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2024-10-21 13:24

第205回「定期の薬はいつやめられるの❓(生活習慣病編)」

テーマをいただきましたSA様本当にありがとうございました😭



今回の主な内容

・血圧や血糖値などの薬は、やめられる❓

・副作用があったら薬はやめる‼️

・原因を改善しないと薬はやめられない⁉️

・ 生活習慣病の原因は生活にあり⁉️


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00:02
おはよう、こんにちは、こんばんは。
薬と健康に関するラジオ、略してくすけんラジオのうっちーです。
このラジオでは、薬剤師である私、うっちーが、
薬のことや健康のことなどで、
ラジオ機の方や患者様からの質問などを紹介しながら、
質問に答えたり、薬や健康についての話をしていくというラジオです。
どうぞよろしくお願いします。
今回、リスナー様よりテーマをいただきました、まことにありがとうございます。
今回テーマをいただきましたのは、イニシャルになりますけども、
SA様でございます。まことにありがとうございます。
今回いただきましたメッセージ、早速読ませていただきますと、
私は定期的に病院へ受診をして、血圧と血糖値の薬をもらっています。
受診のたびに血圧や血糖値を測っていますが、
医師からは落ち着いていると言われております。
だいたい血圧は高い方が120くらいでして、
血糖値はヘモグロビンA1Cが5.9くらい。
様々な健康番組を見ても、これくらいの数値は落ち着いているとよく聞きます。
でも薬をなかなかやめることはできません。
いつも薬をもらっている薬局の方に相談しても、
医師の許可が出るまでは薬を飲み続けてくださいとしか言われません。
一体どれくらいの数値であれば薬をやめられるのでしょうか。
お答えいただけると助かります。
というメッセージをいただきました。まことにありがとうございます。
ということで、今回のタイトルはこちら。
定期の薬はいつやめられるの?
タイトル交流に文面開催していただきました。まことに申し訳ございません。
今回は薬についてでございます。
血圧や血糖値の薬っていつやめることができますか?という話ですけども、
実際薬局で働いておりますと、この質問ほんとよくあります。
薬飲んで数値下がっている。じゃあもう薬やめていいよね?という質問でございます。
とは言いましてSA様の数値はもうだいぶ安定しておりますし、
いっそのことを医師とかに何したら薬やめれますか?とか聞いてしまってもいいかなと思います。
実は患者様の中では薬を飲んでいた方が様々な病気が抑えられるんじゃないか。
薬飲んでた方が安心できるという方もいらっしゃったりするので、
医師の方としてもこの患者様は薬やめたいのかどうかの判断が分かりにくくなっているという方もいらっしゃったりします。
なのでこっちから薬やめたいですよというアピールする意味でも、
そういった声掛けしてみるのもありじゃないかなと思ったりもします。
薬には副作用があるというのはよく言われますし、そもそも飲むということが面倒に感じたりもします。
なのでやめれるならやめたいとはよく分かるんですけども、
なかなか医師からは薬をやめる許可は出ないという方が多いです。
患者様の中には薬をやめさせないのは医者や薬剤師が儲けるためだろうという話をされる方もいらっしゃいます。
そうは言いましても実際に薬をやめるなり減らすことができる方もいらっしゃいます。
ではどういう方が薬をやめたり減らすことができるのかという話を今回させていただきます。
ただ今回あらかじめということで注意をさせていただきますと、
03:00
主に血圧とか血糖値で話をさせていただきます。
薬の中にはやめるのが本当に難しい薬とかあります。
例えば認知症の薬とか、その疾患を完全に治すわけではなくて、
あくまで疾患が進行するのを防ぐ、予防のように飲んでいく薬というのもありまして、
こういった薬はあくまで予防なので飲み続けないといけないということもありまして、
通常であればやめることはできないです。
今回SA様は血圧とか血糖値ということもありまして、
主に生活習慣病の薬として話をさせていただきます。
本来であればやめることはできるけども、なかなかやめられない薬の代表格ともいえます、
生活習慣病の薬で主に話をさせていただきます。
内容に入らせていただきますと、血圧や血糖値、コレステロールとかでもいいんですけども、
こういったもの、多少の違いはあるんですけども、
一括に生活習慣病の薬として今回話をさせていただきますけども、
これらの生活習慣病の薬、やめられるタイミング、主に2パターンあります。
1つ目は数値が下がりすぎて副作用が起きるようになっているとき、
もう1つは数値が落ち着いて、なおかつ数値が上がらないような生活ができているとき、
というこの2パターンで今回話をさせていただきます。
まず1つ目、数値が下がりすぎて副作用が起きているというパターン。
この点はわかりやすいかもしれませんけども、
血圧とか血糖値、こういった薬が効きすぎてしまいまして、
血圧が下がりすぎて目眩が起こるようになってしまったとか、
血糖値の薬で血糖値が下がりすぎて、
冷や汗や動気、ふらつきなどの低血糖が起きるようになってしまったとき、
薬が効きすぎてしまって、体に負担をかけてしまっては本末戦闘となりますので、
薬をやめるなり、今飲んでいる量から薬を減らしましょう。
薬が効きすぎない状態にしましょう。
ということで薬の効果を弱めるのはわかりやすいかなと思います。
こういうケースは薬を減らすことが本当によくあります。
今回のメインとも言いますけれども、もう一つのパターン、
通知が落ち着いてきて、なおかつ通知が上がらないような生活ができていることについて話をさせていただきますと、
血圧や血糖値、コレステロールなどの生活習慣病、
こういった疾患は遺伝とか先天性、何かの病気や原因とかの例外はありますけれども、
大体は何かしらの生活面での問題があることで起こる疾患です。
例えばお菓子などを食べ過ぎてしまったとか運動を全然しないとか積み重なってしまって、
血糖値とかコレステロールが上がっていきます。
健康診断なので適されて薬を飲むことになりますけれども、
あくまでも薬によって今高くなっている数値を下げてはいますけれども、
根本的な治療をしているわけではないです。
高くなっている数値を薬で抑えているだけという形です。
06:00
これ全く別の例になりますけれども、
どこかが腫れてしまったよ、では腫れを抑える薬を使いましょうね。
で、無事腫れを抑えることができました。
ではじゃあ薬をやめましょうね。
これは根本治療になります。
腫れを抑えられたという根本治療になるので薬をやめても大丈夫です。
ですが血糖値とかの場合ですと、
薬はあくまでも高くなっている数値を抑えてはいるものの根本的な原因を治しているわけではないです。
根本的な原因として例えば食事とか運動に問題がある方が多いです。
ここら辺の注意ができていない状態でまた薬をやめてしまうとどうなるかと言いますと、
食事や運動の注意ができていないのでまた数値がどんどんどんどん上がっていきます。
しかも治療が必要になっている段階ということで薬を飲み始めていますので、
この状態で薬をやめてしまって、なおかつ食事とか運動の注意ができていなければ、
すぐに血糖値は危険な領域まで上がってしまいます。
なので薬を減らそうとかやめようという時も、
今この患者様は薬がなくなってももう大丈夫だろう、
なぜなら食事とか運動頑張れてるからねという確証がなければ、
なかなか医師や薬剤師としても薬を減らしていきましょうというのが提案しにくいです。
なので生活面のアプローチとかを薬剤師とか医師の方でもやっていきます。
ただ何か他の病気で数値が高くなっているとかですと意外とあっさりやめることがあったりします。
例えばですけれども肝臓が悪くなった方、肝臓が悪くなってきますと脂肪が増えやすくなるとか、
血糖値が高くなりやすいですけれども、この肝臓が調子悪いよというのが回復しましたとなりますと、
自然と脂肪とか血糖値の問題も回復していくので、
こういった肝臓に原因があった方であれば、その肝臓の原因を取り除くことができれば、
血糖値とかの薬をやめることができたりもします。
でもこれもあくまで肝臓という血糖値を上げる原因がありました。
その原因が改善したから薬を減らせたというものです。
なのでやっぱり生活面で何か問題があったよという方ですと、
その生活面の問題を改善しないことには薬はなかなか減らせないです。
あくまで薬を飲んでいますのも、数値が高くなったことで起こる様々なリスクを抑えるために薬を飲んでいるのであって、
数値が上がる原因を改善しないことには始まらないというものがあります。
とは言いましても、じゃあ食事や運動を始めたけどなかなか薬を減らしてくれないよということはよくあります。
実際、食事や運動を頑張ったと思っても遺伝的に数値が高くなり薬に対してだったりしますと、
食事とか運動の注意がより必要になることもありますし、
飲んできた薬の種類によっては運動とか食事療法が大変になるケースもあります。
例えば血糖値を下げる薬の中には、血糖値を下げるインスリンを常に出しやすくするよという薬もあったりするので、
こういう薬を飲んでいると脂肪がつきやすくなってしまったりします。
そうなっていきますと、脂肪によって運動とか食事の注意が難しくなってくるということもあります。
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また他にも脳梗塞とか心筋梗塞の経験があると、
血管が詰まりやすい体質の方ですと、血管が詰まるのは危険なので、
より厳密に血圧とか血糖値をコントロールしなければならなかったりします。
なので血管とかを詰まらせないため、予防として薬を飲む必要があったりするので、
こういった方ではなかなか薬がやめられないというケースもあったりします。
なので食事とか運動、始めたけどもなかなか薬を減らせないということもあるんですけども、
何にせよ薬をやめたいのであれば、その原因が改善していること、
特に食事や運動の問題によって起こりやすい生活習慣病の場合は、
食事や運動の改善をするのが大事でございます。
ということで今回いただきましたテーマ、定期の薬をやめるタイミングというのは、
1つ目は副作用が起きたとき、2つ目は原因が改善したり改善していっている状態になること、
例としては食事や運動が原因で血糖値や血圧が高いのであれば、
食事や運動の注意がしっかりできるようになったときに薬が減らせるんじゃないかなと思われます。
今回はこんな感じです。
改めましてSA様のテーマをいただきまして誠にありがとうございました。
今回は薬をやめるタイミングで話をしておりますけれども、この質問本当に多いです。
やっぱり全然やめれないんだよという患者様の声をよく聞くんですけれども、
僕はそういう方によく食事の記録とか運動の記録をつけて医師へ見せることをお勧めします。
医師へこれくらい頑張っているんだというアピールをすれば、
医師も分かってくれますよということで説明するんですけれども、
実際にその食事とか運動の記録がしっかりできていれば、
医師としてもこの人これだけ頑張っているんだ。
じゃあ薬減らしていいかなと思えるということが本当にあるのと、
またこれいざ記録つけてみると、
自分自身であれ結構食事食べ過ぎてないかなとか、
運動ってあんまりできていないかなといった発見につながることもあるので、
生活習慣を改善するのにも結構効果があるので僕はお勧めしております。
先ほどもちょっと触れましたけれども、
患者を薬漬けにして医師とか薬剤師が儲けたいんだろうという話をされる方もいるんですけれども、
正直医師とか薬剤師も本当は薬やめてもらっても大丈夫ですよ。
むしろ減らせるようにアプローチしてるんですよということは、
これは声を大事にして言いたいなと思います。
例えば糖尿病治療の場合ですと、
昔はとにかく血糖値を下げる薬を処方しておりましたけれども、
近年では血糖値をとにかく下げる薬よりも、
食欲を抑えやすい薬とかそういった方にメインが変わってきております。
血糖値をとにかく下げようという薬に副作用が多いよという問題もあったんですけれども、
食欲を抑えやすい薬を使って食べ過ぎないような生活習慣をサポートしていこう、
そういう意味でも食欲を抑える薬が今現在はメインとなっております。
実際に医療としても薬漬けにするよりは、
薬に頼らない生活ができるようなサポートをしていこうという風にシフトチェンジしておりますよということは、
12:00
今回SAさんの質問と揃えている気もしますけれども、
この場をお借りして話をさせていただきました。
近年の薬剤師は食事とか運動に強い薬剤師もほとんど増えてきております。
例えばこの番組でもお世話になっておりますけれども、
薬トレラボさんのお二人は薬局で働きながらパーソナルジム経営もしているということで、
運動のスペシャリストですので、運動のことを質問するのもとてもいいと思います。
西国さんは筋トレ、笹川さんはウォーキング、ランニングなど、
特有分野もそれぞれ分かれておりますので、
お二人にかかればどんな運動の質問もできると思いますし、
根本的に薬剤師にいろいろ質問したいということであれば、
ポッドキャストトークや本番行きますとされていまして、
ボイスカプセルというポッドキャスト集団、
部屋長さんと薬トレラボさん笹川さんと一緒に活動されている薬剤師のサルさんも、
患者様の質問に何でも真摯にお答えいただけると思いますので、
気になることがあれば、僕でも他の薬剤師でも、
気軽にご質問いただければなと思っております。
今回も最後までお聞きいただきまして誠にありがとうございました。
また次回も聞いていただけると大変嬉しいです。
それではまたお会いしましょう。
このラジオで話す内容はあくまで一つの説であったり一つの例です。
医師の方針や患者様それぞれの状態で治療方針は違いますので、
自身がかかっている医師や看護師、薬剤師などの話を優先するようお願いいたします。
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