睡眠に良いサプリメントは何がありますか?
野菜の方はハセさんにお任せするとしまして、今回僕は睡眠のサプリメントで話をさせていただこうかなと思っております。
睡眠となりますと、市販薬とか、普通に医療用の医薬品とかもあるんですけども、
今回は薬よりもより手に貼りやすいサプリメントということで話をさせていただこうと思います。
また薬ですと副作用とか出やすいのもありまして、長く続けにくいなんてこともあるんですけども、
サプリメントですとむしろ長く続けて睡眠の調子を安定させやすい、整えやすいという意味で、
サプリメントならではの特徴を踏まえて話をさせていただこうかなと思っております。
今回話をします成分なんですけども、過去の配信でも扱ったことある成分が多くて、
なおかつその過去でも睡眠に効果あるよという話をしていると思うんですけども、
ただ今回は睡眠のテーマでまとめて話をさせていただくことで、
各成分まとめてということで比較もしやすい話にできればなと思っております。
今回細かく分けるともっと多くなってしまうんですけども、大きく分けて4つの成分で話をさせていただきます。
まず一つ目、メラトニン。メラトニン、睡眠に良いというのはよく言われるようになっております。
睡眠のリズムを作るホルモンでして、夜に暗くなってくるとこのメラトニンが増えてくると睡眠を促します。
それでよって睡眠リズムを整えてくれるんですけども、体内時計の調節をしてくれるという効果もあります。
睡眠を夜にとるので昼間はこのメラトニンが減りますよという、昼間は起きて夜眠くなるという体内時計の調節してくれます。
あくまで睡眠リズムを整えるというものでして、よく言われる睡眠薬のように強制的に眠くさせるというものよりは、
速攻性が薄いとも言われるんですけども、自然なリズムで睡眠を促すということで副作用も少ないですし、
また年を重ねると睡眠の質が悪くなってくるのはこのメラトニンの分泌が原因だという研究結果が広まりまして、
最近では高齢者の睡眠の質改善ということでメラトニンが医療現場で処方されることもどんどん増えております。
ただメラトニンのサプリメント自体、これは日本では販売されておりませんでして、サプリメントとしては海外製品が主なんですけども、
あとでもう少し話をさせていただきますけども、アミノ酸のトリプトファン、これを摂取しますとメラトニンが増えやすくなったりもします。
という意味でメラトニンのサプリメントの代用としてトリプトファンが使われたりもしております。
というところでまず一つ目の成分はメラトニンについてでございました。
2つ目に睡眠に良いものとして紹介しますのはカルシウムとマグネシウムの2つです。
ここセットで語った方が通合が良いためにセットで話をさせていただきます。
マグネシウムはメラトニンの合成を助けるようそんな効果もあると言われるんですけども、
マグネシウムが筋肉の緊張を解いてくれるということでリラックス効果があるということで、
神経の高ぶりを抑えたり筋肉をほぐすということで睡眠をしやすくなるなんて言われております。
またカルシウムは神経が情報を伝えること神経から神経情報を伝えていきますけども、
これをカルシウムはスムーズにしてくれます。
この神経の働きが悪くなっているとなかなか情報が伝わらないということでイライラしてしまうなんてこともあるんですけども、
神経の働きが整うことでイライラを起こしにくくしまして睡眠も助けてくれます。
こちらもリラックス効果というふうにも言えますので、カルシウムもマグネシウムもリラックス効果が期待できる要素で睡眠しやすくなるよなんて言われております。
なのでカルシウムやマグネシウムのサプリンは睡眠のことを考えて夜に飲んだ方がいいよという方もいらっしゃいます。
でこの2つ今回セットで語る理由としましては、マグネシウムだけ過剰にとるとカルシウムの吸収が邪魔されるとか、
逆にカルシウムが過剰になってしまいますとマグネシウムが排泄されやすくなってしまうというのがありまして、
体内でのバランスがこの2つが大事だと言われます。
多少前後してもいいそうなんですけども、理想的なバランスとしてはカルシウムが2のマグネシウムが1。
この比率が理想的と言われております。
よくマルチミネラルだとカルシウムとマグネシウム両方が入っているサプリメントは商品の中ですでにこのバランスで両方の成分が入っていたりもします。
なのでこの2つはどちらか片方だけというよりは両方とっていただけるといいかなと思われます。
割と多くのサプリメントで入手しやすいという点も優れておりまして、
イライラ対策とか睡眠のサポートとしてカルシウムとマグネシウムをおすすめの成分でございます。
次に3つ目、まとめてになりますけどハーブとして話をさせていただきます。
睡眠に助けるハーブとしてはカモミール、ラベンダー、パッションフラワー、バレリアン、レモンバーム、リンデンなどが有名でして、
こういったハーブはリラックス効果とか気持ちを落ち着かせる作用とか、
それによって睡眠の質を高めるようそんな効果が期待できます。
ハーブっていいとかアロマーとかでもありますけども、
臭いとかも用いてリラックスしやすいというのも効果的だと言われます。
最近は入浴剤とかでも使われておりまして、入浴剤にハーブを入れて、
それで夜にお風呂入った時にリラックスして睡眠の方へ促しやすいというのも期待されたりもしております。
リラックスしてそこから睡眠ということで効果的だと言われております。
ただこういったハーブなんですけども、たまに患者様からも質問があるんですけども、
ハーブの中でセントジョーンズワートというものがあります。
このセントジョーンズワート、気持ちを整えやすくて、
幸運作用もあるよ、気分が下がりすぎるのを抑えてくれると言われまして、
メンタルを整えるのにもいいと言われるんですけども、
このセントジョーンズワート、飲み合わせが悪い薬が多かったりします。
なのでこのセントジョーンズワートに関しては定期的に薬を飲んでいる方は注意が必要ですし、
またこのセントジョーンズワート、大量接種しますと抗栓過敏症と言いまして、
日光に当たると皮膚が赤くなったりしやすくなります。
なので薬の飲み合わせとか大量接種は注意が必要だったりもしますので、
このセントジョーンズワート、ちょっとお注意いただければなと思っております。
というところが3つ目のハーブに関するものでございました。
そして4つ目、これも細かく分けると多々あるんですけども、
まとめてアミノ酸として話をさせていただきます。
アミノ酸はいろいろと種類がありますけども、
リラックス効果とか睡眠サポート効果があるものが多かったりします。
例えばテアニン、お茶に含まれたりするアミノ酸ですけども、
脳へのリラックス効果がありまして、ストレスを軽減して睡眠の質を高めやすいとか、
他にはニックさんからのメッセージもありましたけども、ギャバ。
ギャバはアミノ酸の一種でございまして、脳の興奮とかイライラを抑えましてリラックス状態を促します。
ストレスを和らげることで、熱気とか睡眠の継続をサポートしてくれます。
他にもグリシン。これもアミノ酸の一種でして、
グリシンは心部体温という脳とか内臓とか体の内部の温度を下げてくれます。
心部体温、体の内部の温度が下がれば下がるほど、人間は眠気が強まりやすいと言われまして、
深い睡眠をとることができまして、睡眠の質が高まるなんて言われます。
なのでグリシンは睡眠の質を改善してくれるアミノ酸なんて言われております。
それと先ほども少し触れましたけどもトリプトファン。
トリプトファンはセロトニンの材料になると言われます。
このセロトニンはメンタルを安定させる物質でして、
実際の医療現場でも精神薬としてはこのセロトニンとても重要です。
このセロトニンを増やすことでリラックス効果を高めるのがトリプトファンには期待できます。
またこのセロトニンから先ほど触れましたメラトニンという睡眠リズムを作る原料にもなります。
なのでトリプトファンをとりますとセロトニンを増やしてメンタルを安定させて、
さらにメラトニンの量も増えるので睡眠リズムも整いやすいという効果が期待できます。
といったようにアミノ酸は睡眠の質を高めるものが多いです。
なのでアミノ酸をとることを勧める方とかですと、
アミノ酸は寝る前に飲んだ方がいいよという意見も多いです。
最近はアミノ酸関連の商品は本当増えております。
タンパク質とかアミノ酸ということでプロテインもそうですけども、
よくアミノ酸バーであるとかアミノ酸が入った下流のものとかもいろいろありますので、
入手しやすいのも特徴かなと思われます。
こういったアミノ酸も睡眠の質を高めやすいのでおすすめの成分でございます。