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おはよう、こんにちは、こんばんは。薬と健康に関するラジオ、略してくすけんラジオのうっちーです。
このラジオでは、薬剤師である私、うっちーが薬のことや健康のことなどで、ラジオ機の方や患者様からの質問などを紹介しながら、質問に答えたり、薬や健康についての話をしていくというラジオです。どうぞよろしくお願い致しまーす。
今回、第160回迎えられました。また10の倍数、節目の回を迎えられました。 おっきいの皆様、いつも本当にありがとうございます。
最近では、仕事関係でちょこちょこと講演のような場もいただけております。 例えば、中小企業と大企業での薬局の経営戦略の違い、
こういうのを、某企業で話す場をいただいたりとか、 地域の方向けで健康に関するセミナーで薬剤師として話をするとかなどですね。
こういった機会をいただけているのも、ポッドキャスト配信者というのも要因の一つだったりすることもあるので、
配信続けていて仕事にもつながるという良い循環ができたりもします。 そういった点からも、本当に皆様、改めましてありがとうございます。
また、こういった講演活動につなげてになるんですけども、僕の番組、電子書籍化をしようという話も出ております。
セミナーとかで講演をするときに、僕に拍語をつけるためにこういうのをやった方がいいよというお意見をいただいたりとか、
また、ポッドキャストは聞くだけで良いよとか目や手は使わないので、何かの作業をしながらでも楽しめるというのがメリットの一つではあるんですけども、
それでも僕の番組、聞いているだけだと分かりにくいので、文章化した方がいいよというご意見もいただいております。
過去に話したエピソードとかを文章化して、そこに補足を加えたものなどをKindleの無料サービスとかで順々に出していこうかなというのを企画したりもしてるんですけども、
ありがたい話でもあるんですけども、本業の忙しさもありまして、全然内容が進んでおりませんが、こういった活動も今後やっていこうかなと思っております。
こういった様々な活動をできているのも、本当に配信を続けているからですけども、やっぱりそもそも配信を続けられているのは、
目聞きの皆様のおかげでありますし、またメッセージをいただけていることとか、テーマをいただけていること、こういったのがとても嬉しくてモチベーションにつながっております。
重ね重ね本当にありがとうございます。
少し前の回とか、第156回だったと思うんですけども、触れさせていただいているんですけども、温かいメッセージをいただくことも多くなっています。本当にとても嬉しいです。
Spotifyの方とかで感想コメントをいただきましたけども、第101回の配信に対して、これで僕は薬を飲むタイミングとかについて話をしているんですけども、
この配信に対して、4月の14日にYO!LELELEさんからコメントをいただいておりました。読ませていただきますと、
クスケンさんこんばんは。初めてクスケンラジオを聞きました。薬を飲むタイミングについて興味深く聞きました。
薬を何で飲むか、水じゃなきゃならないのか、お味噌汁でもいいのか、コップ一杯じゃない、数口の量でいいのか、既にお話済みかもしれませんが、とお話し聞きながら疑問がどんどん出てきました。
私の通う町田薬局は淡々として質問しにくいところだから、クスケンさんのところいいなぁと思いました。というコメントをいただきました。めちゃくちゃ嬉しいです。本当にありがとうございます。
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質問しやすい薬局とか薬剤師と思っていただければ本当に大事だなと思ってますし、そう思っていただけるように普段ちょっと頑張っていこうと思ってますので、本当に嬉しいところであります。
またXでも配信した際には様々な方から感想をいただいたりとか、その流れでテーマをいただいたりすることもよくありまして、
その中でもやっぱりこの番組を聞いて薬剤師に質問していいんだと思えるようになったとか、この番組を聞いて薬剤師に薬以外の質問をしていいということを知れた、そういったコメントをいただけると本当に嬉しいです。
薬剤師って色々聞いていいんだよと思っていただけるのは本当に非常に嬉しいです。
今回のエピソードは実はこのまま終わってもよかったんですけども、この薬剤師に色々聞いていいんだよというのを知ってもらいたいということを、ここ最近本当に僕自身強く思うようになっているきっかけと言いますか、
ある患者様とか地域の方からの質問で今回少し話をさせていただこうかなと思います。
それでは今回のタイトルはこちら。
薬剤師は何のためにある仕事?
昔からこの手の話題はネットとかでも話題になっておりますし、僕も過去にこういった質問を受けたことは何度かあります。
ここ最近にもお笑い芸人の方とかが薬剤師と話すのいらんよとか、薬剤師なんていらない仕事といったね、そういった表現をされて炎上されてもしてますけども、
ただやっぱりここ最近とかもいくつかの健康セミナーとか地域の勉強会とかで話をさせていただくことが続いたんですけども、
割と高い頻度で今回のタイトルでもありますけども、薬剤師って何のためにいるのという言葉をいただきます。
中には僕の話を聞いて、正直薬剤師っていらない仕事と思ってたけども、必要というのがわかったよということで、そういった意味で言葉をいただくこともあるんですけども、
中には、いやいや薬剤師っていらない仕事でしょということで、そういったことで言われることもありまして、やっぱり正直傷つくこともあります。
とはいえ薬剤師って必要なのかと言われると確かにどうなんだろうと思うことも正直多い仕事です。
薬を渡すと言っても病院の中、よく院内処方とかで医師の指示のもとで薬を渡す際には、その病院の中には薬剤師がいないよとかそういう病院もありますし、
治療の組み立てをするのは医師です。手術とかの治療行為をするのも医師ですよね。注射とか様々な治療の補助をするのは看護師の方です。
薬剤師いるのかと言われれば、本当正直難しいところであります。 それでも薬剤師は薬の専門家として医師に薬のことで意見を言う必要があるとか、
医師の仕事のダブルチェックをするために必要だとか、そういった薬の面で医師の仕事の負担軽減するための仕事になっているんだ。
だから必要なんだよという声もあるんですけども、よくネットとかでもこれ書かれますけども、そういったチェックとかもそれ専門医師がやればよくないと言われると言葉が詰まるところもあります。
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本当ここらへんについては医師と薬剤師の給与格差の話とかもあったりとか、そこらへんが絡んでいくと本当に難しい話になるんですけども、
その話すると今回は話の本筋からそれのでやめておきます。結局のところ薬剤師ってどういう仕事なのかと問われた時に結構悩むんですけども、僕は様々な場でよく話す表現なんですけども、
薬剤師は健康におけるディーラーみたいなものだと思っています。家電とか車とか本当は何でもいいんですけども、商品購入する際とかそのお店の方に話を聞く人もいれば、
話はあまり聞かなくていいという方もいますよね。正直自分が望んでいた商品を購入できるのであれば、店員の話ってあまり聞かなくていいという時ありますよね。
今であればそれこそ様々なインターネットのショッピングサイトを見て、店員の話は聞かないで、そのショッピングサイトの中を見て、この商品買おうということもあるので、
全く店員と話をしないで商品購入するということが本当に増えてますよね。でもただそういった様々なお店にいる店員の方、これが僕は薬剤師と一緒だと思っています。
医師と話をしました。その患者様が納得をしていれば、正直薬剤師との話ってそこまで必要ないよねと僕自身考えていることが多いです。
そういった時は商品を購入した時に、店員の方と一緒に商品が間違えてないかを確認するように、今回薬をもらったよね。それで間違いがないかを一緒に薬剤師と確認すればいいとか、
あとは商品をプレゼント用にしてもらうために何か工夫を店員の方にお願いすることありませんか。それと同じようにというのはまた話が変わりますけども、薬剤師に
この薬飲みやすく工夫してよってお願いすればいいよねっていう。医師との話で納得しているのであれば薬剤師にアドバイスをもらうのはあまりしないで、
もう薬剤師に自分がお願いしたいことをお願いするという形でも僕は正直いいと思っています。ただ、もしも自分が健康とかでアドバイスを求めたい時とか、
医師だけでなく様々な方の意見を聞きたいなという時は薬剤師というね、そういう職業の方に話を聞いてみるのもいいかなと思っています。
これから話すのはあまり良い例ではないんですけども、もう少しこの点話をさせていただきますと、健康診断とかで検査に引っかかったこととか皆様ございますでしょうか。
そういった時は僕例としてなんですけども、何かの賞金をどうしても購入する機会が出た時だと思っています。
例えば健康診断に引っかかったことを愛用していた車が故障してしまったという例で僕は話すことがあるんですけども、
壊れたと言ってもその車を修理に出して直ってまた使えるから新しく買い直さなくていいやというように健康診断に引っかかったよ。
でも自分自身の生活を見直して改善した。それで治療しなくてもいいや。だから商品というか車を買わなくてもいいやっていうことあると思います。
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でもどうしてもやっぱり修理だけではダメだ。買い直さないといけないなという時が出てくると思います。
そうなってくると自分にとってどの車がいいかなとかどういう機能欲しいのかなというのを例えばインターネットとか
様々なメーカーのサイトとかを見て自分に合った車を探すと思います。これと同じようにというのはまたちょっと話変なんですけども、
病院で様々な検査を受けたり診察を受けると、今あなたの状態はこうですよと医師から伝えられますよね。
車の例で言えば、あなたの生活にとってはこの車はどれぐらい使えますよね。どういう時に使えますよね。
どういう機能が必要ですかというのを提示されるという状況ですね。そういったのを踏まえて医師からあなたに必要な商品という名前の治療はこれなんですよという提示されます。
治療という名の商品を購入することになると思います。実際治療が開始されたと思いましたらその後の必要な情報とかは定期的に受診という名前の検査。
車検のようなものがありますよね。その都度今この車のここは調子良くないよねとか教えてもらいながら新たな治療を提示されます。
その治療に沿って従うとかでもいいですし、ただ中には本当にこの指摘されたけど必要なのかなとやっぱりインターネットで検索をして必要かどうかを確認することもあると思います。
こういったネットで答えてくれるとか定期的な検査をしてくれるのが検査とか診察だと僕は思っています。
現在のインターネット本当便利になってますよね。自分の気になることなどを検索すればとんでもない量の情報が得られます。
というように医師の専門的な知識や経験というのはそういったネット検索のように素晴らしい量の情報が得られます。
なので診察して気になることなどあれば医師に相談してそれで満足する。それで僕は十分だと思っています。
こういった時は何かを購入する時とかにはそのディーラーの方とあまり話をしないで商品を購入できましたよね。それで僕はいいと思っています。
それがそのディーラーの立場と薬剤師は同じだと思っています。ただそれでもやっぱりディーラーはディーラーで薬剤師は薬剤師でネット検索とは違った情報などを持っていることも多いです。
例えばこういった商品を購入している方はこういう部分を気にされてますねとか 他の商品と比較治療であればある薬とこの薬だとどう違うのかとか
そういった様々な実際の経験とか本で得た知識とかからもやっぱり持っている情報というのはあります。
それをやっぱりディーラーの方であれば取捨選択をしておりますし、またその皆様が喜んでいただけるような形で提供できるように準備をしております。
また確かにインターネットの検索とかとても便利です。情報が手に入るといっても情報がありすぎてしまうこともあります。
なのでそもそもどう情報を検索するかも迷ってしまうということもあると思います。
それが例えば医師に対してどう相談したらいいかもわからないとか、医師に相談するのもおかしいのかなというふうに疑心暗鬼になってしまうような迷いが出ることもあると思います。
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そういった時など自分が必要だなぁと感じた際に薬剤師に相談してみたら医師とは違う情報とかも出てくるかな。
医師に聞くほどでもないかなといった話をしたい時なのには薬剤師をご活用いただければなぁと思っております。
でも皆様の治療という名の商品で満足していただきたいという思いを薬剤師だと思っております。
なので質問したら答えてくれると思いますので何かありましたらお近くの薬剤師までお気軽にご相談くださいませ。
といったところを今回の質問というかご意見に対する僕なりの返答とさせていただきます。
今回はこんな感じです。正直商品の例とかディーラーの例はあまり良くないとはわかっております。
ただあちこちの場でこの話してて未だに怒られてはいないので今回もさせていただきました。
以前薬剤師と医師で結局どっちに相談するのがいいのよというような話を受けたこともあるんですけども
医師と薬剤師はやっぱり知識の種類が違います。医師はとにかく深くを求められておりますし薬剤師は広く浅くが求められやすいです。
医師は治療を組み立てるとかのスペシャリスト高い専門性を求められるので知識が深く深く必要になります。
一方薬剤師はいろいろな処方を受けて、あ、医師ってこんなこと考えてるんだよな、だからこの薬出してるんだろうなとそういう判断をできる程度には知識が求められるので
ある一定の水準は知識求められるんですけどもただそれが内科だろうと整形だろうと眼科だろうと様々な科目で対応する必要があるため
薬剤師は広く浅くを求められたりすることが多いです。なので正直ご自身の健康に関することでとにかく深く話を聞きたい時はやっぱり医師の方がいいなってことは多いです。
ただ医師の方が深いからこそ難しい話に入ることもあるんですけどもそういう難しい話までいらないよとかいう時であれば
薬剤師の方が広く浅くというのもあるのでそこまで専門性はないけども伝えやすい情報というのを持っています。
また医師の場合はどうしても専門性が高すぎて自身の専門外のことが意外と弱かったりします。
よくある話ですけども整形の医師に例えば不眠症のことも相談しましたってなったら一応この薬は出せるけどもこれ以上の薬になると
いや僕は出せない知識がないからということで断る医師は多かったりします。 専門外の薬とかなるべくやっぱり使いたくないという医師は本当多いです。
一方薬剤師からするといやこの薬出しちゃってもいいのになとか色々考えることもあるんですけども
一応何となくですとまんべんなく聞いとこうというときは意外と薬剤師が役に立つこともあったりします。
医師に聞きづらいことなどあればとりあえず薬剤師ご相談いただければなと思います。 ただ実際のところは今は医師は広く診察できることが評価されるとか
薬剤師は逆に特定分野でのスペシャリスト性を求められたりしてきているので必ずしも今の医師がとにかく不覚
薬剤師が広く浅くっていうのが当てはまらないことも増えてきているはいるんです けどもそれはまた何か別の機会があれば話をしたいなと思っております。
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改めまして第160回までこれました。また次の節目の第170回を目指して頑張っていきますのでどうぞ皆様今後ともよろしくお願い致します。
今回も最後までお聞きいただきまして誠にありがとうございました。また次回も聞いていただけると大変嬉しいです。 それではまたお会いしましょう。
このラジオで話す内容はあくまで一つの説であったり一つの例です。
医師の方針や患者様それぞれの状態で治療方針は違いますので、自身がかかっている医師や看護師、薬剤師などの話を優先するようお願いいたします。