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おはよう、こんにちは、こんばんは。薬と健康に関するラジオ、略してくすけんラジオのうっちーです。このラジオでは、薬剤師である私、うっちーが、薬のことや健康のことなどで、ラジオ機の方や患者様からの質問などを紹介しながら、質問に答えたり、薬や健康についての話をしていくというラジオです。どうぞよろしくお願い致しまーす。
今回のテーマ、ポッドキャスターのマキ爺様より頂きました。本当にありがとうございます。
マキ爺様から先日も、第156回で、「前日の夕食、食べ過ぎた時は翌日の朝食どんなのがいいのかな?」といったテーマであるとか、過去にも多くのテーマを頂いております。いつも本当にありがとうございます。
今回は、そのマキ爺様が配信されております番組の中で、先日配信しましたあるエピソードについて、X状でやり取りをさせて頂きまして、そこから今回話をするテーマを頂きました。
まずタイトルコールさせて頂きまして、今回話をする経緯などを話させて頂きます。 それでは今回のタイトルはこちら。
アフターアピールは忠実扱いになるのでしょうか? というタイトルで今回話をさせて頂きます。今回話をする経緯を話させて頂きますと、
マキ爺様はオーストラリア在住のポッドキャスター様でして、現在サボテンコーヒーという番組を配信されております。 番組内ではマメ子さんという方との対談形式の配信されることもありまして、
オーストラリアやアメリカ文化、そういった国際的な話をされることもあります。 そしてサボテンコーヒーさんの中のエピソード7
新しい法律に激怒!白人移民国家ってこんなもん!?というエピソードを先日配信されていらっしゃいました。 その配信の中でアリゾナ州での妊娠中絶を法律で禁止したというニュースについて話をされておりました。
このニュースについて国や宗教、性別の違いなど価値観の違いについて話をしております。 アリゾナ以外にも妊娠中絶を禁止されている種、複数ありまして、国や宗教など価値観の違いなどを感じられるエピソードにして、とても素晴らしいエピソードだと思います。
僕もこのエピソードを聞かせていただきまして、その感想についてXでポストさせていただきました。 そこから話が広がりまして、今回このテーマをいただきました。
改めまして、マッキー爺様本当にありがとうございました。 今回アフターピルに話をするんですけども、最近日本でもアフターピルについては薬局での取り扱いや、薬局での相談についてもっと行いやすくしようということで大きく変わっているところではあります。
そういったニュースも扱われていることもありまして、アフターピルというワードを聞くこともあるんではないでしょうか。 そんなアフターピル、
忠誠と同じ扱いになるのかについて、今回話をさせていただきます。 ただ今回の点なんですけども、あらかじめ結論から述べさせていただきますけども、
アフターピルのような緊急否認は忠誠とは違うという点を今回話させていただきます。 ですが、
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じゃあ忠誠がダメな国でもアフターピルは大丈夫なのかというと、そんなことはないです。 キリスト教の保守派などではアフターピルも忠誠と同じだという考えだったりします。
なので、今回はあくまでも医学的に見たら緊急否認と忠誠は別物なんだよという考え、これを話させていただきます。
それと今回のエピソード、話の都合上ワンポイントはなしでございます。申し訳ございません。 それでは緊急否認と忠誠の違いについて話をさせていただきますけども、
まず前提として、緊急否認とか忠誠をしなかった場合、どういった流れになるのかを話させていただきますと、
性行為によりまして、性子が卵子と結びつくことで受精卵となります。 この受精卵を子宮の中で育てるために子宮内膜という膜が増殖されていきまして、
そこに受精卵がくっつく状況を作り出します。 いわば受精卵という赤ちゃんを育てるためのベッドが子宮内膜です。
この受精卵が子宮内膜にくっつくことをいわゆる着症と言われます。 その後は子宮の中で受精卵が育てられていきますよという流れになっております。
では緊急否認とは何なのかと言いますと、 こちらは性行為後72時間以内また120時間以内に緊急的に否認をする行為です。
薬はアフターピルとか緊急否認ピルなど言われますけども、こういった薬は受精卵が子宮に着症するのを防ぐ薬です。
子宮内膜が増殖するのを防ぎまして受精卵が子宮内膜にくっつくことを邪魔します。 子宮にくっつくことができなかった受精卵はやがて
体の外に出ていくことになるんですけども、受精卵がくっつかないで育つことはないので妊娠までは至らないというふうになります。
これがアフターピルなどによる緊急否認の作用です。 では一方中絶とは何かと言いますと
中絶は受精卵が着症をしてから処置をすることです。 妊娠吸収目までであれば飲み薬で対応できたりもするんですけども
よく言われる中絶手術と言われるものでは 子宮に着症した受精卵を手術用の器具なので吸い出したりとか
または器具を用いて着症した受精卵をかき出すとか 子宮内膜から剥がしたりします。
体内にくっついているものを剥がすことになりますし 場合によっては子宮内膜ごと一気に切除することになります。
なので出血が伴ったりもしますし子宮に傷がつくことにもなります。 よく中絶をするしかないのであればなるべく早い方がいいと言われるのも
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子宮に着症した受精卵これが大きくなれば大きくなるほど受精卵を取り除きにくくなりますし 子宮から剥がすという作業が大変難しくなっていきます。
そして子宮から剥がすのが大変となれば子宮に傷がつくなど母体へのリスクも高まります。
アフターピルの場合であればそもそもれ受精卵を子宮内膜にくっつかせないためのものなので こういった中絶のような手術は必要ないです。
よくアフターピルは主に性被害にあった方が望まぬ妊娠をしないためのものと考えられている 方が結構いらっしゃるんですけども
アフターピルが注目されている理由の一つとしましては中絶と比べた場合 中絶のような子宮から受精卵を剥がすというこういった手術が必要なくなることで
アフターピルの場合子宮に傷がつくなど女性の体のリスクを守りやすいということもありまして アフターピルは注目をされています。
子宮に傷がつくことでそこに菌が入っての感染症になるとか 傷からの出血リスクこういったのもあるのでやはり傷はなるべく避けたほうがいいです。
中絶後に性行為を1ヶ月は控えるようにと言われるのも性行為によりまして 傷部分への衝撃がかかったりすることで傷が開いての出血リスクがあるとか
出血して菌が入っての感染症などのリスク こういったのもあるためだったりします。
一方の緊急否認の場合はアフターピル服用後 否認効果が出ているかどうかこれを確認するために3週間期間は性行為を控えましょうと言われたりもするんですけども
コンドーム着用なので否認できる体制をとっていれば性行為が絶対にダメというわけでもないです と言いますのも子宮に傷がついたりしているわけではないので
子宮内での感染症などのリスクが心配されておりません といったように緊急否認と中絶では違いがあったりもします
結局のところアフターピルなどの緊急否認と中絶違うのかと言われると違うと言え ます
どう違うのかというと緊急否認は受精卵が子宮内膜にくっつくことなく受精卵を外に出すと
一方中絶の場合は受精卵が子宮内膜にくっついた後に承知をすることになる でこの受精卵が子宮内膜にくっついてるかくっついてないかは女性の体のリスクを考えても
かなり大きな違いがあると言えます こういった点から緊急否認と中絶では医学的に大きな違いがあると見なされております
ただ これはあくまで医学的な違いです
先ほども触れましたけども中絶が禁止されている国や地域ではアフターピルも禁止 されている場合が結構あります
これ理由としましてはキリスト教の保守派などでは聖子と乱子が結びついて受精卵と なった段階でこの段階で生命の始まりであり人間であると見なされるからです
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そのためアフターピルであろうと中絶中図であろうと受精卵を恋にダメにする行為 これって命をむやみに奪っている行為だよね
いわば殺人だよねとみなされるからです この殺人行為とみなされることがもうキリスト教保守派としては中絶だろうとアフターピルだろうと
受精卵を排除することはダメだとみなしております これはキリスト教保守の考えだと言われますけども
そもそもで人はいつから人なのか本当に様々な考え方があります クローン研究などでは受精後14日という日数に特別な意味を持たせたりもしてますし
他にも医学的に胎児と呼ばれるのは妊娠8週目とか9週目くらいでありまして 妊娠7週目くらいまでは胎がこれは胎児の胎に植物とかの女という字を合わせて
胎がですけどもこの胎がの状態では心拍数が確認できておりません まだ胎児の字は子供の子ですけどもまだ子供ではないよね
人ではないよね心拍数もわからないからね だから胎がの状態は人になる前の段階だ生命になる前の段階なんだという論調の方も
いますし これ本当に様々な考え方ありますこれ以外にも本当に多くな考え方ありまして国や宗教で
大きく違いがあります アフターピルと忠誠違うものですかと言われれば違うものでありますただどちらにせよ
アフターピリア忠誠に対しての捉え方考え方は多くのものがあるのでとても難しい問題だ なぁと考えております
今回はこんな感じです改めましてマキジー様テーマをいただきまして本当にありがとうございました 薬局でのアフターピル対応これ本当大きく変わってきております
今までは一部の薬局でしか対応できなかったのがもうこれからは多くの薬局での対応が できるようになっていきます
そういったこともありましてアフターピルなどもこれからもっと一般的なワードになっていくと思われ ます
緊急否認であるとか中絶であるとかあまり考えたことはないよという方がいらっしゃいましたら せっかくの機会ですので考えてみるのもいい機会になるのではないかなと思っております
そういった点からもサボテンコーヒーさんのエピソード7は国や宗教の違いなどを考える いいきっかけになるかと思われますので皆様ぜひともお聞きくださいませ
今回も最後の聞いただきまして誠にありがとうございました また次回も聞いていただけると大変嬉しいですそれではまたお会いしましょう
このラジオで話す内容はあくまで一つの説であったり一つの例です 医師の方針や患者様それぞれの状態で治療方針は違いますので自身がかかっている医師や看護師
薬剤したの話を優先するようお願いいたします