というメッセージをいただきました。誠にありがとうございます。ということで、今回話をさせていただきますタイトルはこちら。
薬を少なめに飲むならどういう飲み方がいい? テーマをいただきまして改めてありがとうございます。
今回は前回のエピソードを踏まえてになるんですけども、漢方、継続しやすくするためにも量を減らしていきたいと。
漢方はコストがかかったりするもするので、続けていくには少し少なめで、それでなるべく長期で飲んでいきたいということです。
その際に減らすにしても、今回質問いただきましたように、減らすという飲み方のパターンがいくつかあります。
毎日飲むけど、その毎日の中で量を減らしていく方法であるとか、1日おきに飲むとか、1週間おきに飲んでいく。
そんな飲み方がありますけども、どういった違いがあるのか、どういうのがいいのかという話を今回させていただきます。
今回、一応漢方の話ももちろんさせていただきますけども、比較のために西洋薬とかの話でもさせていただきます。
まず一般的な薬、よく言う西洋薬の話をさせていただきますけども、前提として血圧とか糖尿病のように慢性的な疾患の場合であるとか、
心筋梗塞とか、狂心症とか、脳梗塞とかで血管とか心臓に不安があるよという方で、調子を崩さないために予防的に飲んでいるよという方。
こういった方々、慢性的疾患や予防的に飲む方々は、基本、医師の指示通りしっかり飲むようにお願いいたします。
たまに患者様でもいらっしゃいますけども、心臓の薬とか血液サラサラにしておく薬、血液サラサラにして血管をつまりにくする薬を飲んでいる方。
こういった方で、今心臓落ち着いてるし薬減らしたいんだよね、減らせないかねという方はよくいらっしゃいます。
こういった薬、調子を崩さないように予防としてやっぱり必要な薬です。飲まなくなると血管が詰まりやすくなる、心臓の調子を崩しやすくなるなど、命に関わることもあります。
もちろん検査で安定しているというのがわかれば薬を減らせることもありますけども、やはり医師の許可が出るまではしっかりと医師の指示通りを飲みくださいませ。
また血圧とか糖尿病の薬を飲んでいる方は本当に薬をやめたいという質問をよくされます。
今血糖値落ち着いてるじゃん、今血圧落ち着いてるじゃん、だから薬をやめたいという方本当によくいらっしゃいます。
ただ慢性疾患、血圧とか糖尿病とかはあくまで薬で数値を下げているだけで血圧とか血糖値を上げる原因を根本治療をしているわけではないです。
あくまで根本治療をするにはご自身で食事や運動の改善が必要になります。
そういった食事とか運動で生活習慣改善できている上で数値が安定していれば薬を減らせるという方も多いです。
そういう方は薬を1日置きでいいよとか医師から薬を減らす指示が出たりもしますし、
根本的には薬飲んでいる量を半分にしようか、今5ml飲んでたら2.5mlにしようかとかそういうのはよくあります。
ただ生活習慣とかの改善ができていないであくまで薬で抑えているだけとなりますと薬をやめたりすれば当然ですけども、また数値が上がってしまいます。
なのでこういった慢性疾患の薬も自己判断では減らさず生活習慣のこととかと医師と相談しながら指示通りに飲むことが基本でございます。
今のは予防的な薬とか慢性疾患の薬の話でしたけども、もう少し違った種類の薬で話をしていきますと、
よく言う西洋薬での痛み止めとかの効き目を感じやすい薬、どうしても予防薬とか慢性疾患薬が効いているかどうかわかりにくいんですけども、
痛み止めとかのように飲んでて痛みが楽になるなど効き目がわかりやすい薬、こういった薬は1週間規定量飲む1週間休み、1週間規定量飲む1週間休みとか、
または数日飲んで数日休むとか場合によって1日飲んで1日休む、それ飲んでも構わないと思います。
こういった効き目がわかりやすい薬、痛み止めとか風邪薬とかであれば飲む日と飲まない日での効果がすぐにわかりやすいですし、
こういった薬は症状が治まれば止めてしまってもいい薬でございます。
止めたいかどうかの判断するときにはあくまで症状がどうなっているか薬が効いているかどうかがわかりやすいので、
1日単位とか1週間単位で飲む日飲まない日を作って効果を判断してもいいと思います。
それでその薬が本当に必要かどうか、1週間止めたけど痛みは落ち着いてるわ、じゃあもう治ったかもとなれば止めてしまってもいいと思います。
というように西洋薬の中でも薬の種類とかによって飲み方の進め方とか変わるんですけども、
今回質問いただいている漢方の場合はまた話が変わってきます。
漢方薬の中でも効き目がわかりやすいものもあります。
例えば足がつった時の灼薬肝臓等であるとか風邪や肩こりのカッコン等などこういったのは効果が早く出ますし効果もわかりやすいです。
ただ今回のエス様のように体質を整えていくという場合ですと、やはりと言いますか体質がかかってきますので効果が出るまで時間がかかりますし、
また本当に効果が出ているのかどうかもわかりにくかったりします。
もしかすると他の生活習慣が合っているから良くなってきたのかもしれない。
本当に漢方なんかわからない。でもやっぱりその効果がそもそも出るまで時間がかかるというので、なかなか漢方の場合も効果判定が難しかったりします。
ただどうしても体質改善というのもありますのである程度の長期間、だいたい目安で3ヶ月ぐらいと言われますけどもそれぐらいは服用して様子を見た方がいいと思います。
3ヶ月飲んできて調子良くなってきたなと思えばそのまま続けていただくとかがいいかなと思われます。
でその3ヶ月続けるためにもなるべく薬の量を少し減らしていこうと、特にエス様の場合他の生活習慣がしっかり改善されておりますのでそれであれば漢方少なめでもいいと思います。
じゃあ少なめというとどういう風な飲み方がいいかと言いますと一応前回のおさらいにもなりますけども
西洋薬も漢方も薬というものは効果を発揮するにはこれくらいの量が必要という規定量のようなものがあります。
規定量に満たない場合、例えば規定量の半分だった場合効果が半分だよという薬もあるんですけども
規定量に満たなければその効果がほとんど出ないようそんな薬もあったりします。なので1回あたりの量
4乗ということであれば2乗に減らすとかではなくて4乗のままの方がいいかなと思います。
となってくると飲む回数の問題それこそ1日3回の頃1日2回にするか1日おきにするか1週間おきにするかというところですけども
薬というものは飲みますと体内に薬が入りました。で体内に入った薬の成分は時間が経ちますと肝臓とか腎臓とかで代謝されまして
尿であるとか便として体の外に出て行ったりとか体の中で効果のないものに変えられていきます。