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2023-06-29 13:11

第68回「なんでオヤツの分の甘い物を食後にするだけで痩せるの?」/「食後のデザートは夜よりも昼間に!!」

今回の内容 ・体重や血糖値を気にするのなら、間食のタイミングに気をつけよう!! ・血糖値が高くなると太るのはインスリンのせい ・血糖値の「山」が鍵!?間食すると太りやすくなるのは血糖値とインスリンに理由がある!? ・間食を食後のデザートに!!血糖値の山が減るのが重要!? ・夜に食べると太りやすくなるのは、食べ過ぎになりやすいから!? ・糖質の依存性!!甘いものは夜より昼が良いのは食べ過ぎないから!? ・胃腸の動きには副交感神経が重要!? ・甘くなくても糖質高いと太るし、血糖値上がります

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おはようこんにちはこんばんは。薬と健康に関するラジオ、略してくすけんラジオのうっちーです。このラジオでは、薬剤師である私、うっちーが薬のことや健康のことなどで、ラジオ機の方や患者様からの質問などを紹介しながら、質問に答えたり、薬や健康についての話をしていくというラジオです。どうぞよろしくお願い致しまーす。
今回は患者様からいただきました質問で話をさせていただきます。 その患者様は女性の患者様で血糖値が高いよということを気にされたんですけども、それと体重も多いというのも気にされておりました。
確か体重が74キロ、身長は165千個くらいだったかなと思われます。 この患者様に食事方法とか変えてみたらどうですか?騙されたと思って試してみてくださいよと言って、食事の取り方とかを変えてみるよ
話したところ3ヶ月で6キロぐらい減ったよとか ヘモグロビンA1振動血糖値これも8.5とかあったのが8起きるようになった。改善したということでした。
特に薬とかは変わらず食事の取り方を変えただけだったので、やっぱり血糖値とかって食事の取り方で変わるもんだなぁと僕も実感しました。
ある程度数字、例えば血糖値とか体重これが減っていけば、あとは自分自身でやる気を出していきます。
なので勝手にという表現はあまり良くないんですけども、あとは勝手に患者様自身で生活気にしてくださるので、この方に対する僕の仕事もう終わったなと。
あとは薬渡す時に血糖値効くだけの仕事になったなぁと感じております。 ただこの方だけではなくて食事の取り方を変えると血糖値や体重下がったよと方はたくさんいらっしゃいました。
で今回は僕がよく話す食事の取り方のアドバイスについて話をさせていただきます。 それでは今回のテーマはこちら。
なんでおやつ分の甘いものを食後にするだけで痩せるの?
過去にも食事についての話は何度かしておりますし、その時と内容が重複してしまうかもしれません。
が食べるものをあまり変えなくても、食べる時間を変えるだけでも血糖値とか体重に良いよという、この点にフォーカスを当てて今回話をさせていただきます。
ただあらかじめ話をさせていただきますが、食事や間食のそもそも量を減らすということもとても大事であったり効果はあります。
例えば 患者様に食べる量を減らしましょうとか、甘いものをやめましょうよという話をしても、正直守ってくださる方ってあまりいないです。
皆さん、食べる量を減らした方がいいとか、甘いものをやめましょうといったことは分かっていらっしゃいます。
そういったことを薬局で新たに言っても、分かっているからということで、うんだりされる方も大変多いです。
何かを新たにしましょうとか、とても楽しみにしていることを減らしましょうという言葉は正直伝わらないですし、
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僕が例えば話をしましたよ、それを実行にされるという方は、もともと本人の中でやる気があったりとか、やるかどうか迷っているだけという方が多いです。
そういったこともありまして、僕の患者様に対する生活支援は基本的に、甘いものとかやめなくていいですよ。
代わりに、食べる時間を変えませんか?とか、あとは少しでも満腹中酢を高めておくために、食事前にガムを噛んでおきませんか?といったふうに、
今やっている楽しみとか、そういうのを減らさなくていいよ、タイミングをずらすように話をするとか、何かやりやすいことを追加するように仕向ける話し方を僕はよくしています。
ですが、間食を減らすとか、食事量を減らすとか、そういうのができる方は絶対その方が効果はあります。
ので、より高い目標を持てる方は、高い目標を目指していただければなと思っております。
前置きが長くなりましたが、内容に入らせていただきます。 甘いものやめるのは難しいと相談されることがとても多いです。
甘いものを食べることが楽しみで生きているよ、という方もいますし、甘いものをやめましょう、とか減らしましょう、という話をしても受け入れられないよ、という方は大変多いです。
そういった方によく僕が話すのは、甘いものを食べてもいいですよ、で量も別にそんな減らさんでいいですよ、ただ食べる時間変えてください。
食べる時間をおやつとか食事の合間にしないでください。 食後のデザートに回してください、という話を僕はよくしています。
量を減らさなくてもいいし、食べてもいいよ、ということで受け入れてもらいやすいアドバイスだったりします。
この方法は意外と効果的だったりします。 これは何で効果的なのかという話をしていきますと、食事をした後ということで、すでにお腹いっぱいに近いので、
あまり甘いものが食べられなくなるという狙いもあるんですけども、それよりもこの方法って血糖値に関係するアプローチです。
過去に何度か触れておりますが、血糖値が高くなると血糖値を下げるために体はインスリンというのを出します。
血液の中に糖という邪魔者が入っていると血管を傷つけたりするとか、そういったリスクが高まりますし、血糖値が高くなると脳は幸せを感じてリラックスしますが、
それにより眠くなったりだるくなったり、動きが悪くなったりします。 そういった状態を改善するために体は血糖値を下げようという働きをします。
このインスリンは血糖値を下げる時に糖を脂肪に変えて脂肪として貯蓄するように働きます。
糖質というエネルギーを脂肪に蓄えて何かあった時に 脂肪を蓄えるように貯蓄します。
血糖値が高い状態が続けば、それだけ血糖値を下げるためにインスリンが出てきます。
糖を脂肪に変えるという働きが活発になり、脂肪が増えやすくなります。
甘いものを食べる時間について話を戻します。
血糖値が上がるリズムの話を まずしていただきます。
1日3回食事を取った時に まず朝ごはんを食べて 血糖値が上がります。
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その後 だんだんと下がっていくという 山のような形ができます。
インスリンで血糖値を下げると言っても 急に下げるのではなくて 徐々に下げる形に なります。
そして その血糖値の山が終わったころ 昼ごはんを食べて また血糖値は上昇します。
また その血糖値が下がっていきます。
そして その次の山が終わったころ また夕食を食べますと 血糖値が上がって その後下がっていく というように なります。
3回の食事で 3度の血糖値の山が 作られます。
ここで おやつを食べた場合は どうなるでしょうか。
仮に 午後3時に おやつを食べた場合です。
朝食べた血糖値が 昼前には下がる ここは 変わりません。
昼ごはんを食べた後 上がった血糖値は 今度は 夜に向かって 本来なら 下がっていきます。
しかし この途中で おやつを食べることで 血糖値が また上がります。
下がっている途中で 血糖値が 上がるような形に なります。
また おやつを取って 上がった血糖値が 今度は 下がっていくのですが 下がりきる前に 夕食を取ることで またある程度 高い位置で 血糖値が 上がっていく という状況に なります。
このように なりますと 血糖値の山が 4回できるような 形にもなります。
また 昼ごはんと おやつと 夕食の間隔によっては 昼ごはんを 食べてから 夜になるまで 高い血糖値の状態が 長い時間 維持される ということに なります。
このように 血糖値の高い状態の 時間が増えると それだけ 体は 血糖値を 下げようとします。
そのため インスリンを 出す回数が 増えたり インスリンを 出している時間が 長くなります。
そして インスリンが 出る時間が 長ければ 長いほどに 人間は ふとりやすく なります。
では ここで おやつの甘いものを 食後に 回すと どうなるか という話を します。
例えば 昼ごはんを 食べた後に おやつ分の デザートを 食べたと します。
そうすると 血糖値の山は 朝ごはんを 食べて 上がった山が また 下がっていく。
そして 下がり切った時に 昼ごはんと おやつというか デザートを 食べます。
そうすると 血糖値の 上がり方としては 糖質の量が 増えるので 先ほどの 3回の食事に 比べたら 昼ごはんの分 高い山を 描きます。
しかし その後に おやつを 食べなければ その高い山を 描いても しっかりと 下がっていきます。
そして 夕食を 食べるころには また 血糖値の山は 下がり切っています。
そして 夕食を 食べると また 血糖値の山を 作るという形で 血糖値の山は 3回で 済みます。
これにより 血糖値が 下がっている 状態が 長く出ます。
そのため 3時の おやつを 食べた時に 比べて インスリンを 必要としない 時間が 増えます。
血糖値が 下がっている 状態では インスリンが 出ません。
そのため 脂肪が 作られやすい 時間を 減らすことが できます。
このように 間食分を 食後の デザートに 回すだけでも 間食を していたころに 比べれば 血糖値が 上がりにくくなり 脂肪も 作られにくい という状態が 作ることが できます。
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甘いものを どうしても 食べたいのだ。やめることは できないよ という方には 僕は この方法を オススメ しています。
ここからは 本日の ワンポイントです。
本日の ワンポイントです。
食後の デザートは 夜よりも 昼間に 食べる。
この点も 過去に 触れているかも しれませんが 食後の デザートを 食べるにしても 夜よりも 昼にした方が いいです。
夜ご飯を 食べると 血糖値が 上がりやすくなる というのは よく言われますが 賛否両論の 話です。
今回は あえて 別の アプローチを します。
夜よりも 昼に デザートを 取った方が いい理由は 夜に デザートを 食べると 食べ過ぎになる おそれが あるからです。
胃腸は 自立神経のうち 副交換神経の 働きが 重要です。
副交換神経が 活発だと 胃酸が よく出て 消化が 進み 胃腸の 動きが よく動きます。
よく言う 朝の お通じでも 夜中 寝ている間に 副交換神経が よく働くことで 腸が よく動いているため 便も 動きやすく なります。
そして 朝 起きる時には 便が 肛門付近まで 動いていることで 朝は お通じが 出やすいと 言われています。
話を 食べ過ぎに 戻します。
副交換神経は 昼間よりも 夜の方が 活発に なりやすいです。
夜は 胃酸が よく出て 胃腸の 動きが 良くなり 食事が 取りやすく なります。
しかし 副交換神経は 食べ過ぎに なりやすいです。
消化が よく進んで しまうので ついつい 食べ過ぎに なります。
甘いものなど 糖質の 高いものは 依存性が あります。
糖質を 取って 幸せを 感じます。
しかし 血糖値が 下がっていくと 幸せを 奪われます。
脳が 飢餓状態に 陥ります。
幸せを 感じたいです。もっと もっと 甘いものを 食べたいです。
糖質を 取って ほしいです。
そのため 糖質や 甘いものを どんどん 食べたく なります。
副交換神経の 活発である 昼であれば 夜に 比べれば 胃腸の 動きも 活発では ありません。
すぐに 満腹感や 満足感が 出やすいです。
甘いものを 食べたいと 依存性も 胃腸の方が いっぱいであれば そこまで もう 食べられないと 言うことで 食べなくて いいと なります。
胃腸の 動きが 活発であるからこそ 夜に 食べるのは 食べ過ぎに なりやすく なります。
甘いものの 量も 増えてしまうので 夜よりも どうせなら 昼に 食べた方が いいと 言うことで ご注意ください。
今回は このような 感じです。
夜に 食べると ふとりやすくなる という点に 関しては 諸説が あります。
ここらへん 賛否両論なものは しっかり 紹介しても 今回は 良かったのですが それは また 別の機会が あれば 話を させて いただこうと 思います。
今回は 甘いもので 統一していますが これは 本当に ある話です。
間食で 甘くなければ いいんだろう ということで おせんべいを よく食べる方が いらっしゃったり します。
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おせんべいを 親父で 食べていて なぜ 血糖値が 上がらないのか なぜ 痩せないのか という方が 本当に いるのですが
糖質の 高いものは 基本的に 血糖値を 上げて ふとるので 甘くない おせんべいでも 全然 血糖値が 上がったりして ふとりやすく なるので みなさんは 本当に ご注意ください。
今回は このように 食べ方について 話を させて いただきました。
次回は また メールで いただきました 別の内容で お話を させて いただこうと 思っております。
今回のような 食事のことや 血糖値が ふとりやすくなることで 聞きたいことが あれば また 別の内容でも かまいません。
メッセージはいつでも お待ちしておりますので どうぞ よろしく お願いいたします。
今回も 最後まで お聞きいただきまして 誠に ありがとうございました。
また 次回も 聞いていただけると 大変 うれしいです。
それでは また お会いしましょう。
このラジオで 話す内容は あくまで 一つの説であったり 一つの例です。
医師の方針や 患者様 それぞれの状態で 治療方針は 違いますので
自身がかかっている 医師や看護師 薬剤師などの話を 優先するよう お願いいたします。
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