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2025-04-03 10:26

第252回「狂犬病ワクチンってどんなもの❓」

テーマをいただきましたpodcast番組「おじさんアウトプット」どすこいさん(https://twitter.com/@ojisan_output )本当にありがとうございました😭


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今回のテーマの元になった、おじプトさんのエピソードはこちら

→ep90 副流マリファナ(ネパール中編)

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今回のポイント

・狂犬病ってどんなもの❓

・狂犬病に感染するとほぼ100%亡くなる⁉️

・狂犬病ワクチンってどんなもの❓

・狂犬病ワクチンはいつ打つの❓




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サマリー

今回のエピソードでは、狂犬病ワクチンについて詳しく説明されています。特に日本における狂犬病の歴史やワクチンの効果、感染のリスクについて考察されています。狂犬病ワクチンは犬に毎年接種されており、人間も渡航前に接種が推奨されています。海外では依然として脅威が残っているため、特に犬や猫に噛まれた際の早急な対応が重要とされています。

00:02
おはよう、こんにちは、こんばんは。薬と健康に関するラジオ、略してくすけんラジオのうっちーです。
このラジオでは、薬剤師である私、うっちーが薬のことや健康のことなどで、ラジオ置きの方や患者様からの質問等を紹介しながら、質問に答えたり、薬や健康についての話をしていくというラジオです。どうぞよろしくお願いしまーす。
今回、ポッドキャスターさまよるテーマをいただきました、まことでございます。
今回、テーマをいただきましたのは、先日もテーマをいただいております、おじいさんなおとぷっとのどすこじさんでございます。まことでございます。
先日は、痛み止めについてのテーマをいただきまして、その質問、本当にありがとうございました。
どすこじさん、相方のしらねさんさんと配信されております、おじいさんなおとぷっとさん、通称おじぃぷっとさん、
アマチュアポッドキャスターワードや、日本ポッドキャスター協会主催の配信例などで、ショーを捉えている有名な番組さまでして、
30代男性であるお二人が、情報型になっている現代におきまして、情報のインプット型を起こしてしまっている、そんなおじいさん二人の頭の中をアウトプットするという、日常雑談系の番組でございます。
日常トークはもちろんのこと、企画おじさんこと、どすこじさんによる様々な面白い企画、アンバンマン、いろいろないくつ、自販機、ドラフト、公園ドラフトなど、様々な企画もされております、素敵な番組でございます。
また、今回こちらの番組にいただきましたテーマは、相方であるしらねさんさんが海外へ行ったことをきっかけでいただきましたテーマでございます。
しらねさんさんは、国内や海外の様々なところへ出かけるんですけども、実際に様々なところへ行ってみた、そんなならではの話を聞けたりもする、
いろいろな土地の話を聞きたいよう、そんな方にもお勧めの番組でございますので、皆様どうぞよろしくお願いします。
今回は先日のオジプトさんでの配信で、しらねさんさんがネパールへ行きました。そこでしらねさんさん、現地の犬が可愛かったという話をしてたんですけども、
その際に番組の中で、実際犬にかまれたら大変だったんじゃないか、狂犬病だったんじゃないかといった、そんな話がされていました。
そこからいただきましたテーマで、今回話をさせていただきます。それでは今回のタイトルはこちら。
狂犬病ワクチンってどんなもの?
今回オジプトさんのしらねさんさんがネパールへ行ったというエピソードを聞きまして、その感想ポストを僕Xに出させていただきました。
その際にドスポジさんから、狂犬病ワクチンの効果時間とかどんなものなのかということでテーマをいただきました。
テーマいただきまして誠にありがとうございます。ということで今回、狂犬病ワクチンで話をさせていただきますけども、その前に狂犬病について触れさせていただきますと、
狂犬病の歴史とリスク
日本では狂犬病は1956年に人、1957年に犬で発症後はほとんど起きていないです。
2020年にフィリピン国籍の方が現地のフィリピンの犬に噛まれて、その後日本へ入国して日本国内で亡くなったというのがありましたけども、
日本国内で数十年ぶりに起きた狂犬病の被害者ということで、ただ実際には現地フィリピンの方で噛まれたというケースでございました。
また日本人でお亡くなりになった方と言いますのは1970年にネパールに旅行された方が現地の野犬に噛まれて亡くなったという症例報告があるそうなんですけども、それぐらいでして国内で発症したという方は1950年代以降ないというものでございます。
ただ日本ではなくても世界中では毎年3万5千人から5万人くらいが狂犬病で亡くなっていると言われまして、やはり海外への旅行される方とかではとても注意が必要なものだったりもします。
この狂犬病もしも感染して発症してしまいますとほぼ100%亡くなります。本当に注意が必要だったりもします。
狂犬病ウイルスを持っている動物に噛まれたり引っかかれると感染しますけどもそれ以外にも傷口を感染した部分に動物に舐められたりしますとその傷口からウイルスが感染するといったこともあります。
また傷でなくても目とか口の中にその動物の唾液が入って狂犬病ウイルスに感染するということもあるそうでして海外では狂犬病ワクチンをしてないかもしれない動物
特に犬とか猫コウモリとの交流は避けた方がいいよと言われております。ちなみに狂犬病に感染した場合人から人へは感染することほとんどありません。
感染した人から感染しない人への輸血でも感染は起きなかったと言われております。それくらい感染することはほとんどないと言われるんですけども
ただ隔膜移植という目の隔膜を移植したとか臓器の移植をしたとかそういう場合は人から人でも感染するケースはあるそうなんですけどもそれぐらいでして通常では人から人への感染はしないようです。
また人から犬とか動物への感染も通常はありえないと言われております。あくまで犬などの動物から人への感染が注意と言われております。
狂犬病の症状
この狂犬病ほぼ100%お亡くなりになるということなんですけどもどういう病気かをもう少し話させていただきますと
感染後ウイルスが体内で潜伏した後にじわじわと症状が出てきまして多くの方は感染を1ヶ月から3ヶ月ぐらいかけて早い方では1、2週間
長い方では1年以上かけるそうなんですけどもそれぐらい時間をかけて症状がだんだん出ていきます。
神経をウイルスによって侵されていく病気です。最初の頃は噛まれたところがすごい痛むとかの痛みの感覚が増したりだとか
またウイルスが体内に入ってきますのでそのウイルスと戦うため免疫が働くことでの発熱とかだるさ
そういうのが現れていくんですけどもそこからだんだんだんだんと体のあらゆる神経に異常を与えていきます。
ウイルスの影響で神経が過敏すぎるようになりまして脳とかの中枢神経が過敏になりすぎてしまいます。
それによって興奮しやすくなってしまうとか幻覚とかを見るようになってきます。
また水を飲み込もうとするとその水を飲むということにも刺激を感じるようになりまして
喉が軽減を起こしてしまうようになるなんて言われまして水を嫌がったりもします。
また風が強く吹いているだけでもその風の刺激を強く感じすぎてしまう
なので風を嫌がるようになったりもします。
狂犬病を扱う作品ではよくあるネタなんですけども
狂犬病になると水が怖くなるとか風が吹くのを恐れるようになるというのはこういった神経が過敏になることで起きてしまいます。
発症後ゆっくりと体中の神経に異常を与えてきましてやがて脳へ足してきまして
しまいには命を失うことになります。感染後何もしなければほぼ100%で亡くなる恐ろしい病気でございます。
ただこの恐ろしい病気狂犬病日本では1950年代以降ほとんど起きてないものですけども
なぜこんなにも起きていないのかと言いますと
狂犬病ワクチンの効果
狂犬病はワクチンが多大なる効果があるからです。
狂犬病ワクチンは狂犬病の感染をほぼ完全に防ぐ効果があります。
WHOの報告によりますと狂犬病ワクチンを犬に接種した場合95%以上の効果が得られると言われております。
2回以上接種した場合の効果は97.3%から100%になるとも言われております。
この2回接種した後2年間は十分な効果があると言われておりまして
ただ2年以上経過すると効果が落ちてくるんですけどもそれでも78.9%あると言われております。
2年間は効果あるだろうと言われているものの日本国内では安全を期しまして
この狂犬病ワクチンを犬へのワクチン接種は毎年義務付けられております。
よく夜県問題ペットを飼えなくなった人がペットを捨ててしまう問題などがありますけども
この点で保健所の対応とかで様々な議論がされます。
中には動物にとっての悲しい結末を迎えることもあるんですけども
なぜそんな風に保健所の対応が悲しいことがあるかと言いますと
管理しきれない動物から狂犬病の発症を出さないためという面もあったりもします。
この狂犬病ワクチンですけども人間にも打つことありますというよりも
海外へ渡航する前には狂犬病ワクチンを接種するよう言われたりします。
海外行く前に初回接種と7日目の2回接種、計2回は最低打つようにと言われますし
出発まで時間ある方は3回目までの接種をお勧めされます。
人間の場合2回接種しますと1年間ほど3回接種すると2年は効果が持つようと言われております。
またさらに長期間の免疫維持を必要とする方は3回接種しました。
そのさらに1年後にもう1回追加接種しますと計5年の免疫時が可能と言われております。
ということでこの狂犬病ワクチンは人間にも予防的な効果があります。
なので海外への渡航前は狂犬病ワクチンを打つことを推奨されるんですけども
ただもしもワクチンを事前に接種しなかったでも海外で犬に噛まれてしまった
どうしようという時でも噛まれた後にワクチンを接種しても効果はあると言われます。
ただ犬に噛まれてすぐにワクチンを接種する必要があります。
長くとも48時間以内できれば24時間以内にワクチンを接種し始める必要があると言われます。
で噛まれてすぐにワクチンを接種しました。
でその最初のワクチンの接種日は0日としましてその後3日7日14日30日90日の計6回ワクチン接種する必要があります。
噛まれた後でこれくらいのワクチンの接種が必要になってきます。
なのでもしも犬や猫コウモリとかに噛まれたらすぐの対応が必要になってきます。
噛まれた後からでも間に合いはしますけども可能な限り海外の所を前には狂犬病ワクチン接種をしておいた方がいいと思われます。
海外での注意点
今回はこんな感じです。
改めましてどうぞご視聴ありがとうございました。
狂犬病ワクチンのおかげで国内では本当に影を潜めておりますけども
海外はまだまだ脅威が残っておりますので
海外旅行される方は本当に注意いただきたいなと思っております。
狂犬病という名前
狂う犬の病気ということで犬だけかと思われますけども
猫とかでも注意が必要なのでその点もご了承いただければなと思います。
ただ日本の場合猫でのワクチンは義務化されておりません。
実際猫での発症も国内では起きてないので
どうしても犬だけの病気と思われるところもあるんですけども
海外に行った場合犬だけでなく猫とかでも注意をしていただければなぁと思っております。
また何か海外と国内での疾患の違いなど気になることあれば
いつでもご連絡をお待ちしております。
今回も最後までお聞きいただきまして誠にありがとうございました。
また次回も聞いていただけると大変嬉しいです。
それではまたお会いしましょう。
このラジオで話す内容はあくまで一つの説であったり一つの例です。
医師の方針や患者様それぞれの状態で治療方針は違うので
自身がかかっている医師や看護師、薬剤師などの話を優先するようお願いいたします。
10:26

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