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おはよう、こんにちは、こんばんは。薬と健康に関するラジオ、略してくすけんラジオのうっちーです。
このラジオでは、薬剤師ある私、うっちーが薬のことや健康のことなどで、ラジオ機の方や患者様からの質問などを紹介しながら、質問に答えたり、薬や健康についての話をしていくというラジオです。どうぞよろしくお願い致しまーす。
今回のテーマは、患者様からいただきました質問から話をさせていただきます。 前回のテーマの終わりでも少し触れさせていただきましたが、運動と血圧の関係性についての話です。
運動をすることは血圧にも大事だよということはなんとなくわかる。 でも、ホレステロールや糖尿病の時だったら、脂肪を消費するとか糖を消費するとイメージがしやすい。
血圧の場合だと、なんで運動が大事なのかがいまいちピンとこないという質問をいただきまして、こういった方って多いのかもしれないなぁと思いまして、せっかくなので今回テーマに取り上げさせていただきました。
ということでタイトルコールをさせていただきまして、本題に入らせていただきます。 それでは今回のタイトルはこちら
血圧を下げるために運動が大事なのは何で? あらかじめの注意としてですが、例えば血圧とか腎臓のような臓器が原因によって血圧が高い方への話の仕方とか
飲まれている薬の影響で血圧が乱れやすい方への説明の仕方、そういったのは様々です。 正直なところ患者様の状態それぞれで話は変えるんですけども、それでもよく使うなぁという僕なりの話を
今回2パターン話をさせていただきます。 そのパターンと言いますのは血糖値とかコレステロールも高いようで、そういった方に血圧を下げるには運動が大事だよという話をするということ。
もう一つのパターンは純粋に血圧だけを気にしている方。 血糖値やコレステロールも関係ない、心臓や腎臓とかも特に問題ない。
血圧以外の薬も常用しない、そういう血圧を純粋に気にされている方への運動の大事さを話をするという、この2パターンで僕はだいたいどんな話をしているかというのを今回話をさせていただきます。
医療関係者それぞれで独自の話し方とか説明の仕方あると思うんですけども、あくまで僕はどういう話をしているのかなという一つの参考にしていただければ幸いです。
では前置きはここまでにしまして、内容に入らせていただきます。 まず血圧以外にもコレステロールや血糖値が高い方へ運動すると血圧下がりやすくなりますよという話です。
血管の中を通っている血液、これは体のあちこちに酸素や栄養素を運ぶ役割をしております。 ですが血管の中には余分な糖分とかコレステロール、こういったのも一緒に流れております。
余分な糖分とかコレステロール多くなってきますと余分なもので邪魔されまして流れが悪くなっていきます。 よく言うドロドロ血液のような感じになります。
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ドロドロなものを運ぼうとするとサラッとしたものよりも必要以上に力が入ります。 血管に圧力をかけてポンプ機能を強めないと酸素や栄養素が運べなくなってしまいます。
ドロドロな血液ですと血管に圧力をかけてポンプ機能を強めないと酸素や栄養素をうまく運べなくなります。
こういった血管に圧力がかかるために血圧というのは高くなります。 でこの状態でもし運動を失敗するとどうなるかと言いますと
血管の中に余分な糖分やコレステロールが溜まりにくくなります。 運動によりまして糖分を消費したりとか
脂肪燃焼効果によりまして糖分とかコレステロールが使われていきます。 なので血管の中に溜まる余分な糖分とかコレステロールが減っていきます。
そうなってくると血液のドロドロさがどんどん改善されていきます。 血液の流れが良くなりますので必要以上に力を入れなくても酸素や栄養素を運びやすくなります。
ということで血管への圧力いわゆる血圧を下げることができます。 という感じで血圧を下げますよーという話を僕はよくしております。
運動することでコレステロールや糖分にもいいですし、 しかも血圧を下げれるよということを強調したりしております。
ではもう1個のパターン。純粋に血圧を気にされている方、 こういった時には僕はどういった話をしているかと言いますと、まず運動をするということで肺や筋肉などを使います。
その肺や筋肉に運動するためにエネルギーとなる栄養素とか酸素を運ぶ必要があります。 そのため体は脈を速くして血液の流れを速くして体中に酸素とか栄養素を運ぶようにしますよーと。
運動した時とか脈が速くなったりするのは、酸素とか栄養素を急いで運べーとなるので脈が速くなったりするという話をします。
そのため運動した時は一時的に脈や血圧が高くなったり速くなったりします。 なので運動って血圧に良くないのかなぁと思いきや、
運動を習慣的に続けていますと、体の方で酸素や栄養素を運びやすくなるように変わっていきます。 例えば血管が広がりやすくなります。
血管が広がることで栄養素や酸素を運ぶための血液を多く運べるようになります。 血管というのは開いたり閉じたりというポンプ機能を繰り返してものを運んでいきます。
脈を測った時とかでドクンドクンというリズムがあるのも、ポンプが一定のリズムで動いているという証です。
血管が広がりやすくとどうなるかと言いますと、一度に同じ量の酸素とか栄養素を運ぶときに、 通り道が広がっていることでポンプを動かすときに必要な力とか負荷を下げることができます。
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その力が減るということは、要は血管に対する圧力、血圧が下がりやすくなります。 運動をしている時とかでは血圧とか脈が上がったり早くなったりとかしても、運動を続けることで普段の生活の時の血管の負担を下げることができます。
運動をしている時よりも運動してない時の方が圧倒的に時間って多いですよね。 結果的には運動をしていた方が体にとってはいいことばかりだったりします。
また血管が広がりやすくなる、これは血管が柔らかくなるという表現でもあります。 広がりやすくなるということはそれだけ柔軟性が出るということです。
こうなってくると血管が硬くなることで起こる疾患、例えば動脈効果といったことのリスクも下げれます。
なので運動は大事ですよといった感じで僕は話をしております。 運動をすることで血管が広がりやすくなる、血管が柔らかくなるという点を強調したりもしています。
他にも患者様それぞれ、それこそ心臓とか腎臓から由来の方とか、 飲んでいる薬の影響で血圧が変わりやすい方、そういった方にとっては色々と話を変えたりしますが、
今回話をしました2点、これはよく使って話をしたりしております。 以上が質問に対する僕なりの返答です。
それではここからは本日のワンポイントです。 本日のワンポイント
血圧改善にはストレッチもオススメ。 血圧改善するには運動を定期的にするのがいいですが、ストレッチも大事ですとよく言われるようになってきております。
先ほど話をしました血管を広げやすくなるというのは、血管を柔らかくするということです。 ストレッチをすることで筋肉を伸ばすときに血管も一緒に伸ばすことができます。
それによりまして血管も筋肉と同様に伸ばして柔らかくすることができます。 柔らかくなった血管によって血管が広げやすくなる、そして血圧も下げやすくなると言われております。
お風呂上がりなので筋肉が伸びやすい時にストレッチをすると血管も一緒に伸びやすくなります。 なのでお風呂上がりのストレッチは特に効果的と言われております。
ストレッチの場所についてなんですけども、ストレッチをするときによく効いてる感じがしてるなぁというところ ああ今ここ効いてるよというところ
そこはよく筋肉が硬くなっているところなのでその部分は血管も硬くなってやすいです。 なので自分にとって効いているとか効果のあるストレッチをされるのが一番大事です。
が、強いて言えばどこのストレッチが重要かと言われますと ふくらはぎのストレッチが血圧にはかなり大事と言われております。
心臓から送り出された血液は全身をめぐってまた心臓へ戻っていくんですけども この時に下半身の血液を心臓まで押し上げてくれるポンプの役割を担うのが
ふくらはぎの筋肉と言われております 人間は上半身よりも下半身の方が筋肉が多いと言われておりまして
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血液や血圧のコントロールにおいてふくらはぎはかなり重要と言われております ということで強いて言えばですがふくらはぎのストレッチがオススメですが
自分にとって効いてるなぁというストレッチこれが一番大事です 今回はこんな感じです
今回は血圧と運動について話をさせていただきました 医療従事者それぞれによって話しの仕方とか変わってくると思いますが僕はこんな
感じで話をしているよという一つの例にしていただければ幸いです それと先日ですけども嬉しいことに
spotify ポッドキャスターさんの6月のテーマを話したクリエイターの中から選ばれる 今週注目の spotify クリエイターに選んでいただきました
本当にありがとうございます またその際にはツイッターの方で多くの方からお祝いのメッセージをいただいたり
いいねやリツイートをたくさんいただきました本当にありがとうございました 今回の皆様から温かい言葉励みにさせていただきまして今後とも頑張っていきます
今回も最後までお聞きいただきまして誠にありがとうございました また次回も聞いていただけると大変嬉しいですそれではまたお会いしましょう
このラジオで話す内容はあくまで一つの説であったり一つの例です 医師の方針や患者様それぞれの状態で治療方針は違いますので自身がかかっている医師や
看護師薬剤師などの話を優先するようお願いいたします