00:03
おはよう、こんにちは、こんばんは。薬と健康に関するラジオ、略してくすけんラジオのうっちーです。
このラジオでは、薬剤師ある私、うっちーが、薬のことや健康のことなどで、ラジオ機の方や患者様からの質問などを紹介しながら、質問に答えたり、薬や健康についての話をしていくというラジオです。どうぞよろしくお願い致しまーす。
今回ですけども、本当であれば患者様からいただきました質問内容で話をする予定でしたが、状況的にヤバいかもということで、急遽、コロナとマスク、マスクというか感染対策についての話をさせていただきます。
正直、気流で終わればいいんですけれども、実体験と言いますか、薬剤師同士のネットワークとか、病院や薬局などの垣根を超えたネットワークなので、かなりコロナ感染者が増えてるんじゃないかという話題が出ております。
この収録は6月22日木曜日なんですけども、正確なデータが出せているわけではないですけども、各薬局ともコロナがゴルイになって以降、全然動いてなかったよというコロナに対する治療薬、こういったのを調剤する機会が最近増えてきているという話がよく出ております。
実際のところ、うちの薬局でもコロナ用の治療薬というものを調剤することが、6月19日以降また出てきております。
熱があるとか、喉がおかしい、声が出ないようといった方もいますし、咳が出るという患者様、こういった患者様が6月の半ばくらいから増えてきているというのを感じております。
また、薬の卸業者にも確認してみたところ、6月の中旬に入った頃から以前のように、例えば以前というのが、東京のコロナ感染者が1日数千人とかそれくらいだったとき、それくらいの時並みにコロナの治療薬を各薬局へ卸すようになっているとのことでして、
現場としてはコロナ対応に追われる日々がまた来ているなぁというのを感じております。 そして今回、コロナの感染が爆発してしまった場合、かなりの感染爆発の危険性があるということが予測されております。
なぜ感染爆発が問題になっているのか、といったことを今回話をさせていただこうかなと思っております。
また、緊急用の話ということもありまして、本日のワンポイントはなしです。 申し訳ございません。
それでは今回のタイトルはこちら。 コロナ感染者急増中!この夏の感染爆発は間違いない!
コロナが五類感染症になってから1ヶ月以上経ちました。 今回、コロナの感染者の状況など色々と話をしていきますが、まずあらかじめなんですけども
薬局内でのマスク、一応した方がいいよというのをあらかじめ伝えさせていただきます。 理由は後々話していくんですけども、薬局に行ってコロナに感染するという危険性が
冗談ではなく高まっているという状況でございます。 で、そういった薬局でのコロナ感染という話をする前に、コロナの現状についての話をまずさせていただきます。
03:03
コロナの感染者数って今どれくらいいるか皆様ご存知でしょうか? 最近では今日の感染者は何人でというのを発表しなくなっております。
理由としてなんですけども、5類になったことでインフルエンザとかと同じような扱いになった ということで、以前のような2類に指定されたことに比べれば注意しなくていいよという扱いになった
ため、発表が必要なくなったことというのもありますし、また国全体でのコロナ疲れ ということもありまして、コロナへのニュース自体が受け入れられなくなっているという状況もあります。
正直、コロナについての話題出すこと減ってませんか? コロナの話題って今更かんとかありませんか?
せっかく語呂になったのに、今更コロナの話とか聞きたくないよとか、水をさすような話しするなよといった思いありませんか? という
正直、コロナのことを気にする人は減りました。そういう需要が減ったということもありまして、 コロナの感染者数を発表する必要性、どんどん薄まっております。
また、コロナの感染者数が減少していたということもありまして、 コロナの話題は遠い過去のようになっていたというところもあります。
コロナの感染者数ですが、大々的な発表はしておりませんが、 これは一例ですが、5月の22日から28日にかけての1週間での東京の感染者。
これ1週間でなんですが、1647人でした。 以前は1日で何千人とかの感染者数だった頃に比べて、1週間で1600人ということでかなり減少しました。
また、全ての医療機関からの報告ではないというのもあるんですけども、 コロナの感染者数は減ったなというように感じられます。
そういった面もありまして、コロナ収束したのかなと思いきや、 また感染者が増えてきているとニュースが流れるようになっております。
同じ東京での1週間での感染者数ですけども、 6月の5日から11日では2486人に増えております。
2週間ぐらいで1.5倍くらいになっております。 ただ、それでも1週間で2400人、1日あたりだと350人くらいだなということで、
以前に比べればまだまだと思うかもしれませんが、 まだ数字の発表はされてないですけども、6月の19日以降では、
1日1000人単位の感染者が出てもおかしくないんじゃないかと噂されるようになってきております。
とはいえ、今発表されている感染者数は、 5例になる前に比べると数字が低いです。
なのでやっぱり感染者はまだまだ少ないんだと思うかもしれませんが、 実はこの数字自体が低く出るのが当たり前というトリックがあるので、
正直この感染者数の発表を見て、以前よりも少ないじゃんと油断はしない方がいいです。
この数字あまり当てにしない方がいいよという点をこれから話をしていきます。
数字が低くなる理由はいくつかあるんですけども、 今回は大きく2点話をさせていただきます。
06:02
まず1つ目の理由としては、コロナがゴルになったことが理由です。 以前はコロナ疑いの方は、コロナ疑いの方を診察できると医療機関に受診しなければならなかったです。
そしてそこで受診をして診察を受けるという感じでして、 診察できないという医療機関では診察されませんでした。
が、ゴルになった途端に言ってしまえばこれ、 インフルエンザのようによくある感染症とお使いになったことで、
こういった指定された医療機関以外にも診察して良いということになりました。 この点は患者様にとってのメリットがあるというふうに大々的に報じられたりもしました。
今まではコロナ疑いだった場合は決まった医療機関に行くしかなかった。 そのため行き慣れてない場所に行かなければならないとか不便を感じることもありました。
が、どこの医療機関に受診してもいいという受診できる医療機関が増えたことで、 どこにでも行けるのでメリット近いところとか選びやすくなりました。
ただこれ問題が出ました。 コロナとかの感染者数の集計というのは定点医療機関というあらかじめ決まった医療機関に受診して、
コロナと陽性になった方がどれだけいるのかというものです。 で、この定点医療機関で受診をされてコロナの陽性と発覚したという場合は、
報告義務はあるんですけども、この定点医療機関以外、決まってない医療機関に行った場合は、これ報告義務はありません。
なので皆様が様々な医療機関に受診しやすくなりました。 そのために正確な報告がされなくなり、正確な数字がわからなくなったという面があります。
そして感染者数が低くなる理由の2つ目。 それは病院でコロナの検査をしなくなっているからです。
コロナが2類という今よりも重い指定を受けていた時は、 病院でのコロナの検査費用とかは国からの補助が出ておりました。
診察をして薬が出るということで一部お金はかかるんですけども、 PCR検査代とかは補助が出ておりましたので、
言い方が悪いですけども皆様気楽に検査を受けることができました。 が、これが5類になったことで検査費用がかかることになりました。
この費用は病院によって変わったりするんですけども、 1回に2000円から3000円くらいかかります。
が、この値段が良心的な方だったりします。 検査費用が1回に3500円かかるとか、場所によっては1回に5000円といったところもあります。
これは自己負担の分の金額です。 保険全額でなくて、皆様が窓口に払うのがこの2000円から3000円とか、場所によっては5000円払うことになります。
また検査をするために時間もかかります。 コロナの検査を専門的にしているという医療機関では、検査をする前に数分から15分ぐらいで検査を受けれるということもあるんですけども、
コロナ以外とか、普通に例えば血圧とか糖尿とかで受診されている患者様も多いし、 コロナを特別に見てないようといったクリニックや病院では、
そういったところはコロナ以外の患者様の診察も当然しなければいけないので、 コロナ疑いになりました、受診しました、検査をするためには30分から1時間以上かかるところもありますし、場所によっては2時間、3時間というところもあったりします。
09:14
お金もかかるし時間もかかるということで、病院で検査をしないという方が増えております。
実際のところ、以前のようなコロナ2類の時に比べて5類になったことで、 皆様そこまで陽性か陰性を気にしなくなっているという面もあります。
でも病院で検査をしたくない、お金かかるし時間もかかるし嫌だよという場合、 皆様どうされるかと言いますと、コロナかどうかを判定したい場合、
薬局で検査キットを購入されるという方が大変増えております。 薬局でのコロナの検査キット、これも薬局によって値段が変わってしまいますけれども、
検査1回分が2000円を切るという薬局も増えてきておりますし、 また検査を自宅で行うことができます。検査代が安く済みますし、
体調悪い時には病院で長時間待つ、それがなくなる、自宅でできるということで、 薬局で検査キットを購入して、それで自宅で検査すればいいじゃんということが大変増えてきております。
また、病院の方としても診察をして症状を抑える薬の処方はしますよ。 でも、PCRの検査とかをしようとすると、例えば病院の中でも検査のための準備、手間がかかる消毒のこととか、
感染防止対策を1回1回しなければいけない、そういったこともありまして、手間がかかると。 なので、患者様の方に検査代がかかりますよ、あと時間もかかりますよ、
そういった旨を説明した上で、もし陽性か陰性か知りたい場合、 薬局で検査キットを購入して調べるといいよ、そういったことをお伝えするというパターンも増えてきております。
そういった形で病院内で検査をせずに、自宅でコロナかどうかの判定をするという方が大変増えてきております。
この自宅で検査をする方が増えていることで、コロナの感染者数は実際の数値よりも低くなっているという現状があります。
自宅でコロナの検査をしたとして、陽性が出たときに保健所とか病院へ報告をしないようという方が増えております。
コロナが語類感染症になったことで、コロナに感染しても外出自粛を求められなくなっています。
出歩いていいという状況です。
また以前のように、食品が送られるといったサポートがなくなっている自治体も増えておりまして、
保健所とかに連絡する必要性とかメリットが減っていると。
なので連絡する方が減っていると。
また病院への連絡にしても、最初の受診で症状を抑える薬はもらえていると。
コロナが陽性だったとして、それ用の薬をもらおうかなという場合、
以前では、薬局と病院で処方箋のやり取りをして、薬局が薬を患者様のご自宅へ持っていくということは一般的に行われておりました。
が、語呂になった現在では、そういったやり取りが行われなくなってきておりまして、
自分で改めて病院へ受診して、処方箋をもらって薬局へ行くという必要があります。
12:05
しかも、以前はコロナが陽性だった場合とかは、症状を抑える薬とかも医療費は国が負担しておりました。
が、今は治療薬の高い薬以外、例えば症状を抑える薬とか実費が発生しております。
こうなってくると、正直、症状を抑える薬をもらっているよなぁという、
コロナの治療薬についてもすごいというほどではないと言われているのもありまして、
病院へ連絡してもあまりメリットを感じないよなという状態になってまして、
コロナが陽性だったとしても病院へ連絡しないよという方が増えております。
また、病院の方でも薬局で検査キットを購入して、それでその患者様が検査するかどうかは自己判断となります。
なので、検査結果、別に病院に報告しないでいいよ、自己判断に任せるよという医療機関も大変多いというのが実情です。
こういった病院での検査をしなくなったという点から、病院の方でこの人がコロナ陽性だったのかどうかが判断しきれないという状況になっています。
ということもありまして、コロナに陽性だったけど報告されていないという方が大変多く、
また、コロナの感染者という報告の数が低くなるという現象が起きております。
こういったこともありまして、コロナの感染者数という以前のようにテレビで毎日報道されていた
あの頃の数字と同じように受け取ることが危険とされておりまして、今は実際の数字よりも感染者数は多いようと言われております。
そして今話してきました点を踏まえてになるんですけども、今度のコロナ感染はかなり広がる恐れがあります。
5類になったことで外出自粛は求められなくなっております。
2類の頃にもあったといえばあったんですけども、コロナ陽性の方がスーパーで普通に買い物をしたりしております。
うちの薬局から離れたクリニックの処方箋を持ってきた患者様でも、コロナ陽性の方向けの処方箋が出ている人でも
スーパーやコンビニで買い物をしてきたなという荷物を持って薬局に来るということがありますので、
あ、コロナ陽性だけど買い物してきたなという方実際にいました。
なのでコロナ感染者が今普通に出歩いている状況だったりします。
また薬局での話になるんですけども、コロナ感染者が普通に薬局の中に入ってきているという、そういう薬局大変多いです。
以前であればコロナの感染者様には薬をご自宅へ持って行ったということで、薬局内に入ってくるということはなかったというのが多かったです。
また薬を取りに来るにしても事前に病院の方から今からコロナ感染の方が薬局へ行きますよという連絡が前はありましたが、
5類になって、インフルエンザとかの同じような扱いになったので、
コロナだから特別に連絡するようという病院は減ってきております。
今でも連絡をいただけるクリニックもありますけども、多くのクリニックでは特に連絡もなく、
コロナの方に処方箋を書いて、どこの薬局でもいいから薬もらえなという感じで処方箋を渡しているクリニックが多くなりました。
そして患者様としても別に病院から何も言われなかったしということで、普通に薬局に入ってきております。
15:06
コロナ疑いで検査キットを購入に来られるよという方も多いですし、このようにコロナの方が薬局に入ってくるというケースもありますので、
薬局でコロナに感染するというリスクが高まっております。
ただ、当然ながら薬局でもコロナ感染の方とか疑いの方が来局しましたら、消毒作業をしたりとかそういうのはしています。
ただ、それでも正直限界ってあるよなというのも感じております。
患者様から処方箋を受け取った段階では、ただの風邪なのかコロナなのかが判断できないということもよくあります。
以前は処方箋にコロナの感染者でやろうなという印とかもあったんですけど、今それもなくなってますので、この人どうなんだろうということはよくあります。
実際のところ、もしそういう患者様がいた場合、もちろん聞き取りをするんですけども、それでも聞き取れなかった場合、普通の風邪として対応が必要なケースが多いです。
語呂になったということもありまして、コロナのための特別な措置、例えば隔離措置とかを患者様に求めるのが難しかったりします。
そして、コロナ以外の患者様、普通に例えば内科の受診したとか血圧とかの方、マスクを外して薬局に来局される方、大変増えております。
内科とか地微科とか、風邪とかコロナを診察する可能性の高いクリニックとかですと、そのクリニック内でもマスクの着用を求められることが多いんですけども、皮膚科とか整形とか眼科とか、コロナを診察する可能性低いクリニックでは、マスクいいよ、いらないよというクリニックも増えております。
で、クリニックでマスク求められなかったよな、じゃあ薬局でもマスクなしでいいじゃん、ということでマスクなしで来局する方が増えております。
が、薬局という場所は内科で処方箋をもらった方、整形で処方箋をもらった方、眼科で処方箋をもらった方の様々な方が来局されます。
そして、コロナ感染された方と、コロナには感染していない、全然関係ない別の科に受診されたという、それでマスクをしていないという方が同じ空間で一緒になるということもよくあったりします。
そういったところから感染が広がっていく可能性は高まっております。
本来マスクというのは、人から自分に感染するのを防ぐというよりは、自分が持っている菌を他の人へ移さない、そういう意味合いが強いものではあります。
ただ、それでもマスクをしないよりは、マスクをした方が人から菌をもらうという、そのリスクは減りますし、感染予防になります。
また、マスクをしていない方は、マスクをしている方に比べて正直感染予防への意識が薄いという方が多いです。
例えば、薬局でコロナへの注意などを促した張り紙などをしている時など、まだコロナの話題を出しているの?と、コロナの話題を嫌がる患者様は、だいたいマスクをされていない方ばかりだったりします。
また、そういった方は、来局した時の消毒とかもされない、そういった方も大変多いなぁと感じております。
話が飛んでしまいましたが、現在コロナの感染者数の発表、以前ほど公にはなっていないですけれども、現時点発表されているものとしても実数よりは少ないと思われます。
18:10
また、語類感染症に格下げになったことで、コロナ感染された方は幅広く行動されるようになってきておりまして、様々なところで感染リスクはありますし、
医療機関で感染するという、そういったリスクも以前に比べて高まっております。
以前のような重症者とか入院されている方といった報道されておりませんが、入院されている方は今現在でもたくさんおりますし、
熱があるよ、咳があるよ、喉がおかしくて声が出ない、そういった様々な症状の方が増えてきているなぁというのを実感しております。
とはいえ、コロナがゴルになりました。旅行や外出、楽しみたい夏がやっとやってまいりました。
ただ、油断はしないようにだけご注意くださいませ。
今回はこんな感じです。今回は現状の新型コロナについての話をさせていただきました。
ただ、コロナ疲れもありまして、コロナの話題を嫌がる方正直増えているなぁというのは実感しております。
先日ツイッターの方では呟かせていただきましたが、薬局で働いている人間の愚痴のような話を今回させていただきました。
現場で働いている人間としては本当に感染者増えてきているなぁと感じておりますので、皆様油断はなさらないようお願いいたします。
ですが、コロナの話題はもう嫌だというメッセージでも、逆にコロナの話題もっと聞きたいよという方でも、どんなメッセージでもいただければなぁと思っております。
メッセージいつでもお待ちしております。今回も最後までお聞きいただきまして誠にありがとうございました。
次回も聞いていただけると大変嬉しいです。それではまたお会いしましょう。
このラジオで話す内容はあくまで一つの説であったり一つの例です。
医師の方針や患者様それぞれの状態で治療方針は違いますので、自身がかかっている医師や看護師、薬剤師などの話を優先するようお願いいたします。