おはよう、こんにちは、こんばんは。薬と健康に関するラジオ、略してくすけんラジオのうっちーです。
このラジオでは公明局という役を経営している薬剤師である私、うっちーが、薬のことや健康のことなどで、ラジオ機の方や患者様からの質問など紹介をしながら、質問に答えたり、薬や健康についての話をしていくというラジオです。
どうぞよろしくお願いします。
今回テーマをいただきましたのは、おじさんのアウトプットのどすこいさんからです。もう本当にテーマはいっぱいいただきまして、いつも本当にありがとうございます。
もうおじふとの2人からおじふとさんの番組紹介いらないよということですけれども、簡単にだけおじふとさんに紹介させていただきますと、
おじさんのアウトプットさん、通称おじふとさん、アマチュアポッドキャスターワードや日本ポッドキャス協会主催の配信リーダーで賞を捉えている有名番組さんでございます。
30代男性であるお二人が、情報を肩に当て現在におきまして、情報のインプリット型を起こしてしまっている、そんなおじさんの2人の頭の中をアウトプットするという日常雑談系の番組でございます。
企画ごじさんとどすこじさんのクイズやさまざまな企画、国内外問わずあちこちで分けまして、さまざまなネタを持って帰ってくるしらねさんさん、この2人でさまざまなトークを展開されております。
現在はどすこじさんの一休中で配信お休みされておりますけれども、年内には3rdシーズン復活されるということでございます。
また別番組になりますけれども、ポッドキャスチームボイスカプセルさんが配信されております、ポッドキャストークというさまざまなポッドキャス番組を紹介して盛り上がってしまうという番組さん、
こちらは現在毎月1回オジプトプットという企画をされております。
オジプトに関するテーマを設定しまして、リスナーからオジプトの魅力を語ったメールを募集して紹介していくというコーナーされております。
またこのオジプトプットの第4回、第6回では僕ゲストで出演させていただきました。
オジプトへ感じられて素敵な番組、素敵なコーナーされております。
こちらのポッドキャストークさんもあわせて聞いていただければなと思っております。
今回どすこじさんからいただきましたテーマは、市販薬の風邪薬です。
大ごととしましては、喉の痛み、鼻水、微熱で市販の薬を飲むなら何がいいかという質問をいただきました。
そこから派生していくつか質問をいただいております。
ということで今回は市販の風邪薬の特徴などを話させていただきます。
それでは今回話をさせていただきますタイトルはこちら。
今回市販の風邪薬について話をさせていただきますけれども、事前に2点注意事項があるので話をさせていただきますと、
まず1点目。
今回よくある市販薬の風邪薬で話をさせていただきますけれども、
同じ成分、同じ容量だけど会社によって名前が違うというのもあります。
大手のドラッグストアさんとかですとプライベートブランド商品、PB商品とかもあったりします。
なので薬局とかドラッグストアによって名前とかパッケージ全然違うよ、でも中身同じだよというものもあったりするのでそこはご注意いただきたいなというのと、
また市販の風邪薬を勧める際なんですけども常用している市販薬があるかどうかこれ結構なポイントになります。
いつもの風邪薬を飲んでいるようでもこの症状が残っているんだよねーというのが結構なポイントになります。
今飲んでいる薬に何かを追加するか、また今飲んでいる薬よりも特定の成分を強くしているものに切り替えるか、そういったもので勧め方も変わります。
常用している風邪薬がありましてそれを飲んでいるかどうかというのは市販薬を購入する際に薬剤師であるか登録販売所の方に相談するときにお話しくださいませ。
今回質問いただきましたドスコイさんからは特に常用している風邪薬がないということですので、総合的な風邪薬はだいたいこういう違いがあるよといった話をさせていただきまして、その後に特定の例を挙げて話をさせていただきます。
今回総合的な風邪薬の中で風邪の引き始めとか無難な時にお勧めするもの、症状が全体的につらいようという方にお勧めするもの、喉の痛みや痰が気になる方、熱や痛みがかなり強い方のパターンをまず話をさせていただきます。
まず風邪の引き始めかな、まだ症状本格的じゃないかなという方にお勧めする無難なものとしてタブロンゴールドAを僕はよくお勧めします。
この商品の特徴としましては、アセトアミノフェンという解熱神通剤、咳止めのジヒドロコテイン、鼻水を抑えてくれるクロルフェニラミン、交換神経刺激して炎症を抑える効果を高めてくれるカフェインであるとか、メチルエヘドリン、タンキーのグアイフェネシン、ビタミンのリボフラビンなどが入っておりまして、
満遍なく熱や痛み、鼻水、咳など症状を抑えてくれる成分が入っております。なので色々な症状が出やすいよという方、どういう症状が今後出てくるかわからないなという時に、満遍なく効果を出したいなという時にお勧めしやすいのがパブロンゴールドAです。
満遍なく入っていると言いましても、例えばアセトンアミノフェンのように、アセトンアミノフェン、パブロンゴールドAには1回量300mg入っているんですけども、もちろん300mgでも効果はあるんですけども、これより多い量のアセトンアミノフェンが入っているよという商品もあったりしますし、満遍なく色々な成分が入っているけれども量が多すぎない、やや少なめに設定されているというのが僕はパブロンゴールドAをお勧めしやすいポイントかなと思います。
実際処方料より少ない、だからこそ副作用とかのリスクが怖いよという方でお勧めしやすいのがいいかなと思っております。
だからこそと言いますか、症状が辛い方ですけども、同じ成分のものでも量が多いものとかを選んでいただくのもありかなと思います。
実際市販薬の中には同じ成分だけども、これとこれでは量が違うようなものがあったりします。
例えば、アセトンアミノフェンが1回量200mgのものもあれば300mgのものもある。
クロルセリアミンも1回量2.5mgのものもあれば2mgのものもあるなど、結構違ったりもしています。
なので、市販の化学薬では入っている成分が同じでも、成分の量に注目していただくのもいいかなと思います。
症状が軽めか、強い薬が欲しいかどうかは、量の方に注目していただければいいかなと思いますし、
また、量以外にも入っている成分の種類とかで選んでみていただいてもいいかなと思います。
僕はタウロレッドという化学薬をよく勧めることもあるんですけども、
これはカッコン糖とかの漢方成分と、アセトンアミノフェンやデキストロメトロナの西洋成分、こういったのが混ざっております。
漢方西洋薬、両方の効果が発揮できることで、幅広く効果を感じやすいよということで勧めたりもしますし、
または、医療用と同じようなものということで、PL下流、PLという薬が最近、常剤とかでも発売されてますけども、
これは実際の処方箋にも出たりする薬なんですけども、
総合的な風邪薬ということで、眠気とかが出やすいというリスクもあるんですけども、
処方箋に出るのと同じ成分の市販薬ですよということで、症状が辛い方に勧めると、効果が出やすいという印象があったりもします。
ただ、個人的にはなんですけども、成分がどれだけ量が多くなっているかどうかというので、症状の辛さによって段階分けていただいてもいいかなと思っております。
でも、こういったところは症状が軽めとか重めの話になったんですけども、ここからは入っている成分の特徴に触れて話をさせていただこうかなと思います。
例えば、喉の痛みや痰が気になる方とか、熱や喉の痛みが強い方の市販薬について例を挙げさせていただきますと、
まず、喉の痛みで痰とかも気になるなら、エスタック・ネオのようなものをお勧めします。
この商品の特徴としましては、1回分の量でイブプロフェンが200mg入っていること、アンブロキソールという痰を切る薬が15mg入っていること、
ジヒドロコテリンという咳止めが8mg入っていること、ここら辺が喉の痛みや痰、咳などに効果的です。
イブプロフェンは痛みや熱を抑えますよ、アンブロキソールは痰を切りますよ、ジヒドロコテリンは咳止めということで、
特にジヒドロコテリンの量はパブロン、ゴールド、エド同じ量なんですけども、エスタック・ネオとかですとイブプロフェンが入っております。
イブプロフェンはアセトアミノフェンよりも炎症、痛みとか腫れを抑える効果が高いと言われます。
熱を下げる効果は同等ぐらいと言われるんですけども、痛みや腫れに関してはアセトアミノフェンよりもイブプロフェンの方が上と言われます。
なので、喉が意外がする、喉の違和感の時とかに効果を発揮しやすいですし、またアンブロキソールという痰を切る薬、
これがエスタックですと1回15ミリグラム入ってますけども、1回15ミリ、1日3回45ミリグラム、この45ミリグラムという量は医師の試印刷で処方されるのと同程度の量です。
なので、効果がかなり期待できますよということもありまして、咳や痰、喉の腫れや炎症、そういうのを抑える効果としてエスタック、ネオとかはお勧めしやすいかなと思います。
ただ、これとちょっと似たようなところになるんですけども、熱や喉の痛みがかなり強い方なら、僕はロキソニン風邪総合とかをお勧めすることが多いです。
ロキソニン風邪総合はエスタックと似たような成分が意外と入ってたりします。
例えば、セキドムの慈悲堂コデイン。この慈悲堂コデインはエスタック、ネオと同じ1回8ミリグラムの1日24ミリグラム入っております。
また、エスタックのアンブロキソルではないんですけども、ロキソニン風邪総合にはブロムヘキシンという痰を切る薬が入っておりまして、ブロムヘキシンが1日で12ミリグラム分入ってます。
これも、医師の処方で指示される量と同程度だったりもします。
なので、痰を切る効果はこのロキソニン風邪総合もかなり期待できたりします。
ここで、エスタックとロキソニン風邪総合の個人的な使い分けとして話をさせていただきますと、
ブロムヘキシンとアンブロキソル。エスタックにはアンブロキソルが入ってました。ロキソニン風邪総合にはブロムヘキシンが入ってました。
これ、どちらも痰を切る薬なんですけども、この2つ同じような働きをするんですけども、アンブロキソルの方が効果が良いと言われております。
咳止めのジヒドロコデインはどっちの薬も同じ。
痰切りはエスタックの方が上ということで、痰が気になるなという方にはエスタックの方が良いかなと思われます。
ここで終わってしまうと、じゃあエスタックの方が良い薬なのかと言いますと、ロキソニン風邪総合に入っているロキソニン、これがまたポイントになってきます。
ロキソニン、成分名でいうロキソプロフェンは、イブプロフェンに比べて痛みを抑える効果が高いと言われます。
炎症、腫れとかを抑える効果とか、下熱を下げる効果はそんなに差はないと言われるんですけども、痛みを抑える効果としてはロキソプロフェンの方がイブプロフェンより優れていると言われます。
なので痛みが気になる場合はロキソニン風邪総合の方が良いということもあったりします。
痰が気になるときはアンブロキソリルのエスタック、痛みが気になるならロキソニン風邪総合といった使い分けができたりします。
またエスタックとロキソニン風邪総合でもう少し話をしますと、こういったメインとなる成分に加えてエスタックの方がロキソニン風邪総合に比べて鼻水を抑えやすい成分が入っていたりもします。
鼻水を抑える成分としては両方とも入っているんですけども、エスタックはクロルフェニアミン、ロキソニンはクレスティンというものが入っているんですけども、この2つの成分、クロルフェニアミンとクレスティンは同じような系統で鼻水を抑えると言われるんですけども、
速攻性で鼻水やくしゃみを抑える効果はクロルフェニアミンの方が良いと言われております。
なのでその特徴を生かしまして、鼻水を抑える成分が入っているから鼻水も気になるなという時だったらエスタックとロキソニン風邪総合だったらエスタックの方を選ぼうかなというのもありますし、
鼻水は少しぐらいだな、とにかく喉が痛いんだなというのではロキソニン風邪総合を選ぶなどのポイントだったりもします。
といったようにご自身の症状とそれと風邪薬のいろんな成分とかで市販薬の選択での色々と組み合わせを変えることができたりもします。
だからこそと言いますかご自身の症状に合わせていろんな薬を選べるというのもポイントだったりして市販薬での細かく自分の症状に合わせることができます。
また症状だけではなくてご自身の状態とかによっても選ぶ薬というのが変わってくるかなと思います。
例えば受入器で飲めるかどうかこれ気にされる方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
実際今回ドスコイさんからも受入器でも飲める風邪薬とかで質問をいただけました。
その点も話させていただきますと受入中ですと総合的な風邪薬どうしても総合的な風邪薬にはカフェインとか母乳に移行する成分とか入ったりします。
総合的な風邪薬はいろんな症状されるためにいろんな成分が入ってしまっているので受入中だと避けた方がいいよねっていう成分が多かったりもします。
なので受入中の場合とかですといろいろとたくさんの種類が入っている総合的な風邪薬ではなくて症状に特化したものを組み合わせるのがいいかなと思います。
例えば発熱とか痛みがあるようとなればアセトアミノフェンだけが入っているもので選ぼう。
あと咳が気になるな。咳だったらデキストロメトルファンは受入中でも大丈夫だということでデキストロメトルファンだけが入っているメジコン咳止め状とかを選ぼうかなとかですね。
他にもタンが絡むならタンを切りやすくするカルボシステインこれだけが入っているムクダイン巨炭状プロが入ってますしこれだったら受入中も大丈夫です。
他にも喉の腫れですとトラネキサムとかアズレンスルフォン酸。商品名腫れナースこれはトラネキサム酸以外も入ってますけども受入中の方でも大丈夫ですしアズレンスルフォン酸。
アズレンというのはうがい薬とかでもあるんですけどもアズレンうがい液とかで喉の炎症を抑えるうがい薬として発売されたりもしております。
受入中の方とかですと総合的な風邪薬ではなくて自分にある症状今ある症状の中で受入中でも特化したものだけその成分が入っているものだけを組み合わせたらいいかなと思います。
他にも漢方とかだったら受入中でも大丈夫って言われることもあったりするんですけども例えばカッコン糖。
ただカッコン糖胃の調子良くない場合とかで特に受入中とかで体力を押しやすい時とかですと胃の調子悪くしやすい方も多いです。
そういった場合ではカッコン糖よりもペーストというものの方が受入中でも飲めますし胃もたれも少ないよというのがポイントだったりもします。
というより受入中とか薬を飲むのを控えたいという場合でも対応できる市販薬の風邪薬とか色々選択肢があったりします。
また飲み薬にばかり足らなくても風邪の引き始めに目の上にだるさを感じる方とかいらっしゃいませんか?
筋肉に感染して免疫が働き始めると目の上に重さを感じるよという方も結構いらっしゃるんですけども
熱がまだ出てないのであればホットアイマスクとかを使うのもポイントだったりします。
目の付近あたりをホットアイマスクで温めましょうね。そうしますと血流がアップ温度アップで免疫も働きやすくなります。
熱があるときにホットアイマスク使ってしまいますと熱を上げすぎてしまう恐れもあるんですけども
目の上に違和感を感じたらそんな時にはホットアイマスクをあらかじめ使っておくと症状がすぐに改善する方も多かったりもします。
また基礎となりますけど水分摂取。水分摂取は免疫の働きにはとても重要です。
風邪での水分は老若男女問わず重要でございます。水分とって血の流れを良くして免疫を上げるとやっぱりとても大事だったりもします。
という風にいろいろ風邪かなという時には市販のものとかでも対応できることもいろいろあったりします。
なので風邪薬とか困ることがありましたらお近くの薬剤屋さんにお問い合わせいただければ嬉しい。今回の話がご参考にしていただければ幸いでございます。
今回はこんな感じです。改めましてドスコジさんのテーマいただきましてまことありがとうございました。
いろいろと市販薬でも条件とか症状に応じて選択肢が本当に多かったりします。
ただ正直言うと種類もいろいろ多いんですよね。何が合ってるかというのを選ぶのがやっぱり大変だと思います。
そういった時にもやっぱりお店の薬剤師とか登録販売者の方とかに相談してみるのはやっぱりお勧めいたしますよ。
自分の症状を伝えて今飲んでいる薬があるかどうかというのを伝えてこういうのを抑えたいんだという時に相談に乗っていただけると思います。
ただまあ今すぐでなくてもいいよ。時間ある時で構わないよということであれば僕の方にご相談いただければそれはそれもちろん相談に乗らせていただきます。
昨今風邪薬が保険で効かなくなりようとも言われてきております。薬のことで気になることがあれば是非とも薬剤師までご相談くださいませ。
今回も最後までお聞きいただきまして誠にありがとうございました。また次回も聞いていただけると大変嬉しいです。
それではまたお会いしましょう。
よろしくお願いいたします。