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2025-02-13 12:22

第238回「睡眠時の気絶対策はどうすれば良いですか❓」

テーマをいただきましたBeUさん(https://x.com/@vfhPy3UbFSxVznD )本当にありがとうございました‼️


今回のエピソードの元になったBeUさんの番組(Call it a day〜長い帰路のひとり言〜)のエピソードはこちら→

#3

https://open.spotify.com/episode/2iefq9v46ODWkkL36jCDbI?si=uRhcFITnTIeZuc-IUPhKFw


今回と関連したエピソードはこちら

第132回「酔っ払ってなくす記憶と気絶で記憶がなくなるのはまた違うの❓」/「勉強の効率を上げるには、具体的なメリットが大事‼️」

→ https://x.gd/atYqL




今回のポイント

・そもそも睡眠と気絶は何が違うの❓

・すぐに寝るのがなぜ気絶❓

・気絶が体に良くないのはなぜ❓

・気絶対策にはカフェイン、アルコール、入浴時間が重要⁉️



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うっちーの別番組マンラジはこちら→ https://spotify.link/J8CcWHbfrIb


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サマリー

このエピソードでは、睡眠中の気絶とその改善策について詳しく解説しています。睡眠と気絶の違いや、気絶が脳の血流に与える影響、交換神経と副交換神経の役割について学びます。また、気絶状態の睡眠の原因や対策についても話し合われます。特に、生活リズムの整備や入浴方法に注意が必要であることが強調されています。

気絶の概要
おはよう、こんにちは、こんばんは。
薬と健康に関するラジオ、略してくすけんラジオのうっちーです。
このラジオでは、薬剤師である私、うっちーが、薬のことや健康のことなどで、
ラジオ機の方や患者様からの質問などを紹介しながら、質問に答えたり、薬や健康についての話をしていくというラジオです。
どうぞよろしくお願いします。
今回のテーマ、とあるポッドキャスター様からいただきました。
テーマをいただきましたのは、「CALL IT A DAY!長生きろの一人ごと」を配信されております、ベウさんでございます。
Xなどでは、シャープ帰りごとなどで検索しますと、ベウさんの番組、CALL IT A DAY!についての投稿なども見られたりします。
ベウさん、本当に良い声です。落ち着いて聞きやすくて、スーッと話が入ってきます。
番組を始める前に、何年かかけてしまった、その葛藤を話していたり、話した段階で満足してしまっていたとか、
配信まで時間がかかってしまっていたその理由などを話しておりますし、
他にも、他の番組さんから褒められたとき、良い声だねと言ったことを褒められたときは、戸惑いながらも嬉しいなということを話されたので、
ベウさんの落ち着いた声、すごい聞きやすいですし、また、ベウさんの話している内容、自分に置き換えても、
あ、わかるわと言った内容も多く、とても素敵な番組です。ずっと聞いていたくなるような番組でございます。
まだ聞いたことないようという方、是非ともお聞きいただければなと思っております。
そんなベウさんからいただきましたテーマですけれども、
ベウさんの番組の中のあるエピソードが元になっております。
元になっておりますのは、ベウさんの番組のシャープさんでして、
この配信内でベウさん、寝ようとしたときに、明らかに早く寝てしまうのは気絶で、
気絶は体に良くないなあって聞いたなあという話をされておりました。
でも、ついつい早く寝てしまう、気絶してしまっているという話をされておりました。
その話を聞いて、僕もXで感想コメントを投稿させていただきまして、
僕も番組なので、気絶は良くないですよということを話していますけれども、
自分も寝るときは正直気絶してしまっていますといったコメントをさせていただきました。
そこからベウさんから、やっぱり気絶って良くないんですね。
寝つきが良いんだなあと思っていたけれども、気絶のせいか疲れが取れてない気がする。
何か良い改善方法ってありますかねという返信をいただきました。
ということで、今回のタイトルはこちら。
睡眠時の気絶対策はどうすれば良いですか?
気絶のメカニズム
ということで、今回は睡眠時に気絶してしまっているよという、
その気絶対策についての話をさせていただきます。
さあ寝ようとも言い、布団に入って眠りにつくまでに5分以内に眠れている方。
これは気絶をしていると言われます。
実際には布団に入って眠りにつくまでに5分ぐらいは時間かかるよと言われております。
世の中にはなかなか寝つけない方もいますし、
布団の中で1時間ぐらい寝れないんだという方もいらっしゃいます。
そういった方からすると、5分以内に寝れるなんて羨ましい。
寝つきが良くていいなあと思われるかもしれませんけども、
あまりにも早く寝てしまうというのは、これは気絶でありまして、
睡眠と違ってたりします。
そしてこの気絶は睡眠と比べて、睡眠の質が悪かったりします。
ちなみに過去の僕の配信内で、アルコール飲んで寝るのは気絶の恐れがあるような話をしております。
今回は概要欄にその時のリンクを貼らせていただきますので、
今回の話と合わせて聞いていただけるととても嬉しいです。
まずは改めまして、気絶と睡眠の違いについて話をさせていただきますと、
睡眠というものは脳や体を休めて疲労を回復させるというものです。
一方、気絶というものは脳への血流が一時的に滞ったりして、
意識を失う状態です。
脳への血流が一時的に減ることで脳の活動に支障を起こすことがあるよう、
脳の記憶をするという部分にも支障を起こすため、
気絶の場合は記憶が定着しない、記憶が飛ぶような感じになったりします。
よく格闘技なので関節技を決められて気絶をしてしまうというのも、
脳への血流が一時的に減ってしまうことで意識を失っております。
記憶が定着していないので、記憶が飛んだ感じになりますので、
いつ眠ったかわからないようなこともあります。
でも寝ているときの気絶、格闘技の関節技とかと違って、
別に首を絞められたりしているわけではない。
ただ眠っているだけじゃないか、なんで気絶なんだと思われるかもしれませんけども、
ここを話していくために、今度は交換神経と副交換神経の話をさせていただきます。
人間、起きているときには交換神経という活発担当の神経を働かせまして、
眠るときには副交換神経というリラックス担当の神経が活発になっていきます。
人間の活動リズムとしましても、日中は交換神経がよく働きまして、
夜中は副交換神経がよく働くという感じになります。
夜になるほど副交換神経が活発になりやすいとは言っても、
起きていれば何かしらの活動をしていますので、
副交換神経だけが働いているわけではなくて、交換神経もある程度働いています。
ここからさあ眠ろうというときに、寝つくまでに少し時間がかかるのは、
多少働いております交換神経の働きを、より副交換神経の方に集中させていくということで、
この副交換神経のスイッチの切り替えをするための時間が必要であったりします。
それがだいたい少なくとも5分ぐらいはかかると言われております。
ただ、あまりにも疲労が溜まっている、睡眠不足でとにかく眠い、
でもギリギリまで活動していたという状態ですと、
布団に入った途端に急に眠ってしまうということがあります。
こうなってきますと、交換神経から副交換神経のスイッチの切り替えがしっかり行われていない。
眠っていても睡眠についているという状態になってしまいます。
その結果、睡眠に入ったはいいけれども、睡眠をしていてもしばらく交換神経も働いているという状態になります。
眠っていても活動的な交換神経が働いてしまっているので、すぐに目が覚めるようという状態になったりもしております。
また、本来は副交換神経をしっかり働かせたいのに、交換神経がその邪魔をするという形になってしまうので、
睡眠の質も下がってしまう。なので疲労が取れにくいとなってしまいます。
気絶と脳の影響
あまりにも早く寝つきが良すぎるのも、睡眠の質が下がったり、すぐ目覚めてしまうのに良くないというところもあるんですけども、
なんで気絶なのかという話をここからさせていただきますと、交換神経は血管を収縮させるという特徴がありまして、
副交換神経は血管を広げるという特徴があります。
血管というのは血液の通り道です。血液は様々な栄養を運んでくれたり、体内にあちこちに溜まった老廃物を除去してくれる、回収してくれるという働きがあります。
寝ている時に副交換神経が活発になることで、寝ている時に各臓器に栄養素が運ばれたりだとか、各臓器に溜まっている老廃物が除去されていきます。
なので各臓器を元気にしてくれる、メンテナンスをしてくれるというのが睡眠であります。
ただあまりにも寝つきが良く過ぎて交換神経が働いてしまっているとなりますと、血管が収縮してしまっているとなりますと血液の通り道が狭くなります。
なので睡眠に比べるとしっかりと血液が運ばれない、しっかりと老廃物が除去されないという状況になります。
先ほど触れました気絶というのは脳への血流が一時的に滞ってという話をさせていただきましたけれども、
実際に首を絞められるというほどではないにしても、普通の睡眠に比べますと交換神経が働いたままの眠り、
寝つくまでが早すぎた気絶状態の眠りですと、普通の眠りよりも血液の通りが悪くなります。
そのため脳とかに対しても栄養素が運ばれにくくなったりだとか、脳からの老廃物が除去しにくいということになりまして、一種の気絶状態になったりします。
よく眠った時にあれいつの間に眠ってたんだろう、いつ眠ったかわかんないなーっていう方、
こういう方だいたいギリギリ前に活動していてという方で急に眠ってしまった場合にある現象ですけれども、
これに関しても交換神経が働いたまま眠りについてしまったことで、
普通の睡眠に比べると脳への血流が悪かった都合もありまして、
脳のメンテナンスがうまくできていない、記憶の定着ができていないということで、いつ眠ったかわからない状態だったりします。
睡眠の質を改善する方法
なのでよく気絶状態の睡眠ですと、どうしても脳や体のメンテナンスができていないです。
なので日中にも眠気が残ってしまうとか、疲労感が残っている、こんな状態になりやすいです。
日中に眠気がないとか疲労感がなければ、ある程度はこの気絶も仕方ないかなというところもあるんですけども、
ただ、やはりと言いますか、いずれは疲労感を感じやすくなったりしますし、
気絶状態の睡眠は和らげた方がいいのは、体のメンテナンスのためにも重要だったりもします。
今回ベルさんからいただきましたテーマとしてなんですけども、気絶対策ですけども、やはりと言いますか、
睡眠リズムとか生活リズムを整える、睡眠時間を確保するという、それができれば苦労しないよという話が多かったりします。
具体的にはどんなものがあるのかと言いますと、今回3つ話させていただきますと、
まず1つ目は睡眠リズムを整える、眠りにつく時間を大体安定させて、7時間前後は眠るようにするなど、
交換神経や副交換神経を安定させて、体内のリズムを整えやすくなります。
そうしますと睡眠の質も上がりやすいということで重要だったりもします。
2つ目はカフェインやアルコールなどを寝る前に飲むのは控える。
カフェインやアルコールには交換神経を活性化させるという働きがありますので、
カフェインやアルコールが寝る前に飲んでしまうと、気絶状態の睡眠を招きやすくなってしまいます。
なのでこういった交換神経を刺激するような飲み物は寝る前は控えましょうと言われております。
3つ目は寝る前に少し体を温めるのは大事ですが、
入浴は睡眠2時間前までには済ませておく。
寝ている時は熱が下がりやすいと言われますが、
寝ている時、副交換神経が血管を広げることで、
手足などからも熱が放出されやすくなります。
なので体温が下がりやすくなります。
寝る前と寝ている時で体温の下がり方が大きければ大きいほど、
睡眠質も上がりやすいと言われております。
寝る少し前から体を温めておきまして、
下げられる熱を増やしておきますと、
睡眠の質が上がりやすい。
なので寝る前に温かいミルクがいいと言われるのも、
体を温めるためにもいいんだよと言われております。
ただ体を温めると言いましても、
お風呂に入る。
お風呂に入りますと体を洗うとかで体を動かしたりすることもあるんですけども、
体にお湯を浴びるとかシャワーなどが刺激と感じまして、
交換神経が働きやすくなったりだとか、
お風呂と脱衣所で温度差があったりしますと、
それを体が刺激と感じてしまいます。
それによって交換神経を活性化させやすいなんて言われます。
なのでお風呂も睡眠に近い時間は避けた方がいいよなんて言われております。
こういったところが主なものなんですけども、
気絶される方は仕事や勉強なので生活リズムを乱しやすい方に多いので、
そういった方に規則正しい生活がお勧めですと言っても難しいところではあるんですけども、
ただせめてですけども、できれば眠る時間に近い時間帯には交換神経を刺激するようなこと、
アルコールやカフェインやお風呂などは避けていただければなと思っております。
個人的な体験と今後の課題
今回はこんな感じです。
改めましてベルさんテーマいただきまして誠にありがとうございました。
今回睡眠と気絶という話でしたけども、
じゃあ実際僕守れてるのかというと正直守れてないです。
自分でも気をつけないといけないなという思いで今回話をさせていただきました。
正直僕も仕事とかで毎日睡眠時間が4,5時間取れればいいかなっていうのは通常ですし、
脳の疲労を抑えるサプリとか市販薬とか飲んでないと日中ぼーっとしてしまってまともに動けないってことも本当多いです。
栄養ドリンクを過去に気をつけましょうねという配信をしておきながらも、
やっぱり栄養ドリンクに頼るっていうことも正直あります。
なので今回のような睡眠とか疲労とか健康とかのテーマをいただきますと、
自分で話してて自分も気をつけなきゃいけないなという今しめの気持ちも持てますので、
またぜひとも今後ともテーマをいただければなと思っております。
気になることなどありましたらいつでもご連絡お待ちしております。
今回も最後までお聞きいただきまして誠にありがとうございました。
また次回も聞いていただけると大変嬉しいです。
それではまたお会いしましょう。
このラジオで話す内容はあくまで一つの説であったり一つの例です。
医師の方針や患者様それぞれの状態で治療方針は違うので、
自身がかかっている医師や看護師、薬剤師などの話を優先するようお願いいたします。
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