1. くすけんラジオ ~薬と健康についてのラジオ~
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2023-10-19 26:07

第100回「薬剤師という仕事は人に勧められますか?」

第100回を迎えられました、皆様本当にありがとうございます😭  

今回の質問は「ミクママ」様からいただきましたテーマで話をしております‼️

今回の内容  
・薬剤師の未来は暗い?
・薬剤師の仕事は増えている?
・薬局は多すぎる?
・薬剤師の給料ただいま低下中!?
・面倒くさいが薬剤師の仕事!!

スペシャルサンクス
・ゲストにでていただきました
「おじさんのアウトプット」のどすこいさん、

・ゲストに出させていただきました
「ノーデリカシーチャンネル」の小嶋 晃一さん

・テーマをいただきました皆様
「30代男性B型ラジオ」のたやまさん
「おじさんのアウトプット」の白根山さん
「毎日お祝いしよう」のMoさん
「働くひとのたち話」のコジマさん
cozyさん
流しのムーミンさん
ハロハロサマーさん
ミオミオさん
SHさん
YKさん
TNさん
ニャンキッキーさん
ミクママさん
あさぎ薬局の伊藤さんをはじめとした仲間内の皆様
そのほか匿名希望の皆々様

・Xやメールで暖かいメッセージをいただける皆様
・そしてリスナーの皆様

いつも本当に本当にありがとうございます。
※途中で話しております、薬局の数のデータですが、2001年ではなく、2021年現在のデータです💦申し訳ございません
御意見ご感想などお待ちしております!!     
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おはよう、こんにちは、こんばんは。薬と健康に関するラジオ、略してくすけんラジオのうっちーです。
このラジオでは、薬剤師である私、うっちーが、薬のことや健康のことなどで、ラジオ機の方や患者様からの質問などを紹介しながら、質問に答えたり、薬や健康についての話をしていくというラジオです。
どうぞよろしくお願い致しまーす。 今回、第100回を迎えられました。本当に本当にありがとうございます。
特別編を入れたりすると、全106回になるんですけども、通常編の配信としては、これが100回目です。
ここまで続けられているのも、皆様のおかげでございます。本当に本当にありがとうございます。 本来であれば、今回の第100回、節目の回ということで、何か企画とかをしたかったです。
ただ、言い訳をさせていただきますと、企画を考えたり、行う時間が足りませんでした。
今回の収録は10月10日で、この配信は10月19日を予定しております。 まだ1週間以上あるんですけども、10月15日に僕が所属する組合で大きなイベントがあります。
もし、9月30日と10月1日に行われました、日本ポッドキャスト協会さん主催のポッドキャストデーの配信リレーで、僕の配信をお聞きいただいた方であれば、
ピーンと来るかもしれませんが、僕がとある有名人の方と話をすることができることになったというイベントが10月15日に行われます。
その準備が非常に忙しいです。 その有名人の方と話をするための勉強をするとか、そのイベントにおいて僕は全体的に司会を行うんですけども、
司会の練習とか台本作り、これで結構時間取られております。 また、その組合のイベントの準備、これに加えてなんですけども、他の組合の業務とか
あとはスタッフの隊長のこともありまして、 9月の18日から1ヶ月間で、もしかするともう少し延びるかもしれませんが、ほぼ休みなしで働くことが決まっております。
そういったこともありまして、どうしても時間が作れなかったということと、日に日にコンディションが落ちているということもありまして、
あと1週間くらいで何か特別な配信の準備できねえなということになりました。 なので普通の配信をします。
何かやるかなと思っておりました方、大変申し訳ございません。 ただ、せめてでございますが、ちょっと特別な感じのある質問をテーマに今回話をさせていただきます。
早速質問というかお便りメールを読ませていただきます。
うっちーさん、こんにちは。いつも楽しく聞かせていただいております。 うっちーさんが以前されていた番組から聞いておりまして、以前の番組とは違ったテイストになっておりますが、
これはこれで面白いと思っております。今後とも楽しみにさせていただきます。 さて、今回質問がありメールを送らせていただきました。
私には高校1年生の娘がおります。 娘は今のところは何か将来やりたいこと見つかってないようでして、
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自分としても娘の好きにさせてあげたいと思っております。 が、親としてはなるべく安定した仕事に将来ついてほしいなぁという思いもあります。
薬剤師とかですと資格があり堅い仕事かなという思いもありますし、 女性が多い仕事というイメージもあります。
娘にも勧めやすいかなぁと思っています。 うっちーさんから見て薬剤師という仕事はお勧めでしょうか?
アドバイスいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。 という内容でした。お便りいただきましたのはミクママ様でした。ミクママ様本当にありがとうございました。
ということで、今回のタイトルはこちら。
薬剤師という仕事は人に勧められますか?
実はこの質問なんですけど、だいぶ前にいただいた質問です。 第45回くらいの配信をしていた頃にいただいたものです。
ちょうどその頃に様々な事情もありまして、このポッドキャストをやめるかやめないにしろお休みするかを真剣に考えていた時期でした。
で、ちょうどいただきましたこの質問があまりにも最終回に向いているなと思いまして、 このエピソードを最終回とか休み前の最後の配信にしようと思い、とっておいた質問です。
ただ、その後多くの方に僕のメンタル面を助けていただきました。 ゲストに出ていただきましたおじさんのアウトプットのドスコイさん。
ゲストに呼んでいただきましたノーデリカシーチャンネルのおじことおじまこいちさん。 楽しく話をさせていただき本当にありがとうございました。
また30代男性B型ラジオのたやまさんを筆頭にテーマをいただきました皆様。 ポッドキャスター仲間ですとおじさんのアウトプットのしらねさんさん。
毎日お祝いしようのもーさん。働く人の立ち晴らしのこじまさん。 リスナーの方ではコージーさん、流しのムーミンさん、ハロハロサマーさん、ミヨミヨさん。
SHさん、YKさん、TNさん、にゃんきっきーさん。 アサギ薬局の伊藤さんのような仲間うちの皆様やその他匿名希望の皆皆様。
テーマをいただきまして本当にありがとうございます。 そして、Xなどで温かいメッセージをいただいている皆様。
本当に本当にいつも励みにさせていただいております。 ありがとうございます。
別に今回の話は最終回ではないんですけども、ちょうど100回という節目にちょうどいいかなと思いまして、この質問で話をさせていただこうかなと思いました。
また先日からポッドキャスト番組働く人の立ち晴らしさんの方で第50回配信を記念して働くことは好きですかというエピソードを集めたりされているイベントのようなものをされていると。
実際この配信が流れている頃には働く人の立ち晴らしさんの第50回配信はもうすでに終わっていると思うんですけども、そのイベントに刺激を受けまして
薬剤師という仕事を僕自身どう思っているのかについても今回話をしてみようかなと思っております。
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前置きが大変長くなり申し訳ございませんでした。 では今回の内容に入らせていただきます。
まず結論から言いますと薬剤師、人に勧められる仕事かというと微妙です。
ネットとかですと薬剤師という仕事を調べますと安定して高い給料がもらえようとか食いっパグれないようとか
あとはちょっと嫌なこと書かれてますけども医師の指示通りに薬を渡すだけの仕事だ、だから楽な仕事だ、そういったことを書かれていることがよくあります。
ただ医師の指示通りは置いておくにしても高い給料とか安定しているとかそういうのイメージでも薬剤師進めているのであれば正直やめた方がいいという状況です。
僕自身は好きだからというのもありましてこの仕事やってますけども人に勧められるかというと本当微妙です。
仮に将来自分の娘が薬剤師になりたいと言ってきたとします。 お父さんみたいに薬剤師になりたいとかお父さんのお店継ぎたいと言われたとします。
心のそこでは絶対嬉しいと思うんですけどもその時の業界の状況次第もあるんですけどもおそらく僕は娘に対してやめとけとか絶対にやめろよとか言うかもしれません。
正直薬剤師の将来の見通しが難しいというのと将来が明るい業界ではないなと思っています。
ただ一般的に日本は超高齢化社会が進んでいることもあって病気になりやすい高齢者の方の割合増えてるじゃないか。
病気にかかる人多いだろう。だから医療業界って安定してるんじゃないかと言われることが多々あります。
が高齢化社会が進んでいることで医療費が財政圧迫をしております。 これが結構ネックだったりします。
年金や医療費を含めた社会保障費36兆円と言われておりまして国家予算の114兆円の約3割を占めております。
実際には医療費は約12兆1500億ということでこれでも国家予算の10%ほどあるんです けども
この社会保障費の3割全体を医療費が使うわけではないです。 ただ
介護費の3兆3800億とか社会扶助社会福祉の4兆2000億 こういったのも医療系で使われる部分があったりします。
例えば介護費の方、在宅医療という手足の不自由さなどからまともに受診できない患者様の ご自宅へ医師や看護師薬剤師とかがご自宅へ伺い
医療的なサポートをするこういった医療制度においても報酬の一部は介護費から支払われ ます。
また生活扶助の方においても生活保護の方の医療費が賄われたりもしております。 こういった形で社会保障費というのは医療系に関わるものが非常に多いのが現状です。
そして少子高齢化で働き手が減ると、こうなってくると税収が減っていくのではないかと危惧されております。
日本の財政を考えた時には医療費の削減、これがやっぱり急務になっております。 例えばどうなるのかと言いますと、よく言われるのは医療費の個人負担を増やしていくということ。
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例えば今病院で診察を受けたりとか、その後に薬局で薬をもらうとき、国民健康保険とか社会保険によりまして自己負担は1割とか2割とか3割、こういったので済んでますし、場合によっては自己負担がないよということもあります。
この際になんですけども自己負担分を引いたもの、これは保険料で賄われます。 例えば3割負担の場合であれば10割から3割を引いた7割が保険料。
自己負担なしなら10割全部、これが保険料で賄われております。 この保険料というのは皆様が毎月支払っている給料から差し引かれている保険料から使われるんですけども、
国民健康保険とか生活保護の方の負担とか、これ結局は税金で賄っております。 そういうこともありまして、医療費の自己負担分を増やせばその分税金で賄う分を減らせます。
なので現在ですけども1割負担の方の一部が2割負担になったりなど、現実的に自己負担分が増えている現状です。
で、この自己負担が増えていく流れは今後も進んでいくと言われます。 よく言われているのは、今1割負担の方もいずれは全員2割負担になるんじゃないか、とか
生活保護の方にも一部ですけども医療費の負担をお願いしようといった話し合いがされてもおります。
でも2割負担といえば8割も国が負担しているなら得じゃんと思うかもしれませんが、今まで1割負担で住んでいた方からすると支払いが倍になります。
なのでやっぱりかなり違ってきます。 そして自己負担が増えればやっぱりそこまで必要のない病院への受診は減っていくと言われます。
病院へ受診する方が減っていくということは僕らにとってある意味ですけどお客様が減るということにもなります。
なので高齢化社会が進んでいることで医療業界って安泰だろうと言われますけどもむしろ今後厳しくなるんじゃないかと言われています。
また医療費の無駄とかをテレビ番組とかで扱う際に必要のない受診とか残っている薬、よく言う残薬が多すぎる
これ問題に挙げられますけども実際のところやっぱり大したことないけどちょっとしたことで受診する方っていうのはやっぱり多いです。
また症状が落ち着いたら飲む薬やーめたというそういうこともあって残薬が多いこれはやっぱり現状だったりします。
そういった必要のない受診とかをやっぱりやめさせた方がいいというふうに世の中流れておりましてその必要のない受診をやめさせる一環として
将来的には花粉症とか風邪ちょっとした怪我とかこういったのは保険が効かなくなるんじゃないかと言われております。
花粉症の方とか風邪の方が病院へ行っても薬が出ないと結局は市販薬で対応してねーというふうにしていこうとこれ現在本格的に議論されております。
現在の薬の流通困難これ落ち着いたら近い将来実現する可能性あるんじゃないかと本当に言われております。
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こういった風邪とか花粉症の方ってやっぱりかなり多いです。
なのでこういった患者様が減るというのはやっぱり薬局にとっても大きな打撃になると言われております。
こういった薬局が打撃を受けることに関して厚生労働省としてはどう思っているのかと言いますと、厚生労働省としては現在薬局多すぎると考えております。
薬局の数確かに多いです。
2001年の段階のデータですけども、日本全国で薬局6万1791施設、これドラッグストアも含めた数なんだそうですけども、
6万を下回るコンビニよりも多いのが薬局とかドラッグストアです。 特にドラッグストアはどんどん増えております。
日本全国で2022年に2万3559あったドラッグストアですけども、2023年には2万5093施設あると。
ドラッグストアの場合ですと買い物で便利というのもありまして、どんどんどんどん増えております。
で、厚生労働省としては今の薬局の数を半分にしたいと言っております。
なので薬局が打撃を受けるのは構わない、むしろ薬局は多すぎるからちょうどいいと考えております。
ただ、厚生労働省としても薬局をただむやみに減らそうとしてないです。 地域で必要な薬局であれば薬局が残ってもらえばいいと。
地域で必要な薬局は消えてもらっても構わないという考えです。 なので厚生労働省としては2年に1回の診療報酬改定で薬局へ課題を出します。
この課題をクリアできれば収入を確保できるよう、 確保できなければ収入を減らすという風になっております。
課題クリアしてないよね。つまり必要な仕事ができてないということだよね。 こういった必要な仕事ができてない薬局はいらないよねという風にして厚生省は薬局を減らしていこうとしています。
実際のところ2年ごとに新たな課題が出されることで薬局としての働き方とか薬剤師の働き方に変化を求められております。
なので昔のように医師の指示通りに薬を渡せばいいとか、処方箋でおかしいところをチェックしてそれを医師に確認すればいいんだろうとか、
薬の説明を患者様に説明するだけだとか、そういった単なる薬剤師はもう生き残れなくなってきております。
厚生労働省からの課題、簡単なところでいけば積極的にジェネリックの推奨してますかとか、在宅診療にいつでも対応できるようにしてますか、実際に対応しないといけないよね。
病院とかクリニックの近くに薬局あるけども近くにあるところの処方箋しか受け付けないのダメだよねーとか、
積極的に医師や薬剤師の意見出さないといけないよねーなど、薬剤師の仕事は昔のままじゃいけないよ、どんどん変わっていきましょうとなっております。
ただここで注意をしますけども、この課題というのはきちっと理由があって設定されているものです。
さすがというかお役所様も考えているなと思います。例えば、
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ジェネリックを推奨していく。これ医療費高騰は問題なんだから、医療費を抑えるためには薬代が安く済むジェネリック推奨するの当たり前だろうというね、在宅診療に対応。
高齢化社会進んでいるので、いつ自分の薬局の患者様が薬局まで来れなくなるかわからないと、そういった患者様をしっかりケアするためにも将来を見越したら在宅対応って必要ですよねーとか、
一部のクリニックの処方しか受けてない。これよりも数々のクリニックの処方箋を受けている薬局の方が患者様にとっても便利さを感じますし、
またいろいろ対応してくれるんだということで安心感も持ってくれますよねーとか、医師へ薬剤師の意見を出すこれ当然ですよねーという、
医師の指示に従うだけじゃ薬剤師の意味ないですもんねーというふうに、課題にはそれぞれ意味があって設定されているものが多いので、
この理にかなっているからこそ薬剤師としても課題に対して反論しにくいのがまたムカついたりもします。
しっかり考えていられるからこそつらいです。ただ実際こんな課題もクリアできなかったのかと思われるかもしれませんが、薬局それぞれの都合とかもありまして結構宿泊しております。
いくらジェネリックを進めても先発でないと嫌だという患者様もいますし、近くのクリニックが絶対先発じゃなきゃダメだよという指示を出してくる医師もおりますし、
立地的に他からの処方箋がどうしても期待できないとかもあったりします。 課題について無理だと諦める薬局はもうこれ淘汰されていっても仕方ないという状況ではあるんですけども、
長年やってきた仕事のスタイル、これを変えるというのはなかなか難しいですし、この変化を求められているからこそ、若い薬剤師にはそういった変化には余裕で対応できる柔軟性を求められています。
若い薬剤師は大学とかでこういったいろんなことを学んでから世に出てほしいと、僕らは現場の人間は思ったりもしています。
なので、昔よりも今の薬剤師は多様な仕事ができるようになってほしいということで、年々薬剤師に求められるスキルは高くなっております。
また、そういった薬剤師の仕事に多様性が求められているということで、だからこそ薬剤師が薬剤師らしい仕事に専念できるようにしたらいいじゃないかということで、色々とルールが変わっている部分もあります。
例えば、昔は薬をピッキング、例えばロキソリンという薬が15錠処方されました。
じゃあ、その通りに15錠ロキソリンを棚から出して用意するといったこういった作業ですね。
これを昔は薬剤師しなきゃダメでしたが、今は医療事務さんもOKになりました。
最終的にも当然処方せんのものとピッキングされたものを薬剤師が最終確認するとはいえ、途中の作業的なものは薬剤師じゃなくてもいいよとなっています。
また、2種類以上の軟膏を混ぜるとか、一方化という薬を飲み方ごとにパックする作業。
一方化、朝飲む薬は朝飲む分で全部パックすると、1回分ずつにパックしていくと、昼飲むのは昼分にパックしていくといったこういった作業ですね。
あとは子供の風邪薬とかで粉を何種類か混ぜて作るとか、こういった作業って時間がかかったり手間がかかるんですけども、最近では機械化が進んでおりまして、かなり時間や手間を省けるようになっております。
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なので、こういった時間とか手間を省けるんだから、その分薬剤師は患者様との話をするのに集中するとか、在宅医療を行うような体制を作るとか、そうやって様々な課題をクリアしなさいよというのが世の流れになっております。
ですが、この薬剤師以外が薬剤師の業務をするという、あとは機械化の流れ、これが薬剤師の給料が下がっているという悲しい現実が起きております。
昔は薬剤師じゃなければいけない仕事というのが多かったからこそ薬剤師が重宝されました。
だからこそ薬剤師が高い給料を払って雇われていたんですけども、薬剤師じゃなくてもいい仕事、これって医療事務でいいよな、とか機械入れたら薬剤師の減らせるんじゃないかとかそういう風になっておりまして、薬剤師の需要が下がっております。
なのでその分薬剤師の時給も下がっています。
正社員待遇とかですと契約とかもあるので給料がなかなか下げにくいんですけども、パート社員の薬剤師の求人情報とかを見ますと、数年前に比べて明らかに時給が下がっています。
以前は薬剤師のパートは時給2500から3000円とか当たり前でしたけども、今では2000円を受ける地域もちらほら出てきています。
またいくつかの大手の超大屋局とかドラッグストアにおいては、小給給料上げにくくなっているという現状が起きているのも事実です。
もしくは給料の消給幅が減っている、こういうのは起きております。
それでも時給は他の職種に比べれば高いじゃんと言われますけども、薬剤師の場合額比が高いということもあるので、コストパフォーマンスとしては年々低下しております。
こういったふうに薬剤師は求められる仕事が増えておりまして、また給与とかの金銭目の旨味は減っています。
この流れは今後も続くと思われますし、将来的には魅力がどんどん減っていく職業かなと思っております。
なので正直薬剤師、人に勧められる仕事かというと微妙です。
ただ、このようにネガティブな話をしております。じゃあなんでウッチ薬剤師続けてるのよと言いますと、薬剤師という仕事が好きだからです。
薬剤師という仕事、自分で勉強したものが割とすぐに活躍してくれる仕事です。
健康に関する本とか読んだりとか最近の健康に関するニュースとかを追ったりしますと、患者様からの質問される時にそういった話とか追ったことが生かされる場面が本当に多いです。
最近でも薬が手に入らないってニュースとかでよく見るけどなんでよとかよく聞かれます。
その点に関して僕らが実際に体験している話とかをすれば喜んでいただけますし、健康に関するものでも人体というのはつながっているものです。
なので自分が好きな分野とか得意な分野を勉強していれば、それが自然と他の病気とか臓器につながったりします。
例えば、僕は糖尿病という分野がとても好きなんですけども、そこから大体の健康相談にはつなげられます。
例としますと、患者様から肝臓について、なんで肝臓を気をつけないといけないの?アルコール休めとか言われるの?という質問がされたとします。
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肝臓は糖を蓄えてくれるところですよ。肝臓が悪くなるとこの糖が蓄えられなくなるとなると、どんどんどんどん糖が血液の中に放出されますよ。
そうなってくると糖がたくさんあって糖尿病になっちゃうかもしれませんよ。
糖尿病になると目とか腎臓とか神経とかいろいろやばくなりますよとか話しますし、あとは腎臓の数値が悪くて糖石とかを心配されるという方であれば、体内の糖が増えていくとこの糖が血管を傷つきやすいです。
特に腎臓の血管とかは糖で傷つけられやすいので、腎臓を悪くしないためにも血糖値とかは今のうちに気をつけた方がいいですよといった話をよくします。
こういった感じで、もちろんその時の患者様の状態とか質問内容とか患者様の話し方とかいろいろ、こっちの方もいろいろと手をかえしなおかえとしますけども、
人体というのは繋がっているので、自分が得意な分野を勉強しておくと自然と他の質問を答えられることは多いです。
人体は血管とか神経とか様々なものとして繋がっています。
よく腸は第二の脳なんて言われますけども、腸と脳の関係性、本当に高いので有名なんですけども、腸と脳なんてめちゃくちゃ離れてますよね。
でもいろいろ関係性が高いのも、人体があちこちで繋がっているからこそ起きております。
なので、自分の好きな分野とかを中心に勉強していれば、患者様の求める質問に繋がることは絶対にあったりするので、勉強した分が勉強しただけ生かされやすい仕事です。
僕らとしても意見を強く言い過ぎてはいけない。患者様と話を聞いて、患者様がどうしたいかとか、そういった対応しなきゃいけないですよとか、そういうのもあるんですけども、
もし例えば患者様と話をして、患者様が僕らの話に耳を傾けていただけたと、食事とか運動を頑張ってみてよ、そしたら数値めちゃくちゃ良くなったよとか、
そういった報告をもらえるようなら、やっぱり何とも言えぬ達成感を味わえますよねって仕事をやっててよかったなと本当に思います。
また、高齢者の方とかですと目とか手の不自由さとかもありまして、薬の管理というのがだんだん難しくなっていきます。
そういった時にご家族とかと相談しながら、この方の場合はどういう風に飲みやすい工夫したらいいかなという、それで飲みやすい工夫ができたと、そうしたら心から喜んでいただけます。
中には命に関わるような薬を飲んでいる方も大変多いので、だからこそこの命に関わるものを続けやすいという、楽にしてくれたということで、
心の底からのありがとうをいただけます。そういう時にはやっぱり仕事やっててよかったなと思います。
その他にも仕事をしていれば、やっぱり様々な経験をしていきます。中には人生観が変わるような経験も数多くさせていただきました。
さすがにそういった人生観が変わった経験、今回話はしませんがめちゃくちゃ長くなるので、そういった経験させていただいた過去の経験には本当に本当に感謝をしております。
そろそろまとめに入らせていただきますけれども、薬剤師という仕事自体は年々求められることが多くなるのに比べて報酬は下がっているという仕事ですし、
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薬局は多すぎるのでいらない仕事だと思われている面もあります。薬局が減ることもありまして、薬剤師の需要というのも今後どんどん減っていくかもしれません。
将来的には薬剤師が仕事があぶれるようという状況になるかもしれません。
ただ薬剤師という仕事、人と人との仕事であってやりがいは本当あると思います。
僕が新人から3年目までお世話になりました薬局の管理薬剤師であるお師匠様の言葉ですけども、面倒くさいが薬剤師の仕事です。
手間がかかるな、面倒だなというところにどれだけ僕らは工夫とかサポートができるか、その時に本人や家族のことをどれだけ考えられているのかが僕らの仕事ですし、
そういった手間をかけた分感謝をされてやりがいを感じる仕事ではあります。 面倒くさいなをやりがいに変えられるのであれば薬剤師という仕事は転職になると思います。
なのでそういった薬剤師が転職だと思う方、将来一緒に働けたらなぁと思っております。
今回はこんな感じです。今回で第100回を迎えられました本当にありがとうございます。
記念すべき質問をいただきましたミクママ様。質問は当時すぐにメールでお返ししましたけれども、この場にて質問を読ませていただきまして本当にありがとうございました。
100回を機にというかいろいろリニューアルしたいなぁと思ってたんですけども、いろいろなことが落ち着いてから本当にのんびりやっていこうと思ってます。
なので本当特に変化もなく次回の放送もあると思いますが、今後ともどうぞよろしくお願い致します。
今回も最後までお聞きいただきまして誠にありがとうございました。また次回も聞いていただけると大変嬉しいです。それではまたお会いしましょう。
このラジオで話す内容はあくまで一つの説であったり一つの例です。
医師の方針や患者様それぞれの状態で治療方針は違いますので、自身がかかっている医師や看護師薬剤師などの話を優先するようお願いいたします。
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