今回麻酔のことでもいただいてるんですけども、
痛み止めとしても話をさせていただこうかなと思います。
耐性というものが一部の部分だけで効きにくくなるとかあるのかな?
という話なんですけども、
麻酔でも痛み止めでもあるよということで、今回話をさせていただきます。
また、今回歯医者で使う痛み止めの麻酔とかですと、
その治療したい部分にだけ集中的に効かせるっていうことがあったりします。
これ痛み止めとしても、例えばシップとかでもあるんですけども、
シップでも最近では、どこ貼っても全身に効きますよ、全身に効いてくれるシップありますよ、
出てきてるんですけども、基本的にはシップとか乗り薬というのは、
効かせたいところに集中的に効かせるものです。
肩が痛かったら肩にシップや乗り薬使いましょうね。
腰だったら腰に使いましょうという感じですね。
飲み薬となりますと、飲み薬は飲んで吸収されて血液に入って、
血液が入って全身を回ってくれるので、全身どこでも効果があります。
こういった意味で、一部の場所にしか使わないものでも、
全身に効果のあるものでも耐性というのはできますし、
また全身回ろうが一部の薬だろうが、
耐性がつきやすい場所、つきにくい場所というのは出てきますよ、
そんな話を今回させていただきます。
まず耐性という問題、283回の時にも触れましたけども、
薬には耐性がつく時にいくつかパターンがあります。
例えば薬の代謝、薬が体内に入ってきまして、
肝臓とか腎臓とかで薬を分解していく、
効果のないものに変えていくんですけども、
そのことに肝臓や腎臓が慣れていって、どんどん処理が早くなる。
なので薬の切れが早くなるとか、薬が効きにくくなる、
そんなことがありますし、
他にも薬を飲んで効果の出る部分、ある物質が出てきまして、
それが細胞のある部分にくっつきますよ、
そうしますと効果を出してくれる。
痛みを抑えてくれるとか、眠気を出してくれる、
そんな効果を出してくれるというのはあるんですけども、
その効果の出る物質が細胞に触れることに対して、
細胞とかが慣れてしまう。
その物質が細胞にくっついていることに細胞が慣れてしまって、
だんだんと反応しにくくなる、効果が出にくくなる、
なんてことがありますよ、とか。
あとは痛みであるとか、眠気であるとか、
そういったのを伝える神経。
神経が痛みを伝える、眠気を伝えるという行動をするのに慣れが出てしまう。
なので、また痛みが出てきたのか、また眠気を伝えなきゃいけないのかと慣れてしまって、
だんだんと効果が薄くなる、なんてことがあったりします。
そういったのが体制でございます。
そしてこういった体制というのは、
部分部分によっても出やすくなったりすることがあります。
人間の細胞というのも全てが全く同じということではないです。
特に細胞というのは何日か周期で入れ替わったりもしますので、
古い細胞と新しい細胞であれば反応が変わったりもします。
なので、同じような刺激になっていても、
右側だけ効きにくい、左側だけ効きやすいなとか、そんなことはあったりします。
場所によってそういった刺激への慣れっていうのは変わってくるので、
今回のサニトラさんのように一部分だけ効きにくいな、
そんなのはあったりすると思います。
よく肩こりをした時などは、温めた方がいいよなんて言われますのも、
肩こりなどは血液の流れが悪くなってしまっている。
それで悪いものが溜まりやすくなっているという状態でございます。
なので、温めてあげて血管を広げやすくしてくれると、
悪いものも流れやすくなるので、肩こりとかが楽になりやすいと言われております。
血液の流れが悪くなることで、痛みとか起きやすくなるんですけども、
こういった痛みに関しては、よく使う場所とか人によって変わってきます。
こういった痛みはよく使うことで、
疲労物質が溜まるから痛みが起きやすいとか、
同じ姿勢でいることで、その姿勢を維持するために体が引っ付かれてしまうので、
疲労物質が溜まって痛みが出るなんてことがあったりします。
こういったのは、よく使う場所とか同じ姿勢に関しては、人によって変わったりします。
人によって、こりが生まれやすい場所とかが変わってきます。
肩こりに悩まされる人もいれば、腰がこりやすい人など、生活が変われば皆さん変わってきます。
人によっては右肩だけこるとかありますし、様々だと思います。
痛みの場所というのは人によって違うよという話をさせていただきまして、
ここでやっと痛み止めに話を戻させていただきますと、
痛み止めは血管を収縮させる薬でございます。
N製図は血管をぎゅっとさせてしまいます。
痛み止め自体は確かに痛みの原因となるものを抑えるので痛みを楽にしますけども、
血管をぎゅっと収縮させること、これがまたこりなどを生む原因となることがあります。
一時的に痛みとかは痛み止めで楽になったとなりましても、
薬が血管を収縮させてしまうので、またいずれこりやすくなってしまいます。
そうやってきますと、痛み止めを飲んでもこりを悪化させているので、
痛み止めが効きにくいなんていう風に感じることもあります。
これもまた耐性がついちゃったのかなと感じられるかもしれませんけども、
これに関しては耐性とはまた別の理由だったりもします。
でもやはりこれも痛み止めを飲んでも痛みが楽になりにくい例として有名なものであったりします。
こういった方に関しては痛み止めを飲むというよりも、
温めてあげて血液の流れを良くしてあげれば楽になるということがよくあります。
一つの目安としてお風呂上がりに痛みが楽になるかどうかというものがあります。
お風呂上がりに楽になっている方に関しては血管の流れが悪くなって痛みが起きているというものです。
そういった方は痛み止めに頼らないでストレッチやマッサージで血液の流れを良くしてあげたりだとか、
ウォーキングなどの有酸素運動で全身の血の巡りを良くしたり、
他にもビタミンEのような血の巡りを良くするサプリであるとか、
血行促進する塗り薬とかで血の巡りを良くすることをお勧めいたします。
なので話が逸れてしまった部分もありますけども、
痛み止めとか麻酔薬とかで耐性ができることはありますし、
また場所によって耐性がつきにくいこともあります。
また痛み止めが効きにくい理由としましては、