い違いが起きるかというとやっぱりそれは間に入っている薬剤師と
患者様がその医師のなぜこの薬が必要なのかという考えを理解しきれてないからなんですよね。
そういった時に医師に判断を聞きますよ。医師の考えを聞くことで薬剤師と患者様に共有しましょう。
だからこの薬減らせないんですよ。だから大事な薬ですよって共有すると正直話は全て丸ごと終わります。
そういった意味の意見の確認という意味でも薬が要るのか要らないのかという不安があった時は
一回やっぱり薬局に相談してみるのをお勧めします。
やっぱり限られた時間ですと医師にこの薬何でいるのか聞ききれないこともあると思います。
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そういう時にはやっぱり薬局を一回通して薬局の方で医師に確認をとってもらうと。
そうすることで薬局がもう少し医師の言葉を分かりやすくした状態で患者様にお伝えすると思いますので
その場は収まりやすいかなと思われます。
というところが質問に対する僕なりの返答でございます。
今回はこんな感じです。ちょっと長くなってしまいました。申し訳ございません。
そして本日のワンポイントなしで申し訳ございません。
実は今回ちょっと前回156回続きまして157回今回もなんですけども台本なしで話してます。
これちょっとあの本当いろんな諸事情が重なって本当申し上げなと思っているんですけども
前回の156回もそうですけども多分おそらくも話し抜けてるなっていうところあると思うんですよね。
そういう意味でやっぱりまた改めて話をしたいと思いますので
皆さん本当ここがもう少し聞きたいよとかここ分かりにくかったとかそういったご意見いただけると本当嬉しいと思います。
改めましてニックさん本当ありがとうございました。
ただもうそれでねやっぱりもう少しここがもう少し分かりやすくしてほしいとか
いやここどうなのっていうのがもっとそういうやっぱりくつっこみどころもあると思いますので
またちょっと改めて質問もいただけると本当大変嬉しいなと思っています。
今回ちょっと全般通して話をしたかったのが
医師と患者様の間に入るのが薬剤師ですよ。
中間管理職って表現も良くないんですけども
その中間者ですね僕らの仕事っていうのは基本的には。
医師は専門的にその分野に深く勉強していただくんですけども
薬剤師は基本的に医師が考えている深いところを患者様に分かりやすくするということで
なおかついろんな先生、例えば内科の先生、生計の先生とか
眼科の先生とかたくさんいらっしゃいますので
そういったのを広く浅く知っているのが薬剤師と思っていただければいいかな。
業界的には薬剤師もスペシャリスト化を目指されているとはいえ
基本的には薬剤師っていうのは広く浅く物を知っているはずなので
どんな分野のことでも薬剤師に相談してみるのがいいかなと思います。
どんな分野でも質問されたら最低でも調べる下地ができているのが薬剤師なので
医療系とかで気になることなどあれば
いつでも薬剤師に相談していただければなと思っております。
また何か気になることがありましたら
僕の方にも質問などいただけると大変嬉しいので
いつでもご連絡お待ちしております。
今回も最後までお聞きいただきまして誠にありがとうございました。
また次回も聞いていただけると大変嬉しいです。
それではまたお会いしましょう。
このラジオで話す内容はあくまで一つの説であったり
一つの例です。
医師の方針や患者様それぞれの状態で治療方針は違いますので
自身がかかっている医師や看護師薬剤師などの話を
優先するようお願いいたします。
26:38

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