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おはよう、こんにちは、こんばんは。薬と健康に関するラジオ、略してくすけんラジオのうっちーです。このラジオでは、薬剤師である私、うっちーが、薬のことや健康のことなどで、ラジオ機の方や患者様から質問などを紹介しながら、質問に答えたり、薬や健康についての話をしていくというラジオです。どうぞよろしくお願い致しまーす。
今回、リスナー様から質問を頂きました。誠に有難うございます。今回、質問を頂きましたのは、レレレ様でございます。レレレ様からは、以前にもSpotifyの方でメッセージ頂いたりもしております。その質問、本当に有難うございました。
今回頂きましたメッセージ、早速読ませて頂きますと、うっちーさん、いつも分かりやすいお話ありがとうございます。Xフォローさせて頂きました。Xネームレレレと申します。
不意に頭に浮かんだ疑問がありまして、うっちーさんなら答えてもらえそうだとメールさせて頂きました。 体力のつけ方はどうしたらいいでしょう。また、疲れの取り方も知りたいです。
コロナ禍前までは、マラソン大会に出るほど元気だったのですが、大会に出なくなって、5年で明らかに体力がなくなりました。疲れやすくなり、なかなか疲れが取れません。
1週間近く抜けません。 ちなみにコロナには感染してません。
どうにかしようと、タンパク質を多くしたり、サプリメント、マカ、リンゴ酸、マグネシウム、ビタミンC、ビーグン、他を活用したり、
ウォーキングしたり、ヨガを始めてみたり。 年齢的に50になるからなのかなぁと、諦めるにはまだ早い気もします。
ちなみに一緒に住む母親、78歳も疲れやすくなって、いわゆるニンニク注射を打ってもらおうかなどと言っています。
一時的な対策としてはいいのかもしれないのですが、解決にはならないと思うのです。 食べ物の問題なのか?と、山芋やうなぎなど食べてますが、毎日は難しい。
エナジードリンクはドキドキしてしまうので取りにくいです。 まとまりなくたくさん質問して申し訳ないです。とにかく元気になりたいです。疲れを取りたいです。
レレレというメッセージをいただきました。誠にありがとうございます。 質問いただきまして、また褒めていただきまして、本当励みになります。番組やってよかったなと思います。本当にありがとうございます。
レレレ様には今回の内容は事前に返答をさせていただいております。 ただ、今回この番組に話をしてもいいということで話させていただきます。本当にありがとうございます。
まずタイトルコールをさせていただきまして、内容に入らせていただきます。それでは今回のタイトルはこちら。
疲れの取り方はどんなのがありますか? ということでタイトルコール用に少し文面変えさせていただきました。誠に申し訳ございません。
今回のテーマなんですけど、レレレ様、元気になりたい、疲れを取りたいということで、もちろん体力をつけるということも含めてなんですけども、
疲れを溜めないためとか、疲れを取りやすくするためにはどんな方法があるかというのを今回話させていただきます。
とは言いましても、レレレ様はすでに体力低下対策とかでは素晴らしいことをされております。 サプリメント摂取とか、ウォーキングなどの運動も、こういったのは本当に非常に素晴らしいものでございます。
特にビタミンB群は本当に体力低下対策に効果的ですので、続けていただければなと思います。
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ニンニク注射、これ文明の中にありましたけども、このニンニク注射というのも正直ビタミンB1が成分でして、やっぱりビタミンBを取っておくのは大事ですね。
ただ、疲労回復に効果的ではあるのでニンニク注射をすると疲れが取れやすいとは言うんですけども、このビタミンB1、水溶性のビタミンということで水に溶けやすいビタミンなんですけども、
すぐに体の外に出ていってしまいます。なのでこのビタミンは蓄積はされないです。
注射をしても一時的には良くなるんですけども、毎日接種した方が良いです。
レーザーの話の中でもありましたけども、一時的にはニンニク注射は効果はあるかもしれませんけども、継続しなければいけないとなると、なかなか難しい問題だったりもします。
そんなことからもやっぱりサプリメントを続けていただければなと思います。
と言っていく間にサプリメントとかウォーキングも既に十分気をつけられているんですけども、
これにさらにどんなことをもう少し加えたらいいのかなというのを今回3点ほど主に話をさせていただきます。
まず1点目なんですけども、運動面でやや筋肉をつけることを意識するということですね。
ただウォーキングとかヨガって血行を良くしますよということで、心肺機能を落とさないとね、心臓とか肺の機能を落とさないために素晴らしいことですし、
血の流れを良くするっていうのは、体の中に溜まる余分なものとかをすぐに除去しやすいっていうので、いろんな病気にならないためにも素晴らしいことだったりします。
またその中に疲労物質とかもすぐに除去しやすくなるので、疲労を溜めないためにはウォーキングとかヨガってすごい効果的だよと言われています。
なのでそういった意味でもウォーキングとかヨガはやっぱり続けていただきたいんですけども、ここにさらに筋肉をつけることを少し意識していただけるといいかなと思います。
と言いますのも筋肉、これはどうしても年齢とともに落ちやすくなってしまいます。
筋肉が衰えてくると筋肉があった時に比べて同じ作業をする時にも疲れが溜まりやすくなります。
何か同じ作業とか同じ仕事をする際にも筋肉があった時は少しの労力で済んだ下行が同じ仕事にも変わらず筋肉が衰えることで以前よりも労力を使わないといけないです。
筋肉を思い切り使うような意識をしなきゃいけない、疲れやすくなってしまいます。
ということで筋肉を少しつけるように意識していただけるといいかなというのがあります。
これがまず1点目の運動の時にやや筋肉をつけることを意識していただくということでして、次の2つ目。
糖質が多すぎないか、鉄分は足りているか、この点を注意していただくというのがあります。
疲れた時には糖分が大事なんて言いますけども、確かに糖質が多くなると脳はリラックスをしますので、
脳にとっては大事な部分もあるんですけども、このリラックスをするということで脳の中のドーパミンという体を活発にしようとする物質がリラックスされることで
ドーパミンの量が減ります。そうすることで活動的じゃなくなってしまうということになります。
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活動的じゃないようとなりますと何をするにしてもだるさを感じやすくなってしまいます。
なので糖質が多いと疲労感を感じやすくなってしまいます。
ということで糖質が多すぎないかを注意してほしいともあるんですけども、でも糖質は別に多くないよということですと、今度は鉄分が足りているかどうか、これを意識していただけるといいかなと思います。
人間の体におきましてエネルギーを作る時にはミトコンドリアという部分を使ってエネルギーを作る方法と、ミトコンドリアを使わないでエネルギーを作る方法があるんですけども、
ミトコンドリアを使いますと体温も上がりやすく、またエネルギーも効率的に作られるので、疲労感を感じにくくなります。体が動かしやすい環境が作られます。
一方、ミトコンドリアを使わないでエネルギーを作った場合、こうなりますと体温は上がりにくくなりまして、またエネルギーの量も非効率です。
エネルギーの量が少なくなってしまいますので、何かをするにしてもだるさとか疲労感を感じやすくなります。このエネルギーの量の違いというのが生まれてしまいます。
なのでミトコンドリアを使ってエネルギーを生み出すことでたくさんエネルギーを作れば、人間というのは疲労感を感じにくくなるんですけども、
このミトコンドリアを使ってエネルギーを作る時には運動とか様々な栄養素、ビタミンとか脂質とかいろんなものが必要なんですけども、
鉄分がかなり重要と言われています。 鉄分が不足してきますとミトコンドリアでエネルギーを作りにくくなってしまいますよと言われます。
そうなってくると非効率なエネルギーになりますのでエネルギーの量が少ない、そして疲労感を感じやすいとなってしまいます。
なので鉄分はとても重要と言われております。 これが2つ目の糖質と鉄分に注目してほしいというところですね。
そして最後3つ目、体を温める。 今ミトコンドリアのエネルギーを作るところでも体温が上がるとか、体温が上がりにくいとか、こういったのもちょろっとだけ入れさせていただきましたけども、
この体を温めるというのは疲労感を感じるかどうかでとても大事になります。 官邦的な考え方になってしまうんですけども、人間は年齢とともに内臓が冷えやすくなっていきます。
これは陣拠なると言われる状態なんですけども、陣拠の陣は陣蔵とかの陣なんですけども、拠はうつろとかの意味ですね。
ブリーチという漫画家が好きな方であれば、拠を意味する拠でございます。 この陣拠の状態ですと、体の活力エネルギーが失われていきまして活動的になりにくい疲労感を感じやすい状態になると言われます。
なので内蔵が暖かいか冷えているかというのは、官邦的な考え方におきまして、活動的だとか疲労感を感じるかどうかというのでとても重要だったりします。
体を温める方法としましては先ほども触れましたけども、ミトコンドリアでエネルギーを作ってあげますと体温が上がりやすくなりますので、そういった意味では鉄分も大事なんですけども、
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その他にも特に冷えやすいと言われるお腹とか腰あたり、ここらへんがやっぱり内蔵とかも多いですので、こういったところを冷やさないようにするといいよと言われます。
それほど腹まきとかでも全然構いません。特にこれからの時期、夏場の時期などはエアコンなので体が冷えやすくなります。
そうなってくるとより内蔵が冷えやすくなって疲れを感じやすくもなりますので、夏場でも体を冷やしすぎないようにすることはとても大事だったりもします。
また臣挙にいいよと言われる食べ物もいくつかあります。例えば豆や栗、豚肉、もやしなどですね。
こういったものは臣挙の状態を回復するのにとてもいいと言われている食べ物なので、食べ物の中でも豆や栗、豚肉、もやしなどを意識してもいいかなと思います。
ちなみになりますけども、この臣挙という状態、この臣挙は疲れ動向だけではなくて、体全体に悪い影響を及ぼすよと言われております。
もともと人間の体というのは内蔵からエネルギーを作られて、そこから全身に送られるというのが一つの考え方でありますので、この大元エネルギーを作る部分が調子を崩せば全身にエネルギーが送られにくくなるよね、全身の調子が悪くなるよねという考え方もあったりします。
例えば臣挙が悪くなってくる、内蔵が冷えやすくなってくると、頭髪の方とかですと白髪が増えてくるとか、また抜け毛が増えやすくなるよなんて言われたりもしますし、
他にもエネルギーがうまく全身を回らないので、手足が冷えやすくなるとか、あとは男性も女性もですけども性力、これはもう本当性的な活動という意味の性力活動でいいんですけども、この性の方でも男性も女性もだんだんと衰えてくると言われてあります。
そういったことからも、臣挙の状態は全身に悪い状態を及ぼすよなんても言われたりもします。そういった面からも内蔵を温めておく、臣挙の状態は出しておいた方がいいよなんて言われたりもします。
実際のところ、こういった漢方の臣挙とかの考え方が大事だと考えられる人の中では、臣挙に良いと言われる漢方、六味二王丸と言われるものであるとか八味二王丸、五車神器丸などの漢方はとても人気だったりもします。
なので、昔に比べてだんだんと何をするにしても活動的じゃなくなってきたな、疲れやすくなってきたなとか、手足とか頭皮とか気になることがある方ですと、こういった漢方も試してみることをお勧めしております。
少し話が逸れてしまいましたけども、これが疲れが取りにくい方にお勧めする3つ目のポイント、内蔵を温めるというところでした。
改めてになりますけども、今回話させていただきました3つのポイント、1つ目は運動でやや筋肉をつけることを意識する、2つ目は糖質が多すぎないか、鉄分が足りてないかを意識していただく、3つ目は体を温めるでございます。
今回はこんな感じです。改めましてレイさんへ質問いただきまして本当にありがとうございました。
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疲れやすいというのは僕自身も年々感じやすくなるところでございます。本当なんかだんだん辛いなと思います。
疲れが本当に溜まったときは、僕はもうちょっと栄養ドリンクとか手伸ばしてしまいますけども、やっぱり根本的に体の中から治すというのは疲れにくい体を作るというのが本当に大事だと思います。
突発的に栄養ドリンクとかに頼るよりはやっぱりこういった考え方の方が素晴らしいと思います。
レイレイ様の場合はもうすでに運動とかサプリメントとか気をつけられているので本当に素晴らしいなと思います。
今回なんですけどもこの疲れが取りにくいということで話をさせていただきましたけども、実はレイレイ様からはもう一つ質問をいただいております。
その点については次回また改めて話をさせていただこうかなと思います。
今回も最後までお聞きいただきまして誠にありがとうございました。また次回も聞いていただけると大変嬉しいです。
それではまたお会いしましょう。
このラジオで話す内容はあくまで一つの説であったり一つの例です。
医師の方針や患者様それぞれの状態で治療方針は違いますので、
自身がかかっている医師や看護師、薬剤師などの話を優先するようお願いいたします。