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2025-04-24 10:56

第258回「痛み止めの塗り薬と飲み薬、合わせた方が効果あるの❓」

テーマをいただきました「すみなりの」さん(https://x.com/@suminari0474 )本当にありがとうございました😭


今回と関連したエピソードはこちら

第249回「頭痛用、腰痛用、生理痛用など痛み止めは何が違うの❓」

→ https://x.gd/d4WQu


今回のポイント

・湿布や塗り薬と飲み薬、どう使い分ける❓

・合わせて使うことには意味がある‼️効果と副作用のバランスが大事⁉️

・湿布でも胃が荒れたり腎臓に悪いものがある❓

・塗り薬と湿布薬ってどう使い分ける❓




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サマリー

今回のエピソードでは、痛み止めの塗り薬と飲み薬の併用が効果的であることについて詳しく解説しています。具体的には、インドメタシンとイブプロフェンの同時使用が痛みの軽減につながる理由を説明しています。また、痛み止めとしての塗り薬やシップの効果と相互利用についても触れ、自分の肌や生活状況に応じた使い分けを提案しています。

テーマの紹介とリスナーからの質問
おはよう、こんにちは、こんばんは。薬と健康に関するラジオ、略してくすけんラジオのうっちーです。
このラジオでは、薬剤師である私、うっちーが薬のことや健康のことなどで、ラジオを機能方や患者様からの質問などを紹介しながら、質問に答えたり、薬や健康についての話をしていくというラジオです。どうぞよろしくお願いしまーす。
今回、リスナー様よりテーマをいただきました。今回テーマをいただきましたのは、すみなりのさんでございます。誠にありがとうございます。
すみなりのさん、ジャガジャガラジオさんなど様々な番組と交流されておりまして、お便りを出されたり、Xで感想ポストをあげられている方でございます。
昨年のポッドキャストウィークエンドでは、実際にすみなりのさんをお会いすることができまして、本当に嬉しかったです。その質問、本当にありがとうございました。
今回、すみなりのさんからは、先日こちらの番組で配信をさせていただきました、第249回、「頭痛や腰痛成立、痛み止めは何が違うの?」をお聞きいただきまして、
そこから今回テーマをいただきました。ちなみに、第249回では、痴漢薬で頭痛用とか腰痛用、成立用あるけれども、違いがあるのか、違いがあるとすれば、どんな違いがあるのかという話をさせていただきました。
今回は、その時の補足という感じの話をさせていただきます。すみなりのさん、テーマをいただきまして誠にありがとうございます。
いただきましたメッセージ、読ませていただきますと、腰が筋肉痛でふんわり熱っぽくなった時、塗り薬のインドメタシンと飲み薬のイブプロフェンを同時使用。
イブプロフェン、筋肉痛にも効果はあったんだろうか。気持ち、インドメタシンだけより楽だったんですよね。プラセボ、スペル合ってます?というメッセージをいただきました。
ちなみにいただきましたメッセージのプラセボのスペル、合っております。ということで、今回話をさせていただきますタイトルはこちら。
痛み止めの塗り薬と飲み薬、合わせた方が効果あるの?
今回、痛み止めの話をさせていただきます。痛み止めには飲み薬や塗り薬、漬布薬など色々とありますが、こういったもので合わせた方が効果があるのかという話を今回させていただきます。
例えば飲み薬と漬布合わせた方がいいのか、飲み薬と塗り薬合わせた方がいいのかという話をさせていただきます。
今回あらかじめ結論を述べさせていただきますと、塗り薬と漬布とかですと、種類にもよりますがそんなに変わりはないこともあるんですけども、
飲み薬と塗り薬、飲み薬と漬布などですと、合わせた方がより効果は出ることあります。
なので痛みがひどい時などは飲み薬と塗り薬合わせた方が楽になりやすいことはあります。
ではそれがなぜかという話をさせていただきますと、本来塗り薬や漬布薬は体の表面に近い部分の痛みや腫れなどの炎症に効果があります。
表面に近い部分の炎症を抑えることで痛みを楽にしますけども、体の内部、奥の方にまでは薬の成分が行き渡らないです。
でもだからこそ血液に痛み止めの塗り薬とか漬布の成分が入り込まない。
なので副作用が少ないということを塗り薬や漬布薬は売りにしております。
どうしても血液に薬の成分が入ってきますと薬の成分が体を巡りまして、
その痛み止めの成分が胃を荒らしやすくするとか腎臓に悪いといった副作用を引き起こしやすくなります。
それが起きないので表面に近いところにしか効果がない反面、漬布薬や塗り薬は副作用が少ないです。
ただだからこそと言いますか、体の奥の方の痛みまでは効果が出にくいというデメリットがあります。
一方飲み薬は消化して吸収されて成分が血液に乗って全身を回ります。
血液は体のありとあらゆる細胞に通じているからこそ全身のどこかで痛みや腫れ、炎症が生じても
血管から薬の成分が届けられて痛みや腫れを抑えてくれます。
なので体の内部の方の痛みにも効果が出やすいです。
内部の方の細胞にも薬の成分が届きやすいです。
筋肉痛や怪我などでも確かに表面の方に痛みや腫れなどが生じておりますけども
内部の方にも痛みがあるときこういったときはやっぱり塗り薬やシップだけではなくて
飲み薬を加えた方が楽になりやすいです。
全身効果があるからこそ胃が荒れたり腎臓への副作用なども出やすいというデメリットもあることあります。
塗り薬とシップの特徴
ただ体の痛みどこに出ても飲み薬飲んでおけばいいじゃん。
飲み薬だけで十分だろ塗り薬とかシップいらないじゃないかと思われるかもしれませんけども
塗り薬とかシップこういったのを使うことでより表面に近い部分へは
飲み薬だけの時よりも痛み止めの成分を多く使うことができます。
飲み薬を多く飲んでしまいますとどうしても胃とか腎臓とかへの副作用とかのリスクが生じます。
でも表面に近い方であれば塗り薬やシップという副作用が少ないものと飲み薬を合わせることで
痛み止めを多く使えますよ。でもただ飲み薬を増やすのに比べれば
塗り薬やシップなので飲み薬を増やすよりも副作用のリスクを避けられます。
なので安全性を高めながら効果を上げるというのに期待することができます。
また飲み薬である程度楽になったなら
じゃああとは塗り薬やシップだけでもいいかなという風に調節することもできますし
そうすればより副作用リスクも減らせます。
こういった痛み止めの調節によくされておりまして
普段は塗り薬とかシップだけで十分だけどもちょっとひどい時は飲み薬も飲んでおこうかな
こういった風にいろいろと調節することができます。
なので痛み止めというのは
塗り薬とかシップとか飲み薬というのは
いろいろとご自身の状況に合わせて調節するのがいいかなと思われます。
なのでこういった塗り薬とかシップとか飲み薬
合わせて使うことは効果ありますよというのが今回の話なんですけども
ここに少し補足を加えさせていただきますと
塗り薬やシップは今同じようにセットとして話しておりますけども
この塗り薬とシップの使い分けについても少し触れさせていただきますと
塗り薬は使用して肌に吸収がされるとは言いましても
塗った薬が乾燥したりとか服についてしまったりなので
効果は長持ちがしにくいと言われております。
一方シップの場合は薬の成分が入っているもの
それの布が肌に触れている時間を長くすることができるので
塗り薬に比べるとシップの方が薬の効果が持続しやすいです
なので長い痛みを取るのであればシップの方がいいんですけども
ただ薬の成分が肌に触れている時間が長いからこそ
薬の成分の影響で肌がかぶれやすいという点もあります
なので塗り薬とシップの違いとしては
塗り薬の方が効果が短いけどかぶれにくい
塗り薬とシップの使い分け
シップの方が効果は長いけどかぶれやすいという感じでございます
なので肌がかぶれやすいかどうかとか
塗り薬を好みに使えるかなので
塗り薬とシップは自分の肌であるとか
生活状況に合わせて使い分けしていただくのがお勧めでございます
ここまで聞いても塗り薬もシップも同じようなもんだな
使うとしたらどっちかだけで良いかなと思われるかもしれませんけども
最近シップの中には吸収性の高さを売りにしているものもあります
吸収性が高いからこそより奥まで効果が出てくれます
表面よりもさらに奥の方まで痛みを取りやすくしてくれます
ただ奥の方まで効果があるからこそ
薬の成分が血液の方にも入りやすいので
副作用の心配も他のシップよりも注意しないといけない
そんなシップも出てきております
具体的な名前を出させていただきますと
処方薬でもらうシップでロコアテープというものであったりとか
ジクトルテープというもの
こういったものは吸収性が高いので
他のシップでは注意をしないような胃に負担がかかっていないか
そんなのを注意しなければいけない薬です
特にジクトルテープというものに関しては
単純に飲み薬を飲めない方が
飲み薬と同じような痛み止めの成分効果が出るものを求めて作られたものでして
ジクトルテープは全身に効果が出るシップです
どこに貼っていただいても肌から吸収されて
血管に薬が行ってそこから全身を回ってくれるので
どこに貼ってもいいというのがジクトルテープです
ただ全身を回るからこそ胃とか腎臓への負担の注意も必要ですし
シップ薬で全身に効果が出るぐらい
血管の方まで薬の成分が行くくらい吸収性が高いので
かぶれの注意も必要だったりします
ただこのジクトルテープとかに関しては
飲み薬と同じような扱いとして考えていただいていいので
どこからジクトルテープを貼っておく
それでより痛いところには塗り薬も一緒に使う
そんな使い方もできます
これは飲み薬と塗り薬というのと同じ理論でございます
そんなのが実はシップと塗り薬でも行われたりもしております
ジクトルテープをより多く貼ってしまうと副作用が怖い
だからこそジクトルテープと塗り薬を組み合わせることで
なるべく副作用のリスクを減らして
痛みを取りやすくする
そんなことも行われたりもしております
ということで
種類によりますけども
塗り薬とシップを合わせて使うのも意味はあると思います
ただ基本的には塗り薬とシップに関しては
自分の肌と生活状況に合わせて
使い分けていただくのがいいかなと思われます
ジクトルテープの特性
今回はこんな感じです
改めましてテーマいただきました
すみなりのさん誠にありがとうございました
痛み止め、飲み薬や塗り薬、シップなど色々とありますけども
自分にどれが合っているのか
試していただくのがいいかなと思います
組み合わせで使うのも色々とありますけども
ただやっぱり副作用のリスクとかもありますので
気になることがありましたらいつでも
僕であるとかお近くの薬剤師まで
ご質問いただければなと思っております
痛み止めのことなどまた気になることがありましたらいつでも
ご連絡お待ちしております
今回も最後までお聞きいただきまして誠にありがとうございました
また次回も聞いていただけると大変嬉しいです
それではまたお会いしましょう
10:56

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