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おはよう、こんにちは、こんばんは。薬と健康に関するラジオ、略してくすけんラジオのうっちーです。
このラジオでは、薬剤師である私、うっちーが、薬のことや健康のことなどで、ラジオ機の方や患者様からの質問等を紹介しながら、質問に答えたり、薬や健康についてお話をしていくというラジオです。どうぞよろしくお願いいたします。
今回のテーマは、リスナー様から頂きました、まことにありがとうございます。
今回のテーマ、頂きましたのは、そらのひしゃく、過去、ゆかか様からでございます、まことにありがとうございます。
ゆかか様からは、最近でも第179回の薬代わりになる食べ物ありますか?であったり、第182回の体を冷やしていいのはどんな時か?というテーマも頂いております。
また、少し先になりますけども、今回ともまた別のテーマで話をさせて頂く予定でございます。いつもテーマ頂きまして、本当にありがとうございます。
ゆかかさんと先日、Xでメッセージやり取りさせて頂いておりました。
ゆかかさん知り合いに薬剤師がいるんですよ、といった話をしたりだとか、そんなメッセージのやり取りさせて頂いた中に、今回頂きましたメッセージを読ませて頂きますと、
またいつか、お酒飲む前と飲んだ後の話とか、お勧め聞きたいです。
最近では、先飲みとトマトジュース飲んで、お酒飲んで、ご冷惨飲んで、トマトジュースまた飲んで、水も間に入れてって感じでカオスです。
といったメッセージを頂きました。まことにありがとうございます。
先飲み、二日酔い対策の市販薬ということで最近よく売られておりますし、他にもご冷惨。
ご冷惨とかは、お酒飲んだ翌日とかによくむくみようとか頭痛があるようという方に特に効果を出しやすいんじゃないかなとか、二日酔い対策の漢方でございます。
他にトマトジュース。トマトジュースで水分も取れますし、ビタミンも取れますよね。
このビタミンというのも二日酔い対策にはとても重要だったりします。
ということで、今すでにゆかかさん素晴らしい二日酔い対策されているんですけども、
今回特にご冷惨の話とかもしようかと思ったんですけども、
今回はお酒飲む前とか飲んでいる最中、飲んだ後、こういった時にどんなことをしたらいいのかなということで焦点を当てて話したいと思います。
それでは今回のタイトルはこちら。
お酒飲む前後で気をつけることはありますか?
タイトルをご利用に文面変えさせて頂きました。まことに申し訳ございません。
今回は二日酔い対策です。
過去に、もう久しぶりになるんですけども、僕の検索が正しければなんですけども、
第19回と第20回、この番組で二日酔い対策を話しております。
かなりこの番組においては前半のところですね。
一応、当時僕何話したっけっていうのを聞き直しまして、なるべく被らないように気をつけようと思っています。
ご冷惨についても、その時に話しているわということで、今回はご冷惨の話は控えます。
今回は二日酔い対策ということですけども、以前話したところとどうしても重複してしまうところがあるんですけども、
ただ19回や20回聞いてて、ここ補足いるんじゃないかなというところがいくつかあったので、
その補足という意味でも今回話をさせていただきます。
では内容を入らせていただきますと、二日酔い対策の薬ってどんなものがありますか?
まず有名なものとして胃薬とかもありますよね。
アルコールは胃に対して刺激になりますので、いがれやすくなりますし、
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またアルコールによって胃酸が増えますよ。
その増えた胃酸で胃がムカムカしますし、また増えた胃酸が胃の粘膜を荒らしてしまったりします。
なので胃酸を抑える薬とか胃の粘膜の働きを助ける薬、こういったのがお酒飲んだ時とかは効果的だったりします。
それ以外にもウルソデオキシコールのように肝臓の働きを助けてくれる薬。
肝臓がアルコールを分解してアセトアルデヒドという物質になります。
ただこのアセトアルデヒドが二日酔いに原因になったりします。
例えば頭痛を起こすようとか嫌な症状を引き起こすことになります。
なのでこのアセトアルデヒドをさらに分解して二日酔いが起こらないようにしなければいけないんですけども、
このアルコールもアセトアルデヒドも分解するのは肝臓という部分です。
なのでアルコールが体内に入りましたら肝臓というのはかなり働かないといけないところです。
ということでその肝臓の働きを助けてあげる薬はお酒飲んだ時の二日酔い対策とか酔っ払う対策とかにとても重要と言われております。
でまたビタミン剤。ビタミンB1やビタミンCはアセトアルデヒドの分解を助けてくれるといいます。
なので二日酔いとかも起こしにくくしますし、他にもビタミンE。
これは血の流れを良くすることでアルコール分解したむようというそういったものを体の外に早く出すようというので
そういったサポートもしてくれるので二日酔いのサポートになると言われております。
といった具合に二日酔い対策で市販で買える薬とかでも様々なものがあるんですけども
ではこういったお薬、お酒飲む前と飲んだ後どちらがより効果的なんでしょうかと言いますと
お酒飲んだ後でも効果はあるんですけども、お酒飲む前の方がより効果的だったりもします。
これなぜかと言いますとアルコールが体内に入ってきましたらその段階で胃が荒れ始めます。
なのであらかじめ胃を守っておくことでアルコールを受け入れやすいという状況を作りますし
また肝臓がアルコールを分解してそこから出てきたアセトアルデヒとこれ分解していくことになるんですけども
お酒飲んだ後で薬を飲もうと思いましてもその時点である程度アルコールとかアセトアルデヒが体内に溜まってしまっている状況です。
この状況ですとすでにアセトアルデヒとか体調不良例えば頭痛とかを起こし始めています。
なので薬を飲む前の段階でちょっと嫌な症状が出始めています。
お酒を飲む前に肝臓をサポートする薬を飲んでおくとどうなるかと言いますと
その段階でアルコールがアセトアルデヒを分解していくという働きを強めてくれます。
なのでそもそもで体の中でアセトアルデヒとか溜まりにくい状況を作っておくことができます。
なのでよりお酒を飲んだ後の嫌な症状を起こしにくくするのは
お酒を飲む前に二日酔いの薬を飲んでおいてアルコールとかアセトアルデヒを速やかに分解して
体の中で溜めないようにするのが大事だったりします。
ということで二日酔いのお薬、胃薬とかでも肝臓のお薬とかでも
お酒を飲む前の方がいいよと言われております。
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またこれはお酒を飲んだ後というよりお酒を飲んでいる最中の話になるんですけども
よく言われますけどもお酒はスキッパラで飲むとアルコールの吸収が早めてしまいます。
アルコールというものは大体胃や腸で吸収されてそこから血液に入って全身をめぐっていきます。
この時に胃ではゆっくり吸収されるんですけども腸に入ってしまいますとすぐに吸収されてしまいます。
ゆっくり吸収されている状況ですと血液の中に入るアルコールが少しずつになりますので
肝臓も少しずつのアルコールを余裕を持ってアルコールを分解してアセタルデヒトを分解して
2日余裕を起こしに薬という状況を作ってくれます。
ですがアルコールがすぐに吸収されてしまいますと一気に血液の中にアルコールが入ってきてしまいます。
そうなりますと肝臓で一度に処理できる範囲を超えてしまいますため
分解しきれないアルコールとかが体内にめぐりますし
アセタルデヒトもうまく分解しきれないまま体の中に残ってしまいます。
それが体調不良の原因にもなりますしまた酔っ払いやすくなってしまうことで
酔っ払っている状態ですと人間理性が働きにくくなってお酒の量をセーブするということも難しくなります。
それによってより多くのアルコールを入れやすくなってしまって
疲弱とか招きやすくなったりします。
そういった意味でお酒アルコールというのはゆっくり吸収された方がいいです。
すきっ腹の状態ですと胃にものが入っていない状態ですとすぐに液体アルコールとかは腸の方へ向かってしまいます。
ここで食事をしておきますとまず胃の中に入っている食事
これをしっかり分解してからでないと胃の中のものは腸へ運べないというものになります。
液体だけのアルコールですと分解する必要がほぼないので腸の方にすぐ行くんですけども
食事が入っていることでこの食事を分解する時間は胃の中にアルコールも留まってくれます。
そして食事と一緒にアルコールを摂っていればすきっ腹に比べればアルコールの吸収を緩やかにしてくれますよ
酔っ払いにくくなりますし二日酔い対策となります。
特にこの時なんですけども油物
油物というのは消化に時間がかかります。
なので油物を一緒に食べておくとアルコールがすぐに腸へ向かうのを防ぎやすくしてくれます。
なので酔っ払い対策には油物を摂っておくといいよなんて言われております。
ただ注意をさせていただきますと油物を食べると消化に時間がかかる。
これ言い方を変えますと胃の仕事を増やすので胃に負担がかかりやすくなります。
なので胃が弱い方とかですと油物を食べますと胃に負担がかかって胃の調子が悪くしやすいです。
そういった場合胃が弱い方とかですとあまり油物はお勧めできなかったりします。
ただすきっ払いよりは何か食事しながらの方がお酒飲む際には酔っ払い対策にはなります。
少し話しとれてしまうんですけどもお酒飲む際の注意としてよく昔からちゃんぽん飲み。
いろいろな種類のお酒を飲んでしまう。これ酔っ払いやすくなるからやめた方がいいよと言われたりします。
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よく聞く話としましてはアルコール度数がバラバラのものを飲むと肝臓に負担がかかってしまう。
だから酔っ払いやすいなんて言われるんですけどもこれ実はそういうわけでもなくて
一種類のお酒を飲むよりもいろいろな種類のお酒を飲む方が味や風味を楽しめてしまう。
それによって飲酒量が増えてしまうよということで結果的にアルコールを摂取する量が増えてしまいやすくなります。
なのでアルコールの数がバラバラというよりは結果的にアルコールをたくさん摂取してしまうので酔っ払いやすくなるので
ちゃんぽん飲みは気をつけた方がいいですよなんて言われています。
話を戻させていただきますけどもお酒飲む際の食事前後で気をつけたことがいいことということですけども
お酒飲む前も飲んだ後でも気をつけてほしいもので水分摂取これ本当大事だったりします。
お酒飲む前などから水分摂取しておきますと血管内に水分十分確保しておくとアルコールが血管内で濃度を下げられます。
なので酔っぱらいにくくなりますよ。
また分解されたアルコールとかも尿と一緒に体外に出すためにはやはり尿をたくさん出すためにも水分とっておいた方がいいです。
なので飲む前から水分とっておくことは酔っぱらいにくくもなるので2日酔い対策にもいいと言われております。
ただこれお酒飲む前じゃなくてお酒飲んだ後でも水分はまた違った効果を出してくれます。
お酒飲みまして体内のアルコール外に出したいですよね。
体は尿を出そう出そうとしていきます。
それによって結果体が脱水を起こしやすくなります。
そういったアルコールを飲んだ後の脱水対策としても水分摂取はとても重要です。
またお酒を飲んだ後この時に水分を取ると胃の中のものを吐き出すことをサポートしてくれるというところがあります。
胃の中にアルコールが残ったままですとそのアルコールが刺激になって胃を荒らしやすくなりますし
また胃の中にアルコールが残っているということはこれからこの胃の中に残っているアルコールは吸収されていくので
アルコールがどんどんどんどん体の中で入っていってしまいます。
この胃の中に入っているアルコールを一層吐き出してしまった方が胃が刺激受けにくいとか
アルコールが体内にどんどん入ってくる量を減らせますということで
二日酔いとかを悪化しにくくなるのである程度胃の中のものを吐き出した方がいいとも言われております。
この時にアルコールを吐き出そうにも水分が少なすぎたりしますと吐き出すのに苦労したりします。
なのである程度水分を取っておいた方が吐き出すのが楽になったりするので水分摂取は効果的だよと言われております。
ただここで注意させていただきますと無理に嘔吐を繰り返しますと
これは胃を無理に動かしてそれによって胃と食道を結んでいる部分
ここが胃の動きによって引っ張られたり伸びたりを繰り返すことで
破れてしまって出血するそういったこともあります。
なので結果的には無理に嘔吐を繰り返すのは胃に負担がかかることもあります。
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そういったこともありまして軽いムカムカぐらいであれば吐き出さないで様子を見ていただいてもいいんですけども
ただかなり気持ち悪いとかですとすぐ吐きたいなという時は我慢せずに吐いてしまった方が
結果的にはその後の体調不良を防いでくれたりもします。
といった感じで今回お酒飲む前後に注目しての2日酔い対策で話をさせていただきました。
ただ基本的に対策としましてはお酒飲む前に対策をした方が効果的だよということが多かったりします。
ただお酒飲んだ後とか飲んでいる最中でもやはり何かしらの対策をすることは
2日酔いとか起こしにくくなるので重要だったりしますので
お酒飲む前の対策難しいと思ったら気づいた時点で何かしら対策を打つことをお勧めいたします。
今回はこんな感じです。
改めましてゆかが様の提問をいただきまして誠にありがとうございました。
2日酔い対策の市販薬とか物によってはかなり値段が上がっておりますね。
色々と種類も増えておりますし2日酔いに困る方ってやっぱり多いな。
また人気がある商品なんだなっていうのがよくわかります。
今回の2日酔いに関しましては過去に話しました19回や20回も含めてなんですけども
聞いててもよくわからんなとかそういうのがありましたら
またこの薬ってどうなのよとかそういったのもありましたらいつでもご連絡お待ちしておりますので
皆様どうぞよろしくお願いいたします。
今回も最後までお聞きいただきまして誠にありがとうございました。
また次回も聞いていただけると大変嬉しいです。
それではまたお会いしましょう。
このラジオで話す内容はあくまで一つの説であったり一つの例です。
医師の方針や患者様それぞれの状態で治療方針は違いますので
自身がかかっている医師や看護師、薬剤師などの話を優先するようお願いいたします。