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第185回 インドの会社が、日本人より日本を学んでいた
2026-06-12 16:04

第185回 インドの会社が、日本人より日本を学んでいた

▼今回の内容
・インドの企業「Zoho」から学ぶ日本の精神
・東京駅に並ぶ看板の正体
・上場せず、借入もしない──プライベートカンパニーという選択
・AIもインフラも“自前”という経営方針
・トヨタから学んだ「顧客を支配せず奉仕する」
・改善、お持てなし、もったいない──日本企業が忘れた言葉

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サマリー

今回のエピソードでは、インドの企業「Zoho」に焦点を当て、そのユニークな経営戦略と日本企業に通じる精神性を探求します。Zohoは上場せず、借入も行わないプライベートカンパニーでありながら、AIやインフラを自社開発するなど、他社に依存しない独自の路線を貫いています。トヨタから学んだ「顧客を支配せず奉仕する」という考え方や、「改善」「おもてなし」「もったいない」といった日本的な価値観を経営に取り入れ、顧客に寄り添った柔軟な価格設定や手厚いサポートを提供しています。このインド企業が持つ日本的な精神性は、現代の日本企業が見習うべき点が多いと指摘されています。

リスナーからのインドに関する要望と海外視察の反響
こんにちは、電動楽器です。久野勝也の「労務の未来」久野先生、よろしくお願いいたします。
お願いします。
さあ、ということで、今日も行きたいと思いますが、最近ですね、久野先生のリスナーの皆様、関心がバラバラでして、
あの、労務もね、すごく興味あるって方もいれば、AIもあれば、全く関係ない関心もあるようでして、
ちょっとそんなこんなで、質問いきたいと思います。
お願いします。
40代の男性の方です。
宇宙産業に関わっているものです。
労務の未来で、GoogleやSpaceXの衛星データ利用、宇宙利用の話が聞けると思っていませんでした。
以前、ブルガリア視察の回でも、ニッチな衛星コンポーネント開発企業の事例をご紹介いただいたことも、記憶に新しいです。
今後も海外遠征での宇宙関連産業に関わるトピックスをご紹介いただけると嬉しいです。
本題ですが、インドの成長が予想される中、中国リスクの関係でもますますインドへの展開の可能性が気になっており、
できましたらもう数回、インドの話を詳しくご紹介いただけると嬉しいです。
今後のますますのご活躍を記念しております。
ということでね、インドレポート延長お願いしますと、いうことになりますね。
あ、それデンマークですよね、この前話でしたね。
そうですね、デンマークやりましたよね。
好評だったとは思わなかったですけど。
いや、海外視察ね、すごい好評で、質問じゃなくお声もやりますけど、あれすごい人気ですよ、みなさん。
そうですか、どっか行かなきゃいけないですね。
忙しいのにね、行かなきゃですが。
さてさて、じゃあ行きたいと思いますけど、なんかありますか、インドで追加ネタといいますか。
インドの企業Zohoの紹介と事業内容
あの、チェン内で、
はい。
ZOHOっていう、聞いたことありますね、ZOHOって。
ZOHOね、ZOHO JAPAN。
東京駅とかでも看板めちゃくちゃあるんですよ。
なんかGoogleのロゴにちょっと似てる会社ですよね、オリンピックの輪っていうか。
そうそうです。
実はインドの会社で。
いやそうそう、それをね、よく考えると、知らなかったなって気がするんですよね。
KUNO先生と付き合っちゃったんで、知ってたんですけど、
ZOHOって知った時って、国内の会社なのかな、アメリカの会社なのかなぐらいにしか思ってませんでしたけど、インドの会社なんですね。
そう、なんか日本っぽいロゴだし、なんとなく日本の会社って思ってる方も多いと思うんですけど。
ですよね。
なんかZOHOの本社見に行ったんですけど、そこの戦略も素晴らしいし、正直将来ZOHOにもっと日本人乗ってった方がいいんじゃないかなっていうのを僕は思ってるんですよ。
ZOHOって改めて言うと、いわゆる中小企業向けのCRM開発会社みたいな、そんな認識であってるんですか?
そうですね。CRM、セールスフォースをもともとターゲットにして、セールスフォースの10分の1ぐらいで中小企業も開いたものを導入できるみたいなところからスタートして。
やっぱそうなんだ。
最近は、要は均等のような領域もやり始めてますし、業務管理ツールですよね。セールスフォースも同じようなところあると思うんですけど。
そういうものとか、あとヒューマンリソース系のところにも今来始めて。
へー。人事。
ZOHO Peopleみたいな名前で、人事系とかもカバーし始めてるんですけど。
ほうほうほうほう。
そういった、とにかく中小企業のプラットフォームみたいな、そういうサーズを作ってるという会社ですね。
Zohoのユニークな経営スタイル:非上場・無借金・自己資本
どこで市場で、インドで活躍中なんですか?
もともとは、やっぱりアメリカのシェアド会社みたいなところから始めスタートしていくじゃないですか、どこも。インドっていうのは。
やっていくうちにどんどん力がついていって、普通に独立して、もともとは独立してるんですけど、初めはアメリカの開発拠点というか、シェアド拠点というか。
分業制で、いろいろシステム開発をお願いしてた会社がですね。
どんどんそれで依頼を受けてるうちに力をつけて、自分たち全部できるようになって、っていうような形の経緯ですね。
へー、なるほど、なるほど。で、一体何がそんなに今回皆さんに共有したい面白さなんですかね?
もともとすごいのが、まず情報が基本的に上場してないんですね。
あ、そうなんだ。
あの規模であって。
オーナー企業?
オーナー企業なんですよ。
へー。
で、しかも借り入れもしないと。完全自己支援プライベートカンパニー。
無借金?
無借金です。
借り入れなし?
なしで。
ちなみにどのくらいやってるんですか?規模で言うと。
規模はね、これ情報の売り上げが。
でもプライベートカンパニーだから意外と思ってて出ないんですかね?
いや、売り上げ出てると思いますけど、こういう時はAIに行きましょう。
ですね。
まあでもやっぱり非常常なんで、財務開示は結構クローズですね。そんな話ですけども。
まあ日本円に換算すると2400億、2500億。
2000億で借り入れなし?自己支援のみ?
で、大体年間20%くらい成長してると。
あ、そんな急成長企業でもあるんですか?
はい。で、1億5000万人、まあユーザー数を超えててみたいな感じです。
ほうほうほう。すごいっすね。
Zohoのグローバル展開と自社開発へのこだわり
すごいんですよ。で、大体売り上げが、僕も社長の講演聞く機会がありまして。
社長の講演聞いたんですか?
そうなんですよ。すごくて。
ほう。
すごいですよね。で、40%くらいがアメリカの市場なんですけど。
へー。
で、今アジアもヨーロッパも伸びてきてて。
うん。
で、アジアで30%、ヨーロッパで23%くらいの、そういう売り上げ構成になってまして。
うんうんうん。
で、日本でも今一生懸命展開はしてるんですけど、東京とかに行くとZOHOのネットワークとかありまして、最近ZOHOの開発やってるシステム会社さんも結構増えましたね。
あ、そうなんですね。
で、何がすごいなと思うのは、ものすごく理念がしっかりしてて。
うんうんうん。
要はね、独立性ってめちゃくちゃ大事だなと思ってて。
で、今ほとんどのSaaS系のツールってやっぱアメリカ、例えばもうアメリカって関係ないよって思ってるかもしれないんですけど、サーバーはAWS使ってるとか。
うんうんうん。
あると思うんですけど、ZOHOその辺も全部自前なんですね。
サーバーも自前なんですか?
そうらしいんですよ。だから要はとにかく他人に依存しないっていうのがスタイルらしくて。
いや、なんかこの時代においてすごいですね。
そうですね。だからカントリーリスク考えた時に、インドと日本と日本とアメリカっていう関係を見た時に、一つは多分多くの会社さんがいろんなリスク考えてやってると思うんですけど、日本のアメリカっていうライン以外のもう一個のデータの流れを持つとすれば、これZOHOしかないんじゃないかなと思ってて。
なるほど。でも本当にそうですよね。今このG2体制の米中に向かっている流れからした時に、アメリカがいつはしごを外すかわからないようなことも考えていかなきゃいけないですもんね。
トヨタから学んだ経営哲学:改善、奉仕、おもてなし、もったいない
そうなんですよ。でまた感動したのがですね、トヨタが好きだと。ずっとトヨタ秘書長の話をしてて、経営幹部の秘書はですね。
で、もともとまずトヨタのですね改善っていう言葉、もうアルファベットで改善って書いてあったんですけど、ZOHOもその改善の文化だっていう風に言ってまして。
だからそのすごく日本的な経営っていうのを大事にしてて。一つその中で現れているのが、トヨタっていうのは基本的に顧客を支配しないっていう風に、トヨタは顧客を支配せずに奉仕するっていうのは、これがトヨタの考え方だとZOHOのメンバーは取ってるんですね。
どういうことかっていうと、要はZOHOっていうのは柔軟な価格設定ができるんですよ。で、めちゃくちゃ安いんですよ。
だいたいCRMとかで1回入れようと思うと、初期導入で20万30万かかって、毎月10万15万が普通だと思うんですけど、4、5000円から始められる。
しかもいろんなものをくっつけていくと高くなるんだけど、そんなに高くならないみたいな感じで、要はそういうような形で柔軟な価格モデルの方がいいよねとか、そういう随所にサービス精神みたいなのが乱れるみたいなところがありまして。
こういうのはトヨタから学んだっていう風に話してまして。
顧客ファーストなところがあるんですね。
そうです。で、あとはおもてなしっていうのも。
おもてなし?
はい。これも社内の文化らしくてですね。
マジですか?
そういうのもやってますし。
おもてなしって何が具体的にあるんですか?
やっぱりカスタマーサクセスみたいな感じで導入するときにめちゃくちゃ親切に導入サポートするっていうカルチャーとか。
でも確かにだからZOHOって日本の会社なのかなと思ってたってそういうことですよね。
そうで、あと顧客の要望を何でも取り入れちゃうから。
ただちょっと僕問題だなと思ってるのは何でもやりすぎなんじゃないかっていうのがちょっと気持ち悪い。
過剰?ちょっと日本人っぽいじゃないですか。
ニーズがあるとアプリがまた増えるんだけど。結局誰も使いこなせないじゃんみたいな。
そういう日本的なアプリ設計だなと思います。
面白い。でもそうかも。ZOHOって日本の会社だと思ってたかもしれないですね。
精神性でそう感じてたのかもね。そうなんですか。
あとはトヨタが持ってる安心とかっていうのがすごい大事にしてるらしいんで。
そうなの?
だから安心して使えるようにものすごいたくさん工夫しろっていうのを社内で言ってるのと。
あとはもったいないっていう文化もあるらしくて。
これはプロタクトに現れてるよりは社員の教育に近いと思うんですけど。
そういったもったいないっていう言葉を社内でも使ってて。
物を大事にするとか。
日本企業じゃないですか。てか日本企業が見習わなきゃいけないような日本企業じゃないですか。
Zohoの将来性と日本企業への示唆
そうなんですよ。だから第一声が学びはアメリカではなく日本っていうふうに社長が言ってました。
非常に面白いですね。
あとはとにかくオールインで全部できるようにするっていうのがZOHOの仕組みなので。
まだまだ日本のプロタクト自体はそんなに強くないので全部いけるかっていうのは分からないんですけど。
これだけの資本使ってますので最終的には会計とか。
人事労務系とかそういったのもオールインワンにやってくる可能性がありまして。
そこにしかもAIも独自なので自社なんですよ。
すごくないですか。AI自社ってこの時代に。
AI自社開発してるんですか。ZOHO AIやってるんですか。
ZOHO AI。ちょっと名前は分からないですけど。
なのでそこも完全に自社なので。
なので日本ってカントリーディスクあると思うんですよね。
なので本当に余裕があるんだったらそういう第二のシステムとしてバックアップでそこ持つっていう選択も生まれてくるし。
あえてそっちで構築してみるとかっていうのは大事だし。
あと一番すごいなと思うのは自社でインフラを持つ意味っていうのは何かっていうとコストですね。
どういうことかっていうとインドってもちろん物価もまだまだ日本よりも安いし。
アメリカとかだとどんどん物価が上がってるのでそれに応じてシステムコストもめちゃめちゃ上げられてると思うんですけど。
人件費は上がっちゃいますからね。
でも全部インフラ自分たちで持ってやってるので価格コントロールは自分たちでできるっていうのと
基本的な戦略としては他がどんどん値上げしようが
もう当面ここ何十年間値上げしないっていうのが自分たちの戦略だって言ってます。
このご時世に値上げしないって宣言してるんですか?
そうなんですよ。どうやってやってるかわかんないんですけど。
バケモンみたいな会社で。
Zohoの戦略と日本企業が見習うべき精神性
本社に行ってきたんですか?
本社に行ってきまして。
でも情報は僕は今すぐ使えるとは思わなかったんですけど
でも絶対企業の人事担当経理担当経営者の方は抑えておいた方がいいかなと思ってて。
どっかでは情報に乗っからざるを得ないような世界も来るかもしれないなと思ってます。
いやでも今回このイランホルムズ海峡問題とかでね
もうちょっと依存してることがどれほど問題かっていうことがかなり浮き彫りになったタイミングで
情報はそれを見据えたかのような真逆の戦略で完全に資本も含めて
開発拠点もそうだし実際のインフラ機能とかも全部自社開発でやって
独自路線走って戦っていってるんですね。
そしてその精神にあるものが改善だったり表出しだったりっていう日本の精神みたいな
ちょっと待ってくださいよって感じですね。
ほんとに広告費とかも全然使ってないって言ってて
基本的に顧客の紹介とかでそんなお金があるんだったら
お客さんのために使えっていう感じで。
他よりも全然。
最近でも認知を上げるためには東京駅とかには最近とか
結構看板とか出てると思いますけど
多分みんな何の会社か分かってないんじゃないかと思うので
Zohoの活用と今後の展望
今日ポードキャスト聞いてくれてるメンバーは
一回情報をネットで検索してもらって
是非情報とかも安く使えるので
やはり将来のために触れておくっていうのは大事かなと思います。
軽く導入してみていじってみるっていうところ大事かもしれませんね。
そうですね。本気で付き合えばですね
開発案動の人はどんどんどんどん使いやすくしてくれるので
うちもいろいろ試してて情報CRMっていうのを使ってまして
早速使ってるんですね。
情報キャンペーンっていうのでメールマガを打ってですね。
あのメールマガはそういうことだったんですね。
情報から打ってたんですね。
言いづらいけど見てもらうと
マーケティングオートメーションツールなので
そこをクリックすると何点みたいな点数がついて
お客様のスコアがされてるみたいな感じなんです。
なるほどなるほど。
という裏事情も含めてお話いただきましたが
インド情報
この間の回ではアメリカ、グーグルが1万人雇用するような
巨大な思いを立ててね
インドに進出してくるという話がありましたけれども
じゃあインドではグーグルと情報が人材獲得競争
凄まじいことになりそうですね。
そうなんですよ。
インド工科大学とかめちゃくちゃ頭いい人たちが
情報に入るかグーグルに入るかみたいな
そういう話ですよね。
ということですね。
エンディングとリスナーへの呼びかけ
ということで
確かにインド話面白いなこれ。
もしまた次他にありましたら
ぜひいただけたらと思いますし
あの延長戦欲しいという方は
ぜひ皆様一言いただけたら
くの先生話してくださると思いますので
ということで終わりたいと思います。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の番組はいかがでしたか。
この番組では
くのまさやの質問を受け付けております。
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質問フォームにご入力ください。
たくさんのご質問お待ちしております。
16:04

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